みなさん、こんにちは。
EBMに関して、多数の教科書と、無数の論文が出版されてきた。
それは、ある批判の対象となってきた。
観察そのものは根拠に基づいていない、ということだ。
最もバランスがとれた定義は、EBMは「疫学的なエビデンスを臨床の実践の場に取り入れる方法 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
生化学スクリーニング検査は、それぞれが互いに独立していないことがある(肝酵素は互いに関連がある)。
尿素窒素とクレアチニンもほんの2つの例にすぎない。
ガウス分布あるいは「正規」分布という前提が正しいとは限らない。
新生児1,000人の尿を分析した研究によると、ある物質は2峰性、ある . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
時に、正常とは徴候が存在しない、というように2分するdichotomousように定義される(dichotomousとは、「2つに切る」という意味)。
しかし、多くの測定項目は、連続的な数字を使ってある単位で表される。
例えば、mg/dLのように。
もし測定項目を頻度の分布でプロットすると単峰型分布を示す。
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みなさん、こんにちは。
「EBM」を厳格に遵守する人たちでも実際にそれを使っている臨床医は、もしいたとしてもわずかである。
アルゴリズムは、ケースによっては、溶連菌による咽頭炎をウイルス性咽頭炎から確実に鑑別できるかもしれない。
しかし、臨床医がこれまでとまったく違った観点から考える必要があったり、検査結果が正確でなかったり、症状が漠然として複 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
複数の検査を適用するとき、検査は互いに独立していなければならない。
しかし、その前提が正しいことはめったにない。
考慮すべき鑑別疾患を全てリストアップすることは難しい。
また、理論的には、それらの事象の起こる可能性の合計は1になる。
さらには、それぞれの疾患について、検査前確率を決めな . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
キリスト教長老派教会の総長であるトーマス・ベイズによっておよそ1763年頃に考案された定理。
もともとはビリヤードのボールの動きを予測することが主な目的だった。
現在では、天文学、ゲノミクス、新薬の試験、社会政策、消費財、そして臨床推論などで、条件付き確率を推測するにベイズ理論が用 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
台風の後片付けで忙しいところ、南城市の風景をどうぞ。
天気がいい日でした
穏やかですね
海の近くのガードレールあるある
まだ、沖縄は曇り時々雨です
こちら別の場所にいたノラニャンです。
以上です、では次回に。
これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病 . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
非常に高い陽性的中率を持つ徴候については、疾患特異的なpathognomonicという用語を用いる。
この言葉は、病気をあらわすギリシャ語のpathosとギリシャ語のgnomonikos、つまり、判断を下すのに使える、という意味に由来する。
. . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
感度が高い検査が役に立つ検査であるとは限らない。
「10本指」徴候は著しく感度が高い。
なぜなら患者の大部分の指は10本だろう。
指の数が異なるのはごくわずか。
真陽性(指が10本で疾患を有する患者の数)と、真陽性と偽陰性(ここでは、偽陰性とは、疾患を有するが10本指ではない)の合計と . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
検査の感度とは、疾患を持つ患者において検査が陽性になる割合(表1−1)。
感度 = 真陽性/(真陽性+偽陰性)
これは真陽性率とも呼ばれる.
疾患あり Yes(D+) No(D−)
検査陽性 Yes(T+) TP FP
No(T−) FN TN
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