みなさん、こんにちは。
大腿動脈の血管雑音は動脈硬化症のサインです。
聴診器を圧迫することでさらに有用なフィジカルになります。
今回はこれを紹介します。
大腿動脈を聴診器の膜面で圧迫しながら聴診すると収縮雑音が聴かれます。
これは正常です。
デュロジェ徴候とは、この時に拡張期血管雑音も聴取され . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
先週末からHarvard Medical School ICRT in Okinawaのワークショップがスタートしています。
日本だけでなく、世界中から臨床研究者を目指す医師たちが沖縄に集結しています。
それでは、今回はアキレス腱反射です。
アキレス腱反射による腓腹筋収縮の速度は甲状腺機能亢進症で増加します。 . . . 本文を読む
こんにちは。
女性化乳房といえば肝硬変ですが、実はよくある所見です。
もともと女性の乳房と言う意味であり、「男性」においてのみ異常です。
しかしながら実際には健康な男性でもよく見られます。
若い男性の30パーセンでみられ、中年男性の70%程度でも見られます。
皮下脂肪ではなく乳腺組織が増殖してい . . . 本文を読む
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みなさん、こんにちは。
身体診察の中でも特に爪の観察は重要ですね。
いろいろな変化が現れることがあります。
今回は爪所見と内分泌代謝です。
スプーン状爪は鉄欠乏性貧血で見られることが有名です。
しかしながら鉄欠乏性貧血のうち4%のみで見られる程度であり頻度はそれほど多くはありません。
. . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
むりぶし(群星)沖縄では、1月9日より、ミシガン大学のサンジエイ・セイント先生をお迎えして、教育回診を行なっています。
毎日2ケースカンファレンスで議論しています。
では、今回は色素沈着です。
皮膚の色素沈着も内分泌疾患で認めることがあります。
甲状腺機能低下症では高カロチン血症きた . . . 本文を読む
みなさん、こんにちは。
1月16日に、 アメリカのCDCが核兵器の健康被害へのパブリックヘルス・ レスポンスについてのグランドラウンドを発表する予定とのことです。
医療関係者はチェックしておくとよいと思います。
https://www.cdc.gov/cdcgrandrounds/archives/2018/January2018.htm
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みなさん、こんにちは。
今回は内分泌代謝疾患による耳のフィジカルについてです。
両側耳下腺の腫脹
内分泌代謝疾患は無痛性の両側耳下腺の腫脹をきたすことがあります。
甲状腺機能亢進症、糖尿病、ペラグラ、肥満、ビタミンA欠乏症などです。
両側耳下腺の腫脹では原因の鑑別が重要です。
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みなさん、こんにちは。
あけましておめでとうございます。
今年もこのブログをよろしくお願いします。
昨年末に引き続き、内分泌代謝シリーズです。
アセトン臭は糖尿病性ケトアシドーシスの特徴的な呼気臭といわれていますね。
しかしながら、飢餓性のケトアシドーシスでは脂肪の十分な燃焼がないためにアセトン臭はきたさないことがほと . . . 本文を読む