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知っておきたい日本の名字と家紋 武光誠

本書はかなり前に読んで紹介した「知っておきたい…神様」と一緒に買った本で、随分間が空いてしまった。対象こそ違うものの、いろいろなものの謂れを次々に紹介してくれるという内容は「‥神様」と全く同じだが、やはり名前の方が身近なものなので、より興味が沸くし面白い。織田信長の本当の姓は「平」だったというのは初めて知った。それから途中で出てくる日本人に多い「苗字」のランキングだが、大昔(多分中学生くらいの時?)に佐久間英さんという人が調べた人名ランキングbの本を読んだのを記憶していて、それが掲載されているのが非常に面白かった。佐久間さんは、確か小学校の先生の名簿を使って推計していた。このやり方ではサンプルがゆがんでいてまずいのではないかと子供心に考えたのを覚えている。やはり思ったとおり、その後の推計と佐久間さんの推計は随分違っていることが本書で判明した。(「知っておきたい日本の名字と家紋」武光誠、角川文庫)
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