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2009年本屋大賞 反省

今年の本屋大賞は湊かなえの「告白」でした。本命とした「テンペスト」は4位、対抗の「新世界より」は6位でした。受賞作に関しては、「衝撃的なストーリー展開にただただ感心してしまった」と言いつつ、好き嫌いがあるだろうから「受賞の可能性は低い」としてしまいましたが、予想外に支持されたようです。この受賞には納得です。それから受賞予想で選んだ6作品が全て6位までに入ったので、その点でも納得です。ただ「テンペスト」「新世界より」の2作品が思ったよりも伸びなかったのは意外でした。今年の傾向としては、読みやすい作品が上位にきたように思います。また受賞作・第2位とも著者のデビュー作ということで、大家の作品よりもこれから期待される作家の作品が重視されたようです。
 (参考)
  大賞受賞「告白」      (2008年9月18日紹介)    
  第2位 「のぼうの城」   (2008年5月31日紹介)
  第3位 「ジョーカーゲーム」(2008年9月28日紹介)
  第4位 「テンペスト」   (2009年3月20日紹介)
  第5位 「ボックス」    (2009年3月28日紹介)
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