
若きグレツキーやメシエの前に立ちはだかり、グレツキーファンには小憎らしいNYアイランダース黄金時代の選手を何人か紹介していきたい。まずは、マイク・ボッシー。通算ゴールは573と史上ベストテンに入らないが、ボッシーは不世出の得点能力を持った選手だった。その能力を端的に示すのが、1試合あたりの平均ゴール数だ。彼の1試合平均ゴール数は0.76点で、グレツキー選手の0.60点を大きく上回る。彼の得点数がベストテンに入っていないのは、若くして引退し、出場した試合数が少ないからだ。もう少しでも長く選手を続けていれば、グレツキーを上回るとは行かないまでも、グレツキー、ルミューに並ぶ選手になっていたことは間違いないだろう。実際、彼よりも1試合平均得点数が高いのは、ルミュー(0.77点)だけである。私の記憶では、彼はNHL選手を引退した後、実業家として成功したと聞いている。このサインは、引退後、即ち実業家になってからのものである。スターのしゃれたサインというよりは、ビジネスマンが契約書にするようなサインに見える。
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