アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

秋の日の松江 宍道湖と松江城水灯篭と嵩山 2015年10月12日、14日

2015-10-30 23:29:33 | 松江市の四季
松江市の四季の風景
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秋の日の松江 宍道湖
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葬儀のため訪れた松江市浜佐陀町「虹のホール湖北」の周りを散歩する。
岸辺には がまの穂がたくさん風に揺れていた。
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浜佐陀港には沢山の蜆舟がつながれている。今日は浪が荒いので出航できないのか。
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宍道湖岸を散歩していたら なぜか白鳥が一羽だけ 泳いでいた。
群れとはぐれたのか、怪我をして今年の春に北へ飛べなかったのか。
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湖水のかなたに出雲市の建物が見えている。ここから出雲市まで30キロ弱か。
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風の強い荒れた天気の日の宍道湖。夕方神々しい光が差してきた。
さあホールに戻ろう。葬儀が始まる。
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松江城水灯篭
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あくる日は 穏やかな天気になった。市街地の該当に日が灯りだす。
目の前の堀川では 遊覧船が片付けをしていた。
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宍道湖へ行ってみた。湖岸のビルの窓に夕日が反射していた。
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松江宍道湖温泉近くの遊歩道を歩く。
市民や丹前を着た観光客が散歩している。
湖に向かい竿を振りハゼ釣りをしている人もいる。
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お城近くへ行ってみた。綺麗な灯篭が並べられている。
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一つ一つが綺麗な灯篭だ。「松江水灯路」のイベントだ。
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国宝松江城の大手門だ。ひときわ大きな灯篭だ。
左上に見えているのが 国宝になった松江城天守閣だ。
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城周りの櫓もライトアップされている。
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大手門跡の広場にも沢山の大きな灯篭が並べられていてとても綺麗だ。
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天守閣への階段を上ろうとしたら、家からメールが入り「ご飯だよ」
あわてて帰宅した。
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嵩山(だけさん)
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嵩山へ登ろうとしたら麓の道に「布自伎美神社(嵩山山頂の神社)」の大きな幟が立っていた。
珍しいことだ。
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ツインピークスの嵩山、右のピークが山頂の神社だが 左のピークは三角点があるはずだ。
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登山口近くの農家の庭先には オレンジ色の花が咲き乱れていた。
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駐車場は満車だ。こんな事は初めてだ。
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この時期の嵩山の名物「黄花秋桐」があちこちに咲いている。
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継子の尻拭いなんてかわいそうな名前を 下品なやつに付けられたやつ。
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山頂の布自伎美神社に 誰か人が居る。
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拝殿も開いている。ここ何年か登ってきているが 初めて見た拝殿の中だ。
周りで働いている方に聞くと、今日は年に一回の「秋の大祭」だそうだ。
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山頂広場で休憩してから、下山した。
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途中で三角点に立ち寄る。景色の見えない笹薮の中に歩ツンと設置してあった。

下山途中で 沢山の地元の方が お祭りに上ってこられるのに出会う。
「もう少ししたら 神社でお神酒が振舞われるので ぜひいただいていくように」
と何人もの方に勧められたが、その方々の足取りから判断して あと2,3時間はかかると思い
丁重にお断りして下山した。
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次の日の嵩山は 良く晴れ渡っていて、展望台からは松江市街も宍道湖も良く見渡せた。
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この日はなにやら山頂で たくさんの子供たちの声が響いている。
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幼稚園の「年長組さん」たちの遠足らしい。来年から小学校らしい。
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駐車場に降りたら 新しい標識を取り付けていたボランティアの方が
「この道から 和久羅山への道もありますよ。昨日草刈をしたので今日は楽に行けると思います。
一度チャレンジしてください」といわれたので そのまま和久羅山へ登った。
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なるほど、駐車場の横からすぐ登山口がある。
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急坂にはほとんど ロープが張ってあり助かる。
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分岐がある。帰りに寄ってみよう。
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30分ほどで和久羅山山頂だ。ここも綺麗に草刈がしてあった。
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帰りに寄ってみた弥勒山は見通しの全く聞かない山頂だった。
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松江市の四季の風景 「松江フォーゲルパーク」 2015年9月21日

2015-10-28 20:39:00 | 松江市の四季
久しぶりに松江に帰りました。
松江市は今松江城が国宝に指定されて、観光客が大きく増加したそうだ。
そして今回は家族と一緒に 「松江フォーゲルパーク」に始めて行きました。
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家の前のプールは解体されて 広い公園になっていて びっくりした。
小さな子が走り回っても大丈夫な公園だ。
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松江フォーゲルパーク 松江市大垣町52 一畑電車フォーゲルパーク前駅
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エントランスは華やかな花で飾られている。
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この日はイベント会場で演奏会が行われていた。
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レストランは ブッフェ方式、大人1500円。
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記念撮影コーナーもあった。かなりの人が並んでいた。
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場内を歩くとさまざまな水鳥や、野鳥がいる。
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ペンギンの行進が始まった。行進の時間は決まっているらしい。
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ペンギンたちはところかまわず落し物をするのでお兄さんは大変だ。
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こちらは隼ショー。
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トレーナーの手から 大空を飛び回り、また戻ってくる。
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すぐ近くまで来てくれるので良く見る事ができる。
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ショーの後は隼や鷹と記念撮影が出来る。これは無料だが後で有料の撮影会もあります。
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こちらはフクロウショー。
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観客の頭上を飛び回ったフクロウが お姉さんの手に戻ってくる。
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中には戻ってこないやつもいて お姉さんは 根気良く「ここへ来て」と手を出し続けていた。
やっと戻ってきて一安心。
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餌やりコーナーもある。
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南国のホーンビルが沢山群れている。
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餌はメロンだ。人に良く慣れている。
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人に平気で止まる。私の頭にも平気で止まった。
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こちらはフクロウショーの後の大行列。
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ふくろうを 手に乗せて写真が撮れるのだ。
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こちらは600円で 大人気だった。
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また場内には似顔絵コーナーもあり、メルヘンタッチのかわいい似顔絵を描いてくれる。
料金はコップのコースターの大きさで500円。色紙サイズで2000円。こちらも行列だった。
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お昼は家族で料亭「なにわ」へ行った。
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松江市の真ん中にあるこの料亭は料金が3000円前後のカイセキセットメニューが人気で
見た目も美しくとてもおいしい。客席からは 宍道湖が見渡せる。
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この「なにわ」の隣には 料亭「みなみ」がある。ここも人気の店で 東京、大阪にも支店がある。
「みなみ」は 松江市玉造温泉にも 「布志名の郷」という店があり、こちらは少し低料金の店だ。
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9月の秋晴れの松江は清々しい気候で観光客が溢れていました。
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古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて 下野の国、上毛野国 その2 2015年9月15日

2015-10-26 09:44:22 | 古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて
下野の国、上毛野国 その2
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赤城神社
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国定忠治の像が建っている大洞地区から大沼を北へ歩くと 赤い橋が見えてくる。
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橋を渡ると 赤城神社の広い境内だ。
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立派な拝殿だ。
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裏へ回ると 本殿が見える。千木を良く見ると 出雲の横削ぎではなく、九州物部家の
たて削ぎ方式だ。もちろん妻入り形式ではない。つまり大社造りとは違うのだ。
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神社の由緒書きまたは縁起がどこにも無いので たまたま通りかかった巫女さんに尋ねると
神社のパンフレットを持ってきてくださった。それを見てびっくり仰天した。豊来入彦なのである。

九州物部家の第二次東征で イクメ王(垂仁)と共に 宇佐豊玉姫の皇子たちの
豊来入彦(記紀では豊鍬入彦とかウガヤフキアエズ)と豊来入姫(記紀では豊鍬入姫)は戦って来た。

しかしイクメ王が大和を旧出雲王家の野見太田彦などの協力で平定するに連れて、異母兄妹の彼等が邪魔になりだして
旧出雲王家の助けを借りながら 彼等を大和から 追い出した。追われた豊来入彦は この地まで逃げてきて
この地の開拓発展に大いに貢献したという。それで祀られているのだ。

しかしこの神社の由緒書きには 「崇神大王が東国に豊来入彦将軍を派遣して平定した」「この豊来入彦を祀っている」
などと、記紀の御伽噺をそのまま載せているので 困ったもんだ。

記紀の内容は 史実ではなく、時の権力者が(持統女帝、藤原不比等など)が自分たちが渡来人の征服王朝と言うことを隠し
今の立場を正当化するためにでっち上げた 歴史小説なのに 千年以上立った今でも史実だと思い込んでいる人が多く、困ったものだ。
一般人ならともかく、歴史学者(たとえば梅原先生)なども 記紀の呪縛から未だ解き放たれていらっしゃらない。


宇佐豊玉姫(魏書に書かれた二番目のヒミコ)は出雲王家の血を引くお方なので 当然豊来入彦も豊来入姫
(大和入りした当初は檜原神社で祭りごとを行い 若ヒルメムチと呼ばれた)も当然出雲王家の血を引くお方だ。

ちなみに我が家には 神棚に豊来入姫のお札が安置してあるので、早速この神社でもお守りを購入した。
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榛名富士山神社
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榛名山は その姿が富士山に似ているところから 昔から榛名富士と呼ばれて来たそうだ。
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山頂には「富士山神社」があり、昔からこのあたりの人々が 祭礼時には数珠繋ぎになり登ったそうだ。
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鉄筋コンクリート造の社は 標高1400mの厳しい気候で劣化が激しい。
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神社の縁起が山頂に設置してあるが 劣化、風化が激しくて読みづらい。
主祭神 は「この花咲くや姫」と書いてある。
 つまり九州物部家の第二次東征でイ二エ王(崇神)が筑後平野から南下して薩摩の地に来たとき
美しい阿多津姫を見そめて后とし 生まれたのが イクメ王(垂仁)なのだ。

阿多津姫は 出雲王家の血を引いていないが、イ二エ王やイクメ皇子(後の垂仁大王)は出雲王家の血を引く
お方だ。

記紀では 短命に終わった阿多津姫を「この花咲くや姫」と書き 、ついでに短命に終わった物部王朝を隠すため
九州を一度も出た事の無い イ二エ王を大和の大王としたり(崇神)、架空の皇子ヤマトタケルを作ったり、
オキナガ姫の部下の豊前中津彦を「仲哀大王」として格上げしたり さまざまな苦労をしている。

ちなみにイ二エ王も 後妻の宇佐豊玉姫も短命に終わっている。
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新しい由緒書きもあった。やはり主祭神 は「この花咲くや姫」と書いてある。
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山頂付近に面白い標識があったので行ってみることにした。
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石碑が四本立っている。
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説明が紀があるが これらは完全に記紀がでっち上げた作り話が世に出回った後に作られたものだというのがよく分かる。
初代大和大王の「天の村雲」が記紀により書き換えられて「神武」とされたり、「咲くやこの花姫」の醜女の姉
として造られた姫などがかかれている。

しかし二度目に和国に渡来した徐福が 筑後で名乗った和名「饒速日(にぎはやひ)」もかいてある。

ちなみに一回目に徐福が上陸した石見の五十猛海岸では その後 和名を「火明かり(ほあかり)」と名乗っている。
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ということで 出雲王家のゆかりの地、今回の上毛野国、下野の国の訪問を終える事にした。
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古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて 下野の国、上毛野国 その1 2015年9月15日

2015-10-24 22:03:12 | 古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて
古代出雲王朝ゆかりの地を訪ねて 下野の国、上毛野国 その1 2015年9月15日

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日光上州の各地に残る 古代出雲王家ゆかりの地を訪ね歩いた。
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日光白根山二荒山神社
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日光白根山への登山口の一つ、丸沼高原ロープウエーの山頂駅を降りてしばらく歩くと
日光白根山二荒山神社がある。
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標高1900メートルの高地で鳥居を潜る。
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大己貴乃命(おおなむちのみこと)を待っていると書いてある。
大己貴とは 古代出雲王家の主王の役職名「大名持ち」の事である。紀元前2世紀末に秦国から渡来した
徐福やその手下穂日(今の出雲大社宮司の祖先)たちに幽閉殺害された 主王大名持ちの八千矛王と
副王(役職名は少彦)は徐福の子孫の物部王朝はじめ大和王朝に その祟りを恐れられて
全国に「大国主」(八千矛王)、「事代主」(八重波津身副王)として祀られた。

上州(上毛野国)はイクメ大王に大和を追い出された豊来入彦(記紀では豊鍬入彦)が
最終的に 落ち着いた場所として知られている。豊来入彦は 宇佐王家豊玉姫とイ二エ王(記紀では崇神)
の長男なので、ご両親共に出雲王家の血を引くお方である。

神社の由来書には 日光二荒山神社より勧請したとしてある。
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標高2580メートルの白根山山頂にも二荒山神社奥宮があった。青空が突然黒い雲に覆われて噴出した突風の中で
お参りした。
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日光二荒山神社
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中禅寺湖に面した神社の駐車場から この石段を登っていく。
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立派な山門を潜る。
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長い廊下を進んで 拝殿に向う。
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これが本殿だ。一風変わっていて、なにかおかしい。
まず神社建築特有の「千木鰹木」が無い。そして出雲の王を祀るにしては 大社造りとは縁遠い造りだ。

つまり古代出雲王家の関係者が建てたものではないことが分かる。
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神社の由緒書きを見て驚いた。八千矛王とその皇后、皇子を祀っているのは分かるが
皇后の名前が間違っているのだ。田心姫(たごりひめ)と書いてある。

古代出雲王家第六代の主王 臣津野(おみつぬ)の皇子吾田片隅(あたかたす)が九州宇佐の地に移住して
宗像家を起こした。彼には三人の姫君が居て 俗に言う「宗像三姉妹」だ。

一姫が田心姫で古代出雲王家第七代主王(大名持ち)の天の冬衣
に嫁がれた。そして八重波津身(事代主、いわゆる恵比寿さん)や、徐福に嫁いだ高照姫をお生みになった。

二姫が多岐津姫(たぎつひめ)で今の出雲市田儀町に住まわれた。そして第八代主王の八千矛王(大国主と記紀で書かれた)
の皇后となられたのである。そして味鋤高彦や美良姫(八重波津身の皇子奇日方に嫁がれる)を
お生みになったのであり、決して田心姫ではないのである。

そして和国に二度目の渡来時に築紫で「饒速日(にぎはやひ)」と名乗った秦国人徐福に嫁がれたあの有名な「市杵島姫 」
なのである。そして彼女がお生みになった穂穂出見が九州物部家をおこすのである。

つまり 日光二荒山神社の御祭神は 八千矛王(大国主)、多岐津姫、そして皇子の味鋤高彦の三柱とすべきなのである。
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境内には 恵比寿さん つまり八重波津身も祀ってある。
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境内には 黄金の龍が置いてあり、これまたびっくりした。

古代出雲王国では クナト三神(クナト大神、佐毘売の命、それと皇子神のサルタ彦)であるが
竜蛇神信仰も盛んであったという。

松江市内の古い神社には 今でも藁で編んだ龍が ご神木に巻きつけてある。また山代の国へ移住した出雲王家
が建てた 上賀茂神社(古代出雲では神の事をカモと発音したので、大和葛城地方へ移住した奇日方などは
カモ家、カモ族と呼ばれた)境内の砂の三角錐は この龍がトグロを巻いた姿だといわれる。

ちなみにこの神社の龍と赤城山の大きなムカデが戦場ヶ原で戦ったという民話は この地に移住して来た
出雲族(豊来入彦や大彦たち)と 土着の豪族との戦いの話だろう。
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男体山は 日光二荒山神社のご神体である。神社へ手続きをして山頂へ登拝刷ると 標高約2400m
の山頂に 奥宮がある。
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奥宮には 剣を持った大国主ー八千矛王がいらっしゃる。堂々とした風貌で威厳がある。
旧古代出雲王国国民としては、うれしい限りである。
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その2へ続く
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尾瀬、日光、上州の山旅  6.榛名山  2015年9月15日

2015-10-22 21:45:37 | 尾瀬日光上州の山旅
尾瀬日光そして上州の山旅
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6.榛名山
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ビジターセンターに駐車した。すぐ横に榛名山が見える。
標高は1400mだそうだが、このあたりは高原で既に1100メートルある。
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駐車場をうろうろ歩いていたら登山口はすぐに見つかった。
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沢山の人が歩くのだろう。ふみ後はしっかり着いていて、ビニール紐が所々に巻いてあり迷う事は無い。
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歩き始めて30分ほどで建物が見えてきた。
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中学生らしき団体が遠足で来ていた。
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富士山神社と書いてある。誰が祀られているのか見ると なんと「此花咲くや姫」とある。
イクメ大王の母君の阿多津姫なのだ。驚いた。
※ 詳しくは別ブログに載せます。
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そこからさらに階段を上る。
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山頂にも富士山神社があった。
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午前中に多かった雲はすっかり取れているが、霞んでいる為 近くの山しか見えない。
よく晴れていれば 赤城山(黒檜山)はもちろん、白根山、武尊山、谷川岳が見えると看板に書いてある。
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ロープウエー山頂駅に降りてきた。
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榛名湖が光っている。
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こちら側も近くの山しか見えない。よく晴れていれば浅間山が正面に見えるそうだ。残念なり。
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下りはたまたま発車ベルの鳴っていたロープウエーに飛び乗った。420円なり。
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あっという間に山を降りた。駅から見上げた榛名山だ。
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榛名湖の反対側から見た榛名山。形が富士山に似ているので榛名富士とも呼ばれるそうだ。
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山道で咲いていた「黄花秋桐」
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こちらは山薄荷(やまはっか)。ハッカはミントの和名。紫蘇科の植物だ。
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釣鐘ニンジン、こちらは岩沙参と違い背が高い。
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実際に歩いた記録。
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高度と距離の記録。高度300mは私が松江市で生活しているときに毎日散歩がてらに歩く嵩山とおんなじだ。
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次は 「尾瀬、日光、上州の風景」 へ
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尾瀬、日光、上州の山旅  5.赤城山 その2 2015年9月15日

2015-10-20 09:17:23 | 尾瀬日光上州の山旅
尾瀬日光そして上州の山旅 2015
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5.赤城山 その2
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山頂からしばらく行くと展望場所に着いたが、雲が取れない。
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すぐ周りの山でさえ良く見えない。まして遠くの山は無理だ。
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何時までたっても雲は取れないので、次へ向う事にした。
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よく晴れていたら こんなに周りの山々が見えるそうだ。残念なり。
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駒ケ岳へ向う途中に鳥居と祠があった。黒檜山大神と書いてあった。
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今までのゴロタ石道と違い、道はよく整備されている。
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時折 雲の中から駒ケ岳と思われる山が顔を覗かせる。
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広場に出た。広い笹の原だ。
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駒ケ岳を見ながら歩く。
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駒ケ岳はすぐそこだ。道はとてもよく整備されていて歩くのが楽しい。
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最後の登りもきれいな階段だ。黒檜山登山道が嘘のようだ。
しかしあれはあれで ゴロタ石が道の崩壊を防いでくれているのだろう。
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駒ケ岳のサミットに到着したとたん雲が流れて来た。全く回りは見えない。
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雲の中で ハーモニカの演奏をしている人が居る。周りに人が集まっている。
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駒ケ岳の道は 下りもとてもよく整備されている。鉄階段や
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木製階段や
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石畳の道もありびっくりだ。
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湖岸の国道に出て来た。
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覚満淵を抜けて ビジターセンターに向う。
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この覚満淵と言うのは 湿地帯で 小尾瀬と呼ばれているらしい。
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ビジターセンターでは 食堂があり丁度お昼なので「赤城ラーメン」なるものを頂いた。
時間があるので 午後からは榛名山へ向う事にした。

畑の中を走っていると 黒檜山とその右に駒ケ岳が見えていた。
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実際に歩いた記録。
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歩いた距離と高度の記録
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次は榛名山へ
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尾瀬、日光、上州の山旅  5.赤城山 その1 2015年9月15日

2015-10-18 15:40:32 | 尾瀬日光上州の山旅
尾瀬日光そして上州の山旅2015

5.赤城山 その1
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ビジターセンターに8時過ぎに着いたけど、まだしまっていたので地図を貰ったり道が聞けなかった。
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まず大洞地区へ行こうと思った。赤城といえば国定忠治。彼の像があるらしいので見たかった。
センター前の三叉路を元来た道へ引き返す。
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大桐地区への入口が分からず 道を行ったりきたりしていたら、民家の中から人が出て来た。
背後から「どちらへ行きたいのですか」と声がしたので振り向くと、なんと金髪で
青い眼の女性が立っていた。びっくりしたけど「大洞地区の忠治の像を見たいのです」
というと 「この家の横の狭い道を進んでください」と仰ったので 厚くお礼を言って分かれた。
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大洞地区のメインストリートだ。みやげ物屋とか旅館が立ち並んでいる。
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その奥の広場に国定忠治の像はあった。沢山お賽銭が置いてあった。
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続いて大沼の湖岸の国道を歩いて 「赤城神社」へ向う。あの赤い橋がそのようだ。
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正面の鳥居を潜る。
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境内の拝殿へ進み、山の安全を祈願する。
神社の由緒書きの看板が無いので たまたま通りかかった巫女さんに聞く。

すると社務所から 神社の由緒書きを持ってきて頂いた。それを見てびっくり仰天。
なんと出雲王家の宇佐分家「宗像家」の豊玉姫(魏書にヒミコと書かれた2番目の姫巫女)
とイ二エ王(記紀では崇神と書かれた)との間の皇子「豊来入彦」が祭神なのだ。

※詳しくは別のブログ「古代出雲王朝ゆかりの地を尋ねて」に載せます
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神社を出て再び国道を北へ歩くと分岐点に「黒檜山登山口」があった。

その前に神社の境内に居た参拝客の方に「赤城山登山口」を尋ねたら
大笑いされた。

このあたりの山は皆赤城山というらしい。
私が今から登ろうとする山は「黒檜山(くろびさん)」というのだそうだ。
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登山口は国道に面していてすぐに分かった。
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いきなりゴロタ石と熊笹の藪がお出迎えだ。
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凄い登山道だ。いや道ではなく、崩れたゴロタ石の斜面を獣道のように歩いていく。
所々の赤いテープが道の目印だ。
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最初の尾根に出た。大沼が見える。
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尾根を形成しているゴロタ石の間を 今度も注意深く歩いて登る。
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二つ目の尾根に到達した。先程より大沼が上から見下ろせる。
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猫石と書いてあるがどれが猫か分からない。
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ゴロタ石の道はなおも続く。
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3回目の尾根にでた。大沼がかなり高いところから見える。
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ここに来てようやく山頂らしきピークが見えてきた。
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なおも ゴロタ石は続く。
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しばらく行くとようやくゴロタ石は終わり、笹薮になった。勾配も緩やかだ。
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分岐標識がある。山頂から一度ここへ戻って来てから 次の駒ケ岳へ進むらしい。
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山頂に着いた。赤城山のサミット、黒檜山頂上だ。しかし展望場所はさらに進むらしい。
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赤城山その2へ続く
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尾瀬、日光、上州の山旅  4.男体山 その2 2015年9月14日

2015-10-16 11:05:25 | 尾瀬日光上州の山旅
尾瀬、日光、上州の山旅
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4.男体山 その2
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再び雲が出てきて盛んに流れている。
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ガレ場が終わったら、今度は粘土質の山道で崩れやすく、延々と補修の跡が続いている。
大変な仕事だなあ。神社の山だから神社がお金をだしているのか、やはり日光市が
工事をしているのだろうなあ。
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樹林帯はまだ抜け出せない。もうとっくに二千メートルを越えているのだが。
雲が黙々と湧き上がっている。
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ヤット樹林帯を抜けたと思ったらまた樹林帯に入る。
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ようやく樹林帯を抜けたら青空が出た。このまま晴れてくれたらいいのだけど。
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樹林帯を抜けたら今度は火山岩の砂礫層だ。非常に滑りやすい。
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砂礫層は続く。滑らないようにゆっくり登る。
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雲の中に何か剣をもった像が見える。神社なのでお不動さんではないだろうし。
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鳥居が出迎えてくれた。ともかく山頂に着いたのだ。
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お不動さんに見えたのは 大国主つまり出雲の八千矛王なのだ。威厳があり、凛々しいお姿だ。
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そのまま奥へ進むと なにやら空中に光るものが突き出ている。
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岩に刀が突き刺さっている。近寄ってみるとどなたかが奉納された宝剣らしい。
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その又奥にも道は続いているが、別方向からの登山道なのか、雲に隠れてよく見えない。
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時々雲の切れ目から見える西向いの高い山は外山だ。
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雲は次々に湧き上がっては流れていくが、消えてくれない。
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時々見える北の方角の山は 昨日登った前白根山だろうか。
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お昼ごはんのお弁当を食べながら いくら待ってもくもは次々に流れてきて 消えてくれない。
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そこで 景色は諦めて下山する事にした。次々に人が登ってくる。
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あのややこしいガレ場に差し掛かると急に晴れたり
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ガレ場の途中で突然雲にまかれて周りが良く見えなくなったり
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慎重に下山してやっとガレ場を安全に抜けた。下りも長かったなあ。
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それからは 紅葉を楽しんだり
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美しい森の景色を楽しんだり
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珍しい「白根葵」の大群生(鹿に食べられないように柵で保護されていて花は既に終わっていた)を見たり
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ようやく1合目の遥拝所に帰着した。
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無事に下山して拝殿へお礼に行くと 丁度巫女さんがお賽銭の回収をされていたので
なんかまずいものに出くわしたようで、そのまま退出した。
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別の鳥居門から退出する。こちらは車の進入路のようだ。
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神社の無料駐車場に帰着した。中禅寺湖に面しているのでしばらく湖を眺めて過ごした。
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実際に歩いた記録。
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高度と距離の記録。歩行距離は9キロ弱と短かったが、標高差は軽く千メートルを越えていた。
1200mもあったので、かなりタフなコースだった。
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次は 赤城山へ続く
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尾瀬、日光、上州の山旅  4.男体山 その1 2015年9月14日

2015-10-13 22:53:00 | 尾瀬日光上州の山旅
尾瀬、日光、上州の山旅 
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4.男体山 その1
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神社の駐車場に車を止めて この階段からスタートする。
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日光二荒山(ふたらさん)神社の社務所で登拝手続きをする。男体山はこの神社の持山でかつご神体だそうだ。

神社の由緒を呼んで非常にびっくり。出雲王家第八代主王(大名持ち)八千矛王
(記紀では大国主と書き換えられた)、皇后の多岐津姫(神社の由緒では同じ宗像三姉妹の田心姫と
間違えて書いてある)、と皇子の味鋤高彦の御三方が祀られているのだ。

※ 別ブログで詳しく取り上げます。
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登拝料500円を支払うと 巫女さんがこのお守りをくれて身につけるようにおっしゃる。
それと登拝の注意事項を述べられた。お守りを首に掛けていざ出発。
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ここが入口だ
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立派な参道を行く。九州の英彦山を思い出した。
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すぐに1合目到着。ここは男体山遥拝所だ。山頂までお参りできない人はここで遥拝するそうだ。
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ここから山道が始まる。
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綺麗な森の中を歩く。鹿から樹木を守るためほとんどの木に養生メッシュが巻いてある。
神社の神域で神の使いの鹿を殺すわけには行かないからなあ。
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2合目の標識がなかなか出てこないなあと歩いていたら、いきなり3合目でここから林道歩きだ。
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工事用の林道なので 工事車両が丁度出勤していく。
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中禅寺湖の周りに雲が涌いているのが見える。
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ここからまた山道だ。ここは4合目。
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ドウダンツツジの紅葉を楽しんで歩いていたら
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突然道がえらいことになった。
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五合目の避難小屋は素通りして急ぐ。
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しきりに雲が流れていく。天気予報では晴れなのになあ。
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正面の巨岩の上に標識が乗っている。6合目と書いてある。
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ガレ場は続く。
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そしてガレ場は なおも続く。
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そして樹林帯もなかなか抜けれない。
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ようやく7合目まで来たが、ガレ場は続く。
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ペンキの矢印があり、大いに助けられる。
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突然鳥居が現れた。
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8合目の標識があった。
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小さな祠もある。
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そして長かったガレ場もようやく終わった。
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男体山 その2 へ続く
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尾瀬、日光、上州の山旅  3.日光白根山 その3 2015年9月13日

2015-10-11 22:17:55 | 尾瀬日光上州の山旅
3.日光白根山(奥白根山) その3
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不明瞭な道なき道を降りていくと、案の定沼に出た。
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しばらく歩くと標識があった。あの水場への案内だ。
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沼の淵の道を歩いていく。正面が奥白根だ。向こうに人が見えるのでそちらへ行ってみる。
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食事中のご夫婦に聞くと、この沼の端から北へ歩くと峠を越えたら阿弥陀池があり
そこからロープウエーの駅へ戻れるという事だ。安心して私も少し休憩する。
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振り返ると前白根が見えている。
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休憩の後峠越えの道を行く。先行者の女の人が居たが あっという間に消えた。
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この峠越え道も赤いテープの目印が頼りだ。
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しばらく登ると峠に出た。
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振り返ると前白根の禿山が見える。
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峠を下ると阿弥陀池に出た。
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阿弥陀池の北側の座禅山を越えればロープウエー駅だ。
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座禅山への道から振り向くと どんどん人が登ってくる。
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よく見るとその向こうの奥白根から阿弥陀池へどんどん人が降りてきて、渋滞しているようだ。
さああの渋滞がこちらに来ないうちに急ごう。
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このすり鉢状の底が 座禅山の火口だそうだ。急いで通り抜ける。
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やがて自然観察路の遊歩道に出た。
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どこまで歩いても同じ景色だし、花もほとんど見当たらないので 途中からショートカットして駅へ向う。
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山頂駅に到着して振り向くと、奥白根山(日光白根山)は雲に包まれていた。
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くだりのロープウエーは雲の中だった。
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ロープウエー山麓駅に降りて、お腹が減った事に気が付いた。
お昼は歩きながら菓子パンを一つかじっただけだ。

駅前の茶店のおじさんが「今からピザを焼きますよ」と言うのでピザを頼んだ。
ピザ釜に薪を放り込んでピザを入れてしばらく待つ。
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出来上がったピザはとてもおいしかった。
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実際に歩いた記録。
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高度と距離の記録。アップダウンがきつかったので やはり累積高度差は1000mあった。
距離は思ったより少なく11キロほどだった。
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次は男体山へ
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