アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

大台ケ原川上辻から歩いて大台辻で熊モンに出会う  その2 2013年6月14日

2013-06-19 19:13:08 | 初夏の山歩き
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大台辻で熊モンに出会う その1の続き
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所々には、石垣を積んだ立派な道も残っている。

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広い「大台辻」に到着。地図には「キャンプ適地」と書いてある。

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前回歩いて登ろうとして、斜面崩壊の為に途中で引き返した「筏場道」は

通行止めのロープが張ってあった。左下へ降りる道である。

あれだけ大規模に山道が崩れたので、当分通行止めだろう。

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先へ進むと、巨木の森が続き、しかもアップダウンがきつくなる。

踏み後は ますます不鮮明になり、ピークをいくつも超える。

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奥駈道と思われる高い山が時々見える。右手の高い山が

山上ヶ岳かも。

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道は不鮮明になる一方なので手作りの標識が所々にあり、大変助かる。

先人たちの付けたテープを探し、私も帰路のため 紐を結ぶ。

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しかし標識があっても、どちらへ進むのか不明な場所もある。

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テープを探しながら歩く。

時々GPSを見て道を外れていないことを確認。

特に90度、直角に曲がるところが 危ない。

そのまままっすぐ進んででしまうからだ。

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踏み跡は、人間なのか獣なのか よく分からない。

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あのピークを 添谷の頭(1250m)と勘違いして引き返した。

手元のGPSでは標高(1298m)と出ていた。

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大台辻から 筏場道を少し下り、前回の引き返しポイントを見に行く。

しかし途中で 雲が流れてきて雨が降りそうなので、引き返した。

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金明水の近くで真新しい熊モンのウンチ発見。往路には無かったものだ。

緊張して歩く。

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曲がり角を曲がったとたん、大きくて真っ黒な熊モンが15メートルくらい先

を走り去っていった。後ろ足の裏の大きなベージュ色の肉球を見せて。

しばらく呆然と立ち尽くす。

それからは大きな声で「おーい、ちょっと通してくれるかなあ」

「少しだけおじゃましますけん」といいながら歩いた。

スタート時点から リュックに熊避けのベルを二つぶら下げて、両手のストック

にも それぞれ大きな鈴を ぶら下げて、うるさいくらいにヂャラヂャラ

チャリン、チャリン鳴らせて歩いていたのに。

でもそれだから逃げてくれたのかもしれない。

※とっさのことで写真を写す時間がなかった。

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やっと無事にスタート地点に帰ってきた。ここらあたりの熊笹地帯も

熊モンが居そうな危ない地域なので、大声を出しながら歩く。

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実際に歩いた記録。勘違いした添谷頭はまだまだ先だった。

(GPSには場所の名前表示は出てこない)

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標高1500m付近から下り、標高1200m付近まで降りて、また登り返した。

歩行距離は約12キロ、歩行時間は約6時間だった。

部分的に崩れたり、倒木が多い場所がかなりあったので時間がかかった。

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