アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

早春のダイトレ(ダイヤモンドトレイル)大和葛城山 を歩く その1 2014年3月27日

2014-03-30 23:09:21 | 春の山
早春のこの日はダイトレ(ダイヤモンドトレイル)を、大阪と奈良の県境「水越峠」をスタートして、大和葛城山までの往復 を歩いた。

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水越峠からダイトレを北へ向かって歩く。

大和葛城山 の南斜面なので日差しが強く 「暖かい」を通り越して、「暑い」ほどだ。10分も歩くと汗びっしょりだ。

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前方に見えている丘の向こうが「パラセーリンググランド」だ。もう少しで着きそうだ。

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パラセーリンググランドに着いた。天気は良いが空気が霞んでいるのか遠くの山も霞んでいる。

世界遺産の「奥駆道」や人気の縦走路「台高縦走路」(高見山から大台ケ原)も霞んでいて、かろうじて「高見山」が判別できる。

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山頂直下でダイトレと分岐して右の「自然観察路」へ入る。

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森の木はブナやコナラなどの落葉樹がほとんどで、新緑には未だ早い。

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落ち葉が道にぎっしりと敷き詰められて、歩くとふわふわだ。そして光をさえぎるものが無いからとても暑い。

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日差しは暑いほど照り付けるのだが、森の木々はまだ冬の状態で裸状態だ。

足元の地面からも熊笹しか生えていない。

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途中の分岐でいつもと違う道を進んだら、ダイトレのトイレ横に出た。

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展望デッキでは何組かの家族がお食事中だ。見下ろす奈良県御所市の町も霞んでいる。

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山頂に着いたけど、いつもにぎわっているのに今日は誰もいない。

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まばらな人影だ。子供は学校が春休みのはずだが。こんないい天気の日に人がいないのは不思議だ。

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山頂西広場のあのベンチでお昼の休憩としよう。誰もいなくて貸切状態だ。
目の前の大阪平野も霞んでほとんど見えない。

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その2へ続く
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春が駆け足でやってきた岩湧の森 3月27日その2

2014-03-30 23:08:27 | 春の山
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その1からの続き
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3月25日麓の田畑では菜の花が満開だ。

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猫の目草、タチツボスミレや寒萓(かんすげ)も山道のあちこちで咲いている。

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「岩湧の道」に新しい端が架かった。去年の台風で山道が崩れた場所の復旧だ。

こんな小さな橋をひとつ掛けるだけで、半年もかかったのだ。

やっぱり河内長野市は駄目だわ。人口が減り続けるはずだ。

誰が通るか分からんような山の中の 農道に数百億円も投じたり、役所で仕事をしないで遊んでいる職員が沢山いるのに、誰も職員が自分で この道を直そうとはしなかった。「通行禁止」の張り紙をして終わりなのだ。

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深山傍食(みやまかたばみ)や白花猩猩袴(しろばなしょうじょうばかま)も咲いていてびっくりだ。まさに春の花だ。

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よく探すと「種浸け花」や「仏の座」などの小さな花も咲いている。

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雪割り一華の群落も満開で、まさに春だ。この花もスプリングエフェメラルのひとつだ。

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この花も毎年同じ場所で花開くので、調べてみたら「ヒマラヤ雪ノ下」と言うらしい。明治時代に輸入されたものが広がったらしい。

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この日の「権現の滝」は雪解け水を集めたのか、力強い大きな音を立てて落ちていた。

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岩湧の北側の麓「日野集落」のはずれでは、早咲きの桜が咲いている。

村の雑貨屋さんの奥さんに聞くと、「早咲きの彼岸桜で毎年この時期にソメイヨシノに先駆けて 咲くよ」と教えてくれた。

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あくる日の3月26日は春の雨。冬と違って暖かい雨だ。雲が次々に湧き上がる行者の道。

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せっかく咲いた「深山傍食」も雨を避けるように花を閉じていた。

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3月27日木曜日の岩湧山山頂は曇り空から突然の雪雲がやってきて約10分間横殴りの雪が降り続いた。風も強くとても寒かった。

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森の猩猩袴にも雪が降り、とても寒そうだ。

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これから一雨ごとに寒暖を繰り返しながら暖かくなり、更に春本番になっていく。

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春が駆け足でやってきた岩湧の森 3月26日その1

2014-03-27 22:38:03 | 春の山

3月になり、何回か雪は降ったけど、あっという間にいろんな花が咲き出して、

瞬く間に春になった感じの岩湧の森だ。

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2月の岩湧

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2月24日の岩湧林道はほぼ全線アイスバーン状態だった。

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しかしそんな中でも「芹葉黄蓮」は咲いていた。スプリングエフェメラルー春の儚いものとか春の妖精たちと呼ばれる山野草のトップバッターだった。2月24日

この花たちは、夏ごろまで葉を茂らせた後、土の中にもぐってしまい、翌春まで隠れている。それで「春の儚いものースプリングエフェメラル」と呼ばれている。

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2月26日には「姫踊子草」を見つけた。

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蕗の薹も 3月4日に雪の残る「行者の道」で見つけた。

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3月10日には岩湧山にまたしても雪が降り、岩湧寺境内でも数センチの積雪があった。この写真は3月11日の山頂直下の雪溜り。

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3月14日 岩湧の森のいつもの場所で、雪割り一華(ゆきわりいちげ)が咲き出した。

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同じ日の3月14日、福寿草が咲いているのを見た。この花もスプリングエフェメラルのひとつだ。

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3月16日には「杉木立の道」で馬酔木の花が満開になっていた。

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3月17日には 岩湧の麓のいたるところで「大犬の陰嚢(おおいぬのふぐり)」を見た。

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3月も半ばを過ぎると芹葉黄蓮も団体で花を開いている。 3月17日

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3月21日 小雪舞い散る寒い日の「杉木立の道」で壇香梅(だんこうばい)が咲いているのを見つけた。



杉木立の道を歩きながら見上げた岩湧山頂には、所々に積雪が見られた。

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その2へ続く

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古代出雲王朝と神話ゆかりの地を尋ねて その21京都八坂神社

2014-03-27 09:38:27 | 歴史遺産を訪ね歩く
古代出雲王朝とゆかりの地を尋ねて

その21.京都八坂神社にあの出雲王家の血を引く宗像三姉妹が祀られていた 2014年2月2日

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祇園祭りで有名な「京都八坂神社」は「八坂さん」と呼ばれて 観光名所で有名だ。

その主祭神 は記紀に「素戔嗚すさのお」と書かれた、つまり秦国人徐福である。

しかもご丁寧に 神仏混合で 素戔嗚の背持仏とされた朝鮮半島の牛頭天皇

(ごずてんのう)まで祀ってある。

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菅之八耳で始まる古代出雲王朝は 主王と副王の二人の王により、治められていた。しかし紀元前2世紀末、第八代主王八千矛(やちほこ記紀では大国主)、副王八重波津身(やえなみつみ)の時代に 秦国から二度にわたり大量の少年少女(海童)たちをひきつれてやってきた 徐福(記紀では素戔嗚すさのお)たちにほぼ同時に拉致され餓死させられて、大きな打撃を受けた。

徐福の子孫たちにより、大和で幾たびか 王朝が入れ替わり今に続く大和朝廷が成立した。

また第六代主王臣津野(おみつぬ)の皇子 吾田片隅(あたかたす)の九州移住により、宗像家が始まりひの三人の娘姫たちが、田心姫(たごりひめ)、市杵島姫(いちきしまひめ)、多岐津姫(たぎつひめ)の「宗像三姉妹」である。

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その八坂さんの裏手に 宗像三姉妹が祀ってあったのでびっくりした。

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祇園祭は八坂さんの主な祭りで、約一月間続く。御池通りを行く山矛巡行の先頭

は薙刀矛。         ※2011年7月17日の写真

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お稚児さんが先頭を行く。

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カラフルなタペストリーを飾った山や矛が続く。タペストリーは数百年たつものもあるという。

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新町通りをはじめ 京都中心部の路地や大通りは矛の組み立て場となり、出店も多く 観光客が溢れている。

この祇園祭の山矛巡行は梅雨末期で雨の日や曇り空が多いが、この写真は2011年7月17日の晴れの日の写真である。

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2014年2月2日の節分行事の八坂さんに 毎年のように沢山の観光客が訪れた。

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境内の舞殿では踊りの奉納を見ようと沢山の観光客が待っている。

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神社本殿にはもちろん素戔嗚が祀られている。 境内の裏手にも素戔嗚の「荒御霊あらみたま」が祀られているが 訪れる人はほとんどいない。

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その横に「美御前社(うつくしごぜんしゃ)」があり、宗像三姉妹が祀られている。

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ここは「美の神様」という売りになっていて、若い女性や舞妓さんたちに人気があるらしく、次から次へと女性たちがお参りしている。人が多くてなかなか写真を撮れないくらいだ。

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人の流れが途絶えた瞬間だ。この直前までマナーの悪い支那人どもの観光客が大勢でしかも大声でわめきながらこの神社を占領していた。

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宗像三姉妹について

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古代出雲王朝第六代主王(役職名は大名持おおなもち)の臣津野

(おみつぬ)には 二人の皇子がいた。

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一人は「佐和気」でこの方から西出雲王家の神門臣家(かんどおみけ)が始まる。
もう一人が「吾田片隅(あたかたす)」でこの方が九州に移住して宗像家を造った。

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北九州で宗像家をはじめた吾田片隅には三人の姫がいて 「田心姫(たごりひめ)」、「市杵島姫(いちきしまひめ)」、そして「多岐津姫(たぎつひめ)」である。

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田心姫は出雲王家第七代主王の「天の冬衣」に嫁がれて、皇子の
八重波津身(やえなみつみ)ー「後の第八代副王(役職名は少彦)となる方で
記紀では 言代主(ことしろぬし)と書かれた」と 姫の「高照姫」を生まれた。

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秦の始皇帝の命で 和国に不老不死の薬を求めてやってきた秦国人の
徐福は記紀ではスサノオと書かれた。彼は石見(島根県西部)の五十猛
海岸に上陸して、「火明(ほあかり)」と名乗る。

そして出雲王家の「高照姫」と結婚し 長男「五十猛」(いそたけ)をもうける。
五十猛は丹波に移住しその息子「天の村雲」が大和へ移住し初代大和大王となる。

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また一度 秦国へ帰国した徐福は、秦の始皇帝から追加の資金と多数の
技術者、青年男女(海童と呼ばれる)をもらい、今度は筑後平野に上陸し
饒速日(にぎはやひ)」と名乗る。

そして宗像三姉妹の市杵島姫と結婚し、穂穂出見(ほほでみ)をもうけ、穂穂出見が
九州物部家を起こすのである。物部家の子孫たちは二度にわたり大和へ移住し
幾度か入れ替わるものの最終的に今の大和朝廷が成立した。

※記紀では百年以上経た二度にわたる大和への移動を架空の大王を作り上げて
「神武天皇東征」と一度に縮めて表記した。

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多岐津姫は 出雲王家第八代主王の八千矛(記紀では大国主と書かれた)
に嫁ぎ、皇子の「味鋤高彦」を生まれた。

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つまり徐福(スサノオ)は、宗像三姉妹のうち、長女の田心姫の生んだ
高照姫と結婚して 長男の五十猛をもうけ、次女の市杵島姫と結婚し
次男の 穂穂出見をもうけるのである。

しかも 長男の五十猛は 多岐津姫の孫の大屋姫と結婚し「高倉下
(たかくらじ)」をつくるのだから、徐福は宗像三姉妹のお三方とも
関係するのである。

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ということで、宗像三姉妹は 徐福(スサノオ)の娘では決してないのである。
また安芸の厳島神社の主祭神である三柱の女神「宗像三姉妹」は、いずれも出雲王朝
第六代大名持(主王)臣津野の孫娘なのである。古代出雲王朝の地を政党に引き継ぐ
姫君たちであり、けっして秦国からの渡来人、支那人後など引いていないのである。

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市杵島姫は二度目に来日した 徐福(二度目の来日では和名を饒速日にぎはやひー
記紀ではスサノオ)に嫁ぎ、生んだ穂穂出見が物部家を創り、その後の大和政権
の元となったのである。結果的に徐福は、出雲王朝の血統を利用しながら、大和の
大王になるのだ。
また市杵島姫(いちきしま)から いつくしま(厳島)の
名前が出来たという。

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※斎木雲州著 大元出版 「出雲と大和のあけぼの」、「古事記の編集室」、「出雲と蘇我王

国」、「御伽噺とそのモデル」そのほかを参考にした。

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春が駆け足でやってきた岩湧の森 3月26日

2014-03-26 16:30:22 | 岩湧の森の四季の風景

3月になり、何回か雪は降ったけど、あっという間にいろんな花が咲き出して、

 瞬く間に春になった感じの岩湧の森だ。

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2月の岩湧 

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504  

2月24日の岩湧林道はほぼ全線アイスバーン状態だった。 

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2247  

225  

しかしそんな中でも「芹葉黄蓮」は咲いていた。スプリングエフェメラルー春の儚いものとか春の妖精たちと呼ばれる山野草のトップバッターだった。2月24日 

この花たちは、夏ごろまで葉を茂らせた後、土の中にもぐってしまい、翌春まで隠れている。それで「春の儚いものースプリングエフェメラル」と呼ばれている。 

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2281 

2月26日には「姫踊子草」を見つけた。 

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304  

蕗の薹も 3月4日に雪の残る「行者の道」で見つけた。  

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311  

3月10日には岩湧山にまたしても雪が降り、岩湧寺境内でも数センチの積雪があった。この写真は3月11日の山頂直下の雪溜り。 

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 314  

3月14日 岩湧の森のいつもの場所で、雪割り一華(ゆきわりいちげ)が咲き出した。 

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317_5  

317_6 

 

同じ日の3月14日、福寿草が咲いているのを見た。この花もスプリングエフェメラルのひとつだ。  

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316  

3月16日には「杉木立の道」で馬酔木の花が満開になっていた。 

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317_2  

3月17日には 岩湧の麓のいたるところで「大犬の陰嚢(おおいぬのふぐり)」を見た。 

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3月も半ばを過ぎると芹葉黄蓮も団体で花を開いている。 3月17日 

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321  

3月21日 小雪舞い散る寒い日の「杉木立の道」で壇香梅(だんこうばい)が咲いているのを見つけた。

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杉木立の道を歩きながら見上げた岩湧山頂には、所々に積雪が見られた。 

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325  

3月25日麓の田畑では菜の花が満開だ。 

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325_2  

325_3  

猫の目草、タチツボスミレや寒萓(かんすげ)も山道のあちこちで咲いている。 

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「岩湧の道」に新しい端が架かった。去年の台風で山道が崩れた場所の復旧だ。 

こんな小さな橋をひとつ掛けるだけで、半年もかかったのだ。 

やっぱり河内長野市は駄目だわ。人口が減り続けるはずだ。 

誰が通るか分からんような山の中の 農道に数百億円も投じたり、役所で仕事をしないで遊んでいる職員が沢山いるのに、誰も職員が自分で この道を直そうとはしなかった。「通行禁止」の張り紙をして終わりなのだ。 

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325_4 

 

325_5  

深山傍食(みやまかたばみ)や白花猩猩袴(しろばなしょうじょうばかま)も咲いていてびっくりだ。まさに春の花だ。 

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321 

 

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よく探すと「種浸け花」や「仏の座」などの小さな花も咲いている。  

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325 

 

325_2  

雪割り一華の群落も満開で、まさに春だ。この花もスプリングエフェメラルのひとつだ。  

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この花も毎年同じ場所で花開くので、調べてみたら「ヒマラヤ雪ノ下」と言うらしい。明治時代に輸入されたものが広がったらしい。 

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アマ菜も咲き出した。

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2

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貝母(ばいも)別名編み笠ユリも咲いている。

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この日の「権現の滝」は雪解け水を集めたのか、力強い大きな音を立てて落ちていた。 

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岩湧の北側の麓「日野集落」のはずれでは、早咲きの桜が咲いている。 

村の雑貨屋さんの奥さんに聞くと、「早咲きの彼岸桜で毎年この時期にソメイヨシノに先駆けて 咲くよ」と教えてくれた。 

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あくる日の3月26日は春の雨。冬と違って暖かい雨だ。雲が次々に湧き上がる行者の道。 

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326_2  

せっかく咲いた「深山傍食」も雨を避けるように花を閉じていた。

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52  

3月27日木曜日の岩湧山山頂は曇り空から突然の雪雲がやってきて約10分間横殴りの雪が降り続いた。風も強くとても寒かった。

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2 

 森の猩猩袴にも雪が降り、とても寒そうだ。

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 これから一雨ごとに寒暖を繰り返しながら暖かくなり、更に春本番になっていく。

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春の雪岩湧の森 2014年3月11日 その2

2014-03-26 15:16:38 | 冬の山歩き
その1からの続き
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食後に平野から山頂へダイトレを再び登り返す。

南斜面には雪はほとんどなくなっている。もう直ぐ山焼きだ。

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そのままダイトレを東へ歩いていると、怖い顔をした女性が 思いつめた表情で

物も言わずに小走りで追い越していった。おー怖!

時々ああいう変なやつがいるから山の中では気をつけなくちゃあ。

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五つ辻付近から「岩湧の道」へ入る。この道は北斜面なので雪が多い。

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去年の台風で壊れた山道の復旧工事がやっと始まったようだ。

新しい木材が運び込んである。

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橋を架ける作業中だ。邪魔にならないように高巻をする。

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右が降りてきた「岩湧の道」。左が分岐の「見晴らしの道」。

足跡は私の足跡だけだ。

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岩湧の道展望台に到着。ここで水を15リットルほど汲んで背負ってから下山。

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そのまま岩湧の道を降りるがまだ雪は溶けていない。サラサラ、フワフワの雪だ。

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木道と木製階段に来た。凄く滑りやすいので慎重に。

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岩湧行者堂にお参りする。ここには足跡があった。

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行者堂の内部。私が寄進したお賽銭入れの「木製器」の下にこの前まで

千円札が挟んであったけど、今日見たらお札が無くなっていた。

心貧しき貧乏人め。きっと罰が当たるぞ。

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下山して岩湧寺にお参りしてから帰宅した。

境内や寺の屋根にもまだ雪が残っていた。

山の中腹では既に春の妖精の「芹場黄蓮」が咲いているのに、珍しい春の雪の岩湧だった。

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春の雪岩湧の森 2014年3月11日 その1

2014-03-24 22:18:13 | 冬の山歩き

久しぶりに岩湧の森を歩いたら、春の雪しかもサラサラとした新雪が

積もっていたのでびっくりした。もう3月も半ばだというのに。

先週鳥取県の大山で猛烈な地吹雪に会い、6合目で敗退したが 

ここ岩湧の森でも 最近雪が降っていたのだ。

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「急坂の道」を登り始めたとたん山道は雪だ。もう春なのにびっくり。

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よく晴れて日差しはあるのだけど、雪は溶けていない。

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植林帯から自然の森に入るとやはり気持ちがいい。

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雪質はサラサラだ。歩くと「きゅっきゅっ」と音がする。

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もう直ぐ尾根道のダイトレに出る。足跡はそんなに多くない。

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ダイトレ(ダイヤモンドトレイル)に出た。とたんに足跡が多くなる。

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紀見峠方面から多くの人が来ている。

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そのままダイトレを進み「岩湧山東峰」から急坂を下る。

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山頂直下の雪ダマリだ。

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今日は良く晴れて、例の支那大陸から飛んでくるゴミ粉塵が少ないせいか山頂からは遠くが良く見えた。

堂々とした姿を久しぶりに現した 「世界遺産大嶺奥駆道」の近畿最高峰

八剣山(1915m)と左の弥山(1895m)。

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こちらはその北側にあり、同じく世界遺産の奥駆道の未だに女人禁制を守り続ける山上ヶ岳(1719m)。

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山頂は日当たりも良く、雪はほとんど溶けている。団体さんが大騒ぎをしている。

紀見峠から来た人たちだろう。

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私は騒がしい山頂をそのまま通り越して、平野へ降りる。

その途中の私の指定席でお弁当を広げる。 正面に大阪府最高峰の

南葛城山を見ながらお弁当。

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その2へ続く
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大山の猛烈な地吹雪に六合目で敗退 2014年3月6日 その3

2014-03-21 21:55:52 | 冬の山歩き
その2からの続き
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強風で巻き上げられる粉雪でほとんど何も見えなくなった。少しずつ、慎重に降りる。

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とにかく尾根道の真ん中を降りよう。
時々GPSで確認するが何回か道を間違えて引き返す。

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目を凝らすと、所々に雪面に微かに凹凸が見える。足跡だろう。サングラスが無ければ 真っ白で何も見えないところだ。

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突然吹雪の中から一人現れた。やれやれ道を間違えていなかった。これで安心して下山できる。

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この方は5五合目の山ノ神さんまで、とりあえず行くつもりだと言っていた。さあこの人の足跡が消えないうちに早く降りよう。

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ところがまたしてもあっという間に足跡が消えてしまった。再び手探りで慎重に降りる。

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前方になんか標識のようなものが埋まっているのが見える。

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道は大筋で間違っていなかったようだ。このまままっすぐに降りよう。

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ラッキーだ。再び登山者現る。このあたりは樹林帯に入っているので吹雪はそんなに強くないが雪は相変わらず降り続けている。

この方は「とりあえず行けるところまで行く」とおっしゃった。5合目までいけないかもしれないとおっしゃっていた。

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今度は足跡がはっきり付いている。もう安心だ。やれやれやっと安心して下山できる。

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阿弥陀堂に無事下山のお礼を言う。

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もうここまで降りてきたら勝手知った道だ。南光河原へ直接下る。

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やれやれ駐車場へ降りてきた。

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雪に埋まった元谷。山の上はまだ吹雪いているようだ。

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私の車の隣にバギー車が留まっていた。宅急便集配のクルマだ。雪の中のお仕事は大変だなあ。相変わらず雪が降り続いているので、さあ早く降りて、麓の駐車場で着替えよう。

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実際に歩いた記録

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高度と距離の記録 五合目から六合目までを二回登っている。

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大山の猛烈な地吹雪に六合目で敗退 2014年3月6日 その2

2014-03-19 21:53:00 | 冬の山歩き
その1からの続き
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吹雪はますます激しくなり、道はほとんど分からない。

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行く手に突然 クレバスが大きく口を開ける。このクレバスも深そうだ。踏み込まないように慎重に通る。

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クレバスの周りにはこんな旗が立っている。これが無ければ、落ち込む危険が大きい。ありがたい標識だ。

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樹林帯を抜けると風がまともだ。息が出来ないほどの風が時々吹き付ける。

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とにかく尾根道を進んだ方がよさそうだ。

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急斜面にアイゼンを蹴りこみながら上っていると、吹雪の中から突然現れた避難小屋。もう6合目まで来ていたのだ。雪が多く、回りの雰囲気と道の様子が普段と違うので、分からなかった。

もう少しで、そのままやり過ごして上り続けるところだった。

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小屋の中まで雪と氷だ。立ったままで小休止する。熱いコーヒーに生き返る。

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休憩後再び上り続けるが、風はますますひどく、回りはほとんど見えない。

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凄い地吹雪で顔も痛くて、息も出来ないほどだ。またしてもゴーグルを持ってくるのを忘れた。

もうこれ以上進むと危険だと判断して 直ちに引き返すことにした。

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避難小屋を素通りして下山を急ぐ。

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下り道も怖い。私自身のふみ跡は全く消えている。GPSの軌跡を見ながら慎重に降りる。

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尾根筋のなんとか歩けそうなところを慎重に降りる。

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突然二人組みが吹雪の中から現れた。お話していると「鳥取県勤労者山岳連盟」の方たちだとか。去年猛烈な吹雪の中で遭難された地元の女性も同じ仲間だとか。

「とりあえず6合目まで行って様子を見る」とおっしゃって登って行かれた。

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更に降りていると、五合目付近で 別の3人グループが登ってきた。この人たちも6合目の避難小屋まで行き、様子を見るそうだ。

5人も一緒に登れば何とかなるのではないかと思い、しばらく考えて、私も引き換えして再び上りだす。

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今日二度目の6合目避難小屋だ。中では5人が休憩中。

どうするのか聞くと「この吹雪ではとても無理だ。これから上はますます風と雪が強くなる。食事をして下山します。」と言うことなので私も再度下山する。

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その3へ続く
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大山の猛烈な地吹雪に六合目で敗退 2014年3月6日 その1

2014-03-17 22:32:28 | 冬の山歩き

例年三月になると、大山の残雪は表面が固く引き締まり、歩きやすくなるので

比較的容易に山頂へ行ける。

ところがこの日は全国的に大荒れの天気で、東京でも雪がちらついたとか。

鳥取県西部には風雪注意報が出ていた。

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松江を出発して「山陰道」を米子へ向かう。松江と安来の間は吹雪だ。

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大山南光河原駐車場は新雪が20センチくらい積もっている。

気温マイナス2度。9時15分出発。

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夏山登山道入口には数人の足跡がある。

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なんか看板が雪に埋まっている。表層の下の雪は硬く締まっている。凍っているようだ。

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左分岐して山頂方面へ。

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屋根からの落雪で山小屋も埋まりそうだ。

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何の標識だか読めない。たぶん分岐表示のはずだ。

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樹林帯の森の中は風もほとんどなく、歩きやすい。

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凍った雪の上に積もった新雪は20センチから30センチ程度で歩きやすい。

手前の丸いポールは確か「1合目」と書いてあるはずだ。

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標高1000m地点を越えた。この標識も雪に埋まりそうだ。

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所々に深い穴が口をあける。手にしたトレッキングポールがすっぽりと入ってしまう程だ。足を突っ込んだら大怪我をしそうだ。注意深く歩く。

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標高が上がり樹木が細くなり、まばらになったあたりから、急に風が強くなり吹雪いてきた。

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道が分かりづらい。吹雪きと地吹雪であっという間に先行者の足跡は消されてしまった。

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ようやく5合目の「山の神さん」に到着。樹木は更にまばらになり、風と吹雪は増すばかりだ。

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その2へ続く
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