アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

カタクリの花満開の大和葛城山を歩く 4月18日

2013-04-30 10:36:24 | 春の山
春爛漫の大和葛城を二度登った。2013年4月18日

大和葛城山の御所市からの登山口から登る「櫛羅の滝コース」という

登山道があり 以前から一度歩いてみたかった。

しかし数年前の台風で 山道が決壊し通行止めになっていた。

その間新しい登山道「北尾根コース」が整備された。前回登った時に

山頂でお話した方に聞くと、櫛羅の滝コースは復旧されていると聞いた。

そこで今回ダイトレを登り、櫛羅の滝コースを降りて今度は北尾根コースを

登り返すというコースを歩いてみた。

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ダイトレ水越峠付近にバイクを停めてスタート。午前9時30分。

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よく整備された ダイトレを歩く。

右手には木々の間から金剛山系が見える。

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約1時間で パラセーリンググランドに到着。

今日は黄砂か花粉で霞んでいて吉野や奥駈は見えない。

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まず一回目の山頂。向側の山は金剛山系葛木岳。

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山頂では コブシの花が満開だ。

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山桜も満開で、風に揺れる。

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櫛羅の滝コースへ入る。時刻は10時40分。

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さっそく変なおっさんに会う。「動植物保護の為、登山道以外には

入らないでね」と書いてあるのに。日本語の読めない支那人か朝鮮人か。

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櫛羅の滝コースは、途中何回か合流を繰り返す。

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台風で崩壊した現場に来た。右の階段を登る道が迂回路だ。

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「二の滝」へ寄り道しようとしたが、先日の大雪で折れたのか

倒木が道を塞いでいたので引き返す。あの鉄塔の足元付近が二の滝だ。

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ロープウェイの索道を潜る。

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櫛羅の滝到着。以外に小さな滝だ。弘法大師が名付け親だそうだ。

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満開の山吹の下に道路標識1番が立っている。

10番からスタートして、もうすぐ登山口だ。きれいな森の中の道だった。

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北尾根との分岐に来た。もうしばらく降りてみよう。

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ロープウェイ駅に来た。今日はウイークデイなのであまり人がいない。

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不動寺にお参りして直ちに引き返す。時刻は11時40分。

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北尾根道に入る。いきなり急坂だ。

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北尾根道はとんでもない悪路だった。急遽造った荒削りの道で

ほとんどステップが切ってなくて斜めのままの道だ。おまけに表面が砂で

とても滑りやすく、登っていても何度も滑った。

あの道を下るのは危険すぎる。

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ロープウェイが時々通り過ぎる。あたりは山桜が満開で

とても爽やかだが、道がひどすぎる。

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展望ポイントに到着。ここも荒削りのままで滑りやすくて危険だ。

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ロープウェイ山頂駅が見える。さあもう一頑張りだ。

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自然観察路分岐に出た。こんな悪路を歩くのはもうイヤなので

早速左へ分岐する。

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山頂駅付近の広い道に出た。

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今日二度目の大和葛城山山頂到着。1時50分だ。

北尾根道と自然観察路に2時間10分かかった。

さっそくロッジで名物のカレーライスを食べる。

葛城ロッジの営業は10時から14時まで。なんとか間に合った。

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今日2度目の金剛山を眺めながら下山。

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満開のコブシの道を歩く。

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正面の大日岳を見ながらダイトレを下山する。

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水越峠到着は午後3時30分。

スタートしてちょうど6時間。うち昼食が30分だ。

5時間半の歩行で高度差約900mの上下、歩行距離は12キロだ。

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この日見た花花

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カキドオシ

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キランソウ

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黄ケマン

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白花アケビの変った花

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猩猩袴

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鹿の子草

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こういう花が盗掘されたり、先ほどのようなおっさんに踏みにじられない

事を祈るばかりだ。

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梨の木峠から岩湧山へ 4月22日 

2013-04-30 09:55:49 | 山歩き
梨の木峠から岩湧山 4月22日

以前から気になっていた、梨の木峠から岩湧へのコースを登ってみた。

地形から想像すると、多分「ネバシ谷」辺りから谷を詰めて登った尾根道と

合流すると 思っていたが案の定途中からは 見覚えのあるコースに

出たが、なんせ岩湧までは遠かった。

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今回歩いたコース。当初の計画ではそのまま道を往復する予定だった。

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スタートは「梨の木トンネル」入り口から峠へ登る。

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5分ほど歩くと峠に到着。そのまま向こう側は滝畑夕月橋、

右は権現山方向だ。今回は左に行く。

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見通しの悪い尾根道を進む。所々で見える右手の山は槙尾山か。

私はあちこちの枝払いをしながら、また目印のリボンをつけながら

微かな踏み後と、所々につけられたテープを頼りに注意深く進む。

時々、違う方向に進み、間違いに気が付き 引き返す。

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木の葉の間から、滝畑集落が見えてきた。やはり滝畑ダムのすぐ上の

山尾根を歩いているようだ。

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アップダウンを繰り返して、更に1時間以上歩くと廃墟になった索道の

中継鉄塔に出た。

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ロープの方向に山頂があるはずだが、全然見えない。

この鉄塔の右手の踏み後を探して進む。

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やがて道なき急斜面に出た。注意深く探すと微かな踏み後があり、

それを探しながら進む。木の根や枝をつかんで、体を引っ張り上げながら

注意深く進む。ここまで来たらもう後戻りするのはとても危険だ。

前進あるのみだ。

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急斜面を登っていると、途中から明らかな山道が左の方へ分岐

しているのに出た。急斜面の直登から開放されて左の山道を歩いて行くと

関電の送電鉄塔に出た。

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鉄塔の周りは猩猩袴(しょうじょうばかま)の群生だった。

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手作り案内標識があり、現在地が確認できた。

やはり「ネバシ谷」からの道と合流したようだ。

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見覚えのある、関電の順回路を歩く。

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すぐに鉄塔75番足元のダイトレー「ダイヤモンドトレイル」に出た。

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ダイトレを30分ほど歩くと岩湧直下だ。山焼きの後なので焼山だ。

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山頂付近の索道鉄塔が見えてきた。

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ロープの方向を探すが、乗り越えてきた中継基地は遠すぎて見えない。

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ついに山頂だ。長かったなあ。11時にスタートして14時半。

3時間半かかった。

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山焼きの後の焼け跡から、次々に薇の新芽が出ている。

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歩いてきた尾根を山頂から眺める。やはり遠かったなあ。

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今度は林道を下る。最初は来た道を引き返そうと思っていたが

あの急斜面を下るのは、危険なので中止した。

正面の尾根が、滝畑へ向かう 今日歩いたダイトレの尾根道だ。

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トンネルに帰着。山頂からここまで1時間20分ほどだった。

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11時少し前にスタートして、山頂へ到着は14時半、3時間半

掛かった。休憩の後下山は 「きゅうざかの道」から林道岩湧滝畑線

を歩き、1時間20分で梨の木トンネルに帰着した。

このコースはかなり距離があった。

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岩湧 春の山焼き 2013年4月14日

2013-04-27 22:17:13 | 春の山
大阪府河内長野市岩湧の森 春の風物詩「山焼き」があった。当日は午前8時半から12時まで山頂付近は立ち入り禁止。
そのため滝畑地区の公園で山焼きを撮影した。

この山焼きは、山頂付近の萱の生育を守る為毎年行われるもので、地元消防団、滝畑集落の人、河内長野市職員、駐在さんまで加わり厳戒態勢で行われる。一つ間違えば大事故につながりかねないので 慎重だ。

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山頂の北斜面、山頂トイレ側から点火された。午前10時。

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今日は風が強く、あっという間に燃え広がる。

右上の稜線に人の影が見える。

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今度は南側、平野(ひらの)と呼ばれる台地側に火が放たれた。

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火はそのまま北側へ燃え広がる。

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少しずつ下の方へも火は移動する。

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煙が凄くて、よく見えないが 山頂はもうほとんど黒焦げになったようだ。

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しばらくして煙が一段落すると、山頂は真っ黒焦げになっているのが分かる。

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通行止めが解除された午後から 早速山頂へ行ってみる。

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日曜日なので見学者が多い。

四季彩館にバイクを止めて歩き出し、1時間弱で山頂だ。

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金剛山方面を見る。今日は天気が悪く見通せない。

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山頂広場に何人か立っているのが見える。

あたりの山はすっかり禿山だ。

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何人かがまだ後片付けをしていた。

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正面の扇山の向こうに、関空レーダーサイトのある三国山が微かに見える。

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午前中に山焼きの撮影をした、滝畑霊園が見える。

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雨が振りそうなので、急いで下山する。

お弁当広場では、満開の山桜やシデザクラに囲まれてくつろぐ

カップルや家族連れがいた。

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岩湧寺の境内では、満開の山桜の古木の向こうに多宝塔が。

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お寺の境内で、びっしり生えた新芽。先端が薇のように丸まっている。

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山焼きも終わり、いよいよ岩湧も本格的な春だ。

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後日河内長野市の公報に山焼きの様子が紹介されていた。以下は山焼きの公報写真。







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新緑の南葛城山(大阪府最高峰)を歩く 4月26日

2013-04-27 18:07:23 | 岩湧の森を歩く

大阪府最高峰の南葛城山(922m)の新緑の山道を歩いた。

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今回歩いたコース。ピンクが往路、グリーンが復路。

出発とゴールはバイクを停めた滝畑集落の真ん中の空き地。

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千石谷林道を歩く。正面の鉄塔の更に上が「のぞき平」だ。

今日は大滝上部から昇るので 鉄塔を右に見ながら歩く。

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鉄塔や「のぞき平」への分岐「林間遊歩道分岐」を やり過ごす。

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新緑に萌える千石谷を見下ろしながら林道をしばらく歩く。

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滝畑48滝の最大の滝「大滝」も新緑につつまれている。

滝の周りは清清しい。

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大滝の上流約100mの分岐ポイントに私が取り付けたこの

「葛城経塚二十八宿第14番経塚」の案内標識のところで渡渉する。

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今日は水量も穏やかで、渡渉しやすい。

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川を渡り、急坂を約1時間登ると尾根道に出る。

今日は天気はいいが、黄砂のせいか霞んでいて大阪湾や

関西空港は全く見えない。 

よく晴れた日には明石海峡大橋まで見えるのに。

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眼下の谷 「石川源流方面」や「野谷」方面は新緑につつまれている。

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尾根に出て約30分で一本杉(鏡の宿)到着だ。

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ここに葛城経塚二十八宿の第14番経塚がある。

※葛城経塚二十八宿の説明は最下段にあります。

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大阪府最高峰 南葛城山(922m)到着。眺望は全く無いがいつも静かだ。

いつもここは私一人の貸しきり状態なのだが今日は珍しく 先客あり。

西宮市から来られた御夫婦と一緒に昼食。

ここが大阪府最高峰と言うと「大阪最高峰は金剛山ではないのですか」と

必ず返事が返ってくる。

金剛山系の葛木岳、涌出岳、大日岳山頂はいずれもみな 奈良県だ。

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昼食休憩後に出発。別の尾根道を歩き「のぞき平」へ到着。

ここも眺望は全く無いので、道を迷わないように、標識を付けた。

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中の茶屋橋に到着。

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中の茶屋橋へ降りてきた山道を振り返る。

ここが登山口で、ここにも第14番経塚の案内標識を取り付けてある。

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府道堺葛城線の渓流沿いのみちを下る。

ここも新緑が清清しい。

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滝畑キャンプ場を過ぎる。

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滝畑集落の新関谷橋に到着。

左の建物の「うどん屋」と右の建物のトイレの間の駐車場に停めたら

普通車は千円、バイクも200円取られる。

少し歩けば無料の駐車場は何箇所かある。

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10時15分にスタート。渡渉地点に11時到着。山頂は12時15分着。

山頂出発1時15分。中の茶屋橋15時着。親関屋橋15時45分着。

4時間半の歩行時間だった。

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この日出合った花たち

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紫華鬘(むらさきけまん)

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こちらは黄色い華鬘の黄華鬘(きけまん)

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キリンソウの群生

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次郎坊延胡索(ジロボウエンゴサク)

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2201

2385

シャガはいたるところで咲き乱れていた。

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鹿の子草

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2696

キランソウ

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8

ドロニガナ

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900

紫サギゴケ

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4

蛇イチゴ

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14

千本槍

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2710

2712

山桜はあちこちの山中で満開だった。

これは白っぽいので大島桜かもしれない。

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葛城経塚二十八宿を訪ね歩いた記録はこちらです。

http://www17.ocn.ne.jp/~hase-you/kyouzuka/katsuragi1.html

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春の雪舞い散る岩湧の森 2013年4月11日

2013-04-26 17:01:04 | 春の山
4月に入り、ぐんと春めいて、花花がいっせいに開きだした。

そんな岩湧の森を歩いた。日野からまず「一徳坊山」へ行き、「編笠山」を経て

岩湧山まで歩いた。

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久しぶりに「一徳坊山日野登山口」へ向かうとなんとまたしても

森林破壊。誰が通るのかわからんような 農道に税金を大量に投入して

無理やり工事している。なんでも400億円とかいう予算らしい。

そんな税金を使うなら、託児所とか もっと河内長野市民のために使えよ。

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と、登る前から かなり気が滅入る光景に出会い気分よくないが

気を取り直して、登山口の枝打ち、雑草刈りをして登りはじめた。

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登山口から 約1時間で展望岩。今日は檜花粉か黄砂で霞んでいて

金剛山は微かにしか見えない。

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満開のツツジを見ながら気分よく歩く。しかし登りはかなりきつい。

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更に40分歩くとやっと一徳坊山山頂が見えてきた。

右奥の禿山が岩湧山だ。岩湧まではまだ遠い。

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登山者のほとんどが、一徳坊山山頂と思い込んでいる

展望ポイントも、最近では周りの木が伸びてあまり展望は

効かなくなった。山頂の三角点へはここから10分ほど歩く。

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登山口から2時間でやっと一徳坊山頂だ。やはり

金剛山は霞んでいる。ツツジがあちこちで満開で山がピンク色

がかっていて、とてもきれいだ。

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大阪平野も霞んでいて見えない。
今度は尾根道を南へ向かって歩く。アップダウンがいくつかある。

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編笠山山頂、標高640m。一徳坊で知り合ったこのおじさんたちと

わいわいおしゃべりしながらやってきた。泉州から来られたらしい。

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このおじさんたちは最近「葛城経塚二十八宿」の巡礼を始められたとか。

第十五番経塚岩湧寺」を御案内した。岩湧寺の周りをひたすら

探し回り、見つけられなかったとの事。とても喜んでもらえた。

他にも経塚のポイントをいろいろアドバイスさせてもらった。

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編み笠山もツツジが多い。



葉っぱが三つあるので、三つ葉ツツジ。
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更に歩くと岩湧山が近づいてきた。一旦林道へ出て岩湧四季彩館で昼食だ。

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岩湧四季彩館のまわりは、桜が満開だ。これは山桜。

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白い花の大島桜。

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シデザクラも満開だ。

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八重の山桜も咲いている。

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少し散り始めた「タムシバ」を見ながら岩湧に登る。

天気は急変して、突然雪が降り出した。

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山頂直下のトイレまで来ると、吹雪状態だ。

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あちこちに残雪の塊がある。昨夜降ったのだろう。

今朝は市内でもアラレが降っていた。

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山頂広場は周りが雪雲で何も見えない。

寒いし雪はますます降ってくるので下山することにした。

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山頂付近では肥後スミレや



蔓樒が咲いていて、雪に震えそうだ。

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下山は「みはらしの道」で降りる。木々の新芽の間から

岩湧寺とその周りの桜の花が見えた。

「岩湧の春」の景色に雪が降り続くがこのあたりまで下ると

雪は霙に変っていた。

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藪椿も霙に叩かれて、盛んに落花していた。

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あの野次さんたちとのおしゃべりに時間を取られ、かなり遅くなったので
当初計画は紀見峠へ行く予定だったが、このまま歩いて自宅へ戻ることにした。

しかしこれがまた遠く、林道に出てから自宅まで2時間半かかった。

今回の歩行ルートを下に示す。出発点とゴールは自宅の河内長野市南花台。


南花台から一徳坊 ピンクは往路ブルーは復路



一徳坊山から岩湧山


今日の歩行時間は7時間だった。歩行距離は多分20キロを越えているのではないかと思う。かなりのロングコースだった。


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奥美濃、奥飛騨の桜 荘川桜他

2013-04-24 14:57:53 | 桜の風景
美濃の国の桜の続き。

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荘川桜と飛騨朝日村の桜 この桜旅も 2012年5月5日
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荘川桜、美濃白鳥の桜、飛騨清見の桜、飛騨旭村の桜を計画していた。

これらの桜は例年4月25日ごろに花が開き、5~6日で満開になるらしいので

いっぺんに全部見てやろうと、甘い計画を立てていた。

ところが今年は 4月29日頃に咲き始め、咲きだしてから、3日ほどで

満開になってしまった。

あわてて出かけようとしたが、5月2,3,4日と天気が悪く撮影に不向きなので

5月5日に出かけた。

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荘川桜 岐阜県高山市荘川町

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国道沿いの空き地に車を止めて歩いて行くと大きな桜が目に入る。

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御母衣湖湖畔にそびえる二本の巨木桜。

今まで何度か前を通ったけど、桜の季節は初めてだ。

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西側から見た、二本の巨木。花は少し散り始めていた。

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反対側の 東側からみた二本の巨木。

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二本とも胴回りは凄い。樹齢400年以上とかで、迫力満点だ。

美濃の国の、斉藤道三も この桜の花を見たのかもしれない。

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御母衣ダムが出来るとき、水に沈む二つのお寺の境内の巨木桜を

二本とも この場所へ移植したそうだ。案内ボランティアの方は御歳

83歳。50年前の巨木運搬のことを昨日のように覚えているとおっしゃった。

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下から見上げると、堂々とした姿に圧倒される。

この桜は「東彼岸桜」という種類らしい。

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荘川桜の周り、御母衣湖の湖畔にはソメイヨシノが沢山植えられていて

ちょうど満開だった。

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白く輝く「白山」が湖水の向こうに見えた。

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飛騨朝日村の桜

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朝日村へ向かう途中の御蕎麦屋さんの建物。水車小屋がお店に

なっている。ちょうど桜が満開だ。

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飛騨朝日村 青屋神明神社の枝垂桜。

かなり散り始めていた。

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手前のタンボには水が張られ、田植えの準備。

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右側の巨木が樹齢400年という枝垂桜だが、残念ながら巨木は

花はほとんど散っていた。

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桜の向こうに白い山。近くの人に聞くと「槍ヶ岳」と教えてくださった。

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夜間はライトアップされているらしい。発電機とライトは設置してあった。

この写真は「道の駅飛騨朝日村」の桜のポスターを写した物。

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続いて朝日村 宝蓮寺の枝垂桜。

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この桜もかなり散っていた。

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足元にらは桜の花びらが敷き詰められていた。

この桜も樹齢400年以上とか。

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続いて「薬師堂の桜」この桜も巨木だ。

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しかしこの桜も葉が目立った。

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「薬師堂桜」の満開時の様子。

この写真も道の駅のポスター写真を撮影した。

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桜の花の向こうに槍ヶ岳をはじめ 中央アルプスが見える。

去年登った常念岳からみた槍ヶ岳の反対側からの眺めなのか、

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「道の駅 飛騨朝日村」の「ヨモギ定食」

蓬ご飯、蓬蕎麦、蓬と三歳の天婦羅、蓬豆腐 と蓬尽くし。

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満開を過ぎて、朝日村のさくらはかなり散り始めていた。

この調子だと、飛騨清見や美濃白鳥のさくらも同様に「落花盛ん」

と言う状態に思える。

(ネットの最新情報では、満開以後のことはほとんど何も書かない。

「「散りました」とか「終わりました」と書くのはほとんど花が終わってからだ)

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と言うことで、今年の桜は 飛騨朝日村で終わりにしよう。

桜の写真のタイミングは 本当に難しい。

花の状態と「青空」が絶対必要だ。

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美濃の国の桜 中将姫誓願桜 (樹齢1200年という宣伝にだまされた)

2013-04-23 19:13:32 | 桜の風景
2012年の桜旅を御紹介しようと思う。
あちこちで見た 孤高の一本桜は、見るものを圧倒するが 有名な一本桜の中には
こんなインチキ桜もあった。

  (尋ねたのは2012年4月15日)

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美濃の桜 中将姫誓願桜(樹齢1200年) 岐阜県岐阜市 願成寺

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先日尋ねた 奈良県葛城市當麻寺(たいまでら)は 中将姫が出家した寺として有名で

姫が蓮糸で織り上げたという「當麻曼荼羅」が有名だ。

藤原豊成の美しい娘は、才色兼備の誉れ高く天皇より「三位の中将」の位を

賜ったという。それで中将姫と呼ばれるが、継母のいじめが激しく殺されそう

になり、出家して當麻寺に住んだという。

美濃の国願成寺の十一面観音へ巡礼に出かけ、病になり90日間一心に

祈ったら快癒したので お礼に植えたのがこの桜だとか。

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願成寺山門を潜る。

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やがて願成寺が見えてくる。

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石段を登るとやがて、鐘楼の向こうに大きな山桜。

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正面から見た 「中将姫誓願桜」

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近くで見た「誓願桜」は ピンク色というより白っぽい色だ。

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この誓願桜は、山桜の変種で 通常の山桜は花弁が5枚だが

この桜は36枚ある八重桜で、世界でここだけにしかないと言う。

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境内奥から桜を見返す。

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裏側からみた桜。

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大型観光バスが着いて、大勢の観光客が桜を取り囲む。

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樹齢1200年と言われるこの桜は、もともとの幹に落雷し倒れた幹から

枝がたくさん伸びてこの姿になったという。

周りの土を入れ替えて、盛り上げたら樹勢が回復したという。

(※ボランティアの説明人の方のお話。)

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手前の子供の木は、誓願桜の娘桜だそうです。

誓願桜の種からは、1200年間目が出たことはなかったそうですが、

この種を200粒、若田さんが宇宙船へ持って行き、宇宙で過ごしたものを

栽培したら、200粒のうち2粒から発芽したそうです。

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願成寺本堂。どれが十一面観音が不明だった。

またこの寺にも中将姫が織ったという「當麻曼荼羅」があったが

ある日突然空を飛び、現在は別の寺にあるらしい。

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調度お昼になったので、門前の「蕎麦どころ誓願」にて「誓願蕎麦」を食べて

帰宅した。

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「桜のページトップ」へはここから戻れます。
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※この桜に対する私見

もともと「當麻寺の中将姫伝説」なるものは白鳳時代創建時には、寺の當麻寺縁起にはなくて、中世になって、あとから付け加えられたものだという。

當麻曼荼羅も 「絵画」、「刺繍」、「タペストリー」と諸説あったが 専門家の鑑定に寄れば、絹糸、金糸などのタペストリーで けっして蓮糸ではないとの結論がでている。それも白鳳時代にタテ横4メートルの精緻なタペストリーを織る技術は日本にはなく、唐で織られたものとの意見が圧倒的らしい。

「中将姫伝説」は中世に創られて以降、大ヒットしたらしく世阿弥、近松門左衛門などのアレンジでも大ヒットし、全国的に有名になり、ストーリーも継母の継子いじめに変って行ったとか。また人気にあやかり當麻曼荼羅のコピー画も全国に出回ったらしい。そのうち最古のコピー画は當麻寺中の坊宝物館に展示してある。

ということで、この桜も中将姫伝説の人気に便乗したと思う。桜の幹もあまりにも貧弱で若い。

千年を超える樹齢の桜は別ブログの「心に残る一本桜」にたくさん載せている。http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/kokoronosakura/

どれもこれも圧倒的な存在感とオーラに満ち溢れていて、見る者を圧倒する。

それに比べてこの桜はあまりにも貧弱だ。全国にたくさんある「弘法桜」(弘法大師空海さんが旅の途中杖を地面に突き刺したら、桜の花が咲いたというもの)のほとんどが樹齢300年とか500年の若い桜で、計算がまったく合わないが、このさくらもその一種で御愛嬌かもしれない。

山岳修験道開祖と言われる「役行者(えんのぎょうじゃ)本名役小角(えんのおずぬ)」が創建したお寺と縁起にうたっている寺が全国に多数点在しているのと同じで、微笑ましい。


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長野市素桜神社の神代桜

千年を超える幹の迫力は見る者を圧倒する。

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甲斐の国 山高神代桜

二千年の歴史は幹を岩にする。思わず手を合わせる迫力だ。

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梨の木峠から岩湧山 4月22日

2013-04-23 14:00:38 | 岩湧の森を歩く

以前から気になっていた、梨の木峠から岩湧へのコースを登ってみた。

地形から想像すると、多分「ネバシ谷」辺りから谷を詰めて登った尾根道と

合流すると 思っていたが案の定途中からは 見覚えのあるコースに

出たが、なんせ岩湧までは遠かった。

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Photo_2

今回歩いたコース。当初の計画ではそのまま道を往復する予定だった。

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00

スタートは「梨の木トンネル」入り口から峠へ登る。

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01

5分ほど歩くと峠に到着。そのまま向こう側は滝畑夕月橋、

右は権現山方向だ。今回は左に行く。

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02

見通しの悪い尾根道を進む。所々で見える右手の山は槙尾山か。

私はあちこちの枝払いをしながら、また目印のリボンをつけながら

微かな踏み後と、所々につけられたテープを頼りに注意深く進む。

時々、違う方向に進み、間違いに気が付き 引き返す。

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0309

木の葉の間から、滝畑集落が見えてきた。やはり滝畑ダムのすぐ上の

山尾根を歩いているようだ。

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04

アップダウンを繰り返して、更に1時間以上歩くと廃墟になった索道の

中継鉄塔に出た。

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05

ロープの方向に山頂があるはずだが、全然見えない。

この鉄塔の右手の踏み後を探して進む。

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06

やがて道なき急斜面に出た。注意深く探すと微かな踏み後があり、

それを探しながら進む。木の根や枝をつかんで、体を引っ張り上げながら

注意深く進む。ここまで来たらもう後戻りするのはとても危険だ。

前進あるのみだ。

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0776

急斜面を登っていると、途中から明らかな山道が左の方へ分岐

しているのに出た。急斜面の直登から開放されて左の山道を歩いて行くと

関電の送電鉄塔に出た。

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072760

鉄塔の周りは猩猩袴(しょうじょうばかま)の群生だった。

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08

手作り案内標識があり、現在地が確認できた。

やはり「ネバシ谷」からの道と合流したようだ。

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09

見覚えのある、関電の順回路を歩く。

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1075

すぐに鉄塔75番足元のダイトレー「ダイヤモンドトレイル」に出た。

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11

ダイトレを30分ほど歩くと岩湧直下だ。山焼きの後なので焼山だ。

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12

山頂付近の索道鉄塔が見えてきた。

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13

ロープの方向を探すが、中継基地は遠すぎて見えない。

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14

ついに山頂だ。長かったなあ。11時にスタートして14時半。

3時間半かかった。

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14265

7

山焼きの後の焼け跡から、次々に薇の新芽が出ている。

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15

16

歩いてきた尾根を山頂から眺める。やはり遠かったなあ。

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Photo_3

今度は林道を下る。最初は来た道を引き返そうと思っていたが

あの急斜面を下るのは、危険なので中止した。

正面の尾根が、滝畑へ向かう 今日歩いたダイトレの尾根道だ。

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16_2

トンネルに帰着。山頂からここまで1時間20分ほどだった。

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11時少し前にスタートして、山頂へ到着は14時半、3時間半

掛かった。休憩の後下山は 「きゅうざかの道」から林道岩湧滝畑線

を歩き、1時間20分で梨の木トンネルに帰着した。

このコースはかなり距離があった。

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信州の一本桜 その2 飯綱町の桜、長野市素桜神社の神代桜

2013-04-21 09:58:08 | 桜の風景
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信州の一本桜をめぐる旅 その2
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信州飯綱町の桜

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黒川のエドヒガン大桜

黒川集落のはずれにあり、推定樹齢350年とか。幹はふといのですが、

上部が千切れたのか、背はそんなに高くない。

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黒川大宮神社の山桜はそのエドヒガンのすぐ後ろにあった。

なかなかの大木だったがなにも説明がなく、樹齢は不明だ。

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曹源院のしだれ桜は少し早く、三部咲き程度だったが 樹形は立派だった。

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袖の山のしだれ桜は満開にちかく、とても見事だった。



これも幹は太いのだが、上部が千切れていて、背は高くない。樹齢は300年。

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地蔵久保のオオヤマザクラ(ベニヤマザクラ)は樹齢100年以上と、

若い木でさすがに添え木なしで自立している。

日露戦争の戦勝記念に、村の人たちが近くのベニヤマザクラを掘り出して、

大八車で運んで植えたそうで、みごとな大木で満開だった。

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長野市 素桜神社の神代桜

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大阪から550キロの道を高速で走り、着いたのは夕方。ちょうど地元の方が

神代桜の周りでお花見宴会をしてる最中でした。



さすがに1200年の貫禄で、ものすごい足元でした。

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写真を撮っていると「一緒に飲もう」と宴会の方に何回も誘われましたが、

皆さんすでに出来上がってらっしゃったので、丁重にお断り申し上げて、

神代桜を離れました。

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あくる日は天気もよく、満開の神代桜は輝いて見えました。



この桜は「エドヒガン桜」(アズマヒガン桜)で花は少し小ぶりです。



お花見に来た和服のカップル。やはり桜には和服が似合います。

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このあたりの風景です。「桜」とか「芋井」という地名で、杏の花が咲いて

まるで桃源郷のような雰囲気でした。

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長野市 巡礼桜

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長野市塩生(しょうぶ)のエドヒガン桜、別名 巡礼桜です。

推定樹齢700年とか。桜の足元の右側の小道が戸隠に通じる古道なので

巡礼の名前がついたそうです。

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足元は凄い。



4つの株立ちになっていて、一番大きな幹はコンクリートで補強されています。

株立ちに分かれる前は、もっと大きなひとつの木だったらしいと

立て札には書いてあります。

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この木は巡礼道の峠に立っていて、晴れたらアルプスが眼前に広がって

いるそうです。残念ながら晴れていたのに、凄い黄砂であたりは黄色く

霞んでいて、何も見えませんでした。

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ということで2011年の信州桜巡礼は、ここでおしまいにします。

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信濃路の桜 2010年はここから入れます。

http://yochanh.blog.ocn.ne.jp/sinano2010/

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信州の一本桜 その1 信州高山村の五大桜 (2011年の記録です)

2013-04-19 11:43:52 | 桜の風景
信州高山村の名高い五大桜やその近くの 樹齢千年を超える「素桜神社の神代桜」などの巨大な一本桜を見に行った記録です。(2011年5月)

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信州の桜 5月1日~2日
今年も信州へ桜行脚に出かけた。

去年見て廻ったときには、早すぎた「信州高山村の五大桜」がメインの

目的だ。それと飯綱町にも一本桜がかなりあり、おまけに時期的に

うまく、長野市の樹齢1200年、素桜神社の神代桜に会えそうだ。

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今年訪れた信州桜の位置図です。
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信州高山村の桜

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横道のしだれ桜 推定樹齢300年

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この桜は村内の久保田家の墓地にある。

墓地を守るように大きく枝を広げている。

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黒部のエドヒガン 推定樹齢500年

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黒部地区の水田の中にあり、菜の花畑から大きく頭を出している。




根元付近で大きく二股に分かれている。

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水中(みずなか)の枝垂桜 推定樹齢250年

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水中地区のりんご畑の中にある。

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樹高が20メートル以上あるので、近づくととても大きく感じ、圧倒的迫力だ。

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比較的若い木なので、幹もしっかりしている。

添え木がなくてもきちんと自立していて、堂々とした孤高の桜だ。

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赤和集落、赤和観音の桜

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赤和集落集会所の脇の桜も、なかなか趣があります。見た目はそんなおおきくないと思えるが、(下の写真に続く)




近寄ってみると、幹はとても太く上部が落雷か台風で千切れていた。

この桜にもたくさんのカメラマンが群がってたいた。

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赤和観音の枝垂桜は、推定樹齢200年とか。

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坪井の桜 推定樹齢600年以上

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これも大きな桜なので、遠くからでもよく分かる。

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桜の足元にはたくさんの墓石があり お墓を守っているようだ。

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坪井集落の中ほどには、大きな旗が立っていて、駐車スペースの目印になっている。

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中塩のしだれ桜

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集落の集会所脇に立っている。






近寄ると集会所の屋根を完全に覆っていた。

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信州の一本桜をめぐる旅 

その2 飯綱町の桜、長野市の素桜神社神代桜他 へ続く
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