アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

信州山旅2016年秋 1 浅間山 2016年10月19日 その2  

2016-10-31 09:02:39 | 信州山旅
浅間山その2 トーミの頭から黒斑山、蛇骨岳を経て仙人岳へ
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標識には「トーミの頭」と書いてありました。黒斑山ではありませんでした。
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引き続き岩尾根を歩いて行きます。
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分岐がありました。お鉢の底ー賽の河原を縦走する予定ですが ここに戻ってくるようです。
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暫く行くと なにやら建設資材が積み上げられていました。
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ここが黒斑山山頂(2404m)です。途中からご一緒した女性はここで引き返すそうです。
ご一緒に縦走をお誘いしたのですが、「もう体力の限界です」と断られました。
草すべりの急登が とても無理だと仰いました。あとで 私もそれを実感します。
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その女性と別れて一人で歩き始めると、急に晴れたり
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突然雲が涌いてきたり 不安定な天気です。
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降り帰ると先ほどまで居た 黒斑山が見えています。
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時々雲の切れ目から お鉢の底が見えますが、黄葉が金色に輝いてとてもきれいです。
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雲の流れる中を アップダウンを繰り返して歩いて行きます。
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時々右下に見えるお鉢のきれいさに 思わず足を何度も停めてしまいます。
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時々雲の切れ目から 歩いてきた黒斑山が見えます。
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突然雲が切れて 右手に浅間山の前峰、前掛け山が見えました。
その黄葉の美しさと 迫力に思わず息を呑むほどです。
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右後方に 小諸の街も時々見えるようになりました。
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岩尾根を歩いていくと、一際ごつごつした岩峰が見えてきました。あれが次のピークの蛇骨岳
でしょう。斜面の草木も色づいてきれいです。
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蛇骨岳到着です。標高2366メートル。
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尾根の西側の雲が取れて、平野が広がっているのが見えます。地図で見ると嬬恋村です。
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雲が取れて、前掛け山の奥に浅間山本体が 初めて姿を現しました。迫力ある姿やなあ。
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浅間山の右手ー南のほうに剣が峰が見えます。お鉢の底をあの剣が峰の方向へ歩いて縦断します。
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蛇骨岳からさらに岩尾根を北へ歩いて行きます。
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突然ホシガラスが飛んできて 付いて来ます。
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縦走している尾根の左手ー西側に雲の掛かった高い山が 明日登る予定の四阿山です。
すれ違う人が教えてくださいました。
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ホシガラスはまだ付いて来ます。人懐っこいやっちゃなあ。
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行く手の荒々しい岩峰に人影が見えます。あれが次のピークの仙人岳でしょうか。
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荒涼とした尾根を歩いて行きます。
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もうすぐピークに着きそうです。話し声が聞こえてきます。
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4番目のピーク、仙人岳到着(2319m)です。二人連れのおっちゃんが着いたばかりでした。
このおっちゃんたちは、駐車場で一足先に出発した人たちで、見覚えがあります。

暫くこの人たちとお話していると、ボクにこれからどうするのか聞くので
お鉢の底へ下りて縦断して 帰ると言うと

「やめておいたほうがいいよ。あの草すべりの急登は滑りやすくてとても危険だし、
あれを登り返すのには ものすごく体力が必要だ。せめて次の鋸岳まで行き
この尾根を引き返すほうが 無難だよ」とアドバイスしてくれました。

暫く考えましたが、とりあえず鋸岳まで行って そこで考えてみようと思います。
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浅間山 その3へ続く
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信州山旅2016年秋 1 浅間山 2016年10月19日 その1

2016-10-28 16:47:04 | 信州山旅
今回の山旅の概要です。

1.浅間山  浅間山は現在入れないので 黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳の2000mの尾根筋を縦走して
      賽の河原(お鉢の底)へ降りて縦断して再び尾根への急登「草滑り」を登り返して帰りました。

2.四阿山と根子岳  四阿山(あずまやさん2254m)から一旦鞍部へ降りて隣の根子岳(ねこだけ2207m)
          へ登り、根子岳の長い尾根を菅平牧場へ降りました。

3.斑尾山 予定では 草津白根山へ登るつもりでしたが 噴火軽快レベルの引き上げで
      入れなくなり、急遽斑尾山へ登りました。

4.信州の紅葉 今回尋ねた場所と 志賀高原の紅葉の写真を整理しました。

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浅間山その1 ビジターセンターから表コースで黒斑山へ
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今回の計画です。ブルーが往路、ピンクが復路です。
前掛け山へは警戒レベル1で入れますが、去年警戒レベルが2に引き上げられたので 現在は入れません。
今回歩くコースが レベル2での最大歩行範囲です。
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浅間山ビジターセンターに8時過ぎに到着です。周りは雲に覆われています。
天気予報では小諸地方は晴れなのですが。
ビジターセンターで係りの人からコースの説明を聞きました。8時45分に出発です。
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2箇所の駐車場には 既にかなり沢山の車が止まっていました。人気の山なんだなあ。
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登山口です。
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往路は表コース、復路は中コースにしました。せっかく来たのですから違う道を歩きたいですからねえ。
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このあたりは唐松をはじめ既に黄葉が始まっています。標高は登山口で既に2000m近くあります。
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赤茶けた火山岩ー安山岩のむき出しの道を歩きます。とても滑りやすい道です。
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突然上から雲が降りてきました。山頂の景色は大丈夫なのでしょうか、心配です。
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唐松の森の黄葉がとてもきれいです。
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急登が始まりました。
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ロープの設置と標識があるのでこのあたりは雲にまかれても大丈夫です。
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振り返ると、雲が下のほうへも ドンドン降りて行きます。山の間に何か時々見え隠れする景色が。
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望遠で見ると、薄く小諸の町並みが見えていました。
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行く手に山が見えてきました。どうやらあれを越えていくようです。
後で分かりましたが、表コースはあの山を越えて行き、中コースはあの山の左手の巻道を行くコースでした。
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また急登が始まりました。地面の岩が固定されているのでとても歩きやすい道です。
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頭上がパッと開けましたが急登は続きます。
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かなり人の手が加わった道に出ました。大きく崩れたから復旧したと思われます。
上のほうで沢山の人の話し声が聞こえます。
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広場に出ました。沢山の人が休んでいます。
横に鉄の小屋があるので たぶん噴火時のシェルターだと思いましたが、覗き込んでいたら
休憩していた人が やはりシェルターだと教えてくれました。
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10ミリ弱の鋼板で出来ていますが、小さな噴石はいけそうですが、大きな噴石だとつぶれそうで
内側にはゴムが張ってありました。阿蘇中岳の登山道には 鉄筋コンクリート製のシェルターが
多数設置してありましたが、せめてあれぐらいは欲しいなあ。この山は活火山なんだから。
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シェルターのすぐ上が 山頂で「槍ヶ鞘」とありますが、地図には「赤ゾレの頭」と書いてあります。
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下を覗きこむと雲で何も見えません。
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道はここから一旦大きく下ります。
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降りきった峠らしき場所に 分岐標識があります。ここで表コースと中コースが合流するようです。
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なにやら特徴ある岩峰が見えてきました。後ほど帰路の草滑りコースを登るときに見上げる岩峰です。
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振り返ると先ほどの「アカゾレの頭」で追い越した人と、中コースから登って来た人たちが
次々に登ってくるのが見えます。
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緑の服の人は シェルター広場でお話してから ご一緒して歩いている女の人です。
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ピークに標識が立っています。どうやら あれが黒斑山山頂なのでしょうか。
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浅間山 その2へ 続く
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世界文化遺産大峯奥駈道を歩く」五番関から大天井岳と大峰山(山上ヶ岳)へそれぞれ往復 2016年10月14日その4

2016-10-26 08:36:03 | 世界遺産大峰奥駈道
大天井と大峰山往復 その4
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山頂広場からは目の前に、女人山上ヶ岳といわれる稲村ヶ岳がすぐそこに見えます。
女人禁制のこの山に入れない女性は あの稲村ヶ岳に登り一生懸命に家族の幸せを祈った
といわれます。そのすぐ右の牙のような 大日岳に祠があり、祈りの場です。
奥駈道が「参詣道」として世界遺産に登録されているのに、女人山上の稲村大日が 
世界遺産になっていないのは 不可解です。

同じく女人禁制の高野山に入れず、高野山の周りの尾根筋で わが子やわが夫の
無事と健康を祈り続けた 女人たちの祈り道 「高野七口女人道」や「高野三山
女人道」が世界遺産になっていないのも解せません。高野山への表参道「高野町石道」は
世界遺産なのにねえ。
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この道のすぐ下にも「女人結界門」があります。蓮華辻女人結界門です。
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広場を一周して 寺へ引き返します。
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奥駈道の続きを見ると紅葉が始まっています。この先にも阿弥陀が森女人結界門があります。
いつまでこんな馬鹿なことをつづけるのでしょうか。
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寺のすぐ裏、東側は崖になって落ち込んでいます。その先に行場「東の覗き」があるけど
私は真田言った事がありません。
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さあ帰ろう。途中まで一緒に五番関から登って来た若い人は見当たりません。先に下山したのでしょうか。
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龍泉寺の前の水場には真っ赤な葉っぱがありました。
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近寄って見るとモミジではなくて、ドウダンツツジでした。
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色づいた道を快適に飛ばして進みます。のぼりよりも下る道が多く、景色を見る余裕が出てきます。
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道の所々にリンドウが咲いていました。
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修験の道、祈りの道、歴史の道を気持ちよく歩き下山します。この道をはじめ奥駈道を歩くと
幸せな気分になれるのはなぜでしょうか。
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下山は「平成新道」を降りなさい、奥駈の古道は危ないよと言ってますが
積雪期のルート散策のため、古道を再び降ります。
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鎖場を降ります。鎖が氷の下に隠れた季節のルートは見当たりませんでした。
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木道が 雪と氷に埋もれたときに、ここを歩いたような気がするのですが、アイゼンを雪面に蹴り込んで
安全に歩けたような記憶があるのですが、良く思い出せません。景色が今と違いすぎますから。
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洞川温泉の旅館街が見えてきました。
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陀羅尼輔茶屋を おにぎりを歩きながら食べて通り抜け、
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浄心門(洞辻茶屋)の分岐を過ぎます。ここは88箇所行場の内第68番行場です。
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奥駈道をひたすらに降り続けます。
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時々、真っ赤な葉っぱが落ちています。ブナかコナラでしょうか。
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きれいな苔の上に ハート型の葉っぱが生えています。何の葉でしょうか。
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歩きながら左を見ると、今日登った大天井岳が
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右を見ると先ほどの大峯山が見えます。良く見ると宿坊の屋根も見えています。
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若くて体格のよい人が歩いてきました。
お話をすると とんでもないスピード縦走の計画らしいのです。今日吉野を出発して
2泊3日で熊野本宮まで歩き通すというのです。一日平均約60キロです。

昔私が熊野古道小辺路を高野山からスタートした直後に 大きなリュックを背負った若い人にお会いして
お話しすると その方は吉野をスタートして奥駈を三日で歩きそのまま熊野本宮で折り返して
熊野古道小辺路を歩き 五日目に高野山にたどり着いた方でした。まさに鉄人です。
約260キロの山道を五日で歩き通したのですから。

十分に気をつけていってくださいと別れました。この方も鉄人です。
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鍋冠行者堂に帰ってきました。鍋を一つ叩いて 無事帰着を感謝。
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この分岐を帰路は 奥駈古道を進みます。
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ところが荒れ果てた道で、ひどい道でした。みんなが巻き道を歩くのでこの 古道が
廃れて来たのでしょう。
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踏跡も不明瞭で 古いテープが案内役です。こんな事なら巻道を戻ればよかったのに。
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急降下を何べんも滑りそうになりながら降り続けて ようやく結界門が見えてきました。
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やれやれ一安心です。ここからは10分ほど降りれば 駐車場です。
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駐車場に帰着は 午後4時15分です。8時45分にスタートしたので7時間半歩きました。
着替えをしていたら 大型バイクの若い方が 降りてこられました。途中までご一緒した方です。
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この方と山のお話をしているうちにすっかり意気投合して 2時間近くも
おしゃべりをしてしまいました。気がつくとあたりは真っ暗になっています。
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あわててお別れして下山します。
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こんな真っ暗になって温泉街を通るのは初めてです。
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実際に歩いた記録です。実はお話に夢中で GPSの電源を切るのを忘れて 車の走行軌跡
まで 入ったので 駐車場以後を修正して消しました。
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歩いた距離と高度の記録です。距離は15キロ、標高差は約900mでした。
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以上 五番関から大天井、大峯山往復を終わります。
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世界文化遺産大峯奥駈道を歩く」五番関から大天井岳と大峰山(山上ヶ岳)へそれぞれ往復 2016年10月14日その3

2016-10-24 23:47:59 | 世界遺産大峰奥駈道
五番関から大天井岳と大峰山へ往復 その3
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その3 松清茶屋から大峯山へ
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この道が世界遺産の「大峯奥駈道」本道で 右手の新しい道は 平成に入り作った巻道らしい。
このあたりは 歴史を感じさせる道だ。
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振り返ると紅葉の向こうに頭が出ているのが 先ほどの大天井岳だ。
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この道も 新しく作られた木道は かなり痛んでいる。
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暫く登ると 大天井の高さを越えたのが分かる。
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痛んだ木道の折り返し部には 祠が設置してある。
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鎖場に出た。鐘掛けの岩だ。
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昔はこの鎖場のみの道だったと思われるが、鎖場を登らなくてもいいように 最近(と言っても
木道が腐っているので50年くらい前なのか)造られた木道も 残念な事に腐り落ちて通行止めだ。
その巻道として 平成新道が作られたのかもしれない。
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行場「鐘掛けの岩場」に到着。しかしこの行場は 奥駈88箇所の行場には入っていない。
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展望デッキも設置してあります。
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展望デッキから眺めると、先ほどの大天井の先に ダイトレの金剛山、大和葛城山とその間の谷間の
水越峠がきれいに見えます。
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さらに歩いていくと
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等覚門に到着です。
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色づき始めた歴史の道を歩いて行きます。奥駈道を歩くと なぜか、とても気持ちが落ち着きます。
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やがて前方に 「西の覗き」行場岩が見えてきました。
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西の覗き行場に到着です。この行場も 88箇所行場には入っていませんが
体にロープをくくりつけて 崖から体半分吊下ろす荒行が有名です。
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金剛葛木の峰の左奥には 我が家の裏山の岩湧山が見えています。
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右手にも断崖絶壁が見えていますが、このあたりの岩場は 清浄大橋付近の清浄茶屋から
真正面に見えます。
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周りの木も紅葉が目立ちます。
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さらに歴史道を歩いて行きます。
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一番手前の宿坊、龍泉寺に到着です。
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龍泉寺の前を左に分岐して 奥駈を離れて宿坊の中を歩きます。
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宿坊群が見えてきました。
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宿坊群の中を歩きます。
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どの宿坊も閉まっています。大峰山寺は9月から翌年の5月まで閉じているからです。
しかし林道もないこんな山の上に良くこんな立派な宿坊を建てたものです。
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ようやく山門到着です。
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世界遺産の大峰山寺ももちろん閉まっています。
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熊がこのあたりにも沢山出没しているようです。このあたりは人が多いので
私はクマモンにお会いした事がありません。私がしょっちゅうクマモンにお会いするのは
弥山八剣より先の明星を越えたあたりからです。あのあたりから登山者は激減します。
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戸開け式は5月3日、戸締め式は9月23日。その間はこの寺は無人になります。その間で
雪の少ない季節、つまり4月、10月、11月に縦走する若いカップルが沢山います。
昔はキャップ帽の中に髪の毛を隠して、だぶだぶの服を来て 女だと分からない格好で
歩く人が多かったのですが、(でもなんとなく分かります)最近では短パンTシャツで女性丸出しの
格好の人が多く、私もそういう人に テントサイトや水場の情報を何回もお教えしました。
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直ちに展望広場へ行ってみました。
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その4へ続く
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世界文化遺産大峯奥駈道を歩く」五番関から大天井岳と大峰山(山上ヶ岳)へそれぞれ往復 2016年10月14日その2

2016-10-21 20:01:59 | 世界遺産大峰奥駈道
大天井と大峰山往復 その2
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急斜面のトラバースが多い。冬は非常に危険だ。
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所々に鎖やロープがフィックスしてある。ありがたいことです。
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時々行く手に大峰山が見え隠れします。
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でかい倒木の下を恐る恐る通過します。以前歩いたときには無かったような気がします。
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ここで旧道と巻き道と合流します。
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鍋冠(なべかんむり)行者堂に到着です。
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お堂におまいりして、鍋を鳴らして 山歩きの無事を祈ります。
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百五十五丁の石碑があります。大峰山寺までの距離なのでしょうか。
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このあたりはまだ 植林帯が見え隠れします。奥駈道に気を使っているのか
道の両側には 自然の森を少し残してあります。
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鍋冠行者堂から30分も歩くと 自然の森になり、やっと奥駈道らしくなりました。
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このあたりは 標高1400mを超えているので紅葉が始まっています。
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色づき始めた奥駈道を歩くのは、とてもきれいで幸せな気分になれます。
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百六十五丁の石碑です。増えているということは 世界遺産「紀伊山地の霊場」の一つ
吉野山金峯山寺への距離なのでしょう。約16キロです。
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このあたりは一段と紅葉が進んでいるようです。
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先程登った 大天井岳とその向こうに 金剛山、大和葛城山が見えています。
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紅葉の向こうに 大和葛城から二上山へのダイヤモンドトレイルと その右延長上に
生駒山地が続いています。
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鞍掛け岩に到着です。鎖場です。
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鎖場が続きます。冬季にこの岩場を登ろうとして、分厚い氷に鎖が閉じ込められて、つるつるの氷の急斜面をピッケル一本と 12本爪アイゼンでは登れなくて 引き返したことがあります。
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ヌタ場に大きな足跡。熊モンでしょうか。
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このあたりは色づいた木々が多くなります。標高は1500mを超えています。
写真を撮っていたら 若い男性が後ろから歩いてこられました。聞くと私と同じ
碁盤関駐車場からこられたということです。しばらくお話をしていましたが
私はまだ写真をとりたいので 先に行って頂きました。
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大きなお不動さんを過ぎると
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浄心門到着です。清浄大橋からの道とここで 合流します。
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洞辻茶屋を通り抜けます。
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しばらく歩くと 「西の覗き」の巨大岩場が見えてきました。
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陀羅尼輔茶屋を通り抜け
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松清茶屋を過ぎると
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分岐になります。右は新しくできた「平成新道」です。今日は左の旧道「修験の道」を行きます。
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標高1600mを超えて 色づきが ますます鮮やかになり始めています。
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日当たりがよく、朝晩の温度差が大きいのでしょう。
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その3へ続く
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「世界文化遺産大峯奥駈道を歩く」五番関から大天井岳と大峰山(山上ヶ岳)へそれぞれ往復 2016年10月14日その1

2016-10-19 19:22:33 | 世界遺産大峰奥駈道
このところ急に冷え込んだので、我が家の裏山の岩湧山を歩いてもかなり寒い。
もっと標高の高い「世界遺産大峯奥駈道」は紅葉が始まっているかもしれない。
そこで今回は 久しぶりに五番関から大天井岳と大峰山を往復する事にしました。
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大天井と大峰山往復 その1
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今回の計画図です。駐車場から五番関へ上がり まず大天井岳へ。
引き返して奥駈道を歩いて大峰山へ。そして引き返して駐車場へ。
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天川村から吉野町へ抜ける林道の峠付近に駐車場と登山口があります。
ここは既に標高1100mです。
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歩き始めたのは8時45分です。
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いきなり急登が始まります。
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渓筋のゴロタ石が積み重なった 急登は続きます。
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所々にロープがフィックスされているので助かります。
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もう峠が見えてきました。あの尾根が奥駈道です。
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五番関到着です。こんなに簡単に奥駈道へ出られる登山道は 少ないのです。
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このあたりの奥駈道は 「旧道」と「新道」があり ややこしいのです。
とりあえず大天井へ進みます。
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所々に見晴らしポイントがあります。
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紀伊山地の山々が折り重なってとてもきれいです。思わず見とれてしまいました。
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急登の始まりです。
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大きなウンチが落ちているので緊張。でも熊のウンチはもっと大きいですねえ。猪かなあ。
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あれがピークかなあと近づくと、次のピークが見えてきます。その繰り返しです。
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道が分かりにくいところもあります。落ち葉で 踏跡が隠れるのでしょう。
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この分岐で道間違えしました。
私は左へ行ったのですが、奥駈は右です。かなり迷ってもまた合流します。
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どうやら山頂のようです。
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大天井岳(おおてんじょうがたけ)到着です。10時丁度。
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ダイヤモンドトレイルの金剛山(左)と大和葛城山(右)です。
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ダイヤモンドトレイル起点付近のツインピークスの二上山です。
その右は生駒山で その間に大和川が流れていますが 見えません。
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弘法大師空海も子の道を歩いたそうです。ホンマかいな。
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周りの木々の先端が少し色づき始めています。
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直ちに引き返します。間違えないように、慎重に。
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中央奥に大峰山が頭を出しています。
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望遠で覗くと 宿坊群の屋根が見えています。
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五番関に戻ってきました。
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ここから先へは 女人禁制です。大きな「女人結界門」が経っています。
しかしその門の文字や 説明看板(日本語と英語)の女の文字がすべて削り取られていて
「人立ち入り禁止」や「man」の立ち入りは出来ないと違う意味になっていて笑います。

日本中の霊場や参詣道のほとんどの「修験道の道」は昔は女人禁制でした。高野山もそうでした。
しかし今は大峰山以外はすべて女人大歓迎です。当たり前ですよねえ。
役行者も空海も みな女性が創ったのですから。女性は偉い。


今頃女人禁制なんていってたら世界中の笑いものになりますよ。
世界文化遺産があきれます。 
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この先は二手に分かれます。私は左の巻道しか歩いたことがありません。右は旧道で荒れているはずです。
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大天井、大峯山 その2へ続く
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ダイヤモンドトレイル紀泉山脈を歩く」 二上山から平石峠まで往復 2016年10月4日 その2

2016-10-17 13:59:12 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
二上山から平石峠 その2
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竹之内峠です。ダイトレはここを横断して、右の岩橋山、大和葛城山、金剛山、紀見峠へ向います。
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ここで再び山道へ入ります。
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大阪府、奈良県の道路堺標識が見えます。
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こんな 仰々しい石碑をたてるなんて、恐らく明治時代の初めでしょう。
全国で薩摩長州の程度の低い田舎侍たちが 大暴れした時期ですから。
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ダイトレをドンドン進んで行きます。とにかく平石峠まで急いで、そこでどうするか 考える事にします。
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道は荒れ果てています。このあたりは林道をそのままダイトレとしています。
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ひたすら アップダウンの繰り返しです。それもかなり タフなアップダウンが続きます。
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見覚えのある平石峠が見えてきました。
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平石峠到着です。ダイトレはこの真ん中の道を横切っていますが、この真ん中の道は林道でも山道でもなく、
なんと大阪府道なのです。道幅1mくらいの山道もあります。
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ダイトレはこの階段を進みますが、丁度おじさんが降りてこられました。その方と暫くお話をしました。
その方は「岩橋山からここまで下りで 1時間20分ほど掛かったので、登りは1時間40分くらい。
往復するとここからたっぷり3時間かかるなあ」ということです。

ということは、これから岩橋山まで往復するとここに午後5時着なので、真っ暗な中を引き返す事になります。
それで ここで引き返す事にしました。その方はここからダイトレ竹之内峠へ行きそこから竹
之内街道を下りて上ノ太子駅へ向うそうです。
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その方と別れて私は経塚に参拝する事にしました。
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葛城経塚二十八癪第二十四番「平石峠」です。私が数年前に取り付けた黄色い標識が風で飛ばされていたので
取り付けなおしました。
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引き返す途中に分岐があったのでそちらを暫く進んでみます。
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広場があり、大きな鉄塔とアンテナがありました。
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そこには手作りの テーブルと椅子が設置されていました。
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河内平野が微かに見えました。ここからの景色もかなり 霞んでいます。
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ダイトレを再び引き返し、途中からこの左の林道へ分岐しました。
地図を見ると万葉の森駐車場への近道のようです。
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暫くは林道を下りますが、見通しは全くありません。
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スマホの地図を見ると どうやらこの右手に溜池があるようですが まだ見えません。
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やがて大きな溜池が現れました。
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大きな溜池は 5段くらい続きました。釣りをしている人も何人かいました。
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溜池が終わっても暫くは林道を下ります。
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暫く歩くと 万葉の森に隣接した釣堀に出ました。
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駐車場に帰着しました。午後3時です。あのまま岩橋山へ往復していたら ここに戻るのが午後6時でしょう。
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実際に歩いた記録です。
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距離と行程さの記録です。累積標高差はもっとあるものと思っていましたが、意外に少なかったです。
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この日出会った山野草の花
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高野箒はいたるところの山道に咲いていました。
高野山で 昔お坊さんがこの植物の茎を集めて束ね、箒にしたといわれています。
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最初はこの花も高野箒だと思って写真を撮っていました。しかし良く見ると何か違う事に気が付きました。
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後でしらべると 朮(おけら)という珍しい花で、我国で平安時代から薬草として使われてきた
自生する山野草だそうです。初めて見ました。
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ダイトレの山道で なぜか一輪だけ 山ツツジが咲いていました。
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秋も深まりつつあるというのに、夏の花男郎花(おとこえし)があちこちでまだ咲いていました。
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秋になり急に目立つようになった 白嫁菜です。菊科の花なので 見るからに秋らしいですねえ。
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終わります。
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ダイヤモンドトレイル紀泉山脈を歩く」 二上山から平石峠まで往復 2016年10月4日 その1

2016-10-15 10:12:46 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
中古のゲンチャを10年乗り回して、つぶれたので新車のバイク(125cc)に買い換えました。
中古バイクは 当たりはずれが多く、この10年に新車が買えるほど修理費を使いましたので今度は新車にしました。
少し遠出をしてみたいので、岩湧からちょっと離れた 二上山へバイクで行く事にしました。
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二上山から平石峠 その1
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大阪府河南町の万葉の森広場駐車場にバイクを停めて歩き出します。
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このおじぞうさんの分岐で左の山道へ入ります。
丁度山から下りてきた女性が 一心にお祈りされていました。
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暫くは整備された山道を進みます。
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展望台に立ち寄りました。今日は晴れていますが霞んでいて遠くは良く見えません。
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展望台からは 二上山の雌岳(ひくいほう)が見えます。雄岳はその向こうなので見えません。
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鹿谷寺跡を過ぎます。向こうに見える多宝塔は 石を積み上げた者ではなくて、周りの岩盤を
削り取って運び去り、残った岩山の突起をさらに削ったものです。
この山は飛鳥時代に 大量の石材が切り取って明日香へ運ばれて 石舞台古墳やその他の沢山の古墳の石室に
使用されました。
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山道の石段は 岩盤を削って作ったものです。
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途中何箇所か 展望ポイントがあります。
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ダイトレ(ダイヤモンドトレイル)に出ました。
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暫くダイトレを進み、この標識のポイントでダイトレと分かれます。
ダイトレは左へ分岐して 起点の屯鶴峰(どんづるぼう)の岩山へ向います。
私は直進して雄岳へ向います。
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馬の背の売店が見えてきました。
※営業しているのを見たことがありません。
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馬の背を進みます。
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やがて木製階段の急登が始まります。
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雄岳山頂に到着です。
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二上山神社です。別名 葛木坐二上神社(かつらぎにいますふたかみじんじゃ)とも言います。
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この神社の主祭神 は 豊布都御霊、大国主御霊の二柱です。
苦労の末に日向から大和入りして 大和に物部王朝を打ち立てた イクメ大王が 石上神社を建てて
そこで政治をし、物部の始祖布都御霊を祀りました。

つまり祖布都御霊とは 物部の始祖徐福の事です。
またイクメ大王と共に大和入りした異母兄妹の 豊来入彦、豊来入姫の母親の 豊王国女王
豊姫(魏書に書かれた2番目のヒミコ)の軍勢が大勢大和に移住して この葛木地方や櫻井市近辺に
豊の付く地名がたくさんあります。
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また徐福らに幽閉殺害された 古代出雲王朝第八代主王の八千矛王の御霊を祀る為に 出雲びくの末裔の
大和の登美家、磯城家、加茂家などの豪族たちにより 大神神社(おおみわ)、大和神社(おおやまと)
が建てられました。

つまりこの神社は 誰が何のためにたてたのか 良く分からない意味不明の神社ですねえ。
殺したほうと殺されたほうが同時に 祀られていますから。
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その隣が葛城経塚二十八宿第二十六番経塚です。
2年ほど前に鬱蒼としていたこの経塚の枝を切り落として 黄色い標識を取り付けたのですが、今もきれいでした。
その跡で白い標識をとり付けられた方が良く清掃をされているのでしょう。 
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雄岳には大津の皇子の御陵もあります。
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わが子を帝位に就けるため、ゴウツクババアの持統女帝が当時宮廷で大人気の皇子 大津の皇子に 
冤罪を擦り付けて死刑にしました。

その無念の皇子 大津の皇子の御陵ですが 大和を向かずに 南の難波を向いています。
そしてそのゴウツクババアの持統が藤原の不比等らに 書かせた記紀が その後の日本史を捻じ曲げてしまったのです。

自分たちが渡来人の征服王朝の末裔だという事を ひた隠し自分たちの祖先は天から降りてきたなどとほざき、
古代出雲王朝の存在を抹殺し、日本史を捻じ曲げた 張本人です。

今も記紀の呪縛に取り付かれている人が大勢いらっしゃるのは悲しい事です。

天から降りる神々の子孫を見送る天上の神々の中に 徐福のオカンの 高木千々姫がいるなんて
全く笑いますねえ。
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雌岳へ引き返します。木々の間に大和葛城山の手前に岩橋山が見えます。
今日はあそこまで行きたいのですが。
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雌岳山頂です。
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山頂には 石造りの大きな日時計も設置してあります。
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奈良盆地方面も霞んでいてほとんど見えません。
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ダイトレ延長上の岩橋山です。今日の予定はあそこまで行くつもりなのですが。
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先ほどまでいた雄岳を実ながらダイトレへ降りて行きます。
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ダイトレを暫く歩いて「桜広場」に着いたので ここで丁度12時になったのでお弁当にします。
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お弁当を食べながら、我が家の裏山の岩湧山を探しますが、霞んでいて見えません。
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食後のコーヒーも飲んで、12時30分にダイトレを再び歩き出します。
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岩橋山の頭だけ見えているポイントに 標識があり、岩橋山まで5キロとあります。
と言うことは往復10キロ、約4時間から5時間の距離です。
と言うことは 今4時半なので、駐車場に帰ってくるのが 5時前後。と言うことはもう暗い道を歩いて 
景色はほとんど見えないということです。とにかく前へ進もう。
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岩屋も通過します。ここの磨崖仏も風化して ほとんど見えません。
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祐泉寺分岐を過ぎます。祐泉寺や當麻寺は左ですが 直進します。
元来ダイトレは ここを右へ降りて万葉の森から 竹之内街道を登り返し、竹之内峠から再び山道へ
入るのですが、みんなが直進するようになり、道も整備されました。
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小さなアップダウンを4,5回繰り返します。
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道路が見えてきました。竹之内街道です。
この道は 古代「官道」で一部の役人しか通れなかったといわれます。もちろん農民など一般人は
通れませんでした。
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その2へ続く
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岩湧の森 四季の山野草 9月の花 その2

2016-10-13 22:42:38 | 岩湧の森の四季の風景
9月の花 その2
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秋丁子(あきちょうじ)
長い間 この花がチョウジの実(クローブ)に似ているからと思い込んでいました。
実際は この花の形が 丁の字に似ているからと名づけられたそうです。納得できないなあ。
どこが丁の字なんだろう。
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姫紫蘇
紫蘇科の植物で、ちいさなかわいらしい花ですが、紫蘇科のほかの植物、青紫蘇、赤紫蘇などのように
食用にはならないそうです。
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薄荷(はっか)
英語名ミントの花も9月に入っても元気です。
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南蛮繁縷(なんばんはこべ)
咲き始めは沢繁縷のような花ですが、ガクの中の実が発育して大きくなると花びらが 押し開かれて
このようなとんでもない形に大きくなります。形がグロテスクに見えるので「南蛮」と付けたのでしょうが
れっきとした、国産品だそうです。
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蔓人参(つるにんじん)
蔓性の植物で 根っこが朝鮮人参に似ているらしいからつけられた名前だそうです。
別名爺蕎(じいそば)というそうです。ジジイのソバカスと言う意味で あんまりうれしくないなあ、ジジイとしては。
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これは蔓人参の花が終わり、実がつき始めた頃の姿です。同じ蔓にぶら下がっています。
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盗人萩も9月に入っても益々元気です。
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飯子菜(ままこな)
ママコとは ご飯粒のことで、種子が米粒に似ていると言う説と、花の中の突起がご飯粒だという説が
あるそうです。
ところで、この花の色と模様は「深山飯子菜」のようですが、たかが900m弱の里山に深山飯子菜が
咲くわけがないと思うのですが。
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こちらが岩湧の中腹や麓で普通に見かける、普通の飯子菜です。少し長細くピンクの色が少し濃いです。
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蔓竜胆も9月になってもあちこちで咲いています。
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蔓穂(つるぼ)
蔓のような花穂をつけるとか、花穂が連なって咲くからツラ穂が訛ったとかいろいろ説があるそうです。
全国に生育して 海岸から山奥まで幅広く咲くそうです。
私が初めて見たのは 世界遺産熊野古道小辺路の熊野灘沿いの高野峠で初めて見ましたが
良く見ると 岩湧のあちこちに咲いていました。
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白嫁菜(しろよめな)
嫁菜が薄紫の花で一茎一頭花であるのに対し、白嫁菜は白い花で一茎多頭花で葉も花も小ぶりです。
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野紺菊(のこんぎく)
花の色は 白、薄紫、濃紺といろいろあり 葉も大きく花は3センチ弱で 山の中はおろか林道の脇などにも群生します。
京都詩仙堂の庭園にも咲いていました。
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鵯花(ひよどりばな)
ヒヨドリは一年中鳴いていますが、秋に鳴くと勘違いした人が 間違えて名前を付けたらしい花の名前です。
花期も夏の初めから秋の終わりまで長く咲きます。
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実蔓(さねかずら)
赤いイチゴのようなのが、雄花で雌花は緑だそうです。昔はこの樹皮などを煮込んで
整髪剤として使ったことから、別名「美男子」というのだそうです。
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水引
熨斗につける紅白の水引に似ているからと、すぐ理解納得です。
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屁糞蔓(へくそかずら)
下品な名前の代表選手のひとりです。名前の由来は想像できますが、花の臭いではなく、実を
すりつぶしたときの臭いがくさいのだそうです。それにしてもよくこんな下品な名前を考え付くものだと
感心させられます。きっと下品な奴が付けたのでしょう。
ほかに下品な名前をつけられたかわいそうな奴は ママコの尻拭い、姥百合、掃き溜め菊、犬の金玉などなど。
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水玉草の実
かわいらしい姿なので 後で調べたら 水玉草の実でした。
今度花の姿も見てみたいと思います。
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仙人草
なぜ仙人なのか この状態では分かりません。次の写真が実の写真です。
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仙人草の実
花と同じ蔓についていました。これがもう少し経つと 仙人の髭のような 真っ白い長い髭で覆われます。
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野葡萄
おいしそうな実です。食べようとは思いませんが。
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草紫陽花
この花も花期の長い花ですねえ。梅雨の頃から咲き始めて 9月末になってもまだ咲いています。
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彼岸花 別名曼珠沙華
山の中はおろか 日本中の田圃の畦道に咲きますねえ。
球根には毒があるそうで、また末期癌患者の腹水を抜く為に 球根を摩り下ろして足の裏に
貼り付けるとよいと言う言い伝えもあります。
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野萓草(のかんぞう)
八重の花の藪萓草は盛夏に良く見ますが、一重の野萓草は秋になってもよく見かけます。
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秋の麒麟草
秋になると、高原から高山まで幅広く見かける花です。秋に咲く麒麟草と言う意味だと思いますが
麒麟草とは 姿かたちがまるで違うのになあ。
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秋の田村草
紫蘇科の花で 秋に咲きますがなぜ田村草なのかわかりません。田村草は薊の花に酷似していますが
キク科の花です。
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田村草
この花も秋に咲きますが、アザミの花に見えますが 葉に棘が無く葉の形も大きく違うのですぐに見分けられます。
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秋桐(あきぎり)
この花の黄色い花の「黄花秋桐」は松江市の嵩山周辺で良く見かけますが、このブルーの花はダイヤモンドトレールで
初めて見ました。
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狐の孫
変わった名前で なぜ狐なのか、何故孫なのか調べても分かりません。
低い草で花も小さく、見つけにくい花です。
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松風草
木の花の葉っぱを見ると観葉植物のアジアンタムを思い出します。
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猪独活(ししうど)
猪も食べないほどまずいらしいのですが、山頂付近は9月末になってもまだまだこの花が沢山咲いています。
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葉場山火口(はばやまぼくち)
9月になると この花にそろそろ綿毛がまとわり付いてきます。秋が深まるといよいよ綿毛に取り巻かれて
ボクチ(火口ー火打石の点火綿)になります。
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男郎花(おとこえし)
9月末にもなるとそろそろこの夏の花も終わりに近づきます。
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岩湧の森 四季の山野草 9月の花 その1

2016-10-11 22:33:54 | 岩湧の森の四季の風景
四季折々の岩湧の森(大阪府河内長野市)を歩きながら見つけた山野草の写真を整理しました。

9月の花 その1
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小鬼百合
9月に入っても岩湧の山頂には まだまだ小鬼百合が咲いています。鬼百合と違い葉の付け根には
黒いムカゴがありません。
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狐のカミソリもまだまだ咲いています。この花は彼岸花の仲間なのですが 彼岸花が咲く少し前頃に咲きます。
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高砂百合
小鬼百合と入れ違いに この百合が咲き始めます。高砂とは台湾の事で、台湾から観賞用に持ち込んだものが
野生化したそうです。種で増えるので 岩湧山山中どころか このあたりはおろか あちこちの林道や
空き地などに 凄いスピードで蔓延ります。
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吾亦紅(われもこう) または割れ木爪
割れ木爪(帽額)というのが正式な和名だそうで、平安時代に額に被った帽額(もこう)が語源だそうです。
また「我も恋う」と万葉集では詠まれたこともあるそうです。山野草にしては ロマンチックな名前ですねえ。
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釣り舟草
花の形が帆掛け舟の形だそうです。しかし私にはどう見てもラッパか煙管にしかみえませんが。
巻貝にもみえるこの花が咲くと、秋の訪れを実感します。
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野ササゲ
蔓性の豆かの植物です。
ササゲ豆(別名ナタ豆)のような長細い豆の形にこの花の形がにているから 名づけられたのだそうです。
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継子の尻拭い(ままこのしりぬぐい)
下品な名前の山野草の代表選手の一人です。この他の下品選手には「姥百合、犬の金玉、屁糞蔓」などがあります。

この植物の茎には鋭い棘が密集しています。継子がウンチをした後にこの草でお尻を拭くと
痛くて泣き叫ぶと想像してなずけられた草です。よくそんな虐待を考え付きますねえ。
花は小さくてとても かわいいのにねえ。

※継子とは 後妻に入った女が先妻のこどもをさす言葉で 
昔は継子虐めという言葉が流行った時期もあったようです。
江戸時代に大流行した 近松門左衛門の小説「當麻寺の中将姫」は後妻の女が 先妻の子の中将姫を強烈に苛める
「継子虐め」がテーマのしょうせつですが、全国に中将姫の作り話が 出来て観光名所になっています。
岐阜県の「中将姫請願桜」や奈良県御所市當麻寺の中将姫が 蜘蛛の糸で織ったという曼荼羅タペストリーなどです。

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こちらは濃いピンクの「継子尻拭い」ですが、こちらにもキチンと棘棘があります。
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松虫草
私の田舎の松江市の近くの 大山鏡ヶ成高原には 秋にこの花が一面に咲きます。ブルーの草原に見えることもあります。
岩湧の森には今までこの花は生育していないと言われていましたが 今年HOTさんが教えてくださいました。
山頂付近に咲いていました。
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花びらが落ちた穂が見えています。この形が「マツムシ」という楽器に似ているそうです。
「マツムシ」とは 六部巡礼者や歌舞伎のお囃子に用いる鉦だそうです。

長いこと 私は マツムシが鳴くころに咲く花だと思い続けていました。

※六部巡礼とは 法華経を66回書写してそれを66箇所の霊場に 納めて回る巡礼者。
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アケボノ草
秋を代表する花の一つです。花びらの斑点が 夜明けの星に似ているからと、とてもロマンチックな名前で
私の好きな花の一つです。この写真には4枚花びらのアケボノ草が写っています。

※ 先端のブルーの小さな斑点が 星だという説と黄緑の大きな斑点が 星だという説があるそうです。
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節黒(ふしぐろ)
この花は全国に自生する 撫子のなかまだそうです。小さな花でなかなか見つけにくい花です。
山頂に咲いているのを 山野草のたち人HOTさんに教えていただきました。
この写真の状態では 節は黒くありませんでしたが、もう少し時間が経つと節が黒くなるのでしょう。
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見返り草
秋になると 岩湧に限らず いたるところに花が咲く 紫蘇科の植物です。
「見返るほど 美しい」という事らしいのですが、同意しかねます。
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山路のホトトギス
これも日本全国の山間部に夏の終わり頃から自生する植物で、ホトトギスの胸の斑点の模様に
この花弁模様が似ているからつけられたそうです。花弁が上下二段になっていて、日陰に多く咲きます。
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塩釜菊
巴塩釜(ともえしおがま)に良く似た花と葉である。
塩釜とは 海水を煮詰めて塩を作るあの竈のことですが、浜で炊くことが多かったので 「浜で良い」
と言うことから「葉までよい」という駄洒落でつけられたそうです。なんのこっちゃ。わけわからん。
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雁首草
煙管の頭部、雁首に形が似ているから点けられたそうで、これは納得です。
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節黒仙翁(ふしぐろせんのう)
山の中ではとても目立ち、見つけやすい花です。
江戸時代に支那から持ち込んだ 観賞用の仙翁に花が似ていて、節が黒いから点けられた名前だそうです。
仙翁と言う花は見たことはありませんが、節黒は 同意しにくいですねえ。
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花虎の尾
観賞用に アメリカから持ち込んだものが 繁殖して野生化したものだそうです。
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禎祥草(ていしょうそう)
秋になると岩湧の山道に沢山咲きます。高野箒と花が似ていますが、葉が斑入りで都葵の葉に似ているのですぐ分かります。
茎が伸びて先端に花が咲きますが高野箒は 聞くが沢山分かれて 葉と花が入り乱れて咲きます。
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秋海棠の赤も白も
9月中旬になっても まだまだ元気です。
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曙繻子欄(あけぼのしゅすらん)
岩湧の花名人HOTさんに教えてもらい見に行きました。薄暗い岩の上にびっしりと密集して咲いていました。
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曙繻子欄は小さなピンク色のとてもかわいらしい花です。欄科の植物です。
何故曙なのかは、このピンク色が 夜明け前の淡い空の色にそっくりだと思いました。
おそらくそうでしょう。
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9月 その2へ続く
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コメント
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