みなさん、こんにちは。
視床下部性の発熱は、睡眠薬−鎮静薬離脱症候群でもみられる。
突然服薬をやめた時のみに起こる。
発作性の視床下部性発熱は、不眠、過眠、過食、不穏、そして脳波上の異常などの症候群で起こることもある。
幸い、この状況は . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
前回示した4つの熱型は診断的にはあまり価値がない。
200人の発熱研究で示された(Musher 1979)。
例外は稽留熱。
稽留熱は、Gram陰性桿菌による肺炎、中枢神経障害の患者でよくみられる。
通常の . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
重複毎日熱double quotidian feverでは、1日に2回発熱する。
淋菌性心内膜炎の約半数で認められる。
Double−humped(背のくぼんだ、saddle−backed)な熱型とは1週間に2回高熱が出て、谷の部分では微熱となるもの。
西ナイ . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
Pel−Ebstein型発熱は、Hodgkinリンパ腫の約16%の症例でみられる。
数時間〜数日続き、その後数日〜数週間熱がない日が続くパターンだ。
マラリアにおける発熱のパターンは感染原虫の種類を示す。
3日熱は3日ごとに熱が出るので、48時間周期。
. . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。体温の上昇は通常、感染症や炎症性疾患の徴候である。
しかし、甲状腺機能亢進症、熱射病、悪性疾患、薬剤性障害など、多くの他の原因でも起こる。
これまでいくつかの熱パターンが記述されてきた。
回帰熱とは、発熱の日と無熱の日が交互にやってくること。
. . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
現在ある経済的にも使用可能な技術を用いれば、疾患のごく初期を示すバイタルサインのパターンがないか調べるために頻繁にバイタルサインを測定し、家のコンピューターに送信することが可能となる。
感染症の早期発見以外に、明らかにモニタできる適応と考えられるのは、心筋梗塞の早期の徴候としての脈拍数や脈の規則性の変化がある。
&n . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
Carl August Wunderlichが体温計を臨床に応用した。
当時の体温計は不便で、長さが25cmもあり、太かったので、脇に挟むとライフルを運ぶようであった。
Wunderlichは、250年無視されてきた体温計に命を与え、臨床現場における確固とした地位を確立させ . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
Kussmaul呼吸は、規則的で深く、通常速い呼吸だ。
このパターンは基本的に正常パターンが誇張されたものである。
これは何らかのタイプの急性代謝性アシドーシス(サリチル酸、糖尿病性ケトアシドーシスなどを含む)に対する反応。
代謝性アシドーシスでは重炭酸イオンの喪失によるpHの低下が同等量の二酸化炭素が . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
Cheyne−Stokes呼吸者は二酸化炭素に対する呼吸感受性が亢進していたが、これは両側性の延髄より上位にある呼吸障害によるものが多かった。
換気量のピークは最大二酸化炭素分圧と一致しており、無呼吸は低い二酸化炭素分圧と一致していた。
また、動物実験では、頸動 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
Cheyne−Stokes呼吸(周期性呼吸)は、換気量が規則的に不規則な呼吸パターン。
無呼吸から過呼吸まで変化して繰り返す。
Cheyneが最初に記載した患者には心臓病と脳室拡大があり、心臓疾患が1次的な問題なのか、それとも神経疾患なのかは未確定である。
Biot呼吸は、呼吸の頻度、深さ、 . . . 本文を読む