アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

北国の山旅NO4 十勝岳温泉から十勝岳 その1 2009年8月10日

2014-08-30 21:46:52 | 北海道の山旅
NO1十勝岳温泉から上ホロカメットク
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十勝岳は、普通白金温泉の「望岳台」から登るコースが一般的です。

前日旭岳から下山した時に、駐車場で隣り合わせた札幌から来た女性

グループに「十勝岳へ登るのなら、望岳台からよりも、十勝岳温泉から登る

ほうが、ずっと近い」 と教えていただいたのです。

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二つの登山地図をつなぎ合わせて、眺めてもなんとなく十勝岳温泉からの
方が近いような気がします。高度を調べたら、望岳台より十勝岳温泉の方が
約300メートルも高い場所にあります。そこで今回は十勝岳温泉から登る
事にしました。(この日は移動日で、明日は黒岳へ登るべく今日中に層雲渓
へ移動する予定なので、少しでも早いほうがよかったのです。)

望岳台から、美瑛岳経由で十勝岳へは、次回の楽しみに残しておく事に
しました。

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登山道入り口には、さっそく歓迎看板がありました。

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なにやら殺伐とした 登山道です。途中でお会いした人に話を聞くと
ほとんどの人は「富良野岳」へ登るようで、十勝岳へ登るのは私一人
のようです。

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高度を上げていくと、こんな変てこな 噴火で千切れた山が見えてきました。

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登り始めて約2時間で、稜線に出ました。向こうに見える山が富良野岳です。

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尾根路を歩くとあちこちに雪渓が残っていました。

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すぐに着いたのが「上富良野岳」(1893メートル)です。
向こうに見える尖った山が十勝岳です。

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十勝岳を正面に見ながら、なにやら殺伐としたガレ場の尾根を進みます。

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すぐそこに見えるのが上ホロカメットク山で、その山頂の向こうに
尖った形の 十勝岳が見えます。

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上ホロカメットク山(地元の方は上ホロ山と呼んでいました)山頂です。
標高1.920メートルと書いてあります。

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その2へ続く
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北の国の山旅NO3 旭岳から間宮岳中岳 2009年8月9日 その2

2014-08-28 22:06:28 | 北海道の山旅
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旭岳から間宮岳中岳 その2
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旭岳から見た熊が岳と間宮岳及び中岳です。
今日の予定は、間宮岳を越えて中岳まで往復です。

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裏旭へは、ガレ場が続き 滑って危険なので 雪渓を降りました。
一歩ずつ、ステップを切りながら安全に降りれました。

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雪渓を降りきって 振り返った旭岳です。

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キャンプ場の向こうに熊が岳が続きます。キャンプ場にはテントは一張りだけでした。

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熊が岳から間宮岳を見たところです。

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間宮岳山頂です。2103メートルです。

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間宮岳から カムイミンタラ越に 北海岳を見たところです。

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間宮岳からは例の沢山の方が 遭難されたトムラウシ山が良く見えました。合掌。

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縦走路を行く人です。何人かの人とお話しましたが、一人は黒岳リフトを
今朝6時に乗り、歩き出してこの「カムイミンタラ」のお鉢平と呼ばれる
環状の縦走路を半周して、旭岳まで行きこれから残りの半周をして黒岳
へ帰るということでした。「東京から3日間の夏休みで来てこんなに晴れて
とてもうれしい」とおっしゃってました。

別の大きなリュックを背負った人に聞くと、旭岳から白雲岳へ行き、トムラウシ

まで行くという人が二人いました。
最後に話した若者はなんと、トムラウシを越えて美瑛岳も越えて、十勝岳
まで行くと言っていました。食料は4日分持っていると言ってましたが
大丈夫なのでしょうか。服装も、ジーンズにシューズ履きで さほど
大きくもないリュックを背負い 歩いて行きました。

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縦走路にはあちこちに残雪がありました。人の顔に見えます。

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中岳付近から見下ろす「カムイミンタラ」です。本当に神様が遊んでいそうな
感じのきれいな場所です。天気がよかったから、良く見通せたのでしょう。
雲にまかれたら まるで方向を見失いそうです。

左側の高い山が、北鎮岳で、次回反対側の黒岳から登る事にしました。
今日は ここで引き返します。

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北の国の山旅 NO3 旭岳から間宮岳中岳 2009年8月9日 その1

2014-08-27 18:11:10 | 北海道の山旅
旭岳(2,290.3メートル)は北海道最高の山です。

付近一帯を大雪山系と呼ばれ、その中央の高原地帯を「カムイミンタラ」

(神々の遊ぶ庭)とも呼ばれ、その美しい景色に 沢山の登山客が日本中

から集まります。ツアー募集も沢山あります。

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大雪山系のルートマップです。私はカムイミンタラとは、お鉢平と呼ばれる
中央の狭い領域を考えていましたが、実際にここへ来てみてもっと広い範囲
をさしているのではないかと考えるようになりました。
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旭岳ロープウエーを降りると、すぐに姿見の池が見えます。

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その上には すり鉢池があり、旭岳はしきりに噴煙を上げています。

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その隣の鏡池の横を登っていきます。

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夫婦池は鏡池とすり鉢池の二つの池をさす言葉だそうです。

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このあたりには、まだ低木が生い茂っています。蝦夷シマリスが人馴れ
しているのか、足元にまで出てきます。
ここらあたりまでは、遊歩道が整備されて、家族連れでも楽しめます。

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池を過ぎるとすぐに 火山礫のガレ場になり、殺伐とした雰囲気です。
「この先は登山装備が必要です」と注意看板が立っています。

ここは6合目付近です。道は滑って歩きにくい道ですが両手でストックを
突いているので 滑らずに歩けました。

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音を立てている噴煙の脇を抜けて歩きます。硫黄の臭いが鼻をつきます。

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9合目です。道は相変わらずガレ場の連続です。

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山頂間近です。人の話し声も風に乗って聞こえてきます。

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有名な金庫岩です。この四角い岩が見えたらもうすぐ山頂です。

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山頂には沢山の人がいました。歩き出して池を見ながら登ってきて
2時間弱でした。しかしほとんどの人がここで引き返すみたいです。
ここから先が きれいな「カムイミンタラ」なのに もったいない事です。

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その2へ続く
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夏の終わりの岩湧の森 2014年8月26日

2014-08-26 22:43:11 | 岩湧の森の四季の風景

今年の夏は全国的に例年とは違い、天が多く 晴れの日の少ない夏だ。特に西日本は日照時間が 例年の4割ほどだそうだ。 

お盆も過ぎた日に 久しぶりに岩湧の森を歩いたが 夏の終わりの花が沢山咲いていた。天候不順でも季節は 移ろうものである。 

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14  

岩湧寺本堂への石段は 両側に秋海棠がびっしりと咲いている。 

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240  

多宝塔の下は 特に密集して咲いている。 

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325  

「秋海棠 スイカの色に 咲きにけり」  と あの芭蕉翁は詠んだそうである。 

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427  

秋海棠は 江戸時代に和国に持ち込まれた植物で 「ベゴニヤ」の仲間だそうだ。我が家の庭に咲いている ベゴニヤとそっくりだ。 

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514  

ゆっくりと山道を登る。あちこちで藪ランが咲いている。 

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617  

露草もあちこちで目立つ。 

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712  

こちらも 江戸時代に観賞用として持ち込まれた「節黒仙翁(ふしぐろせんのう)」だ。去年の群生地では 一つも咲いていないので心配していたら 別の場所で咲き出した。 

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871  

山頂では 萱の穂が出だした。 

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9  

オニシシウドの先に 萱の穂が出揃った部分がある。 

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1038  

山頂では 丸葉萩がかなり咲いている。 

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1165  

夏の花「桔梗」も まだまだ沢山咲いている。 

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1251  

大きくなった「山苦菜(やまにがな)」があちこちで咲き出した。大きいものは私の背よりも高い。 

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1352  

小鬼百合も山頂のいたるところで咲き出した。 

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1433  

岩湧の麓で8月のはじめに沢山咲いていた「鬼百合」と違うのは 葉の付け根に黒いムカゴがないことだ。 

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1535  

この花が咲き出すと 夏の終わりを感じさせる。 

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1657  

葉場山火口(はばやまぼくち)も蕾が出だした。 

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1730  

秋になるとこの部分から 薊のような花が咲き とても恐ろしい形になる。 

火口(ほくち)とは 火打石から種火をとる 綿のことで この葉の裏側部分から取れるそうだ。ここらあたりでは「葉場山火口」と呼んでいるが 普通は「雄山(おやま)ボクチ」というそうだ。 

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1876

盗人萩の花はかわいらしいのに 盗人なんてかわいそうな名前をつけられているのは、実が盗人の足跡に見えるかららしい。私には普通の実にしか見えないが。 

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1984   

下山時に歩いた岩湧の道では 藤甘草(ふじかんぞう)の花が咲き出した。

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2086

これが藤甘草の葉である。 花が藤の花に似て、葉が漢方薬の甘草に似ているから この名前がつけられたらしい。

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天候不順の夏も終わりに近づきつつあり、来月九月になれば、もっと沢山の秋の花が 岩湧の森に咲くことだろう。

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北の国の山旅NO2 .ニセコ 「チセヌプリ」 2009年8月8日

2014-08-26 09:29:31 | 北海道の山旅
少し古い山旅のリメイクです。
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ニセコアンヌプリのすぐ北側に、比較的小さな山がいくつか連なっています。その中の「チセヌプリ」(1,134.5メートル)に登りました。

チセヌプリの麓には「長沼」「神仙沼」の二つの沼があり、沢山の湿原植物が咲く事で知られています。

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羊蹄山周辺の地図です。西側に「スキー場で有名な「ニセコアンヌプリ」がありその北側に「チセヌプリ」があります。

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コース地図です。二つの沼を見ながら登り2時間下り1時間40分とあります。

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登山口兼神仙沼入り口です。観光バスが着き沢山の観光客がぞろぞろと下りてきました。皆さん沼めぐりがお目当てです。

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神秘的な神仙沼です。ウッドデッキの遊歩道しか歩けません。

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次の長沼です。正面の山が「チセヌプリ」です。

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分岐です。正面が「チセヌプリ」ですが、背後に「石楠花岳」があり、右は湯本温泉です。

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登山道から、ニセコ連山が見えます。左が「石楠花岳」です。

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チセヌプリ山頂から見た「羊蹄山」です。昨日登った真狩村は右手です。

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チセヌプリ山頂から見た「石楠花岳」です。良く見ると樹海の中のジグザグの登山道も見えます。

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下山して再び「長沼」を今度は反対側から見たところです。

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ニセコ連山の案内板です。

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正面の上部に、頭だけ出した「イワオヌプリ」が見えます。予定では、この山も登るつもりでしたが、この後ニセコから旭川まで移動予定なので、時間の関係で 断念しました。

ちなみに「イワオヌプリ」とは「硫黄を吹き上げる山」というアイヌ語だそうです。

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その3 旭岳から中岳間宮岳往復 へ
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北の国の山旅NO1 羊蹄山 2009年8月7日

2014-08-22 23:19:44 | 北海道の山旅
少し古い山旅のリメイクです。
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羊蹄山(1、893.4m)は美しい裾野をもつ山で、蝦夷富士とも呼ばれます。

山頂には大きな噴火口の跡が3つあり、父釜、母釜、子釜と呼ばれています。

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今回登ったコースは「真狩」(まっかり)コースで、他にもヒラフコースとかいくつもあるようです。

今回の駐車場と登山口は、標高約400メートルです。山頂までは約1500メートルを まともに登る事になり、かなりハードなコースでした。

(※ちなみに旭岳はロープウエーを利用すれば実質600メートルの登山で山頂に立てます。同じく黒岳もリフト利用で480メートル登山です。)
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麦畑越に見た、蝦夷富士「羊蹄山」です。ひろい裾野です。

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羊蹄山自然公園キャンプ場の奥に、登山口があります。

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裾野は見通しの、まるで効かない森の中をひたすら歩きます。白樺などの森はとてもきれいでした。

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六合目あたりまでくると、少し下界が見えてきます。

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9合目あたりは、火山礫のガレ場が続き、ちらほらと花が咲いています。

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9合目あたりを登ってくる登山者です。下界の景色もかなり広く見えました。

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左上に見えるのが、羊蹄山避難小屋です。9合目付近に分岐があります。

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真狩コースを登ってきて、外輪山との出会いです。ここから外輪山を一周できます。

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山頂にはあちこちに「お花畑」があり、いろいろな高山植物が短い夏に咲き乱れていました。

※今回の旅の高山植物「北の山の花たち」は別のブログに載せています。

http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/kita_hana/

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外輪山を行く登山者達。かなり狭く危険な箇所もあります。

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外輪の周囲にはこのような、道標があります。天気の悪い日など雲に巻かれたら、方向を見失う事もありそうです。

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大きな父釜です。右上あたりが最高地点です。

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左が母釜、右が子釜です。父釜の西側外部にあります。

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父釜の東側には、常に雲が渦巻いていて、雲がとれる時はありませんでした。

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登山口から外輪出会いまで4時間かかりました。そこから外輪を1時間ほど歩いて写真をとり、1時間休憩して、下山は3時間。合計9時間かかりました。

駐車場に着いて休憩していたら、下山途中に出会った 走りながら登ってきた若者がもう下りて着ました。聞くとニセコのリフト会社で働いているスキーの選手で、登り2時間半、下り1時間半 合計4時間の驚異的なタイムの若者で、驚きました。
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北の国野山旅 「ニセコチセヌプリ」へ続く
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生駒超えの古道を行く 暗峠(くらがりとうげ) 2014年8月12日 その2

2014-08-20 11:39:59 | 初夏の山歩き
その1からの続き
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暗峠のトンネルだ。上の道は「信貴生駒スカイライン」のようだ。

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狭くて長いトンネルを抜ける。

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石畳の道が現れた。同時に茶店も一軒ある。

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ここから大阪府だ。

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この石畳は郡山藩主により敷設されたということだ。

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大阪府側に入ったこの狭い道に国道標識が現れた。

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道端の古い道標石に「右矢田山二里」とあるが、矢田山は地図に載っていない。

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狭い道をどんどん下る。民家の軒先がすれすれだ。

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しばらく下ると「生駒縦走路」とクロスした。

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縦走路を行く人。この人は足が速くあっという間に視界から消えた。

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下り道はどんどん急坂になる。やがて「弘法水」に来た。

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祠の中には 弘法大師空海が祀ってある。

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湧き水が滾々と涌いていて、沢山の人が水汲みに来るらしいが、「この水を生で飲んだら駄目です」と書いてある。

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更に道を下ると、神様や

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お不動様のような仏様が沢山祀ってある。

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時々木々の間から 大阪の街並が見えている。

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道沿いにはこの観音寺のような大きなお寺が何軒かある。

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強烈な下り勾配の道が続く。降りるのも怖いくらいだ。

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道の左側は深い渓谷だ。水の音が遠くに聞こえる。

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分岐が出てきた。右は「生駒山上紫陽花園」と書いてあるがそのまままっすぐに進む。道は相変わらず急坂だ。

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有名な「芭蕉の句碑」に来た。

病を押して 伊賀を出発し、旧暦9月9日の重陽の節句(菊の節句)にこの暗峠を超えた芭蕉は 難波に着くと 間もなく亡くなったそうで 芭蕉最後の旅になったそうです。

    菊の香に くらがり登る 節句かな  芭蕉

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東大阪の街並がすぐ底に見えるところで、最後の分岐があった。右は近鉄額田駅へ、左は近鉄枚岡駅へ、まっすぐは集落の中へ。左へ進む。

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歩いていると 神社の中に入った。

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枚岡神社だ。お宮参りの祈祷が行われていた。

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石段を降りて進む。どうやら裏手の山から入ったようだ。大きな神社だ。

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大きくて立派な神社だ。縁起を読むと主祭神 は「天児屋命あめのこやねのみこと」とある。なんだ 鎌足の子孫の藤原氏の神社だ。千年以上にわたり、天皇制を食い物にして 政敵を抹殺、虐殺し 私腹を肥やし続けた藤原氏の金で作った神社だ。奈良の春日大社、京都の吉田神社などと同じ系列だ。

鎌足や不比等に始まる藤原一族が大嫌いなので、お参りせず素通りする。

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石段を降りていくと、注連縄鳥居のすぐ先が 近鉄枚岡駅だった。時刻は14時15分。峠で30分のランチタイムを採ったので 実質3時間の歩行だった。

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古より 難波と大和を最短で結ぶが、きわめて急な坂で有名なこの峠は あまりにも急な坂道なので馬の鞍がひっくり返るので 鞍返り峠(くらがえりとうげ)と呼ばれたそうである。

全路が国道308号線でほとんど舗装道路ではあったが、民家の軒先を掠めるような狭い道や、石畳の道や、沢山の石仏が安置されていたり、きれいな棚田が続いていたり、人気のハイキングコースなのがよく分かった。

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実際に歩いた記録。

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高度と距離の記録。奈良県側の道の勾配よりも大阪側の勾配の方がずっと急勾配なのがよく分かる。自転車で登ってきた若者が二人とも倒れこんでいた程だ。

歩行距離は7.6kmだった。

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生駒超えの古道を行く 暗峠(くらがりとうげ) 2014年8月12日 その1

2014-08-17 10:57:26 | 初夏の山歩き
大和の国へ通じる道は 大和街道とか 奈良街道と呼ばれてきた。京、難波、伊勢、吉野などからの道の総称である。

その中でも生駒山の暗峠(くらがりとうげ)を超えて行く道は 難波と大和の最短コースとされて、昔から有名であり、「日本の街道百選」にも選ばれているらしい。(誰が何の為にそんな道を百も選んだのか知りませんが)

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ピンクのラインが予定のコースである。近鉄南生駒駅を出発し、暗峠を越えて近鉄枚岡駅がゴールである。

※地図は山と渓谷社「金剛山」の中の「生駒の峠道」

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近鉄南生駒駅前のメインストリート、ほとんど商店の建物はない。

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このべーカリーショップが駅前で唯一の食料調達場所なのでパンを買い求めた。飲み物も用意して 10時45分にスタートした。

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道が分からず、あたりを歩き回る。交番があったのだが、警察官の方が不在だったので歩き回った。竜田川は先日の台風で泥水が凄い勢いだ。

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やっと入口を見つけた。道路標識に書いてある。

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文面を逆に考えれば この道を行けば「暗峠」に行けると読める。

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民家の間の路地を歩いていく。正面の生駒の峰は昨夜からの雨でまだ雲が取れていない。早く晴れてくれればいいのだが。

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こういう古民家と新興住宅が混在している。古民家を見て歩くのも楽しい。

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しばらく歩くと突然道が広がり、「国道308号線」の標識が出てきた。

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ちょうど道路に止めた車から降りてこられた方が私に話しかけてこられた。

暗峠のお話をした後 しばらく世間話をしていると その方は 民間の会社を定年退職後 しばらくして 国の仕事(年金関係)を受託した 民間の会社に契約社員として採用されて、毎日働いているとの事であった。 「給料や待遇もよく、一緒に働きませんか」としきりに誘われた。

丁重にお断りして 先へ進む。

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その方と別れて再び歩き出す。
周りはきれいな棚田が続き 次第に高度が上がるのが分かる。

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道は次第に急坂になる。

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人気のハイキングコースだけあって、何人もの方が山から下りてこられる。

この女性は「石切の駅」から歩いてきたとおっしゃっていた。そのほか「額田駅」や「枚岡駅」から何人もの方が来られた。

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地図に記入がある「石仏寺」を過ぎる。

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面白そうな「雑貨と喫茶」の店もあるが 残念ながら土曜日曜だけ営業しているようだ。

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大きな道標があった。峠まであと2キロと書いてある。

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峠まで奈良県側最後の公衆トイレがあった。自治会館と書いてあった。

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路傍に「阿弥陀如来石造」があった。この道は信仰の道でもあったのか。

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宝山寺への分岐が出てきた。これも地図にポイントが表示してある。右が宝山寺道だがまっすぐ進む。

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路傍には沢山のお地蔵さんや石仏がある。昔の旅人が旅の安全を願い設置したのか。

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万葉歌碑もあった。下野の国の防人が読んだ歌と書いてある。「生駒の峰に雲はたなびく」と読めた。

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振り返ると棚田の下に生駒の町が見える。

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どうやらあれが峠のようだ。

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道の脇の笹薮の中に彼岸花の仲間の「狐のカミソリ」が沢山咲いている。さあもう少しで峠だ。

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さきほどすれ違った女性に聞いた「峠の茶屋」に到着。

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ここで昼食を頂くことにする。駅前で買い求めたパンはおやつにしよう。

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窓から見下ろすと 生駒の町の向こうに奈良の街並も見える。

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その2へ続く
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岩タバコ満開の涼しい谷筋を詰めて金剛山へ 2014年8月7日

2014-08-15 10:59:08 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
7月21日に梅雨明けしたはずなのに、もう10日以上も毎日雨の予報続きだ。おかげであまり遠くの山へ 遠出ができない。過ぎ去った台風の余波と、近づく台風11号のせいだ。早く過ぎ去ってほしいものだ。

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今日は雨の予報だが、じりじりと真夏の太陽が照り付ける林道を歩く。

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やがて涼しい木陰の谷筋の林道へ入る。

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歩き出して30分もすると、やっと谷筋の山道に入る。

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滝をいくつか超えて行く。ひんやりとして気持がいい。

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梯子や階段が続く。これらはみなボランティアの方たちの賜物だ。以前お会いした川上さんたちの仕事だ。感謝しながら進む。

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やがて危険な岩場に差し掛かるが、鎖やロープがフィックスしてあり、安心だ。このあたりで岩タバコが群生していた。

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タバコの葉に似ているというのが、名前の由来らしい。真夏に谷筋で咲く。

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しかし花はタバコの花とは全く似ていない。

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タバコの花はピンク色で、南の島を放浪していたときに沢山見てきた。

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岩タバコは「岩タバコ科」でタバコは「茄子科」で全く違う種類の植物だ。

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岩タバコの群落が過ぎると、谷へ下りて歩くが、分岐が何箇所か出てくる。

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谷筋には何箇所か分岐があるが、よく見ると踏み跡やペンキの→が付いている。

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やがてお花畑に出た。春には一輪草、二輪草、九輪草などの花が咲き乱れていたが、今は花は咲いていない。沢山の小道がこのあたりを 分岐合流している。

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どの小道を辿っても上ではひとつになる。

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最後の急坂を登れば、山頂広場に出る。木陰で食事をしている人が何人か居た。

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右から「千早本道」が突き上げてきて合流する。沢山の人が上ってきた。

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食事の前に 金剛山転法輪寺へお参りする。

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そこへ修験者の方がやってきて、ほら貝を吹き始めた。さすがにほら貝は上手だった。

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山頂のうどん屋さんで昼食のあと、国見広場へ行ってみた。

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金剛山の上は青空が見えているが、大阪平野は真っ黒な雲に覆われている。
あり雲がきそうなので足早に下山した。

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この日見たその他の花

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山頂付近は姥百合が沢山咲いていた。

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「見ごろ(花)が終わった頃、葉(歯)が無くなる」 なんて、女性に対してあまりにも失礼な命名だ。

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小さくて かわいい秋の花「盗人萩」がもう咲いていた。この花の実が盗人の足跡の形をしているというのだが、「 盗人の足跡」がどんなものか私には想像も出来ない。

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草紫陽花のピンク。花火のようできれいだ。

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こちらは白い草紫陽花。

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小藤空木の花は藤の花に似ているところから付けられたらしい。

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みちのく山旅 5. 早池峰山 2010年9月25日

2014-08-13 16:24:27 | 東北地方の山旅
早池峰山登山口の駐車場「河原坊」には午後8時頃つきました。

道の駅「早池峰」へ立ち寄った時に、建物内部で食事中のご夫婦がいて、話

をすると そのご夫婦は昨晩、私と同じ岩手山駐車場に泊り、今日同じ

岩手山に登ってきたそうです。どこかですれ違っているはずです。

明日は 早池峰に登る計画で、今夜は道の駅に泊るそうです。

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登山地図です。ピンクのラインが今回歩いたコースです。

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夜明けの河原坊駐車場です。昨夜は三陸沖の台風のため(後で知りました)
凄い強風で、車が大きく揺さぶられ、何べんも目が覚めました。
夜が明けても、強風は収まらず、何台かの車が下山していきます。
早朝から登ってきた車も、暫く様子を見た後、下山する車が多いようです。

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私は、雨具を着込み出発しました。今日が最後の登山予定なので、様子を
見るながら行ける所まで行くつもりです。

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河原坊登山道は、渓流沿いで、何回か渡渉を繰り返します。

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道標があり、1番がスタート、100番が山頂だそうです。
途中追い越した、ボランティア監視員の方に聞きました。

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登るに従い 次第に風雨が強くなり雲も流れてきて、周りの景色が
見えなくなり、ひたすら急斜面を登るのみです。
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標識がみえますが、今どのへんか良く分かりません。尾根に近づくにつれて
風と雨がますます強くなります。

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「打石」の標識が見えます。ここで暫くうずくまり様子を見ることにしました。

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風と雨は一向に弱まる気配も無く、ここで断念して引き返すことにしました。
ちょうど76番の標識が見えます。

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下りは急斜面で濡れて滑りやすく、大変危険ですが、ゆっくりと時間をかけて
少しずつ下りました。
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かなり下りて、35番あたりで下から登ってきたグループ(6名くらいの熟年

男女)が上の様子を聞いてきたので、下りてきたいきさつを話すと、

どうするのか会議を始めていました。

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下山して道の駅「東和」の温泉に入り、出てきたら、そのグループの方も

登山を断念して温泉に入りに来られていました。

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長かった「ぶらり気ままな山の旅」を無事に終え、いよいよ河内の国へ
帰国します。

高速道路「東和」インターから入り、東北道をひた走り、川口から首都高速
に突っ込み、東名高速に抜けて、海老名SAの次のPAで 泊り、あくる日の
お昼ごろに河内長野に着きました。



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