アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

新緑の金剛山を歩き九輪草に会いに行きました 2016年5月17日

2016-06-22 08:43:41 | 初夏の山歩き
金剛山のお花畑も終わりに近づいて、人が少なくなった頃を見計らって
新緑の金剛山を歩いて 九輪草の群生地へ花に会いに行きました。
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駐車料金600円を払い、新緑の林道を歩いていきます。
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水車は勢い良く回っているけど、LEDイルミは点灯していません。発電機が壊れたのでしょう。
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急坂の林道を約40分ほど歩くと 登山口です。
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新緑の源流地帯を歩きます。清々しいですねえ。
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ボランティアの方たちがロープをフィックスされた場所に咲く花々は終わっていました。
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これもボランティアの方たちの努力の階段です。感謝しながら通過します。

しかしこのような気持ちの良いボランティアの方たちばかりではありません。
中には根性の悪い人たちも沢山居て 分岐に取り付けた標識を片っ端から外すようないやな奴も
沢山います。あとで 触れますが そのために道間違いをする人が後を絶ちません。
今日もかわいそうな女性二人連れにあいました。
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急坂の途中の水場で小休止です。
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駐車場は26度でしたが、ここはひんやりして14度です。
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なんと浅黄マダラが水を飲みに来ていました。この蝶は沖縄の向こうの台湾やフィリピンあたりから来るそうです。
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お花畑は既に花が終わり 誰も居ません。新緑がきれいですねえ。
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梅惠草がはびこっています。この植物は精力旺盛で 他の植物たちとりわけ九輪草を駆逐するので
ボランティアの方たちが 九輪草を守るために梅惠草を駆除しています。
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お弁当広場に着きました。ここも新緑がきれいです。
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沢山の人たちが 新緑の下のベンチでお弁当を食べています。
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国見広場に到着。奈良県御所市が設置したこの看板はいつも気になるのですが、間違いです。
ここは金剛山山頂ではありません。ここは国見城跡の国見広場です。

湧出岳、葛木岳、大日岳、白雲岳の総称を金剛山と呼んでいますが、標高1125mは
葛木岳山頂の事です。ここ国見広場は標高1060m前後です。

まあ一般的にここを金剛山山頂と呼んでいるのでしょう。山上ヶ岳を「大峰山」と皆さんが呼ぶように。
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国見広場の金剛桜は 完全に葉桜になり、さくらんぼが出来ていました。
金剛桜は 山桜ですが御衣黄のような 黄緑色の花をつけます。
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うどん屋さんの前の青モミジはすばらしいですねえ。
まず転法輪寺にお参りしてから、ここで食事をします。
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転法輪寺境内です。
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ピンクの花が咲いて 花びらがはらはらと散り始めています。
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海棠桜です。我が家の海棠桜は3月20に咲きましたが ここ標高1000mでは2ヶ月遅れで咲いています。
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境内にはあちこちに九輪草が咲いていました。
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秀吉が掘らせたと言う ひさご池の真ん中の弁天島にも九輪草が咲いています。
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転法輪寺にお参りしたあとはうどん屋さんでお昼です。カップ麺とおにぎりで550円です。
飲み物とデザートは 持参しました。
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さあ下山します。右はK谷道、左はT谷道で 私が分岐標識を何回取り付けても外す奴がいます。
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下山予定の左分岐ツツジ尾谷道と、直進は高畑道の分岐です。ここにも過去何回も分岐標識を取り付けましたが
すぐに取り外されます。
こんな悪意に満ちた事をするのは たぶんハイカーではなくて 地元の山仕事の人だと思います。
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下山を始めて最初の滝F1です。名前が不明なので勝手につけました。
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新緑の中の次の滝F2です。
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F3です。もしかするとこれは「腰折れの滝」と言うのかもしれません。

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途中で花の写真を取りながら歩いていると 同じく花の写真を撮っている女性に出会い、
その方に同行させてもらいました。
二人で歩いていると道の途中でしゃがみこんでいる二人連れの女性の方に出会いました。
聞くと K谷を降りるつもりが ここにきてしまい、ここがどこか分からないと 
しゃがみこんでいらっしゃいました。

だから私が今まで何回も山道の分岐標識を付けてあるいているのに 片っ端から撤去する
悪意溢れる奴がいるから こんな被害者が出るのです。高畑谷とツツジ尾谷を間違える人は
過去何人も会いました。

間違えやすい道の分岐を新設に私に教えていただいた アメリカ人のポールさんも数年前に
旅立たれました。

今度はその方たちも付いてこられて 4人で下山しました。
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この日であった花々
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九輪草の群生地です。
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ボランティアの方たちが 梅惠草の駆除をされているので 毎年花を咲かせてくれます。
この植物には毒があるので 動物は食べないそうです。
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多宝塔や五重塔の先端についている九輪のように花が何段にも咲くことからつけられた名前だそうです。
どう見ても園芸種の花のように見えますねえ。
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九輪草の中には白い花もあります。
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キランソウです。地面にびっしりと生えるので 別名「地獄の釜の蓋」なんて下品な名前もあるそうです。
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花筏です。優雅な名前ですねえ。
俳句の世界で花筏と言うと桜の花びらが川面を流れる様を言うらしいのですが。
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山紫陽花がもう咲いていました。始めは額空木と思い少し枝を折ってみましたが幹に
空洞はありませんでした。(ごめんなさい)
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山鍬形の名前は 花の形ではなくて 実の形が 兜の形 つまり鍬形をしているからだそうです。
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常盤ハゼ。常盤と言うのは常緑のことではなくて 花期が長いからだそうです。
良く似た花の 紫サギゴケのように地面を這うのではなく、茎で立ち上がって咲きます。
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森の恵み、ヘビイチゴ。沢山ありました。甘酸っぱい味がしておいしかったです。
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一瞬黒百合かと思いました。形は苧環なので深山苧環の一種なのでしょう。
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立浪草はあちこちで元気に立ち上がっていました。
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二人静です。この花軸は一本ですが 一本のものから5本くらいのものまでいろいろあるそうです。
必ずしも2本ではないようです。
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谷桔梗は谷沿いのあちこちに咲いていました。かわいい小さな花ですね。
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山野草トップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/sanyasou/index.html
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