アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

梅雨明けの猿子城と蔵岩を歩く 2014年7月22日 その2

2014-07-30 15:31:39 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
その2 槇尾山から蔵岩、施福寺を経てダイトレで滝畑へ
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昼食後蔵岩へ向かう。私が取り付けた分岐標識は誰かにより撤去されていた。

しかしこの時点ではまだ分からなかったが、どっちへ進んでも施福寺の坊主により、登山道は封鎖されていたのだ。

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蔵岩に到着。ここはロッククライミングの人々の人気のスポットで、沢山のハーケンが 岩に打ち込んである。

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施福寺の屋根が足元に見えている。

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振り返ると先ほど超えてきた槇尾山がすぐそこに見える。右奥は猿子城山だ。

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今日は霞みがひどくて、ここからも海は見えない。

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私が取り付けた ここの分岐の標識も撤去されていた。後で分かるのだが、施福寺の坊主が撤去したのだ。この道を下で封鎖しているのだ。

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強烈な急坂をどんどん下りるが、ほとんどロープがフィックスされている。親切な槇尾山の常連さんたちがフィックスしたのだという。

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急坂を下りると なんと山道に「立ち入り禁止」の標識がある。今まで無かったものだ。以前から寺の坊主が この道に障害物を置いたりしていたので、ぴんと来た。寺の坊主がやったのだ。

標識は無視して進む。ここは登山道なのだ。寺の中の道ではない。

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なんとしばらく進むと行く手に枯れ枝が山積みになっている。仕方が無いので これを超えていく。

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乗り越えてみると、今まで通れていた道に 枯れ枝や残財が山のように積み上げられていた。施福寺の坊主はとんでもないことをするもんだ。

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この後でさきほど十五丁石地蔵でお会いして、私と逆周りしていた常連さんに再会したので聞いてみると 「施福寺の住職が この建物の周りを 登山者が歩くのが気に食わないらしく、こんなことをした」のだそうだ。

こんなことをするなんてもはや「宗教家」ではなく、単なる金儲けの亡者だ。ブッダは「物欲を捨てなさい」と教えているのに。境内のあちこちには「寄進と寄付の募集看板」が立っている。

悩める人々をいつでも受け入れるのが、宗教施設でそのために無税の恩典があるというのに。罰当たりの坊主め。

ここの住職が死んで入れ替わらないと この道は開放されないのだろうなあ。先ほどの常連さんは、抜け道を作っていたのでそっと教えてもらった。まったく、くそ坊主め。

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施福寺境内に行くと、以前は登山者やハイカーそれに参詣者が憩うテーブルと椅子があったのに、これも撤去して柵がしてある。くそ坊主め、とんでもないことをしてくれたわ。

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茶店もこの寺の坊主が追い出したらしい。フォーク歌手の高石友哉などがコンサートした茶店、ここでうどんを食べるのが楽しみだったのに。

あのくそ坊主にとっては、寺に寄進、寄付する人は寺の上得意様、それ以外の人はゴミ扱いだ。ブッダも空海もびっくりだ。空海はこの寺で出家したというのに。

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境内から見る岩湧山も霞んでいた。さあこんな寺に長居は無用だ。

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ダイトレを歩いて 滝畑へもどる。

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昔の寺の遺構があちこちに残っている。昔は大きなお寺だったという。

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どんどん山を下って追分に到着。木の橋が新しくなっていた。大阪府の税金で作られた橋だ。こんな使われ方をするなら「府民税」も生きてくるというものだ。

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番屋峠に到着してびっくり。この間まで腐った木の杭にボロボロに錆びた鉄条網が張ってあったのだが、亜鉛めっきにピカピカ光るポールに真新しい鉄条網だ。山林関係者が大阪府にねじ込んで 税金で作らせたのだろう。またしてもイヤーな気分になる。

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番屋峠からまたしてもどんどん下り、小さな源流を横切る。この後またしても急なのぼりが始まる。

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ボテ峠に帰着した。やれやれだ。

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何回取り付けても すぐに滝畑の変人村民に外される標識の代わりに、木の表面に直接分岐表示を書いた。これなら当分大丈夫だろう。

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滝畑に帰ってきた。9時40分にスタートして、15時40分だ。1時間のお昼休みを挟んで5時間の縦走だった。

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梅雨明けしたとは言え、関西には雨はほとんど降らず この梅雨の降雨量は例年の半分以下だという。 滝畑ダムの底も干上がり、大変なことになりそうだ。

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この日見た花

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山の中で白く光る「糊空木」の花。あちこちで白く輝いていた。

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ピンクの花 調べているけど不明です。葉が丸くて硬いのが特徴なのだが。

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斜面一面に咲いたオレンジ色の花。

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籔萓草(やぶかんぞう)の花だ。

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歩いた記録

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実際に歩いた記録。

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高度と距離の記録。

※GPSの調子が悪く 記録が分割されて出てくるので合成したので見難くなっています。悪しからず。距離は10キロ前後と思えます。

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梅雨明けの岩湧山を歩く 2014年7月27日

2014-07-27 22:38:23 | 岩湧の森を歩く

関西地方は7月21日に梅雨明けして以来、毎日猛暑日が続いた。今日はお昼に夕立が来て少し涼しくなったので、岩湧へ出かけた。 

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夕立が過ぎ去った後なので、山頂には誰もいない。 

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夕立の後の湿気と草いきれで むっとする草むらが続く。 

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花を探してしばらく山頂付近を歩き回る。

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夕立の雲がまだ残っていて、いつも見える「世界遺産大峯奥駆道」どころかすぐ近くの金剛山、大和葛城山さえ見えない。

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ピンクの花を見つけて進むと、毎年この場所では「河原撫子」が沢山咲く。

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今年も初夏の花が咲いた。

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毎年春の山焼きにも負けず、力強く咲くなあ。

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しばらく進むと今度は桔梗の花が咲くポイントだ。奥に見える山は大阪府最高峰の南葛城山だ。

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滝畑の山も霞んでいる。

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沢山の桔梗の花が風邪に揺れているのを見ると、夏を実感する。京都の観光寺の庭園にも 今頃は沢山桔梗が咲いているだろう。

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山頂付近では未だに 「丘虎の尾」が沢山咲いている。

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「糊空木」の白い花もあちこちでみかける。

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「屁糞蔓」なんてかわいそうな名前をつけられた蔓も山頂でたくさん花をつけている。

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洋種ヤマゴボウの面白い花もあちこちで風邪に揺れている。

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梅雨が明けたばかりだというのに、山頂付近では もうアキアカネが乱舞していた。これから盛夏だというのに。

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こちらは鬼百合だ。葉の付け根にムカゴがあるのですぐ分かる。ムカゴの無い小鬼百合はもう少し後で咲く。

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山百合の大きな花も風に揺れていた。

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岩湧の森の麓では「野萓草」が咲いていた。さあこれから猛暑の季節だ。

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翌日は真夏日の岩湧の森

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蝉時雨のうるさい岩湧寺境内は、日差しがさえぎられてひんやりとしている。

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寺の境内では気の早い秋海棠がもう咲きかけていた。夏の終わりの花なのに。

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山頂への道は「急坂の道」を行く。ほとんどが日陰の道だ。

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涼しい道をゆっくり上っていく。爽やかな風が吹き抜けてとても気持がいい。

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まぶしく照り付ける夏の日差しの中を何人かが上って行き、何人かが降りてくる。

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日差しはきついが、風が吹いてきてなんとなく爽やかな山頂だ。

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夏空の下を風邪が吹き抜けて萱の葉を揺らして行く。今日はとても爽やかだ。

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小雁皮も早々と咲き出した。

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こちらも夏の終わりから秋の花、丸葉萩がもう咲き出している。

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山頂の萱の茂みの中に珍しい花を見つけた。南蛮キセルだが枯れ始めていた。

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その横には紫苦菜が咲いている。

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ダイトレから「岩湧の道」で下山したが、夏の終わりの花「山路のホトトギス」がもう咲いていてびっくりだ。

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谷筋の水辺には夏の花「岩タバコ」だ。

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梅雨明けの猿子城と蔵岩を歩く 2014年7月22日 その1

2014-07-26 10:37:21 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
その1 滝畑から猿子城を超えて槇尾山へ
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関西は昨日7月21日に梅雨明けしたと発表された。

早速今日は滝畑から猿子城山を経由して槇尾山(捨て身ヶ岳)、蔵岩を歩いて 施福寺へ行きダイトレを歩いて滝畑へもどった。

しかし施福寺の坊主にとんでもない嫌がらせを受けて、情けなくなった。

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ピンクのラインが往路、ブルーが復路を示す。

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滝畑の集落の中を歩く。この道もダイトレーダイヤモンドトレイルになっている。

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恐ろしく古そうな看板が架かっている。

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約40分でボテ峠到着。しかし恐らく滝畑の村民により、この分岐点での標識や、目印のテープがまたしてもはがされている。今までに何十回と 取り付けた標識やテープだが、滝畑村民の誰かには 気に食わないらしい。

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新しい標識をつけて、ピンクのテープも沢山道中に取り付けた。これも今までに何十回も繰り返された 一部の滝畑村民による嫌がらせだ。

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約45分で猿子城山山頂に到着。

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山頂には手作り標識が沢山かかっているが、村民にはこれは よいらしく、撤去されることはない。

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周りの景色は、霞んでいてほとんど見えない。

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そのまま直進すると、山を降りて「十五丁石地蔵」に到着する。十五丁とは 子の道は巡礼道なので、施福寺まであと十五丁(約1.5キロ)という道標のお地蔵さんだ。

ここで休憩していた方とお話しすると、この方はこれから私と反対周りのコースを歩く予定だそうだ。また道中で合いましょうと分かれた。

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私もお地蔵さんの前で少し休憩した。

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槇尾山へ向かって歩き出す。この道は「西国巡礼古道」と名前がつけられていて、その昔から 紀州粉川の粉川寺から施福寺への巡礼街道だそうだ。

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植林も無く、きれいな自然の森を歩く。

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五つ辻への分岐も過ぎる。この道は別名「桧原超え」とも呼ばれている。

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左奥に岩湧山、右手に先ほど越えてきた猿子城山が見えている。

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巡礼古道と分かれて子のポイントで 左上に分岐して「槇尾山」へ向かうのだが、このポイントでの標識も何回取り付けても 外されてしまう。まさか滝畑村民がここまでしつこくやってくるとは思えないので、これはこのあたりの地元民の仕業だろう。新しい分岐標識とテープを取り付けた。これも10回ちかくなる。

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槇尾山到着。別名「捨て身ヶ岳」ともいう。

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先ほどの分岐点では 手作り標識は何度取り付けても外されるが、山道に入ると 立派な道標が何回も出てくる。山頂の標識も立派だ。

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山頂からは大阪湾方向はほとんど霞んで見えない。この山頂でお昼の休憩とした。

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その2へ続く
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「世界文化遺産 熊野参詣道中辺路を歩く」 滝尻王子から近露王子へ その3

2014-07-23 00:24:28 | 世界文化遺産熊野参詣道中辺路を歩く
その3 大坂本王子から 近露王子へそしてバスで出発点へ帰着
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道を下っていると時々 右手の木々の間から道路が見える。地図を見ると国道311号線のはずだ。道の駅らしき建物も見える。

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約50メートルくらいか、少しだけ道路を歩く。今回のコースでは道路を歩くのは初めてだ。奥駆道も吉野や十津川あたりでは舗装道路をたくさん歩かされたし、小辺路に至っては、半分以上が道路歩きだ。この中辺路は 今のところ古道の保存状態が非常にすばらしい。

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終に「24番標識」通過、あと少しだ。

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このあたりから、笹百合の花が目に付くようになった。ピンクや白の笹百合が山道に咲いて目を楽しませてくれる。

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道もきれいになり、歩くペースもどんどん早くなる。

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古道から少しそれるが 標識どおりに歩くと「牛馬童子」の像がある。

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中辺路のシンボルマーク的な有名な像だ。陰険な藤原一族にだまされて出家させられた花山法皇の熊野詣の姿だという説もあるそうだ。

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山道を更に下ると休憩所に出た。恐らく最後の休憩所だろう。

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休憩所からは近露 の町全体が見渡せる。やっと着いた。

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最後の石畳の道をどんどん下る。枯れた笹の葉で覆われているが石畳の道だ。

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広い道路に出たが 肝心の道標が見当たらない。

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周りを良く探すと橋の袂に立っていた。26番標識なのでこのコース最後の標識だ。安心して橋を渡り町へ進む。地図の通りに川を渡るのだ。

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近露王子到着。社に参拝して無事到着を感謝する。時刻は2時10分だ。歩き出して5時間半で到着した。そのうち20分はお昼の休憩だが。

バスは3時6分なので少し町を散歩する。

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町を歩いていると一軒の民宿の前に七夕の短冊がたくさん飾ってあった。
ご主人に聞くと「この民宿で泊まってもらったお客さんが書いた願い事の短冊」だそうだ。そうかもうすぐ七夕さんなのだ。

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「箸折れ茶屋」という街中のお茶屋さんに入り、ちょうどおなかが空いたので「玉子かけご飯を注文した。これに食後のほっとコーヒーが付いて500円なり。

ここのお上さんに聞くと、この町の民宿に泊り中辺路を通して歩くのは ほとんど外国人だそうだ。大半の日本人はクルマか観光バスでやってきて、そこらへんの古道をチョロット歩いて 引き上げるそうだ。

外国人観光客のトレッカーは山道の景色にうるさいので、崩れた山道の復旧工事も 古い材料を使うとか とても気を使うらしい。

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明光バスのバス停に着いてバスを待つ。バスは他にも竜神バスもあり、バス停も時間も違うので 要注意だ。

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滝尻王子から近露王子まで5時間かかって歩いた距離を路線バスは20分で帰ってきた。料金は730円だ。
このコースの人気の秘密は バス便が多くもとの場所に帰ってくるのが簡単なこともあるのだろう。マイカーの回送サービスもあり、この「滝尻熊野古道館」で受け付けてくれる。

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中へ地を歩く今後の参考の為に「熊野古道館」に入ってみた。中辺路の案内地図もここで頂いた。

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実際に歩いた記録 その1

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実際に歩いた記録その2

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高度と距離の記録

熊野古道館で頂いた地図では今回のコースの距離は12キロだが実際は寄り道などもあり、15キロ歩いていた。

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今回歩いたコースは ほとんどが山道でしかもよく整備されていた。さすが人気のコースだけある。林道や国道との、横断箇所はあったが  舗装道路歩きもなく楽しく歩けた。

この道に多いという外国人の方も 安心して楽しく歩けるのではないだろうかと思った。

同じ世界遺産の道でも ゴルフ場の中を歩く「高野町石道」、大半が舗装道路歩きの「小辺路」などとは違い、道も景色もよく保全されている。同じ和歌山県でもこの違いは なんなのだろう。

また女性が入れない場所のある「大嶺奥駆道」は 途中退却ルートが極端に少なく バス便も169号線沿いに一日1本と極端すぎる。

それらの道に比べて バスの便が多いこの道は安心して歩けた。

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※バスの時刻表 http://www.ryujinbus.com/shuttle_bus/time_fare/h26_hongusen_jikokuhyo.pdf

中辺路観光協会

http://www.nakahechi.jp/index.html

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「世界文化遺産 熊野参詣道中辺路を歩く」 滝尻王子から近露王子へ その2

2014-07-19 21:36:07 | 世界文化遺産熊野参詣道中辺路を歩く
その2 高原熊野神社から大坂本王子まで
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祭神はもちろん「熊野速玉男の命」、大和朝廷が自分たちの祖先「徐福」の名前を変えて祀った神だ。横にちゃんと 別名のスサノオの名前もある。

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神社横には大きな看板が立っている。「山歩きの人間はトイレを使うな」ときたもんだ。

なんとも「おもてなし」のこころが欠如した村民だこと。四国の人はみなお遍路さんにおもてなしをするっちゅうのに。心構えが 四国の人とは えらい違いだ。

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その少し先に行けば、ちゃんとトイレはあり、みやげ物まで売っているが あんな意地悪されてまで 誰が物を買うか。

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その広場は展望広場になっている。あの山並みは「果無山脈」だと書いてある。
小辺路の最終コースで あの山を越えて本宮大社に行ったことを思い出した。

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「高原集落」の中の道はきれいに整備されている。花がいろいろ咲いていてきれいだ。

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廃物利用の水車がくるくる回って、ハイカーを和ませる。

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道の脇には馬もいてびっくりした。ポニーのように見えたが。

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ここは茶店だけど、今日はお休みらしい。土日だけ営業かもしれない。

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花や民家を見ながら、キョロキョロして歩いたが、この村はずれのお堂からまた山道になる。私が見ても楽しい道だったので、外国人トレッカーにはかなり面白い道だろう。

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きれいな石畳が続く。

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このコースは人気のコースと案内書に書いてあるとおり トイレを併設した休憩所もいろいろある。

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道の横に 突然ため池が現れた。なかなか神秘的な雰囲気だ。

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長い登り道が続く。

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大門王子到着。このあたりに昔は本宮大社の大門があったという。

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ここでやっと半分歩いた。8時40分にスタートして、3時間かかった。

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少し歩くと「十丈休憩所」があった。ここで昼食にする。時刻は11時40分だ。

12時に歩き出せば 残りの道に3時間かかっても午後3時には近露に着くだろう。帰りのバスは3時代に3本あるので安心だ。

手元のGPSでは標高が600mを超えているので、後はくだりの道が多そうだ。あと2時間少しで着くだろう。

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この標識のすぐ裏手に、「悪四郎山」があるそうだ。このあたりが一番標高の高い場所かもしれない。手元のGPSでは標高は700m前後だ。

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道は少しずつ下りになる。随所に石垣が積まれてきれいな山道だ。

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大坂峠に着いた。平安時代に熊野参詣をした藤原のなんとかさんが「この坂を大坂という」と命名したそうな。
この地を通った花山法皇が読んだ歌が石碑に彫ってある。

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大坂峠で林道を横切る。横切る場所は気を使って石畳が敷いてある。

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峠付近に咲いていた「駒継ぎ」の花。馬を繋いでも折れないくらい強い木らしいけど ほんとかなあ、細い木だけど。

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雰囲気のある石畳の道をどんどん下る。

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大坂本王子到着。この名前は大坂の麓にあるから大坂本だと説明してある。

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その3へ続く
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「世界文化遺産 熊野参詣道中辺路を歩く」 滝尻王子から近露王子へ その1

2014-07-17 21:59:45 | 世界文化遺産熊野参詣道中辺路を歩く

世界文化遺産 熊野参詣道中辺路(なかへち)を歩く
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熊野参詣道は「大嶺奥駆道」、「小辺路(こへち)」、「中辺路」などがあり、それぞれが熊野三山を目指す。


紀伊山地の熊野参詣道の概念図を示す。
※地図は メイツ出版 熊野古道より

世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」のうち「熊野古道中辺路」は紀伊田辺をスタートして山に入り、熊野本宮大社、熊野那智大社、そして熊野速玉大社へ詣でる参詣道である。この道を少しずつ歩いてみようと思う。

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まずスタートに「滝尻王子」から「近露王子(ちかつゆ)」まで歩いた。
今回歩く「滝尻王子」から近露 王子」までのコース距離は12キロだ。
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その1滝尻王子から高原熊野神社まで
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滝尻王子から十丈王子までの道



十丈王子から近露までの道

※ 距離、地図はいずれも「熊野古道館で頂いた田辺市作成の古道案内地図より

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公共トイレの駐車場に車を止めて歩き出す。右の建物は土産物、鮎のオトリなどを売っていてその向こうから熊野古道へ入る。

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滝尻王子野社に参拝してスタート。

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この道標が道中続いていると 案内書に書いてある。今日のゴールの近露 王子が26番だそうだ。

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滝尻王子の社の横の道を歩き出す。

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歩き始めは石畳と石段の道でなかなか雰囲気がある。今まで歩いた世界遺産の道には無い雰囲気だ。

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いきなり急坂が始まる。体を慣らす為 ゆっくり登る。

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滝尻王子の社を下に見て 登っていく。

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道はジグザグに山を登って行く。

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道には番号道標以外にも古道標識があり、安心だ。

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「胎内潜り」の岩に来た。案内看板には「女性が潜ると安産になる」と書いてあるが、狭くてリュックを担いだ私には無理だ。私には安産は要らないので まき道を行く。

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最初の王子「不寝王子」に到着。名前の由来は不明だが 「ねず」の当て字らしい。

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気持ちの良い石段が続く。歴史を感じてなかなか良い雰囲気だ。外国人に人気の道らしい。

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しかし中にはこんな場所もある。間伐をやりっぱなしでほったらかしだ。和歌山県や田辺市も 「世界遺産」の意味を考えて 古道の周りは植林や間伐をもっと控えて欲しいなあ。

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古道と分岐した「展望台経由の新しい道」が250メートルあると標識にかいてあったので そちらを進む。山頂からは滝尻の町が眼下に見える。

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向いの高い山には鉄塔やタワーらしきものが見えるが、来るときに通ってきた竜神スカイラインの護摩壇山か。

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今度は石畳の道を どんどん降りていく。

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道の横に「針地蔵」と書いたお地蔵さんがいて、きれいな花や食べ物がお供えしていった。

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再び山道を登っていくと 山頂にテレビアンテナがある。何とかならんのかいなあ、この会社は。強制的に国民から集金はするが、世界遺産の道にこんなものをおったてて、平気なんやなあ。

普通の神経があれば 目隠しでカムフラージュするとか もう少し目立たない場所に設置するとかするのになあ。無神経な会社だ。

この道は台風で崩れたときには、復旧工事の材料もコンクリートブロックなど新建材は使わないで、石、木などで工事をするなど気を使っているというのに。(後ほど近露 の茶店のお上さんに聞きました)

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しばらく歩くと林道に出て、集落がある。高原集落だ。

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高原熊野神社に到着、神社祭神に参拝していく。

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その2へ続く
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歴史トレイル 高安山から信貴山へ 2014年6月26日 その3

2014-07-14 22:31:47 | 歴史遺産を訪ね歩く
その3 信貴山朝護孫子寺から駐車場への帰路と歩いた記録のまとめ
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今度は急坂をジグザグに登り続ける。なかなかタフな山道だが、ところどころにお地蔵さんがいて 見守ってくれているようだ。

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上り続けて ようやく「ケーブル駅分岐」地点まで戻れた。やれやれだ。

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高安山気象観測レーダーに出た。

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このレーダー横の空き地が「高安城跡」らしい。説明看板があった。

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この立体交差している下の道が、下の駅(信貴山口)への下山ルートらしい。ケーブルの時間は40分に一本なので場合によっては この道を下ろう。

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駅に着くと、あと10分で発車だ。このケーブルに乗ることにする。片道550円だ。

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ケーブルカーが待っていた。信貴山朝護孫子寺はいたるところにトラの置物があったが、電車にもトラの絵が描いてある。

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朝護孫子寺は聖徳太子が物部の守屋との戦の戦勝を祈願してこの山でお祈りすると、毘沙門天が現れて必勝法を授けたという。それで「この山を貴ぶべし、信ずるべし」とおっしゃったので、信貴山と名づけられたと説明看板に書いてある。更に毘沙門天が現れた時が、寅年、寅の日、寅の刻というのでこの寺にはたくさんの張子の虎があるというわけだ。

まあ厩戸皇子が実際に戦勝祈願したかどうか、そんな寺はほかにも八尾市の大聖勝軍寺などにもいわれはあるし、後から作られた聖徳太子創造伝説のひとつだろう。

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乗り込んでしばらくすると発車した。

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時々八尾の街並みが見えるがほとんどは森の中だ。

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駅について振り返ると、山の上は真っ黒な雲に覆われていた。急いで歩き出す。

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駐車場につくと、山の上の黒雲が どんどん迫ってきて、あっという間に雨が降り出した。すばやく着替えて ホームセンターで買い物をして車に積み込むと同時に 土砂降りの雨になった。

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歩いた記録。

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高度と距離の記録。登った高さは700mを超えていて、歩いた距離は12kmだった。

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歴史トレイル 高安山から信貴山へ 2014年6月26日 その2

2014-07-12 21:50:08 | 歴史遺産を訪ね歩く
その2 高安城倉庫跡から信貴山朝護孫子寺へ
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さらにどんどん進むと半分腐ったベンチがあるがさらに下る。

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分岐を左へ進む。標識によると右は「信貴山門前町」と書いてある。目的地、信貴山は近いのだ。

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今度は一転して登りとなる。道はよく整備されている。

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すぐに広い道と合流するので右の登り道を進む。

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「信貴山城」という旗がたくさん立っている。山頂は近いと思える。

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ここが山頂の城跡らしい。城主の松永久秀が信長に半期を翻したため、攻め滅ぼされてから、廃城となったと書いてある。

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さらに上へ道が続くので上ってみる。

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山頂には 空鉢堂と呼ばれるお社があり、竜神が祀られていた。この神さんは時々巳(みい)さんの姿(へび)でお姿を現すことがあると書いてある。
これは古代出雲王国の龍蛇神信仰の名残だ。

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展望台もあり、案内書では金剛岩湧の峰もよく見えると書いてあるが、残念ながら天気はよいのに 霞がひどく何も見えない。

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次に今回の目的地「信貴山朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)に参拝すべく、急坂をジグザグにどんどん下りていく。

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降りていくと 突然 多宝塔に出た。

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更に坂道を降りながら周りを見ると たくさんの建物が見える。とても大きなお寺だ。

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突然大きな声で けんかをしているような怒鳴り声が聞こえた。読経のようだ。初めて聞いたが恐ろしい大声の読経だ。「朝護孫子寺」と額に書いてある。

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さらに道を降りていく。とても広い境内だ。

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周りの木々の間からたくさんの建物が見えている。

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帰り道を常に確認しながらさらに進む。迷路のようだ。

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宿坊もあるが

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それも一坊や二坊ではなく たくさんあるようだ。

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あまり深入りすると迷いそうなくらい広い境内だ。

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まだまだ建物はあるが、ここらあたりで引き返すことにした。本当は門前の土産物屋街まで行きたかったのだが、迷路のようで 帰り道が心配になってきた。

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その3へ続く
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歴史トレイル 高安山から信貴山へ 2014年6月26日 その1

2014-07-10 23:28:44 | 歴史遺産を訪ね歩く
その1 近鉄電車服部川駅から高安城倉庫跡まで
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白村江の戦いで唐と新羅連合軍に大敗した天智天皇は、唐の来週を恐れ各地に山城を築かせた。そのひとつが高安山である。

また信貴山朝護孫子寺は聖徳太子が物部の守屋との戦勝祈願したお寺であるとされていて有名だ。(未だに聖徳太子は架空の人物だとの説が有力だが)

大阪府八尾市ま近鉄電車服部川駅から高安山へ上り、そのまま信貴山へ歩き、お参りして、高安山に戻り そこからケーブルカーで下山した。

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この登山案内地図のように、近鉄服部川駅をスタートしたかったのだが、駅の近くには駐車場がなく、遠くのホームセンターに止めて歩き出した。

※ちなみに帰りにこのホームセンターで庭の玉砂利と鉢植えのハイビーを合計約2000円購入しました。

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ホームセンターから歩いていくと畑の真ん中に駅が見えてきた。

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この駅をスタートする。

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正面に生駒信貴の山並みを見ながら住宅街の中を歩いていく。かなり急な登り道だ。

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標識が整備されているので安心して歩ける。

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ここでようやく山道へ入る。歩き出して一時間だ。

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右へ分岐して山道へ入る。「イノブタに注意」と書いてあるがイノブタとはなんだろう。普通の山にいるのは猪なんだが、生駒山系には豚もいるのだろうか。

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急な山道をひたすら登る。「イノブタ」なるものに出会えるのが楽しみだ。イノシシやツキノワグマにはよくお会いしているのだが。

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三十分ほど山道を登ると、休憩所の標識が出てきたのでそちらへ。

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森の中に小さな東屋がある。残念ながら回りはまったく見えないが、せっかくなので小休止する。

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山道を歩きながらよく見ると、石垣があちこちに積んであるのがわかった。
古くから使われてきた生活の道かもしれない。

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突然道路に出た。「信貴生駒スカイライン」と標識に書いてある。仕方ないのでそのまま道路を歩く。

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すぐに大きな看板があった。ここを入るべきところ案内標識がないのでしばらく道路を歩いたが、どうもおかしい。登山地図には道路を歩くようには書いてないので、先ほどの看板のところまで引き返した。

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大きな宗教看板のところから分岐して横道に入るとすぐにゲートがあった。案内標識もなにもなく、どうしようか迷ったが横をすり抜けた。

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しばらく歩くと右から山道が突き上げてきて、合流した。ここに案内標識が立っていた。これではわかりづらい。私が上ってきた山道は八尾市の立てた案内標識どおりに歩いてきたので、せめて先ほどの道路際の宗教看板の場所にも 案内標識が要ると思う。

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分岐を右へ進む。ここには ちゃんと案内標識があり、助かる。

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宗教施設の中を歩く。何か異様な雰囲気だが 進まないとしようがない。

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突き当りを左へ歩く。ここを右へ進むと帰路に予定しているケーブルカーの駅がある。

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今度は山道をどんどん下りだした。帰りが心配なほどどんどん下る。

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道路を越えてまだどんどん下る。

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案内標識があり、ここは高安城倉庫跡らしい。大きな基礎石が九つほど並んでいる。

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その先にも倉庫跡があった。こちらは眺めがよく ナニワ平野が見渡せるが、残念ながら霞んでいてほとんど何も見えない。

高安城およびその倉庫は天智天皇が作らせたらしい。中大兄皇子のころ、百済が唐新羅の連合軍に攻められて滅亡寸前になり、和国に助けを求めてきた。百済救済のため出兵するも、白村江の戦いで和国は敗退し、その後 唐の来襲を恐れた天智が 各地に山城を作らせたひとつが、高安城ということだ。

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その2へ続く
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万葉の森から二上山を経て當麻寺まで 2014年6月24日 その2

2014-07-08 18:18:53 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
その2 當麻寺から岩屋峠を経て万葉の森へ
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當麻寺到着。大きなお寺だ。

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蓮池に「中将姫」が立っている。「中将姫伝説」は後世に作られたお話で、室町時代に世阿弥の謡曲、江戸時代には近松の小説で「継母の継子いじめ」の話が面白おかしく作られて全国的に大ヒットしたという。

中将姫にちなんだ 「名所」も各地にあり、この寺の隣の 石光寺(しゃっこうじ)にも中将姫が 蜘蛛の糸で曼荼羅を織ったときに糸を染めたという井戸があり、またうまくだまされて岐阜県の山奥まで「中将姫請願桜」を見に行った 馬鹿もいる。(私のこと) この岐阜県の山奥のお寺(願成寺)ではなんと「婦人病に大変ご利益がある」とまで うたわれていた。どこのお寺も観光の目玉が欲しいんだなあ。

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この大きなお寺には 五重塔が二つあり、こちらは「西塔」である。

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こちらは東塔であり、二つの塔がそろって残っている寺院は全国的にも珍しいという。ちなみに薬師寺の西塔は「白鳳時代」のものだが、東塔は最近再建されたものだ。

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境内からは二上山が良く見える。左が雌岳で右が雄岳だ。さあぼちぼちまたあの山を越えて行こうか。

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お寺の一室では 女性が写佛をされていた。

※嘘です。お寺の写経と写佛の募集ポスターを写真に撮りました。

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帰路には當麻山口神社の参道を行く。

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本殿にお参りをしていく。

祭神は「ニニギノ尊」と「この花咲くや姫」とある。古事記に言う「ニニギノ尊」は第二次東征を開始した九州築紫の都万王国のイニエ大王のことで 南下して薩摩の地で阿多津姫(古事記ではこの花咲くや姫)と出会い 二人の間に生まれた皇子がイクメ王で 実際にはイクメ王が第二次東征して イコマから大和に入り、大和政権の基を作ったのだ。

第一次東征群の子孫たちが作った磯城王朝の彦ミチウシらがイクメたちの侵入を頑強に抵抗して イクメらは長くイコマ山中にとどまったとされる。それでイクメらがとどまった山をイコマ山と名づけられたという。

つまり徐福(スサノオ)の子孫のイニエ大王と薩摩の阿多津姫を祀っているのだ。

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ため池の横を通るとなにやら大きな鳥がいた。名前は分からないので今度調べてみよう。

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正面に二上山を見ながら歩く。次第に登りがきつくなる。

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きれいな公園の中を通っていく。往路はこの右手の舗装道路を下ったのだ。

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祐泉寺の分岐で左の「岩屋峠」へ進む。往路は右手の「馬の背」から降りてきたのだ。

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登り返す山道もよく整備されている。

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水場も作られていて、のどを潤して小休止する。

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岩屋峠に到着。やれやれだ。これでもう登りはなくなった。

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岩屋峠の分岐。ここをダイトレへ下る。ちなみに右へ登る山道は直接ダイトレの「竹之内峠」へいけるので、どこかの山岳会が間違って「ダイトレはこちら」と標識をつけているが、ダイトレではない。

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峠のすぐ下が岩屋で ここも石切り場の跡らしい。

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柵の奥には磨崖仏があるのだが、風化してよく分からない。

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ダイトレを下る。この休憩スペースの奥に石切り場跡があるので覗いてみる。

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ここで大量の石を切り出して飛鳥へ運んだそうだ。

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更にダイトレを下る。舗装道路だ。

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ここでダイトレと別れる。

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万葉の森駐車場に帰着した。左の道は国道166号線ー竹之内街道で、ダイトレはこの国道を歩いて竹之内峠まで行く。岩屋から直接竹之内峠へ行く山道があるのに。

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実際に歩いた記録 その1 駐車場から祐泉寺

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実際に歩いた記録 その1 祐泉寺から當麻寺

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実際に歩いた高度と距離の記録 累積高度は640m、距離は約10km

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この日山道で見た花

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岡トラの尾は雌岳周辺で満開に近かった。

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ホタルブクロも山道のあちこちで袋を垂れていた。

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山の中で紫式部の花を何箇所かでみかけた。きれいな紫色の実が付く木だ。

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