アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

世界遺産大峯奥駆道を歩く 清浄大橋から大峰山へ向いましたが、雪と氷に痛めつけられて惨敗しました。2017年3月10日 その4

2017-03-30 08:59:50 | 世界遺産大峰奥駈道
雪と氷の大峯山 その4
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さあここからが迷い道です。右の奥駆はトレースが全く無くて 真ん中の尾根へ進みますが
来るときに迷った道です。
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来るときにつけたテープが役に立ちました。GPSで確認しながら引き返します。
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やれやれ無事に洞辻小屋に戻れました。3人のジーちゃんたちはお食事中でした。
午後2時です。
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無事に戻れたことを行者堂にお参りしてふと見ると 蜻蛉が飛んでいてびっくり。
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おべんとうを食べ始めると ジーちゃんたちはお先にと言いながら降りていきました。
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気をつけてね というと アリガトウと言いながら3人で降りていきました。
どうせ追いつきそうだから お弁当をゆっくり食べて コーヒーも飲みました。
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食事後の後片付けをしていると 汗で濡れた鉢巻タオルが 凍っていたのでびっくりです。
そういえばスタートがマイナス1度で GPSを見るとここは600mちかく登ってきています。
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ゆっくり食事して さあ私も出発です。2時30分です。
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振り返ると 積雪が多いので 小屋の屋根の上も見えてその向こうに大峰山も見えています。
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しばらく止んでいた雪がまた降り出しました。
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下りは快調に飛ばします。
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あっという間に お助け水を通過。
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凍った急斜面だけは慎重に進みます。
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あの大きなツララを右側をジーちゃんたちが 叩き落していました。
中の祠の上で ツララの破片がバラバラに散っていました。
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一本松茶屋通過。もう少しで清浄大橋です。
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途中からジーちゃんたちの声が聞こえてきましたが、ゆっくりと降ります。
女人結界門帰着です。下りは洞辻小屋から1時間で降りてきました。
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少し回り道して お不動様たちに無事下山のお礼を言いました。
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駐車場から振り向くと 大峰山が見えます。いつの間にか雪は止んだようです。
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望遠で見ると 西の覗きと日本岩の間のように見えます。
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今日もお世話になった ワコールのスポーツタイツ、ナンバーの足底サポート靴下、
モンベルの登山用靴下、イタリアのシリオ社製の冬用登山靴。

やはりインチキミズノ靴下や 朝鮮半島のトレクスタ靴では無事に戻れなかったなあ。
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新しいトイレが出来ていました。恐らく今は閉まっているものと思われますが。
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母公堂に立ち寄って 役行者御母堂に無事のお礼を申し上げました。
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洞川温泉街は もう朝のアイスバーンは消えていました。
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実際に歩いた記録です。
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歩行距離は11キロ、標高差は約650mでした。
9時45分スタート、3時30分帰着、30分の休憩で 5時間15分の歩行でしたが
2度も道迷いをしたから30分くらいはロスしたかもしれません。
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奥駈道トップはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/okugake/index.html
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世界遺産大峯奥駆道を歩く 清浄大橋から大峰山へ向いましたが、雪と氷に痛めつけられて惨敗しました。2017年3月10日 その3

2017-03-28 17:50:31 | 世界遺産大峰奥駈道
雪と氷の大峯山 その3
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大峯山山頂も見えてきました。
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小屋の中は雪だらけです。
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小休止します。この小屋は通称ダラスケ小屋ですが、陀羅尼輔薬を売る店が何軒か集まっています。
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その小屋のすぐ南隣には松清小屋があり この小屋を過ぎると道は大変な事になります。
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奥駈道はここで二つに分かれます。

左は奥駈旧道で鐘掛岩行場への鎖場があります。しかしこの時期鎖は深い氷の下敷きです。
アイスクライミングで登る必要があります。

右は平成新道で、急斜面のトラバース道が作られました。しかしこの時期深い氷と雪で階段部分は
覆われて 危険な氷の急斜面のトラバースで 乗り越える必要があります。

その中間の尾根を直登する方法がありますが、私はまだ成功したことはありません。
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三人組は 右の平成新道へ行き 危険なトラバースの直前で左の尾根へ上がったようです。
私も跡を追います。
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しかしすぐに足跡を見失います。熊笹地帯の雪が凍り 足跡が付きにくくなっていました。
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しばらく尾根筋をあるいていると 眼下に道を見つけました。
奥駈道と思いこの道を進みます。
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しかしすぐに行き止まりになりました。
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「この道は奥駈と違うよ」と親切な標識がありました。迷う人が多いのでこんな標識がぶら下げられたのです。
進行方向とは反対の北へ歩いていたようで、あわてて引き返します。
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しばらく引き返すと なんか標識がありますが 読めません。
周りに足跡は全くありません。
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しばらく尾根を南へ向って歩いていると、大峰山のお寺や宿坊の建物が見えてきました。
近くに見えているのに道が分からない。
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更に歩くと眼下に見覚えのある平成新道が見えます。
しかしここからはあまりにも危険で直接降りれません。
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またしてもしばらく引き返して 緩やかな傾斜部分から下へ降りました。
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無事に平成新道へ降りて歩き始めました。ここは風が強く樹氷が吹き飛ばされて降ってきます。
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しばらく歩いていると突然上から3人組のジーちゃんたちが降りてきました。
私を見て「一人で来たのか」とびっくりしていました。3人はザイルで結ばれていました。

聞くとこの先の氷の急斜面のトラバースが越えられなくて 諦めて引き返したということです。
トレースはこの先全く無かったそうです。
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すぐにその場所は分かりました。
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背中からピッケルを取り出して 慎重に少し進みました。しかし斜面の雪はあまり硬くなくて
全体が崩落しそうです。カチカチの斜面なら少し安全ですが。

進むのは諦めて 左の尾根へ登ろうとしましたが あまりにも急すぎてアイスクライミングが必要です。
ピッケル1本では無理です。

あの尾根へ上がると 旧道との合流地点で、後は緩やかな登り路で危険はありませんが
どうしてもあの尾根へ上がれません。私も諦めました。
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さあ私も引き返そう。もう1時半を回っています。お腹が減りました。
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すぐに松清小屋まで戻りそのまま通過します。安全な洞辻小屋へ戻り昼食にするつもりです。
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ダラスケ小屋に戻りました。
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上から入ろうとすると雪の高さが凄く庇や天井の梁で頭を打ちそうです。
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ダラスケ小屋をあとにします。
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雪と氷の大峯山 その4へ続く
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世界遺産大峯奥駆道を歩く 清浄大橋から大峰山へ向いましたが、雪と氷に痛めつけられて惨敗しました。2017年3月10日 その2

2017-03-26 09:49:05 | 世界遺産大峰奥駈道
雪と氷の大峯山 その2
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お助け水に到着です。雪に埋り何も見えません。
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この標識があるので かろうじて判別できます。
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突然晴れてきました。
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奥駈の尾根もだいぶ近づいてきました。
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鉄骨階段も完全に雪に埋っています。やはり今年は雪がおおいのです。
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谷底を見ると木々の周りの雪は溶けています。春は近いのです。
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二少年遭難碑の前を過ぎます。合掌。
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尾根が見えてきました。
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このあたりから 樹氷が出来ています。
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もうすぐ奥駈に出ます。
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奥駈にでました。
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世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のうちの 「大峯奥駈道」です。
歩き出して2時間半かかりました。
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奥駈出会いのすぐ南側の 洞辻茶屋です。
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反対側の北側のお不動さんへお参りしたいのですが、奥駈道は誰も歩いていなく、
踏跡も無く雪が深そうで歩いていけそうも無いので引き返してとりあえず前に進みます。
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大峯山への奥駈にはちゃんと足跡が付いています。先ほどの釣りキチジーちゃんの話では
先行者は3人連れのジーちゃんたちだけだそうです。
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奥駆は左側の斜面のはずですが ジーちゃんたちは尾根に昇っています。奥駆は雪が深すぎて
歩けないので尾根筋へ迂回するのでしょう。私も後に続きます。
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先行者のジーちゃん達も迷っているようです。あちこちぐるぐるしています。
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あれ いつの間にか私もぐるぐる回って 先ほど歩いた場所に出ました。
見覚えのある場所で 私一人の足跡があります。
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完全にぐるぐる回りしているようです。
あわててGPSを確認して テープ目印をつけて進みます。
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トレースがないので 時々とんでもなく雪が柔らかい場所があり、ストックがすっぽりと入る場所があります。
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前方に先行者の足跡発見。右下の奥駈道に降りたようです。
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よかった、私も無事に奥駈道に降りれました。
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やれやれ ようやく2番目の小屋 通称ダラスケ小屋に到着です。
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雪と氷の大峯山 その3へ続く
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世界遺産大峯奥駆道を歩く 清浄大橋から大峰山へ向いましたが、雪と氷に痛めつけられて惨敗しました。2017年3月10日 その1

2017-03-24 08:56:23 | 世界遺産大峰奥駈道
毎年この時期は 天川村の天川で 養殖放流アマゴ解禁日です。
去年は 関西はどこの山も雪が少なく この時期簡単に山頂へ到達できました。

今年もたまたまアマゴ解禁日前日に天川村洞川温泉から大峰山へ向いました。
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雪と氷の大峯山 その1
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午前9時頃に洞川温泉街を通ると 前夜の雪が凍り付いてアイスバーン状態です。
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温泉街を抜けて ゴロゴロ水付近は完全な圧雪状態でした。残雪が解けていないようです。
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母公堂前で 冬季は通行止めです。
前回 ここに車を止めて稲村ヶ岳へ登った1月6日にちょうど通行止めになった日でした。
沢山のクルマが通った跡があるので私も 勝手に林道へ入り込みました。スミマセン。
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清浄茶屋前に勝手に駐車しました。先行者が2台止めています。
※通行止めが解除されると 一日千円取られます。
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清浄大橋付近から完全な圧雪状態です。気温はマイナス1度。最初からアイゼンをつけてピッケルを持参します。
スタートは9時45分。雪が降っています。
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浄心門を潜ります。
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山道は氷の上に昨夜のサラサラ雪が薄く積もっています。
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一之世茶屋を通過。
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無事に下山できる事をお祈りしてから、進みます。
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先行者の足跡がかなり付いています。
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若者が一人降りてきました。雪が深くて怖くなり降りてきたそうです。
カンジキを持っているので聞くと、付け方が分かりません。と言って笑いながら降りていきました。
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一本松茶屋が見えてきました。
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小休止します。相変わらず雪が降っています。
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所々に表面の氷の薄い場所があるので落ち込まないように注意して進みますが、
見た目には分かりにくいので 先行者の足跡を辿ります。
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開けた場所に来ました。
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雪は相変わらず降っています。
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今年は雪が多そうです。階段も雪に埋もれています。
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1時間近く歩くとようやく奥駈の峰が見えてきました。
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確かに雪は多そうです。鉄の橋も雪に埋もれています。
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雪が多く 祠も雪穴の底です。
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凄い氷です。
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氷の上のサラサラ雪は スリップ滑落の危険が多いので アイゼンを蹴り込んで慎重に進みます。
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もう一人降りてこられました。私くらいのジーちゃんです。
どこまで言ったのか聞くと 洞辻茶屋で引き返したという。

このジーちゃんは明日のアマゴ解禁日の
ために来ていて、今夜は車で寝て明日の早朝から竿を出すそうだ。それまでの暇つぶしと
足慣らしに登って来たという。明日は神童子谷へ入るということで しばらくお話して別れました。
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雪と氷の大峯山 その2へ続く
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ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く 春の息吹を探しに大和葛城山へ出かけたが、春の花は少なく、翌日に岩湧の森で春の妖精たちに会えました。2017年3月7日その2

2017-03-22 08:56:29 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
早春の大和葛城山、岩湧山 その2
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周りを見回しても 春らしいものは何もありません。
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中央奥に微かに見えているのが 我が家の裏山の岩湧山です。
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山頂は花どころか 草も生えていません。
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正面の金剛山大日岳を見ながら お弁当を食べようと思って着ましたが ここは風が強すぎて寒すぎます。
時々粉雪も降ってきます。
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あのツツジ園の中のウッドデッキは風が弱そうだから あそこへ行こう。
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ツツジ園の中のウッドステージから山頂のステージを見上げたところです。
ここはかなり風も弱くなりましたが それでも時々強風が粉雪をたたきつけて寒い寒い。
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このあたりは 片栗の花の群生地ですが 今はその面影もありません。
片栗の花は 春の妖精「スプリングエフェメラル」の代表の一つですが 今は土の中に隠れています。
春が終わると再び土の中に隠れてしまいます。
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じっとしていると非常に寒いので 急いでお弁当を食べて ダイトレを駆け下ります。
山頂付近には 春の花は全く見当たりません。
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水辺を探しても何も咲いていません。
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ダイトレ「水越峠」に降りてきました。
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旧国道沿いの遊歩道を下ります。
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駐車場に戻ると私以外の車はありませんでした。寒いのでみんなさっさと帰ったのでしょう。
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この日歩いた記録です。
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歩いた距離と高度の記録です。
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大和葛城山頂付近は冬状態だったので 翌日我が家裏山の岩湧山へ出かけました。
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山道のいたるところに霜柱が生えています。バリバリと音をたてながら登ります。
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山頂の茅場では萱の刈り取りが進められています。4月はじめの山焼の準備です。
萱刈りとそれに続く山焼が済むと 岩湧の春本番です。
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山頂トイレの温度計は1.5度です。風が強く非常に寒い。
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日の光に反射して 小さな粉雪がキラキラとダイヤモンドダストのように流れていきます。
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山頂付近はまだ冬景色でとても寒いので山を降りて森の中へ入りました。
姫踊子草が裂いていました。
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雪割り一華が満開です。去年は1月31日に開き始めていたけど 今年は雪が多くかなり遅い開きです。
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なんと春の花「猫の目草」も咲いています。
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芹葉黄蓮もやっと満開になりました。
この花も去年は1月待つに開き始めたのに今年はかなり遅いようです。
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福寿草もやっと満開です。いつもの場所に咲きましたが 周りの福寿草は皆盗まれました。
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岩湧の森トップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/kongodaitore/index.html
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ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く 春の息吹を探しに大和葛城山へ出かけたが、春の花は少なく、翌日に岩湧の森で春の妖精たちに会えました。2017年3月7日その1

2017-03-19 16:44:01 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
大阪。奈良、和歌山県境のハイキング尾根道のダイヤモンドトレイルを
春の息吹を探しに大和葛城山へ出かけたが、春の花は少なく、
翌日に岩湧の森で春の妖精たちに会えました。2017年3月7日その1
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3月に入り春らしい天気が続いたので 春の息吹を探しに大和葛城山へ出かけました。
しかし折からの戻り寒波のせいで 山は粉雪が降り 花も少なく春遠い感じでした。

しかしあくる日に 裏山の岩湧の森へ出かけたら あいにく山頂付近では粉雪が
振っていましたが 森の中では 春の妖精たち「スプリングエフェメラル」があちこちに
咲いて すっかり早春の雰囲気でした。
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早春の大和葛城山、岩湧山 その1
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水越川公共駐車場にクルマを入れて歩き出します。
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旧国道309号線を一旦下がり、青崩(あおげ)集落へ向います。
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新国道309号線を跨ぎます。
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青崩集落の中を登山道は進みます。あちこちの梅の花は満開です。
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梅に鶯 と思いきや梅に目白のようです。春の風景だなあ。
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田圃では田植えの準備が始まりました。このあたりは標高500m前後です。
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やがて山道にはいります。
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ダイトレで唯一の鎖場を通過します。このあたりまでは道端にいろいろな花が咲いていました。
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スズシロ草です。
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色の濃い茜菫(あかねすみれ)も咲いていました。
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繁縷(はこべ)も咲いています。
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西洋タンポポです。道端に沢山咲いています。
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かわいらしい花なのに 程度の低い奴から「犬の金玉」なんてかわいそうな名前をつけられたやつ。 
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しかし登るにつれて 粉雪がチラつきだして アラレまで降り出しました。
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雪割り一華がひっそりと一輪だけ咲いていました。というかまだ開ききっていません。
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植林帯の丸太階段の急登を続けると 花は全くなくなります。
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尾根にたどり着くと 急登も一段落します。まわりで花を探しますが全く花の気配もありません。
一瞬ですが 突然光が差し込みました。
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山頂近くの 猩猩袴(しょうじょうばかま)群生地に来ました。
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蕾もまだまだです。葉がもう少し何枚か出てきてから 花芽がでそうです。
アラレの攻撃で 少しびっくりしているでしょう。
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雪が止んで少し晴れてきました。山頂も見えてきました。 
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あるいていると 鉄塔に出ました。おかしいなあ。天狗谷道に鉄塔は無いけどなあ。
久しぶりにこの道を歩いたので 道を間違えたのかなあ。登山道をまっすぐ歩いてきたけどなあ。
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鉄塔の前に 大きな道と分岐して階段があります。なんか以前にも歩いたような記憶が。
とりあえず登ります。
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またしても分岐に来ました。歩いてきた階段はダイトレで、右の道が「弘川寺道」です。
やはり ダイトレのかなり北のほうに出たようです。
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葛城キャンプ場の上部の道に出ました。あの下のキャンプ場の道が天狗谷道です。
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再びダイトレと合流します。かなり遠回りをしました。なんでかなあ。
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ダイトレを右へ分岐して 山頂へ向います。晴れてきましたが、風は強くとても寒い。
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山頂に着きました。あれあの二人は 先ほど強風を避けて 天狗谷の日当たりのよい場所で
肩を寄せ合って二人仲良くお弁当を食べていた 80歳と78歳の仲良し兄弟です。

「年取ったら 歩くのがしんどくてなあ」と仰っていましたが 私が道迷いで
遠回りした間に ちゃんと山頂にすばやく着いていらっしゃるのを見るとかなり足腰は
御達者です。またしても長話をしてしまいました。
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葛城山、岩湧山に春の息吹を求めて その2に続く
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台高山脈を歩く 雪の明神平をスノーシューで明神岳へ歩く 2017年2月19日 その5 雪の林道を放置車でふさぐ人たち

2017-03-17 13:48:14 | 高見山から大台ケ原への台高縦走路を歩く
雪の明神岳 その5 雪道を塞ぐ人たち
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今回の明神岳行きは 寒波の一段落したときを狙っていきました。
寒波来襲中はとてもたどり着けないと考えたからです。

私は四駆に乗っていて 4輪ともスノータイヤを履いています。
でも国道を走る大半の車はノーマルタイヤなので 一台でもスリップして立ち往生すればたちまち
国道全体が麻痺します。

今回の 東吉野村大股林道は 一歩間違えばとんでもない事になるところでした。
それもノーマルタイヤの2輪駆動車が 無理に圧雪状態の林道へ入り たちまち動けなくなっていたからです。
それも20台近くの車が。常識では考えられない事です。

雪国で生まれ育ち、雪国で仕事をして来て 沢山のクルマを壊した私が 雪道にたいしてあまりにも
無知な人々に 一言苦言を言わせて貰います。
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大股林道の まだ雪の無い場所に 東吉野村はご親切にも 大きな無料駐車場を設置して
「この先 雪が積もり通行不可ですから ここに駐車してください」と大きな看板が出ていました。
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しかしです、そんな親切を無視して何台ものクルマがノーマルタイヤのままで雪道に突っ込み
当然のようにスタックしています。スタックとは タイヤが空回りして 身動き取れなくなる状態です。

前の黒い車は 四駆ですが 残念な事にノーマルタイヤです。いくら四駆でもノーマルタイヤでは雪道は無理です。
四駆だから大丈夫と勘違いして突っ込んだのでしょう。

もう一つ前の車は FFのクルマです。(前輪駆動)前輪だけノーマルタイヤにチェーンを巻いてますが
残念ながらタイヤチェーンは横滑りに対し無防備で、簡単に横滑りします。

前の2台はシリを振り振りここまできましたが諦めてこの先で道を譲ってくれました。

前方に青い服の男性が立っています。あの人は 乗っているクルマ(ノーマルタイヤの
コンパクトカー)がスタックし、しりを振りどうしょうも無いので 車から降りて押して 車を脇に避けたところです。
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林道は 東吉野村が設けてくれた臨時駐車場から先は 圧雪が凍りバリバリツルツルです。
クルマをおいて歩く人は 皆さんアイゼンもしくは簡易アイゼンを装着しています。
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このあたりが一番の難所でした。黄色の車はノーマルタイヤで当然ギブアップ。良くぞここまで根性で登って来たものです。
2台先の車は レガシーで4輪ともスノータイヤを装着しています。しかし乗用車タイプのボディー
なので車高が低く 轍に足を取られて進めません。轍は30センチ前後の深さでした。

南海もバックと全身を繰り返し ようやく乗り越えて行きました。次の黒い車はデリカです。
車高が高いのですが 轍が深すぎてこのクルマでも お尻を振って何回も突入やり直してやっと抜けていきました。

私は四駆をロックしてスピードをつけて一気に抜けることが出来ました。もちろんクルマの底は圧雪で擦りました。
前の二台が苦労したのを見ていたお陰です。
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その難所を回りこむとすぐに駐車スペースでした。勿論ここもバリバリツルツルでした。
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下山しても駐車スペースはご覧のとおり、バリバリツルツルのままでした。
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帰路も往路と同じく 放置された車がそのままで 非常に緊張しました。
放置車の横をすり抜けるときは どちらにお尻を振っても クルマかガードレールに擦ります。
本当に人の迷惑顧みず どこへ行ったのでしょうね。
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四駆をロック状態にして ブレーキを踏みっぱなしで ゆっくり降ります。
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臨時駐車場までの間に放置された車は20台くらいありました。
こんなクルマが居るから あちこちの国道で 急に雪が降り出すとたちまち何百台も
立ち往生して 雪にとじこめられるのでしょうね。
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ノーマルタイヤにタイヤチェーンを巻いても横滑りには無防備で 簡単に横滑りします。
亀甲チェーンという商品があり、横滑りに対して有効だと売っていますが 
使ったことが無いので分かりません。チェーンの特性としてたぶんあまり効果はないと思います。
しかし5センチ程度のべチャ雪なら有効かもしれません。

臨時に装着するタイプで尤も有効なのが スパイクを打ち込んだゴムベルトです。
あれを4輪に巻くと かなり有効です。

またFF車は雪道に強いといわれますが あれは嘘です。特に下り坂のアイスバーンでは
頭を抑えてお尻がフリーなので 簡単に180度、360度回転してしまいます。

雪道の下りでは むしろFR車のほうが安定して降りれます。もちろんABS
(アンチロックブレーキングシステム),TCS(トラクションコントロールシステム)
「4輪の状態を監視して ブレーキのオイル配分や駆動の力を分配するシステム」
が付いている車のほうが 安心して雪道を走れます。
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台高山脈を歩く トップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/sonotanoyama/index.html
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台高山脈を歩く 雪の明神平をスノーシューで明神岳へ歩く 2017年2月19日 その4

2017-03-15 23:01:36 | 高見山から大台ケ原への台高縦走路を歩く
明神岳 その4
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前山に到着です。
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もう少し近づくと 雪の斜面は人の足跡だらけです。沢山の人がここで遊んだのでしょう。
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しばらくこのあたりの写真を撮っていたら 突然沢山の人が出てきました。
中にはお知りにプラのプレートを敷いて 滑っている人もいます。みんな雪の斜面を楽しんでいるようです。
中には 犬を放している人もいます。雪の上で犬に糞尿垂れ流ししても気に止めないのだから
迷惑な人たちです。きれいな雪の上に撒き散らされた糞尿は本当にイヤですねえ。
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おなかも減っているのでここらで明神平へ引き上げです。
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馬酔木山荘が見えてきました。
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台高山脈縦走路のスタートの高見山が左端に見えます。
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明神平に戻ってきました。
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かわいい雪だるまさんたちが迎えてくれます。行くときは無かったけどなあ。
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前山から薊岳への稜線も見えます。右端の高い山が薊です。
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さあ ここでお昼ご飯です。お腹が減ったと思ったら時刻は13時50分です。
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ご飯を食べていると周りで若い人たちが笑い声を上げて楽しそうにあそんでいます。
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小山の中は少し低いのか 周りの雪景色が高く見えます。
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さあおなかもいっぱいになったし出発するか。自国は14時20分です。30分の休憩でした。
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薊の姿の右奥に金剛葛城のダイトレの峰々が見えるので写真を撮っていたら
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まずい事になりました。30人くらいの団体さんに巻き込まれてしまいました。
でもジグザグ道を直線で まっすぐに降りてすぐに抜け出ました。
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滝の上部のトラバースは 特に慎重に渡ります。
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それから何人かに追いつきましたが皆さん親切に道を譲ってくださいました。
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明神の滝の氷瀑は溶けもせず 来た時のそのままに 迫力ある姿のままでした。
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それから順調に飛ばして 山道から林道へ出て
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登山口ゲートを過ぎて
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駐車場に着いたのが 15時40分でした。
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実際に歩いた記録です。
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高度差は約720メートル、歩行距離は10キロでした。
出発が9時40分帰着15時40分。6時間の山歩きで そのうち休憩を30分含みます。
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参考地図です。明神岳から 奥駈大峯山、大台ケ原を示しています。
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その5 雪道を塞ぐ人たち に続きます。
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台高山脈を歩く 雪の明神平をスノーシューで明神岳へ歩く 2017年2月19日 その3

2017-03-13 11:31:24 | 高見山から大台ケ原への台高縦走路を歩く
雪の明神岳 その3
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三塚分岐に到着です。
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薊岳への尾根に足跡が付いています。たぶん途中で右へ分岐して前山へ向ったのでしょう。
雪が無くても1時間半以上掛かったと思います。この雪では3時間近くかかるでしょう。
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明神岳へ向います。尾根続きの道です。
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右手には 台高山脈縦走路の尾根が続いています。
一番先に見えるのが池木屋山でしょう。
林道終点駐車場から あの池木屋山まで往復すると 雪が無くて 私の足で12時間かかりました。
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遠くに世界遺産大峯奥駈道の尾根が見えています。
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周りの樹氷がとてもきれいで 見とれながら歩きます。
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やはり樹氷は 濃い色のブルーが似合いますねえ。気温が低いので 全然溶けそうもありません。
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もうすぐ明神岳山頂です。
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到着しました。今日の目標達成です。
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縦走路の先へは足跡は 古い足跡が微かに着いているくらいで 新しい今日の足跡はありません。
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少し先へ行ってみましたが 足跡は全く消えていました。
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中央の尖がった山が奥駈大普賢でその右の白い山が 大峯山と思います。
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白い山が大台ケ原でその左が日之出が岳と思います。
※その4の最後に参考地図を載せています。
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さあ引き返そう。
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右手の水無山の樹氷を見ながら歩きます。(望遠で撮っています)
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尾根道を引き返していると
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突然横手から カップルが飛び出してきて びっくりしました。
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二人はすぐに白い森へ消えていきました。明神平へ近道をしているのでしょう。
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分岐を右へ向います。
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上からまっすぐ降りてきたのが往路の足跡です。これから右へ分岐します。
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左奥が薊岳です。遠いなあ。
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ちょっと前山へ寄り道してみよう。
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森を抜けて近道しよう。
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樹氷の下でお弁当を食べているカップルがいます。たのしそうだなあ。
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前山が見えてきました。
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雪の明神岳 その4へ続く
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台高山脈を歩く 雪の明神平をスノーシューで明神岳へ歩く 2017年2月19日 その2

2017-03-11 18:07:47 | 高見山から大台ケ原への台高縦走路を歩く
雪の明神岳 その2
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滝上部の沢に注ぐ いくつかの枝沢を渡ります。大股川の最源流のいくつかです。
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今まで自然の森の中を歩いてきたのに何故か植林帯に入ります。水場が近づいてきました。
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水場に到着です。明神平でキャンプする人たちの水場です。
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このあたりはこの湧水のせいで年中凍りません。
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もうすぐ山頂です。
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誰かが 道を踏み外して雪にめり込んだ跡です。かなり深いです。
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踏跡を外さないように歩きますが、周りの景色があまりにもきれいのでついキョロキョロしてしまいます。
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突然頭上が開けました。
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もうすぐ山頂というか明神平です。
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高見山からこの明神平を経て大台ケ原へ向う「台高山脈」の尾根が見えてきました。国見山あたりです。
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振り返ると 金剛葛城の二瘤が見えます。我が家の2回の窓の雨戸を朝晩開け閉めするときに必ず
見える ダイトレの尾根尾根です。
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馬酔木山荘の屋根が見えてきました。
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着いた。12時20分、歩き始めて2時間40分です。途中何人か道を譲っていただきアリガトウございました。
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馬酔木(あしび)山荘です。大阪府立天王寺高校の卒業生達が建てた山小屋です。
大学の同級生に 天高の奴がいて、同窓会をここでやろうと持ちかけているのですが
未だに実現しません。

「おい澤田、早く同窓会しないと みんなあの世へいっちゃうぞ」
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休憩東屋です。誰か休憩していますが、私は帰りに寄って食事をします。
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私はとりあえず明神岳へ急ぎます。
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ここで雪は硬く凍り付いているので 歩きやすいのですが、アイゼンだと時々 ずっぽりと足がめり込むので
スノーシューに履き替えます。あの人たちも履き替えているようです。
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履き替えました。やはりこの方が歩きやすいです。
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三塚分岐へ向います。三塚とは薊岳、明神岳それに明神平を経て国見山へ向う3つの山への分岐です。
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同じ歩くのなら 誰も歩いていないところを歩くほうが気持いいですよねえ。
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歩き始めは小雪がチラついていたのに よく晴れてくれました。素晴らしい樹氷が見えます。
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白い森を抜けます。
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樹氷の着氷もいろんな形があるのが分かります。
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もうすぐです。あのピークが三塚分岐です。
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雪の明神岳 その3へ続く
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