アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

岩湧の森 四季の山野草 10月の花

2016-11-29 22:31:40 | 山歩きと山野草
10月の花の写真をまとめました。
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人字草(じんじそう)
花の形が「人」の字の形をした花です。ちなみに 花の形が「大」の字に見える花が「だいもんじそう」です。
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大文字草も人字草も共に「雪ノ下」の仲間で 花の感じが良く似ています。
咲いている場所を 岩湧の花の達人達に 教えていただき、見に行きました。
往復4時間以上掛かる 山の中にひっそりと咲いていました。
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朮(おけら)
日本原産の薬草で 平安時代から薬草として使われてきたということです。
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最初は 周りに沢山生えている「高野箒(こうやぼうき)」の写真を撮っていたのですが、
その中になんか周りの花と違うのが咲いているのに気がつきました。
帰宅してしらべてみたら 朮(おけら)という珍しい 薬草でした。 10月4日二上山山頂付近にて
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亀甲白熊(きっこうはぐま)
私の大好きな花の一つです。クルクル周る 風車(沖縄語「うちなーぐち」でいう、「かじまーや」を連想します。)
のように見えます。また稚児車(チングルマも子供の持つ風車のちごぐるまがなまったものです)にも見えて 
この花が咲くと往復3時間以上 ダイトレを歩いて見に行きます。
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亀甲白熊
亀甲とは 葉っぱが亀の甲羅の形をしていて、ハグマとは 仏具の払子(ほっす)の先の白い毛を
白熊(はぐま)と言います。元はヤクの尻尾の毛で作られて居ます。僧侶が是を振り回して威厳を示す道具らしいのですが
お釈迦様が聞いたら 「仏教に なんでそんなモンがいるねん」と怒りそうな道具です。

聞くところによると もともとはインドの僧侶が 説法するときに 集まってくる蚊や蝿を追い払う道具だったらしいのですが、
仏教の坊主が 何で威厳を示す必要があるのでしょう。

私にはどうしても そんなインチキ坊主の道具よりも 稚児車に見えます。
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亀甲白熊の葉です。
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白い秋丁子
秋丁子は普通 紫色かブルーですが、岩湧のあちこちには白い秋丁子が10月頃に咲きます。
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姫女苑(ひめじょおん)
この花も花期が長く、岩湧では 梅雨明けの頃から咲き始めて 10月の終わり頃でもまだまだ咲いています。
白い花に混じって 薄紫の花も咲きます。
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秋の野芥子
キク科のこの花も秋の花ですね。長い雄しべが特徴的です。
普通の野芥子は春に咲きます。
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曙繻子欄(あけぼのしゅすらん)
この花も今年初めて見ました。岩湧の常連さんたちに教えてもらいました。普段人のほとんど行かない場所に
ひっそりと咲いていました。9月に咲き始めましたが10月もまだまだ咲いていました。
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センブリ(千振り)
お湯の中で千回振り回しても まだ苦い液が出るという由来の 薬草です。縄文時代から薬草として
使われてきたということです。

秋になると岩湧の森へ 亀甲白熊を見に行きますが、センブリの花と亀甲白熊が 共演して咲いているのが
印象的です。
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松虫草
巡礼者のマツムシという鉦の形ににているという あちこちの高原で咲き乱れるこの花も今年の9月に
岩湧では 初めて見かけましたが 10月半ばを過ぎてもになってもまだ咲いています。
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吾亦紅(われもこう)も10月になってもまだ岩湧の森のあちこちで咲いています。
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節黒仙翁(ふしぐろせんのう)も 今年は10月半ばを過ぎても岩湧の森で咲き続けています。
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釣り舟草も10月20日を過ぎたのに まだあちこちで群生しています。
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秋海棠は 夏の終わりの花のイメージですが、毎年花期がどんどん長くなっていくような気がします。
7月になると咲き始めて 10月終わりもまだ咲いています。
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山路のホトトギスも 10月終わりになっても元気です。
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リンドウはやはり秋の花ですね。
10月になると山頂付近のいたるところで咲き始めます。
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「継子の尻拭い」なんてかわいそうな名前を点けられたこの可憐な花も10月になっても
まだあちこちで咲いています。この花こそ「夏の花」のイメージが強いですけど。
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禎祥草(ていしょうそう)もまだ咲いています。
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こちらは禎祥草の葉です。
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晒菜升麻(さらしなしょうま)に止まる浅黄マダラです。浅黄マダラは何千キロも海を越えて移動するそうです。
浅黄マダラの浅黄色が幕末の狂気集団新撰組の羽織の色ですねえ。10月11日 大和葛城山
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丹那鳥兜(たんなとりかぶと)も秋の花で、千石谷やダイトレに沢山咲きます。  10月15日千石谷
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10月の岩湧山頂は 一面のススキ野原でとてもきれいです。
新聞各社の地元版に必ず載ったり テレビでニュースとして放映するので それを見た沢山の家族連れが
訪れます。
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「世界遺産大峯奥駆道を歩く」 和佐又から大普賢を経て伯母谷覗きへ、下山は柏木道で柏木へ 2016年11月3日 その3

2016-11-27 09:27:31 | 世界遺産大峰奥駈道
和佐又から大普賢を経て伯母谷覗きへ その3
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経函石(きょうばこいし)分岐です。何回か以降としましたが 道は不明瞭で分かりません。
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奥駈行場88箇所の内、奥駈から離れた場所に行場ある場合に そこへ直接行かないで
(いけない場合もあると思います)お札だけを奥駈道に納める人が
最近は多いように思います。もっとも30番千草岳、31番小池の宿などは道は全く消えていて、
行きたくても行けません。45番七面山などは 5回目の挑戦でやっと奥駈からたどり着けました。
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急に晴れてきました。もう誰も奥駈を歩く人は居ません。マイペースでどんどん歩けます。
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奥駈の尾根筋が連なって見えます。素晴らしい眺めです。
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再び紅葉が 現れました。標高が下がったのか、樹相が変わったのか。
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高度はどんどん下がって行きます。帰路は大変です。
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広場に出ました。脇宿跡です。ここまでくれば もう少しで阿弥陀森です。
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不明瞭な道を テープの目印を探しながら 暫く歩くと
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大きな女人結界門が現れました。阿弥陀森です。
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大峯山から南へ歩く人は 少ないので この門や看板の「女」の文字は消されたり、
外されていません。五番関や蓮華辻等は「女」の文字を消されて「人は立ち入るべからず」
と 日本語も英語も表記されて居ます。そのうちここも消されるでしょう。
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富士山の参拝者減少に悩んだ 江戸時代の御師(おしー神職にして 登山案内人、宿泊施設経営者)
たちは それまでの富士山女人禁制を撤廃しました。そのお陰で参拝者が飛躍的に増えたそうです。

奥駈縦走者が もっと増えれば 政府や行政も 道の維持、宿泊施設の完備に力を入れるでしょう。
今のままでは 世界に対して恥ずかしいですよねえ。
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奥駈道からの柏木道分岐標識です。
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熊笹の道をどんどん下ります。笹の中に石碑があり 良く見ると「柏木へ八十二丁」とあります。
約8.2キロです。
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伯母谷覗き到着です。午後1時、大普賢から90分でした。
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大学生たちが休んでいました。彼らは柏木から登ってきて、ここから大峰山へ行き
洞川温泉へ降りる予定だそうで、今夜は小篠宿の山小屋で泊るそうです。
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素晴らしい岩壁の紅葉です。
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中央奥に 和佐又ヒュッテが見えています。あそこまで帰らなくてはいけません。
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荒々しい大普賢の岩壁です。
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山肌の紅葉も素晴らしい景色です。
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途中からご一緒した女性もポーズを取って 絶景を楽しんでおられます。
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その女性は 柏木に車を止めて ご家族の方に和佐又まで送ってもらったそうで、
「柏木まで一緒に下りませんか。私の車で和佐又へお送りしますよ」と仰るので
お言葉に甘える事にしました。お話しながら柏木道を下ります。
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道標も続きます。82丁から始まって 次第に数字が減ってきます。
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初めの内は 山の紅葉を楽しむ事が出来ました。
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紅葉を楽しみながら 軽快に飛ばして下山していると
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道のすぐ両側は 自然の森を残しながら その奥に遠慮がちに 植林帯が出てきました。
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そのうち遠慮も無く、全面的に植林帯がはじまりました。
歩いていても 我が家の裏山の岩湧山や金剛山とおんなじです。
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やがて「天竺平」というポイントに差し掛かります。
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同行の女性に地図を調べてもらうと もうすぐ 柏木と上谷の分岐になります。
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やがて突然山道に電柱が現れました。人里が近い証拠です。その奥に標識も見えます。
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分岐標識が出てきました。
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地図に書いてあった「小さな祠」も朽ち果てて お地蔵様がむき出しです。
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どんどん降りていくと 柿の木があります。人里に出たのです。
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やがて民家の庭に出てきました。
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上谷集落の中を歩いて 女性がクルマを止めた広場を探します。
無事にクルマに帰着して その方に 和佐又まで送っていただきました。
時刻は 午後3時過ぎ、歩き出して約6時間の山歩きでした。
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その方に和佐又まで送っていただき本当に助かりました。
和佐又には4時前に着いたのですが、団体登山客が次々に降りてきて 迎えのバスに乗り込んでいました。
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実際に歩いた記録です。
柏木に着いてから、GPSの電源を切るのを忘れたので 車の移動も軌跡が表示されて居ます。
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累積標高差は約850mでした。歩行距離は約17キロでそのうち柏木道は8キロと半分近くを占めました。
歩行時間は約6時間で、休憩なしです。
※歩きながらおにぎりを食べました。
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和佐又から 大普賢経由伯母谷覗き おわり
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「世界遺産大峯奥駆道を歩く」 和佐又から大普賢を経て伯母谷覗きへ、下山は柏木道で柏木へ 2016年11月3日 その2

2016-11-25 10:27:54 | 世界遺産大峰奥駈道
和佐又から大普賢を経て伯母谷覗きへ その2
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このあたりから 鉄梯子と鉄階段の岩場になります。
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石の鼻到着です。
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さきほど通り過ぎた日本岳です。
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水太谷です。この谷は紅葉は始まったばかりのようです。
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左奥の平らな山が 大台ケ原日之出が岳です。
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先ほど登ってきた鉄梯子の下から 追い越した三人の声が聞こえてきました。
さあ先を急ごう。
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手前のピークが小普賢岳、奥が大普賢岳です。
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今年の2月に 雪が多すぎてトラバースを断念した場所です。
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これでは滑落したら死ぬなあ。
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今年の2月24日にトラバースを断念したときの写真です。
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引き返そうとして ぞっとしました。雪庇の上を歩いてきていたのでした。
一歩ずつ、慎重にピッケルを差し込んで 何とか無事に帰ることが出来ました。
雪庇が崩落して 滑落した稲村ヶ岳の事が頭によぎりました。
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小普賢分岐まで来ると 終に団体に追いつきました。
追い越しはしんどそうなので 小普賢に寄り道します。
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山頂は 残念ながら何も見えません。
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樹木の間から かろうじて大普賢が見えます。ここは大普賢より100mほど低いのです。
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路は一旦 急降下します。
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このあたりで何人かが 道を譲ってくださいました。振り返った小普賢です。
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小普賢を右手に見ながら 絶景の鉄橋を渡ります。
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急登しているうちに 小普賢の高さを越えました。
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奥駈出会いです。ところが 尾根は強烈な風が吹き付けています。
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出会いから奥駈を南へ 2~3分歩くと大普賢岳山頂です。標高1780m、駐車場から約800m
登ってきました。駐車場が3度でしたから、恐らくここは氷点下でしょう。寒すぎます。

歩き始めが 9時15分、到着が11時30分、2時間15分かかりました。
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奥駈の先のほうは 雲で何も見えません。
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西のほうから 真っ黒な雪雲のような雲がどんどんこちらにやってきます。
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左奥の日之出が岳も このあとすぐに見えなくなりました。
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頭上が真っ黒になりました。
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さあ 先を急ごう。ほとんどの人は ここで休憩して引き返すようです。
何人かが、奥駈を南へ歩いて行きました。七曜岳まで歩いて、無双洞へ降りるコースでしょう。
とても縦走者の 感じではありませんでした。
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落葉した奥駈を歩きます。このあたりは標高が高いので、紅葉は終わり 落葉したのでしょう。
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やがてピークに着きました。
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標識は朽ち果てて ありません。
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その昔、天理大学が設置した標識が風に飛ばされてちぎれて転がっています。
これが 「世界文化遺産」の現実です。行政の怠慢としか言いようが無い 現実です。
国の文化政策のレベルの低さも 追い討ちをかけているようです。
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和歌山県や奈良県のアホな無策政策で 「世界遺産高野町石道」をゴルフ場の中を通したり、
熊野古道小辺路、中辺路を林道建設で バラバラにしたり、伊勢路、大辺路は もう面影もありません。
奥駈道に至っては 管理放棄です。

新宮ヤマビコグループなどのボランティアが 細々と奥駈道や小屋のメンテをされています。
政府、行政の職員の文化程度の低さが 奥駈道をはじめ 世界遺産の参詣道を荒廃させています。
特に「胎蔵界曼荼羅」と呼ばれる「南奥駈」が惨憺たる状態です。新宮ヤマビコグループの皆様
いつもご苦労様です。感謝しながら 歩かせていただいています。
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大普賢岳 その3へ続く
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「世界遺産大峯奥駆道を歩く」 和佐又から大普賢を経て伯母谷覗きへ、下山は柏木道で柏木へ 2016年11月3日 その1

2016-11-23 22:11:10 | 世界遺産大峰奥駈道
紅葉の奥駆道を見に、この前は五番関から 大天井ヶ岳と大峰山を歩いたが
今回は 大普賢岳から 伯母谷覗きを歩いてみようと 和佐又へ向った。
和佐又は 今年の2月24日に大普賢へ向ったけど、積雪の急斜面のトラバースで
足元の雪が次々に崩れて 危険を感じ引き返して以来の 山歩きだ。
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和佐又から大普賢を経て伯母谷覗きへ その1
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今回の計画ルートが ピンクのラインです。和佐又から伯母谷覗きまで往復の予定でした。

ところが途中で知り合った女性と 意気投合して 柏木道で柏木へ降りて その女性に柏木から
和佐又まで 車で送っていただきました。
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朝8時半に和佐又駐車場着。凄い数のクルマです。いつも冬に来る事が多いので 
こんなに沢山の車があるのを見るのは、初めてです。と言うことは人も多いのでしょう。
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駐車料金を払いに行くと 誰も居ません。どうせ後で取りに来るのでとりあえずスタートします。
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午前9時スタート。気温3度、非常に寒い。しかし晴天なので 気温は上がるのかもしれません。
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それにしても車の数には驚きです。マイクロバスも1台止まっていて
先ほど 上北山村のバスも客を降ろしてかえって行きました。
そして次々にクルマが登ってくるようです。
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登山口です。
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紅葉の森を一人気持ちよく歩きますが、こんなに沢山の人が先行していて マイペースで歩けるのか不安です。
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晴れているのですが、非常に寒く山の上はひょっとして0度以下でしょうか。
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今度は 暫く林道を歩きます。
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記念碑の広場を左へ登ります。
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山道にはいると ここも紅葉がきれいです。
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静かな森を ゆっくりと歩きます。どうせ 先行者に追いつくのは 時間の問題ですから。
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尾根道に出ました。左は和佐又山です。帰りに寄るつもりですので ここは右へ進みます。
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暫くは尾根道を進みます。
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紅葉が素晴らしいので 写真をあちこち撮りながら歩きますが、
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残念、もう追いついてしまいました。
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周りの紅葉を見ながらゆっくりと歩きます。
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前の三人は 会話の中身から ガイドのおっちゃんと 初心者の二人の女性のようです。
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シタンの窟を過ぎます。
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このあたりは日当たりが良く、紅葉も鮮やかです。
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やがて路は急坂になります。もうすぐ日本岳のコル直下のガレ場です。
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朝日窟を過ぎます。
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歩き出して 約1時間で 奥駈62番行場「笙の窟」です。
ここでお経を唱えて ゆっくり過ごします。
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岩壁の紅葉も小さいながらきれいです。
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再びゆっくりと進みます。
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無双洞分岐です。積雪期にここから無双洞へ進もうとして 道が不明で引き返しました。
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鷲の窟の役行者にも、お参りしてゆっくりと御真言を唱えてから進みます。
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ところがまたしても追いついてしまいました。さすがに今度こそは 道を譲ってくれました。
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追い越して振り向いたら、日本岳とその麓に追い越した三人です。
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その2へ続く
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4.信州の紅葉 2016秋 その2  菅平高原と志賀高原

2016-11-21 00:32:11 | 信州山旅
信州の紅葉その2  菅平高原と志賀高原
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菅平高原
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菅平牧場の白樺の黄葉です。素晴らしい青空は下山中のものです。
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こちらの白樺の黄葉は 登山口付近の黄葉で 朝の写真です。
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こちらは同じく登山口付近の 牧場内の紅葉です。道路から少し離れていたので
何の木の紅葉なのか良く分かりません。
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こちらは下山中に展望台からみおろした菅平牧場の紅葉風景です。黄色や赤、そのグラデーションと
牧草の緑が 鮮やかな対比を見せています。
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こちらも 牧草地内の紅葉です。なぜか牛は見かけませんでした。
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登山道の紅葉で、両側は牧場です。歩き出して間なしですが、標高は1600m付近です。
もう少し標高が上がると 白樺の葉は落ちていました。
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これも歩き出して間なしの登山道の紅葉です。左手が牧場、右は谷を挟んで牧草地です。
このあたりは本当に紅葉がきれいで 写真を撮りまくりました。
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志賀高原
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志賀高原レストハウス周りの紅葉です。この志賀高原は標高が高いのか、麓の中野市では
ほとんど紅葉していませんでしたが、ここから上は素晴らしい紅葉でした。
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丸池は小さな池ですが、紅葉に囲まれてひっそりとしていました。
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志賀高原にある、信州大学教育の森は誰でも入れるらしいので 中を散歩させてもらいました。
この森はまさに紅葉の森でした。
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こちらは木肌が白いので 白樺かと思いましたが 説明看板によると「ダケカンバ」の森
だそうです。葉はほとんど落葉して、残った葉は茶色く縮れていました。
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この信大教育の森は とても広く 時間があれば紅葉の森をどんどん歩いていけます。
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信大の森を出て 長池まわりの紅葉も素晴らしい紅葉でしたが、あまり人が居ないのも静かで良かったなあ。
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これも長池周りで グラデーションが素晴らしい紅葉でした。
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一番大きな琵琶池です。ここの紅葉も素晴らしかったのですが、沢山の人出でした。
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琵琶池は 池も大きくまわりの紅葉も素晴らしいので きっと人気のスポットなのでしょう。
「志賀高原池めぐり紅葉ツアー」なるパンフレットを持って リュックを背負って
歩いている方もいらっしゃいました。
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こちらは紅葉ではなくて、信州リンゴ園です。信州といえばりんご。
あちこちにリンゴ園がありました。
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リンゴ園はあまり標高の高いところには無くて、麓の農地に沢山リンゴ園がありました。
こんな大きなりんごが 木から直接ぶら下がっているのを見るのは 大坂に住んでいる者にとっては
珍しい光景でした。
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これにて「信州山旅2016秋」を終わります。
この山旅は 紅葉を尋ねる旅のようで 素晴らしい紅葉に沢山出会えました。
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4.信州の紅葉 2016秋 その1 浅間山と斑尾山

2016-11-21 00:31:26 | 信州山旅
信州の紅葉その1 浅間山と斑尾山
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浅間山
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浅間山天狗温泉に立ち寄りました。
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1軒だけの温泉宿の回りは素晴らしい紅葉でした。
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温泉の色は 紅葉のような赤い色でした。登山で疲れた足をゆっくり浸して揉みながら
窓の外の紅葉を眺めるのは 至福の時でした。
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鳥居を潜って進むと 一の鳥居、二の鳥居、火山館、お鉢へと続く登山コースです。
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浅間山系鋸岳から賽の河原へ降りるJバンドから賽の河原を見下ろした紅葉です。
お鉢の底の 黄色い点々は唐松の黄葉です。
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同じくJバンドを降りる途中から見た斜面の紅葉と、お鉢の黄葉のコントラストが素晴らしい眺めです。
切り立った崖は 歩いてきた仙人岳直下の崖です。遠くに見える山は 剣が峰です。
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お鉢の底の 唐松の森の黄葉を見ながら歩きました。ここも素晴らしい眺めでした。
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黒斑山から鋸岳への岩尾根を縦走したのですが、荒々しい岩尾根も良く見ると斜面が
赤や黄色に色づいていました。
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巨岩帯の隙間にはこんなかわいらしい紅葉もありました。
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お鉢の底を歩きながら、見上げた浅間山手前の前掛け山です。残念ながら前掛け山は
噴火警戒レベル2では入れませんでした。レベル1では入れます。
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お鉢の底を歩きながら見上げた、縦走して来た岩尾根です。
結局あの岩尾根をまた乗り越えないと 帰れません。
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斑尾山
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眺望の全く無い斑尾山から少し歩くと 大明神岳に至ります。大明神岳からの眺めは素晴らしく
足元に広がる紅葉の先に野尻湖が、その先に 一昨年の冬に登った妙高山が見えます。
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斑尾山すぐ手前の(登山口ちかく)斑尾仮設山頂からも 妙高山が見えますが、野尻湖は見えません。
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斑尾山山頂は眺望がききませんが、その近くの尾根道は素晴らしい景色が続いています。
これは大明神から斑尾山へ引き返す尾根道から見た 斑尾山です。
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そのほか尾根道からは 周りの山の紅葉が堪能できます。
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信州の紅葉 その2へ続く
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信州山旅2016年秋 3.斑尾山(まだらおやま) 2016年10月21日 その2

2016-11-15 08:55:30 | 信州山旅

斑尾山 その2
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斑尾山は 残念ながら眺望が全くありません。しかし少し歩いて「大明神岳」へ行くと
素晴らしい眺めが待っている と標識に書いてあるので 早速三人で歩きました。
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三人でワイワイ言いながら 紅葉の素晴らしい道を歩いて行きます。
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大明神岳はすぐでした。去年の冬に雪の積もった妙高山に登りましたが、すぐそこに
妙高山が見えます。
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お二人がこれから進もうとしている 万坂峠の方向はこちらだそうです。
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暫く景色を三人で堪能してから引き返します。正面の山が斑尾山です。
素晴らしい紅葉の道を歩くことが出来て大満足です。
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再び斑尾山に戻ってきました。良く見ると標識に「万坂峠」とちゃんと書いてあります。
斑尾山が信越トレイルの出発点だそうです。
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ここでお二人とはお別れです。楽しいお話をいろいろと聞かせていただいてアリガトウございました。
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お二人を見送った後、ふと横を見ると「斑尾山薬師様」という祠があり 中に石像が
安置されていました。数えると薬師様は13体いらっしゃいました。
この山も 斑尾集落の人々の信仰の山だったのですねえ。
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斑尾高原の素晴らしい紅葉を見ながら、さあ下山です。
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登るときよりも 良く晴れてきて 遠くの山が良く見えるようになりました。
正面の山は 昨日登った 四阿山とその右側は 根子岳でしょう。
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登るときには、あのご夫婦と私の三人だけだった山も、下山開始すると どんどん人が登ってきました。
中には団体さんも登ってきます。この山が人気の山なのか。イヤそうではなくて 
信越トレイルが人気のコースなのでしょう。
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スキー場を下りていると 途中にも万坂峠への分岐がありました。
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斑尾高原を見下ろせる場所まで下りてきました。
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たった一台だった 私の車の隣に数台クルマが止まっています。先ほどすれ違った人たちです。
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白玉の木は尾根筋に沢山白玉の実をつけていました。
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北アメリカ原産の 雌待宵草(めまつよいぐさ)が スキー場の斜面に沢山咲いていました。
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薄紫の姫女苑(ひめじょおん)が山のあちこちに咲いていました。
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斜面のあちこちで見かけた松虫草は 我が家の裏山の岩湧山では 9月半ばに終わってしまいましたが
少しだけ標高の高いこの山では まだ咲いていました。
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実際に歩いた記録です。
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高度と距離の記録です。標高差は430m、歩行距離は6.7キロ。
スタートが9時半で 帰着は12時半、往復3時間でした。
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信越トレイルの概念図です。飯山観光局が発行されています。この地図を見ると信越国境の
縦走路のようです。距離は80キロと書いてあるので 私が良く歩く 世界遺産熊野参詣道
「小辺路」と同じくらいで、2泊3日のコースでしょう。
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次は 信州の紅葉 その1です。
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信州山旅2016年秋 3.斑尾山(まだらおやま) 2016年10月21日 その1

2016-11-13 21:53:45 | 信州山旅
3.斑尾山 その1
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予定では、山旅三日目は 草津白根山に登る予定でした。
志賀草津道路の白根レストハウスに駐車して4時間から5時間かけて白根山をぐるっと回り
下山後は草津温泉で 温泉に浸かり その後長野県中野市へ向う予定でした。
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ところが前日の夜 登山コースと花山情報をネットで調べていたら、なんと今年の夏あたりから
噴火警戒レベルが1から2へ引き上げられて、白根レストハウスは閉鎖、もちろん登山コースも閉鎖です。
おまけに 志賀草津道路の白根レストハウス付近は 全面的に駐車禁止、道路も午後4時から朝8時まで
通行止めです。

そこで 急遽近くの山を探して 斑尾高原の斑尾山に午前中登り、午後は志賀高原の
黄葉を見に行く事にしました。
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地図も何も無いので 斑尾高原入口の観光案内看板を見て 登山口を探します。
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道行く人に尋ねても 皆さんご存じなくて 5人目にやっと教えていただきました。
正面のゲレンデの奥が 斑尾山で ここが登山口です。空き地の草の上に駐車しました。
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山歩きの支度をしていると、近くに車が止まり民宿のおじさんが 夫婦連れを下ろしてから
斑尾山のコースの説明をしていました。夫婦はそのまま歩き始めました。
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私も支度が出来たので後を追いました。どうせすぐ追いつくだろうと 歩き始めたのですが
お二人はなかなか健脚です。距離は縮まりません。
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スキー場の中を歩くのですが、苗場山を思い出しました。
周りの森の黄葉が素晴らしく、写真を撮りながら歩くので 先行のご夫婦になかなか追いつけません。
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歩いても周りの景色は あまり変化がありません。
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時々後を振り返り、その景色で登って来た事を実感します。
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健脚のお二人は相変わらずのペースでどんどん登っていかれます。
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かなり上のほうまで 登ってきました。
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山の上部に来ると 傾斜がきつくなり、路はジグザグになります。
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登山口から見えていた、一番上まで来ました。スキーリフトはここまでのようです。
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標識に従い森の中へ入ります。
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森の中で、急登が始まります。
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しかしすぐに森を抜けました。
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森を抜けたのに まだリフトが続いていたのでびっくりです。
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こんどは 黄葉や紅葉の森を歩きます。素晴らしい景色で うきうきします。
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ピークに着きました。先行のご夫婦にここで追いつきました。

しかしここはサミット、頂上ではありませんでした。
斑尾山はまだ先だと標識に書いてあります。この標識に書いてある「カ」ポイントは
「仮設頂上」だと ご夫婦がお持ちの地図に書いてあります。
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ここからはご夫婦と私の三人で歩きます。前峰の山が斑尾山の山頂のようです。
このあたりの紅葉も素晴らしく、三人で 紅葉を褒め称えながら歩きます。
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最後の急登も 素晴らしい紅葉です。
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斑尾山山頂到着です。駐車場が標高950mでしたから 430mを登って来たわけです。
約80分かかりました。
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このご夫婦は 横浜から来られて これから「信越トレイル」を3日かけて歩くそうです。
会社を経営してらっしゃいますが、奥様のご実家が 山持ちで 若いときから持ち山を歩き
境界の明示作業の立会いや、山仕事の依頼の結果検査立会いなどで 山歩きは慣れている
とのことでした。どうりで早いはずです。

車で送ってこられた民宿の親父さんのところへ 車で送り迎えしてもらうとのことでした。
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斑尾山 その2へ続く
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信州山旅2016年秋 2.四阿山(あずまやさん) 2016年10月20日 その3

2016-11-11 00:10:30 | 信州山旅
四阿山 その3 根子岳山頂を経て下山、菅平牧場駐車場へ
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巨石群を回り込むと、笹原尾根が続いていました。やれやれあそこがサミットだと
勇んで 登り始めました。
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ところがピークに近づくと、笹原は無くなり、砂礫層の斜面になりました。
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その砂礫層のピークを乗り越えると、またもや笹原尾根が続きます。
なんだあれがサミット、山頂かと こんどは最後の登りを楽しむようにゆっくりと進みます。
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ところがピークに近づくと 巨石群が待ち構えています。
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なんかゴッツイ岩やなあ、あの笹原尾根とは全然違う景色やなあ。
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あの巨石の隙間を抜けるようです。
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巨石の隙間は道がついていました。あの登り続けてきた笹原のイメージからすると
全く異なる不思議な道です。
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巨石群を抜けると尾根道が続いていますが 雲でその先は見えません。
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突然崖っぷちの道に出ました。四阿山への登山道から常に見えていた あの大きくえぐれた
崩落斜面です。残念ながら 雲で下界は見えません。晴れていたら絶景でしょう。
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崖っぷちを抜けると ようやくサミットらしいモニュメントが見えてきました。
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やれやれ 長い道のりというより 変化に飛んだ 次の景色が予想も出来ない
素晴らしい道でした。あのまま長く続く笹原尾根をダラダラ歩き続けるよりは
よほど素晴らしい道でした。しかし雲は残念ですが こればかりはどうしようもありません。
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結局コースタイム2時間のところ90分で到着しました。暫く雲が取れるのを
待っていましたが 取れそうも無いのでそのまま牧場へ下山します。
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笹原の中の砂利道をどんどん降りて行きます。
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かなり降りても 景色は変わりません。雲に覆われているので 下界も見えないし。
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そのうち道の両側にお花畑らしい草原が見えてきました。この山は 女流作家の田中何とかさんが
選んだ「花の百名山」に入っていると 看板に書かれていました。
このあたりがお花畑かもしれません。
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雲は晴れるどころか どんどん涌いてきます。
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そのうち 葉の落ちた白樺の森に出ました。
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所々に紅葉が現れてほっとします。
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こんどは黄葉の中へ降りてきました。いろいろと植生が変わり、葉の色も変わるので 退屈しません。
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白樺の森に下りてきましたが、このあたりは標高が低いのか 葉が落ちずに黄葉しています。
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地図にはありませんでしたが、展望台がありました。
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振り返ると 山頂は見えませんが、雲はまだ涌いているようです。
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あれに見えるは、浅間山と昨日登った黒斑山尾根だろうと思います。
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遠くに駐車場が見えてきました。
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牧場も見えてきました。駐車場へ歩く人も見えます。
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牧場に戻ってきました。コースタイム100分のところ70分で降りてきました。
恐らく雲が無くて 見晴らしがよければ キョロキョロしたり写真を撮ったりで
100分かかるでしょう。
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ガーミンGPSが不機嫌で、軌跡を途中から放棄したので私が修正した軌跡図です。
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このグラフも 途中から私が修正記入しました。
累積標高差は 900m、歩行距離は10.6キロ、歩行時間は5時間半でした。
※ コースタイムは7時間10分と書いてあります。かなり余裕を持って計算してあるのでしょう。
   70のジジイが 5時間半であるいたのですから。
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次は 草津白根山の予定でしたが 前日にネットで登山情報を調べていたら、最近噴火警戒レベルが
1から2へ引き上げられて 駐車場、ビジターセンター、登山道はすべてクローズされたので
やむなく 近くの斑尾山に変更しました。
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次は 斑尾山その1へ続く
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信州山旅2016年秋 2.四阿山(あずまやさん) 2016年10月20日 その2

2016-11-08 23:17:06 | 信州山旅
四阿山 その2 中四阿山から四阿山山頂へ そして次の根子岳へ向う
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熊笹地帯を一旦下ります。
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斜面の紅葉を見ながら再び登ります。
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かなり登ったつもりですが、上を見ると同じ様な景色です。
樹林帯を抜けないと山頂へは着けないと思うのですが。
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振り返ると先ほどの中四阿山が見えています。
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こんどは這い松帯が現れました。
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這い松帯を抜けると こんどは背の低い針葉樹帯に入りました。植生がめまぐるしく変わります。
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根子岳との分岐が現れました。一旦登頂したあとここまで降りて 次は根子岳へ向います。
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笹薮を下りながら 左のピークを巻いて行きます。
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木製階段に出ました。山頂らしきピークが見えているので 最後の登り路でしょう。
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荒れ果てた斜面に木道を作り、「植生回復中」と説明がありました。
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祠に到着しました。この山は昔から修験者の信仰の山だったそうです。
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さらに歩いていくと洞窟らしきものがあります。
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洞窟なのか、石を積み上げて空洞を作り上げたのか、中には石の祠がありました。
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山頂到着です。9時に歩き出して 2時間40分、時刻は11時40分です。
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西側は残念ながら雲が厚くて何も見えませんが東側は晴れていて良く見えます。
正面奥に見える山は 浅間山、前掛け山でその西側の昨日登った黒斑山、蛇骨岳仙人岳などの
尾根も見えます。
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地図のとおりに 四阿山と浅間山の間に田代湖も見えています。
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暫く休憩して 直ちに根子岳へ向います。コースタイムはここから2時間と書かれているので
あまりのんびりしている暇はありません。
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先ほど中四阿山で抜かせてもらった団体さんと木道ですれ違いました。
彼らはこの分岐店に荷物をすべて置いて手ぶらで登っていました。
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西の方角、根子岳のほうは雲に覆われて何も見えません。丁度一人の男性が登ってこられました。
「この路は特に下りはとても危険です。急勾配の上にぬれているので くれぐれも気をつけて
降りてください」といわれました。アリガトウございます。気をつけます。
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なるほどヌルヌル、ツルツルの急降下で 非常に危険です。ゆっくり慎重に降ります。
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時々雲の切れ間から 根子岳が見えます。
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かなり降りてきました。もうすぐ鞍部に降りれそうです。
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鞍部に降りたらこんどは登りです。きれいな景色です。このあたりはまだ雲が薄くてよかった。
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根子岳に登りながら振り返ると、四阿山は完全に雲に隠れてしまいました。
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根子岳へはこの穏やかな登り路をそのまま行けそうです。
しかし後で分かりますが 途中で岩場が待ち受けていました。
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振り返ると先ほど笹原で追越したご夫婦が お昼ごはんを食べるべく 
道の広場に二人で座り込んでいるのが見えます。
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道を登っていくと 何やら巨岩が見えてきました。
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巨岩帯を越えるとまた笹尾根が続いています。やれやれ あれが山頂だなあ、と思いきや
後でわかりますが、そんなにやさしい山ではありませんでした。
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四阿山 その3へ続く
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