########コラム########
「膠質浸透圧低下型の浮腫」かの鑑別には、pit recovery timeの測定が有用。
浮腫をきたしている部分を指2~3本で1~2センチの深さでpitさせ、pit部位が元に戻るまでの時間を計測する。
pit recovery timeが40秒未満のfast edemaは膠質浸透圧低下型の浮腫であることが多い。
一方、40秒以上のslow edemaは、心不全などの静脈圧上昇を伴う浮腫であることが多い。
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まとめ:浮腫の診療ルール
1.両側性浮腫なのか片側性なのかを判別する。
2.片側性浮腫においてはまずDVTの有無を早急に評価する。
3. 両側性浮腫では詳細な薬剤歴をチェックする。
4.Pitting edema ではpit recovery timeの測定が有用。
この回で浮腫の診療シリーズは終了です。
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徳田安春 | |
医学書院 |
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