
ミルウォーキー・ブルワーズのベン・シーツ、ヒューストン・アストロズのロイ・オズワルイトの2投手のダブルサインである。両者の共通点は、2000年のシドニー・オリンピックでアメリカチームの一員として同国の金メダル獲得に貢献したこと、もう1つは、オリンピックの後の2001年に大リーグデビューし現在活躍している選手であるということ、の2点である。そういう意味では、アメリカではこのコレクティブル、2000年シドニーオリンピック関連のコレクティブルと認識されているのかもしれない。ベン・シーツの方は、これまでの大リーグの7年で70勝と活躍振りは今一つである。なお、広島・阪神でプレーしたシーツは、彼のいとこだそうである。一方のロイ・オズワルトは、今や大リーグを代表する投手に成長した感がある。これまでの7年間全て10勝以上をマーク、通算112勝をあげており、特に2004年、2005年には、ナックルボーラー・ニークロ以来球団史上2人目の2年連続20勝を達成している。ただ、2007年に限ってみれば、オズワルト14勝、シーツ12勝と大きな差はないようにも思われ、良きライバルといえるかもしれない。2001年のデビューと言えば、イチローとプーホールスがデビューした年なので、当然ながら両選手とも新人王にはなっていない。ただ、オズワルトは新人王の投票では、プーホールスに次ぐ2位の得票数だったようである。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます