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京都双ヶ丘と言う地名は、もとこの建物が平安京右大臣
清原夏野の別荘として建てられ彼の死後「双ヶ丘寺」
と称されたことによる。
また歌聖西行が思いを寄せたと言われる美貌の麗人 待賢門院彰子
(鳥羽天皇の中宮)が晩年を過ごした寺として有名で、
彼女はこの寺の裏の五位山で眠る。墓はもちろん宮内庁の管理で
中へは入れない。
待賢門院がなくなられた後、西行は
「紅葉みて 君が袂や しぐるらむ
昔の秋の 色をしたひて」と詠んだとされる。
※ ちなみに西行さん終焉の地は大阪府河南町弘川寺です。
河南町も紅葉と桜の見事な寺で、このページの最後に
弘川寺の紅葉の写真をつけます。
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法金剛院入り口にも大きなモミジがある。
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山門を潜り、通路を行く。鉢植えの嵯峨菊が満開だ。
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鐘楼の向こうにも紅葉が。
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白、赤、黄色の嵯峨菊が満開で、訪れた人を楽しませてくれる。
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池の周りにもモミジがたくさんある。
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この池は夏には 水面が見えないほどの蓮の花が咲き乱れる。
しかし今は とてもそんな風景を想像できない。
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このモミジの右は大きな枝垂桜だ。
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境内のモミジ。
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苔の上のモミジもきれいだ。
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※参考までに西行が眠る大阪府 河南町弘川寺の紅葉です。
麓まで 韓紅に 見ゆるかな
さかりしぐるる 葛城の峰 西行
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次は妙心寺へ
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