アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

世界文化遺産を歩いてまたしても熊モンに会う 2013年6月25日 その1

2013-06-30 21:54:30 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
前鬼から深仙宿往復 その1 2013年6月25日

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久しぶりに奥駈を歩いて見ようと 前鬼御坊へ向かった。




ピンクのラインが往復したコース。

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国道169号線から分岐して前鬼林道へ入る。

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不動七重の滝は、最近の雨続きで 轟音を立てている。

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林道ゲート到着。ここからは道路を歩いて行く。

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林道を約50分歩くと、宿坊近くに畑の跡が出てくる。

石垣をきれいに積んだ もと畑だ。

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前鬼宿坊の由緒書き。林道はここまで。

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小仲坊(おなかぼう)到着。

もと5軒あり、1300年も続いた宿坊も 今は1軒のみだ。

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内部は広い。素泊まりは4千円だ。普段は無人だが

週末には御主人の 61代目当主である五鬼助義之さん夫妻が滞在し

小仲坊を守っています。

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左が行者堂、右が五鬼助さん宅。

行者堂にお参りして 出発。

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登山道の最初は、とても雰囲気がある。

道の両側に 小さな祠が置いてある。

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今はない、残り4軒の宿坊跡の説明看板を見ながら歩く。

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谷を二回渡る。増水時には 渡るのが困難な時もあるそうだ。

※そんな時は 尾根道もあるようだが、まだ歩いたことは無い。

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所々に標識があるが、後は目印のテープを探して歩く。

あまり鮮明な道では無いが、なんとなく道は分かる。

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やがて木製の階段が始まる。これがまた長くつらいのぼりだ。

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延々と続く階段。しかも苔むしてツルツル滑るから気を抜けない。

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二子岩到着。ここも奥駈の行場の一つで 第33番靡きだ。

少し休憩する。

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数年前の大洪水で流された階段が転がっている。

津サリが取り付けられているから(新宮やまびこぐるーぷ さん

ありがとうございます) 安全に進める。

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熊笹地帯に来ると 奥駈は近い。もうすぐ奥駈道だ。

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太古の辻到着。宿坊から2時間半かかった。

小雨が降りだして、かなり寒いので雨具装着。

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「新宮やまびこぐるーぷ」さんのお知らせ看板によると、「持経の宿」から

「池原集落」の間は 土砂崩れのため 来年3月まで歩行不可だそうだ。


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太古の辻付近一帯には、「小茄子こなすび」が一面に咲いて 草むらが

黄色くなっていた。

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世界文化遺産の奥駈道を進む。何時歩いてもこのあたりの道は

はきれいで清清しい。

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その2へ続く
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古代出雲王朝ゆかりの地を訪ねて 厳島神社神社

2013-06-28 23:36:28 | 歴史遺産を訪ね歩く
宗像三姉妹を祀る安芸の宮島厳島神社
以前訪れた広島県廿日市市宮島の「厳島神社」を再編集してみた。

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安芸の宮島を尋ねたのは、2009年11月21日で 「紅葉を尋ねる旅」だった。

神社の由来、縁起を読み 大変驚いたのを今でもはっきりと覚えている。

「この神社の主祭神は スサノオの三人娘の田心姫(たごりひめ)、

市杵島姫(いちきしまひめ)、多岐津姫(たぎつひめ)である。」

と書かれていたからである。

記紀にスサノオと書かれた 秦国人の徐福に 三人娘がいたなんて

今まで聞いたことがないからである。その後ずーっと心に引っかかっていた。

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この三人の姫方は 宗像三姉妹として有名な姫君たちである。

それがよりによって スサノオの娘だなんて。

記紀の出鱈目ぶりにも 程がある。


後で述べるが、この三姉妹は 古代出雲王朝ゆかりの方々なのである。


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フェリーが宮島に近づくと、大きな鳥居が海の中に見える。

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海から眺めた 厳島神社

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宮島には 鹿もいて、神の使いとされている。

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海に浮かぶ神社

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神社の本殿

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海に突き出した回廊が続く。

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この日はたまたま 「七五三のお祓い」も行われていた。

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朱塗りの部分だけではなく、渋い色の建屋もある。

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海上ステージのように張り出した回廊を沢山の観光客が行き来する。

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太鼓橋も海に架かっている。

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神社の全景。

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回廊から建屋の隙間に鳥居も見える。

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この日は夕方に 引き潮が来て、沢山の人が裸足で海の中を歩いていた。

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※ 「紅葉尋ねて 2009年」はここから入れます。

http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/momiji2009/

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  「三柱の姫君とは」

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古代出雲王朝第六代主王(役職名は大名持おおなもち)の臣津野

(おみつぬ)には 二人の皇子がいた。

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一人は「佐和気」

    この方から西出雲王家の神門臣家(かんどおみけ)が始まる。

もう一人が「吾田片隅(あたかたす)」

    この方が九州に移住して宗像家を造った。

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吾田片隅には三人の姫がいて 「田心姫(たごりひめ)」、「市杵島姫

(いちきしまひめ)」、そして「多岐津姫(たぎつひめ)」である。

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田心姫は出雲王家第七代主王の「天の冬衣」に嫁がれて、皇子の

「八重波津身(やえはつみ)ー後の第八代副王(役職名は少彦)となる方で

記紀では 言代主と書かれた」と 姫の「高照姫」を生まれた。

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秦の始皇帝の命で 和国に不老不死の薬を求めてやってきた秦国人の

徐福は記紀ではスサノオと書かれた。彼は石見(島根県西部)の五十猛

海岸に上陸して、「火明(ほあかり)」と名乗る。

そして出雲王家の「高照姫」と結婚し 長男「五十猛」(いそたけ)をもうける。

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そして一度 秦国へ帰国した徐福は、秦の始皇帝から追加の資金と多数の

技術者、青年男女(海童と呼ばれる)をもらい、今度は筑後平野に上陸し

饒速日(にぎはやひ)」と名乗る。

そして市杵島姫と結婚し、穂穂出見(ほほでみ)をもうけ、穂穂出見が

九州物部家を起こすのである。


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多岐津姫は 出雲王家第八代主王の八千矛(記紀では大国主と書かれた)

に嫁ぎ、皇子の「味鋤高彦」を生まれた。

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つまり徐福(スサノオ)は、宗像三姉妹のうち、長女の田心姫の生んだ

高照姫と結婚して 長男の五十猛をもうけ、次女の市杵島姫と結婚し

次男の 穂穂出見をもうけるのである。

しかも 長男の五十猛は 多岐津姫の孫の大屋姫と結婚し「高倉下

(たかくらじ)」をつくるのだから、徐福は宗像三姉妹のお三方とも

関係するのである。


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ということで、宗像三姉妹は 徐福(スサノオ)の娘では決してないのである。

つまり厳島神社の主祭神の三柱の女神は、いずれも出雲王朝第六代

大名持(主王)の孫娘なのである。

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市杵島姫は二度目の来日した 徐福(饒速日にぎはやひー記紀では

スサノオ)に嫁ぎ、生んだ穂穂出見が物部家を創り、その後の大和政権

の元となったのである。市杵島姫(いちきしま)から いつくしま(厳島)の

名前が出来たという。

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物部イニエ大王と豊王国豊玉姫トヨタマヒメ(ヒミコ)の連合王国軍は

イニエ大王亡き後、246年に 第二次 物部東征を開始した。

その途中 安芸の埃の宮(えのみや)で病没した豊玉姫(ヒミコ)の遺体は

宮島に仮安置され、その後宇佐神宮二ノ御殿に祀られたという。

東征は イニエ大王の長男 イクメ王が指揮をとり、河内に上陸後

生駒山での戦闘膠着の後、イクメ王は大和入りし、大和の大王となった。

イクメ王が長期間とどまった山中を「イコマ(イクメ)山」と呼ばれる

ようになったとか。  

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※ 以上は斎木雲州著 「古事記の編集室」、「出雲と大和のあけぼの」、「出雲と  蘇我王国」、「お伽話とそのモデル」 いずれも 大元出版  による。

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古代出雲王朝ゆかりの地を訪ねて 大神山神社

2013-06-26 16:19:32 | 歴史遺産を訪ね歩く
大己貴命(おほなむちのみこと)大国主を祀る大神山神社
新緑の大山に登った後、大神山神社にお参りした。

大山は、その昔大神山(おおかみやま)と呼ばれ、古代出雲王朝時代には

その信仰対象の「クナト大神」の住まわる山ー神名火山(出雲国風土記では

こういう表記だが一般的には神奈 備山)として、崇められて来た。

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紀元前2世紀末に秦国から不老不死の薬を求めてやってきた徐福(記紀では

スサノオと書かれた)一味に 誘い出されて 出雲の猪目洞窟に幽閉され

殺された古代出雲王朝第八代主王(大名持オオナモチ)八千矛はその祟りを

恐れられて 出雲や大和山城地方のあちこちで祀られた。

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八千矛は記紀では「大国主の命」と書かれたが、古代出雲王朝の主王は

役職名として 「大名持おおなもち」であるが、転記間違いなどで「大己貴命」

とか、「大穴持」とか書かれた。

一方同時期に米子市の粟島洞窟に幽閉されて殺された副王(役職名は少彦

もしくは少名彦)の八重波津身は記紀では言代主と書かれた。

大国主が俗に言う「大黒さん」で 言代主が 「恵比寿さん」である。

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以上は 斎木雲州著 「出雲と大和のあけぼの」、「出雲と大和のあけぼの」、
    「出雲と蘇我王国」、「お伽話とそのモデル」いずれも大元出版 による。

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徐福の子孫の 物部家が九州から大和に入り 先に政権を打ち立てていた

同じく徐福の出雲の子孫 海部家を打ち倒して 大和政権を打ち立てた頃

から 大国主が大和のあちこちで祀られたのではないだろうか。

大山に居ます神が クナト大神から大国主に変ったのもこの頃では

ないだろうか。

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神社参道入り口の鳥居、ここで参道が右の大山寺参道と分岐する。

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参道に敷き詰められた石。

この道は「日本一長い自然石の道」と説明書きがある。

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参道の途中にも何箇所か(二箇所と記憶する)鳥居がある。

新緑の匂いにむせながら ゆっくりと参道を歩く。

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神門に到着。この手前に手水がある。

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石段を登っていくと、神社本殿がある。

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この神社はお参りの人が絶えない。

真冬でも必ず何人かお参りの人に出会う。

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神社の由来書。

古代伊豆も王朝の大王を御祭りしているので、御神徳は全てに渡る。

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同じく大国主を主祭神としている 「出雲大社」より当然こちらの方が古い。

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笹百合満開の岩湧山頂 6月18日

2013-06-23 23:51:25 | 初夏の山歩き
笹百合満開の岩湧山頂 6月18日
久しぶりに岩湧の森を歩いた。今年はすでに入梅しているが、雨らしい雨も

降っていない。まさに空梅雨だ。

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行者の道の「名も無い滝」はチョロチョロ水だ。

いつもはもっと水音もしているのに。

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いにしえの道の「行者の滝」はチョロチョロで滝の姿をしていない。

それでも二日前にちょっと降ったのでまだ水は少し流れている。

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山道のあちこちに咲いている「山紫陽花」を眺めながら歩いていく。

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山頂まで来ると、笹百合のオンパレードだ。

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よく見ると、あちこちに切られた笹百合の茎がある。

毎年 心無い輩が多い。

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それでもかなりの笹百合が 咲いている。

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「笹百合おじさんと二人で 笹百合の球根を植えて回ったところにも

笹百合は花を咲かせていて 安心した。

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笹百合の写真を撮っていたら なにやら恐ろしげな虫が。

シロヒゲ昆虫博士に聞いてみよう。

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そのほか山道に咲いていた花花。

これは「水田平子」(みずたびらこ)

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うつぼ草

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蛍袋

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岡虎の尾

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塔花(とうばな)

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立浪草の群落

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無葉蘭は 葉のない欄で光合成をしない植物らしい。

地中から直接養分を吸い上げるらしい。

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上の二枚の写真は無葉蘭の蕾の写真。

こんなのが斜面に生えていても、枯れ枝にしか見えませんよねえ。

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大台ケ原川上辻から歩いて大台辻で熊モンに出会う  その2 2013年6月14日

2013-06-19 19:13:08 | 初夏の山歩き
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大台辻で熊モンに出会う その1の続き
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所々には、石垣を積んだ立派な道も残っている。

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広い「大台辻」に到着。地図には「キャンプ適地」と書いてある。

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前回歩いて登ろうとして、斜面崩壊の為に途中で引き返した「筏場道」は

通行止めのロープが張ってあった。左下へ降りる道である。

あれだけ大規模に山道が崩れたので、当分通行止めだろう。

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先へ進むと、巨木の森が続き、しかもアップダウンがきつくなる。

踏み後は ますます不鮮明になり、ピークをいくつも超える。

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奥駈道と思われる高い山が時々見える。右手の高い山が

山上ヶ岳かも。

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道は不鮮明になる一方なので手作りの標識が所々にあり、大変助かる。

先人たちの付けたテープを探し、私も帰路のため 紐を結ぶ。

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しかし標識があっても、どちらへ進むのか不明な場所もある。

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テープを探しながら歩く。

時々GPSを見て道を外れていないことを確認。

特に90度、直角に曲がるところが 危ない。

そのまままっすぐ進んででしまうからだ。

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踏み跡は、人間なのか獣なのか よく分からない。

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あのピークを 添谷の頭(1250m)と勘違いして引き返した。

手元のGPSでは標高(1298m)と出ていた。

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大台辻から 筏場道を少し下り、前回の引き返しポイントを見に行く。

しかし途中で 雲が流れてきて雨が降りそうなので、引き返した。

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金明水の近くで真新しい熊モンのウンチ発見。往路には無かったものだ。

緊張して歩く。

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曲がり角を曲がったとたん、大きくて真っ黒な熊モンが15メートルくらい先

を走り去っていった。後ろ足の裏の大きなベージュ色の肉球を見せて。

しばらく呆然と立ち尽くす。

それからは大きな声で「おーい、ちょっと通してくれるかなあ」

「少しだけおじゃましますけん」といいながら歩いた。

スタート時点から リュックに熊避けのベルを二つぶら下げて、両手のストック

にも それぞれ大きな鈴を ぶら下げて、うるさいくらいにヂャラヂャラ

チャリン、チャリン鳴らせて歩いていたのに。

でもそれだから逃げてくれたのかもしれない。

※とっさのことで写真を写す時間がなかった。

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やっと無事にスタート地点に帰ってきた。ここらあたりの熊笹地帯も

熊モンが居そうな危ない地域なので、大声を出しながら歩く。

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実際に歩いた記録。勘違いした添谷頭はまだまだ先だった。

(GPSには場所の名前表示は出てこない)

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標高1500m付近から下り、標高1200m付近まで降りて、また登り返した。

歩行距離は約12キロ、歩行時間は約6時間だった。

部分的に崩れたり、倒木が多い場所がかなりあったので時間がかかった。

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笹百合満開の岩湧山頂 2013年6月18日

2013-06-19 10:11:17 | 岩湧の森を歩く

久しぶりに岩湧の森を歩いた。今年はすでに入梅しているが、雨らしい雨も

降っていない。まさに空梅雨だ。

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130

行者の道の「名も無い滝」はチョロチョロ水だ。

いつもはもっと水音もしているのに。

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273

いにしえの道の「行者の滝」はチョロチョロで滝の姿をしていない。

それでも二日前にちょっと降ったのでまだ水は少し流れている。

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340

山道のあちこちに咲いている「山紫陽花」を眺めながら歩いていく。

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11054

山頂まで来ると、笹百合のオンパレードだ。

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1252

1347

よく見ると、あちこちに切られた笹百合の茎がある。

毎年 心無い輩が多い。

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1442

1539

それでもかなりの笹百合が 咲いている。

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1779

「笹百合おじさんと二人で 笹百合の球根を植えて回ったところにも

笹百合は花を咲かせていて 安心した。

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1960

笹百合の写真を撮っていたら なにやら恐ろしげな虫が。

シロヒゲ昆虫博士に聞いてみよう。

※「ブドウドクガの幼虫だと思います。」という答えを頂きました。

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217

そのほか山道に咲いていた花花。

これは「水田平子」(みずたびらこ)

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2293

うつぼ草

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2338

蛍袋

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2484

岡虎の尾

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2661

塔花(とうばな)

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2778

立浪草の群落

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2958

無葉蘭は 葉のない欄で光合成をしない植物らしい。

地中から直接養分を吸い上げるらしい。

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3015

3103

上の二枚の写真は無葉蘭の蕾の写真。

こんなのが斜面に生えていても、枯れ枝にしか見えませんよねえ。

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大台ケ原川上辻から歩いて大台辻で熊モンに出会う  その1 2013年6月14日

2013-06-18 00:20:20 | 初夏の山歩き
大台ケ原川上辻から歩き出し大台辻で熊モンに出会う 2013年6月14日
台高山脈縦走路の終点近く、川上辻から大台辻へ向かって歩いた。

添谷の頭(1250m)まで行ったつもりで、引き返す帰路に 金明水付近で

熊モンに出会った。真っ黒で大きく、走り去る時後ろ足の肉球がはっきり

見えた。

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スタートアンドゴールの川上辻。

手前の道路は「大台ケ原道路」で右へ3キロほど行くと山頂駐車場だ。

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いきなり「通行止め」の看板。

しかし先日岩湧山でお話した女性は「大台辻まで普通に歩けました」

とおっしゃってたので、そのまま進む。

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石垣を積んだきれいな道。

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橋も架かっている道。

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きれいに整備された 新緑の道を軽快に進む。

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鹿避けネットと立派な道路標識もある。

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左手には「鹿避けネット」が延々と続く。

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石垣を積んだ入り隅には、湧き水もある。

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突然鋼鉄製の吊り橋が見えた。

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名前は書いてないが、地図には「安心橋」と書いてある。

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やがて所々で 大きく崩れた場所が出てきた。

しかしそんなところには、ロープやザイルがフィックスしてあり、

安全に通れるから、ありがたい。

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岩の穴から水がどんどん湧いている。金明水と書いてあり、地図にも

その名前が表示してある。

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やがて道は不明瞭になる。このあたりの景色と雰囲気は この台高縦走路の

「明神岳」から「池木屋山」の間にとても景色が似ていて、前後左右が分かり

にくくて とても迷いやすい場所だ。

赤のビニール紐をぶら下げながら進む。先人たちもビニールテープ

などを要所要所に付けてくれていて、非常に助かる。

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倒木だらけの場所もあるが、先人のビニールテープを探して進む。

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しっかりした標識に出会うと、道をそれていなくてほっとする。

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その2へ続く
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新緑の松江散歩 2013年6月上旬 その2

2013-06-16 21:56:30 | 松江市の四季
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松江散歩その1からの続き
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松江イングリッシュガーデン(入場無料)

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母親がお世話になっている施設の遠足がイングリッシュガーデン

なので、同行することにした。何時来てもここはきれいに整備されている。

無料で入るのが申し訳ない。

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薔薇の花が咲き乱れるブリッジ

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薔薇のトンネル

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モネの絵に出てきそうな睡蓮池、満開だった。

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変った花の「スモークツリー」というらしい。

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不思議なボールが風に揺れている。

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温室のなかにはトロピカルな花が咲いている。

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目の覚めるような新緑。今回私はこれが一番気に入った。

「黄金 贋アカシア」というらしい。

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斐乃上温泉 島根県安来市広瀬町

中国山脈の山の中、船通山登山口にある斐乃上温泉へ行った。

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道の途中にある広瀬町「金屋子神話館」へ立ち寄った。

このあたりは昔、「野踏鞴」(のだたら)製鉄が盛んで現在も日本で唯一

製鉄法が引き継がれていて、日本刀の鉄が作られている。

立派な施設で 入場料300円必要だがなかなか面白かった。

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その隣の「金屋子神社」は 全国の踏鞴関係者の信仰を集めた

神社とかで立派な建物だった。

境内には このあたりの田圃で出土した 「(けら)」と呼ばれる

踏鞴で製造された粗鋼がたくさん奉納されていた。

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斐乃上温泉の鄙びた宿、食事も出来る。新緑の中、鳥の声を聞きながら

露天風呂に入り、最高にくつろいだ。

※近くにもう一軒「船通山ビレッジ」という立派な建物があるが

そちらへは行っていないので次回の楽しみにしよう。

山頂のカタクリの花が有名な 船通山(1142m)とセットにしよう。

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温泉周辺には 美しい棚田が広がる。吹き渡る風が

温泉でほてった体に気持ちがいい。

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大平山 松江市持田町

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峠の広い駐車場から きれいに整備された登山道をゆっくりと 約1キロ

30分も歩くと 大平山山頂だ。

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日本海がすぐそこに見える。

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登山道のエゴノキやガマズミの木から白い花が大量に

降り注ぎ、白いみちを歩いて散策するのは気持ちよかった。

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花びらの敷き詰められた道

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新緑の松江散歩 2013年6月上旬 その1

2013-06-14 23:25:41 | 松江市の四季
新緑の松江散歩 2013年6月初旬
新緑の松江を カメラをぶら下げて あちこち散歩した。

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家のすぐ近く、扇橋には黄色い花が咲き乱れてとてもきれいだ。

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ふらふらと歩いていくと、親水広場。国税をふんだんに使った

立派な建物と施設だ。しかしいつ通りかかっても水に親しんでいる人は

ほとんど見かけない。

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こちらは水に親しんでいる女子達。ちょうどすれ違ったところだが

双方の舟は全員女子のようだ。

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こちらの二人も女子だ。

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遊覧船「白鳥号」も行く。たくさんの人が乗っている。

松江市の商売繁盛、結構なことだ。

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田植えの終わった田んぼの先には 「涅槃佛」姿の嵩山、和久羅山。

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宍道湖の蜆は激減して、出漁には厳しい割り当てがあるらしい。

曜日によっては禁漁の日もあるとか。

たくさん繋がれた 蜆舟がため息をついているようだ。

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松江城を散歩していると 「立ち入り禁止」と書いた石段があった。

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そんなことをいわれると余計通りたくなるのが人情だ。

石段を上がるとこんなところに出た。「奥去り口の門」と書いてある。

こんなところは はじめてきた。

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ついでに新緑のお城を拝んで行った。

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商店街を歩いていると「沼川姫」と書いたシャッターがあった。

何の店だろう。

※紀元前2世紀末秦国からやってきた徐福(スサノオ)とその部下穂日

(アメノホヒ)らに誘い出されて幽閉され殺害された 古代出雲王朝第八代の

副王少彦の言代主(俗に言う恵比寿さん)。残された奥方の「沼川姫」

は息子タテミナカタ(のちに諏訪地方を開発し諏訪大社の主祭神となる)

をつれて故郷の越の国に帰られた、その姫方である。

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松江駅に行くと「うわさのスタバ」が満員だ。

「島根県にやっとスタバが出来たのでスタバのない県は鳥取県だけに

なった」と新聞などで大きく報道されたお店だ。

相変わらず流行っているようだ。私は入らずに隣のビルの同級生の店へ。

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高架下ショッピング街「シャミネ」にある、私と同級生 堀さんのお店。

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店内の不思議な内装。壁画や天井画は本人が製作中。

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骨董品と喫茶の店。考古学者だった当人は「この店を芸術家の溜り場に

したい」と 熱く抱負を述べた。

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家へ帰る途中に国引き大橋から見ると、ボート女子二人が夕暮れの中

まだ練習をしていた。

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その2へ続く
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2013年春に出会った花たち 大阪府河内長野市周辺 

2013-06-12 00:12:53 | 春の山
私の住む大阪府南部の河内長野市の周辺で見た、2013年春の花花。

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4月9日一徳坊山(いっとくぼうやま)

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カキドオシ

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タムシバがあちこちで咲くと、森の中がぱっと白く明るくなる。

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小葉の三つ葉ツツジの葉

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馬の足型。黄色の花は 区別が難しい。

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肥後スミレ

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姫立金花(ひめりゅうきんか)

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4月16日岩湧山

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薩摩稲森(さつまいなもり)

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山猫の目草

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4月18日大和葛城山

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カタクリの花の群生は見事だ。

「この中に入るな」とロープが張ってあるのに、カメラを抱えたおっさんが

平気で入っていく。そいつの頭の中を一度覗いてみたいものだ。

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黄華鬘(きけまん)、華鬘は仏具の装飾品だ。

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白花アケビの花は変っている。

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猩猩袴(しょうじょうばかま)

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4月26日南葛城山

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キランソウ

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キリンソウ

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次郎坊延胡索(じろぼうえんごさく)

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鹿の子草。

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4月26日の南葛城山は、あちこちで山桜が満開だった。

このはなは白っぽいので、大島桜かもしれない。

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5月9日11日12日  岩湧の森

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繁縷(はこべ)

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花筏(はないかだ) 葉っぱの中央から小さな緑の花が。

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稚児百合

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雪笹の花に虫が止まっている。

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丸葉青ダモ  (権現山にて)

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ガマズミ(権現山にて)

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ハンカチの木に白いハンカチがぶら下がっている。

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ハンカチの花。 (岩湧寺にて)

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小衝羽根空木(こつくばねうつぎ)

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アマドコロ

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山焼きから一月、萱の新芽も大分大きくなった。5月12日

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山頂付近を歩くハイカー。

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焼け跡から咲いた千本槍の花

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葉っぱが「矛」の形をした 矛葉スミレ

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5月13日 金剛山

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カキドオシ

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都葵の奇妙な花

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三つ葉土栗

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山瑠璃草

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沢繁縷(さわはこべ)

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谷桔梗(たにぎきょう)

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二輪草

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広範囲の二輪草大群落

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御衣黄の色に似た「金剛桜」

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同時に山桜も満開だった。

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5月19日 岩湧山千石谷

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ウワバミ草

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ヤマクワガタ

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ホウチャクソウ ホウチャクも仏具で多宝塔などの四隅にぶら下がった

           鐘のような飾り

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衝羽根空木(つくばねうつぎ)

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丸葉空木

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二人静か

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鳴子百合

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羅生門蔓

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立浪草

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なぜか「浜昼顔」のような花が沢山咲いていた。何故だろう。

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帰化植物の「小判草」 小判というより 虫のように見える。

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白糸草の群生地も見つけた。

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5月25日岩湧の森

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雄蛇苺や地縛りが山焼きの後の焼け跡から沢山咲き出した。

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四株咲いていても「二人静か」

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登山道脇には 銀竜草や苗代苺

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森のあちこちで咲き出した 「大紅空木」、「蛇結茨」、「野茨」

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スイカズラや藪手毬も白く浮かび上がる。

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チャルメル草も種子が出来ている。

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林道の脇には紫爪草が群生している。

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