蒸気鉄道日記

5インチゲージ・ライブスチーム活動の日々を書き連ねます。

こつこつと日常整備

2006年07月08日 | Weblog
 ここのところ私生活が忙しいという事情からライブスチームは手付かずでしたが、そんな中でも運転日は迫ってきます。
 そこで重い腰を上げて--他に忙殺されているとなかなか頭が切り替わらないものです--工作室へ入ると、わがB20君は写真のようにおとなしく整備台(兼・保管箱)のうえにお座りしています。

 前回が雨で運休だったので基本的に整備すべきことは何もないのですが、それでもそこが生き物の蒸気機関車のこと。じっとしている間に風邪でもひいてやしないかと、各機器類の作動、足回りの回転具合、潤滑の具合などを点検していきました。写真では分かりにくいですがフレームに角材をかませて全体を浮かせてあります。こうして車輪をエアで空転させて潤滑の具合を見るわけですが、今回は手で回して確認しておしまいにしました。とりあえずOKのようです。

 この台上での「とりあえずOK」が線路上でもOKかどうかというのが微妙なところで、「そんなはずはないんだけどなぁ」ということがたまにあります。特に今回のように一カ月以上動かさないでいるときが危ないのです。

 というわけで、今回はあまりご報告することもないのですが、明日の運転日には以前に「アダプタ」製作の項でご紹介したとおり2年ぶりのボイラ検査が待っています。これも雨で一カ月先延ばしになっていたものですから気になります。
 検査のための特別な整備はしていないのですが、通常の1.5倍の圧力がかかりますので各部の漏れがないか等、入念に増し締めはしてあります。それがかえって災いして、得てして検査後に謎の不調が出てきたりするものなのです。こればかりはやってみないと分かりませんので、とにかく無事を祈って箱に入れ、車に積み込みました。
 あとはお天気しだいというわけです。
コメント (2)
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