アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

みちのく山旅 5. 早池峰山 2010年9月25日

2014-08-13 16:24:27 | 東北地方の山旅
早池峰山登山口の駐車場「河原坊」には午後8時頃つきました。

道の駅「早池峰」へ立ち寄った時に、建物内部で食事中のご夫婦がいて、話

をすると そのご夫婦は昨晩、私と同じ岩手山駐車場に泊り、今日同じ

岩手山に登ってきたそうです。どこかですれ違っているはずです。

明日は 早池峰に登る計画で、今夜は道の駅に泊るそうです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

登山地図です。ピンクのラインが今回歩いたコースです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

夜明けの河原坊駐車場です。昨夜は三陸沖の台風のため(後で知りました)
凄い強風で、車が大きく揺さぶられ、何べんも目が覚めました。
夜が明けても、強風は収まらず、何台かの車が下山していきます。
早朝から登ってきた車も、暫く様子を見た後、下山する車が多いようです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私は、雨具を着込み出発しました。今日が最後の登山予定なので、様子を
見るながら行ける所まで行くつもりです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

河原坊登山道は、渓流沿いで、何回か渡渉を繰り返します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

道標があり、1番がスタート、100番が山頂だそうです。
途中追い越した、ボランティア監視員の方に聞きました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

登るに従い 次第に風雨が強くなり雲も流れてきて、周りの景色が
見えなくなり、ひたすら急斜面を登るのみです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

標識がみえますが、今どのへんか良く分かりません。尾根に近づくにつれて
風と雨がますます強くなります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「打石」の標識が見えます。ここで暫くうずくまり様子を見ることにしました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

風と雨は一向に弱まる気配も無く、ここで断念して引き返すことにしました。
ちょうど76番の標識が見えます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

下りは急斜面で濡れて滑りやすく、大変危険ですが、ゆっくりと時間をかけて
少しずつ下りました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

かなり下りて、35番あたりで下から登ってきたグループ(6名くらいの熟年

男女)が上の様子を聞いてきたので、下りてきたいきさつを話すと、

どうするのか会議を始めていました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

下山して道の駅「東和」の温泉に入り、出てきたら、そのグループの方も

登山を断念して温泉に入りに来られていました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

長かった「ぶらり気ままな山の旅」を無事に終え、いよいよ河内の国へ
帰国します。

高速道路「東和」インターから入り、東北道をひた走り、川口から首都高速
に突っ込み、東名高速に抜けて、海老名SAの次のPAで 泊り、あくる日の
お昼ごろに河内長野に着きました。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みちのく山旅 3. 八幡平 2010年9月23日

2014-08-06 15:39:10 | 東北地方の山旅
少し古い山旅のリメイクです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
青森県岩木山から、岩手県の岩手山への移動途中に立ち寄った八幡平

(はちまんたい)も土砂降りの雨でした。

北海道からみちのくへ渡ってから(実際は私が北海道に居る時からずっと)

みちのくはあちこちで、集中豪雨の荒れ模様です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回歩いたコースがブルーのラインです。
登山口のまん前の大きな駐車場は、なんと有料です。この小さなパンフも
なんと有料で100円取られました。
登山口から 歩いて5分程の少し離れた場所の広い駐車場は無料でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

八幡平は、山と言うよりはなだらかな高原で、遊歩道が整備された観光
スポットです。歩き始めて5分ほどで、「山頂展望台」に到着しました。
あいにくの雨と雲で 周りは何も見えません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

せっかくなので、少し散歩することにしました。湿地帯なのであちこちに
沼があり、これは「鏡沼」というそうです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一番大きな沼 「八幡沼」の左に小屋が見えます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「陵雲荘」と書いてある中に入ると、無人ながらストーブが燃えていました。
降りしきる雨で冷えた体に、とてもありがたく暫く当たらせてもらいました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

湿地帯の中の木道を歩いていきます。まわりは少し紅葉が始まっています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

40分ほど歩くと、「黒谷地」という湿地帯に来ました。「谷地」は湿地とか
沼地という意味です。紅葉がきれいでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

黒谷地には小川も流れていました。雨も小降りになり、周りも見渡せる
様になりました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

沼どうしは、水路でつながっているようです。水草も紅葉しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

帰路に立ち寄った「源太森」(小ピークの名前)では、雨も止み、雲も時々切れ
て、昨日登った 岩木山も見えました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

雲が途切れると、周りの沼地の様子や 針葉樹林帯の様子も良く見えました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

結局雨の中、3時間ほど散歩しました。着替えてすぐに、次の岩手山へ

向かいました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みちのく山旅 2. 岩木山 2010年9月22日

2014-08-04 08:44:49 | 東北地方の山旅

少し古い山旅の記録のリメイクです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
岩木山へは、大部分の人がお手軽で、簡単な登山をするようです。

言ってみれば「そんなにしてまで、山に登るなよ」と言いたくなるような

「いんちき登山」が主流のようです。つまり

大部分の方は、路線バス、またはマイカーで「津軽岩木スカイライン」を利用

して一気に8合目まで上ります。さらに「ペアリフト」で9合目まで行きます。

歩くのは30分ないし40分で山頂です。岩木山山頂でお話した地元の方も

「ここら辺の人は、みなそうしてますよ。スカイラインもリフトも結構お金

かかるし、その分楽できていいですよ。」と話がかみ合いません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

岩木山神社の大鳥居の正面に「岩木山」の端正な姿が拝めます。

手を合わせていると、地元のご老人が通りかかられたので、

登山ルートのお話を聞きました。すると詳しく説明してくださり、


1.神社の鳥居を潜り、そのまま歩いて山頂へ参拝するのが正式である。

2.そのコースの途中に(ここから50分ほど歩くと)スキー場があり、そこに

 車を止めて登る人が 最近では多い。

3.ここから少し向うの「嶽温泉(だけおんせん)」に泊り、そこから歩いて

 山頂まで登る人も最近では多い

以上のように教えていただきました。 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

私はスキー場まで車で行き、そこから歩くつもりでしたが、スキー場の中で

道が不鮮明で標識もなく、予定を変更し「嶽温泉」へ行きそこで地元の方に

登山口をお聞きして登りました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

岩木山神社から約1時間登ったあたりの、スキー場で道が不鮮明になり、
標識もないので、嶽温泉に回り、底から登りました。
ピンクのラインが登ったコースです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

津軽はりんごの産地。あちこちにりんご畑があり、真っ赤なりんごが
たくさん実をつけていました。道端で無人のりんご販売所があり、100円で
5個入ったのを買い求め、おやつに皮のまま食べましたが、とても美味でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

岩木山神社おおとり意です。正面に見える山がご神体の岩木山(1625m)
です。昔の人は皆ここで拝んでから登ったそうです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

嶽温泉のはずれに、鳥居が立っていました。ここが嶽温泉コース登山口
です。昨日の豪雨のせいで、道はまだ小川状態ですが、時折雲の間から
青空が覗くので 登り始めました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

40分ほど登ると、道の水はかなり少なくなり、歩きやすくなりました。
周りはブナの原生林でとてもきれいです。
(※ちなみに「熊に注意」の看板がありましたので、鈴を3つぶら下げています)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

7合目を過ぎるとやっと、山頂らしきピークが見えてきました。
※後で分かるのですが、あのピークは外輪山の一角で山頂ではありませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

8合目に着くと目の前に、リフトの支柱があり、ガラガラと大きな音で歯車が
回っていました。左手は大きな駐車場で、ちょうど路線バスが着いたところ
でした。なんかがっくりして、しばし呆然と立ち尽くしました。
嶽温泉からちょうど2時間でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

リフトに乗らず9合目まで歩いて登りました。約40分かかります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スニーカーを履いた、おっちゃん、おばちゃんがゾロゾロ降りてきます。
なんか雰囲気悪いなあ。これが百名山なのかと、がっくり来ました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それでもなんとか気を取り直して、最後の登りをがんばると山頂です。
出発してちょうど3時間でした。(案内書でも3時間10分と書かれています)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山頂には「岩木神社奥の宮」があります。家内安全のお願いをしましたが
苦労して登ってきたので、聞いてくださるでしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

きれいな「山頂避難小屋」もあります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

下北半島です。大間あたりは雲に隠れていますが、時折雲の切れ間に
先端らしきものがちらっと見えます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

左側は津軽半島です。これも時折竜飛崎あたりなのか、とおくがチラッと見えます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山頂に赤毛の女の子(染めているのかも)がいて、話しかけてきたので聞くと
カナダ人の女性で、鳥居を潜って登ってきたといっていました。時間は3時間
と30分かかったといっていました。

大部分の日本人の中年族は、車とリフト
を使って楽して登ってくるのに、なんと 天晴れな外人女性じゃ。
しかし彼女は帰路は、リフトとバスを使うと言ったので、山頂で別れました。
弘前市へ帰るということでした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

下山して 「道の駅いかりがせき」で入浴の後、「道の駅カズノ(鹿角)」にて宿泊。きれいな道の駅でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みちのく山旅 1.八甲田山 2010年9月20日、21日

2014-08-02 21:58:15 | 東北地方の山旅
少し古い山旅のリメイクです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
函館から大間への津軽海峡フェリーは16.000円、一方函館から青森への
青函フェリーは17.500円ですが、上陸してからの走行距離と時間を考えて
青森行きにしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

青森上陸後、道の駅浅虫温泉へ行き宿泊。ラジオの天気予報では青森県に
大雨警報が発令されたとの事。
浅虫温泉駐車場では、一晩中雨が降り続いていました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あくる日に移動して、八甲田山登山口の「酸ヶ湯温泉(すがゆ)」に到着。
雨はますます激しく降り出しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

登山地図です。ピンクのラインが結局歩いたコースです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

酸ヶ湯温泉から八甲田大岳への道は、既に川となり、登山靴ではどうにも
なりません。写真は仙人岱への登山口です。
長靴、もしくは渓流渡渉靴が必要なくらいですが、両方とも持っていません。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そこで、毛無し岱への登山口へ回っても、よりひどい状態です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

登山靴でも歩けないことはないのですが、歩いて楽しいとはとても思えず
やむなく、ロープウエーで田茂ヤチ岳へ登り、そこから大岳へ縦走することにしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

田茂ヤチ岳遊歩道も、ご覧のように沼と川状態でした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

それでも我慢して暫く登り続けました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

沼も激しい雨で霞んでいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

やがて行く手に、祠が見えました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

赤倉岳山頂でした(1548m)。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さらに井戸岳へ向かいますが、ますます強くなる風雨と、川の道にげんなりし
歩く気力を次第になくし、そこで引き返すことにしました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

帰路の途中、思い直して、宮様コースから、毛無し岱へ行ってみようと思い
宮様コースを歩き出したのですが、ここも道の状態は同じ、川でした。
40分くらい歩いたのですが、ついにあきらめて引き返しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ロープウエーの山頂駅に張ってあった「田茂ヤチ岳案内図」です。
そのうち機会があれば、八甲田山に再挑戦しようと思いながら、下山し、
直ちに岩木山へ向かいました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
途中で、弘前市手前の黒石市にある黒石温泉「鶴の名湯温泉」に入り、
冷えた体を温めたのですが、きれいな建物なのに、200円で入れ、びっくりし
ました。、何故こんなに安いのか お湯に浸かりながら近くの方に聞くと
「近くの住民が、組合を作り温泉の管理をしているから、安い」のだそうです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
途中の郷土料理屋さんで、夕食を済ませて 岩木高原のきれいな駐車場
にて宿泊。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
岩木山へ続く
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする