GW明けということで、今回は短めに。
健康長寿を目指すうえで大切なライフスタイルについて考えているわけですが、やはり、適正体重の維持が大切です。 肥満度の代表的な判定方法として、「ボディ・マス・インデックス(BMI)」での評価があります。 これは、体重(kg)÷『身長(m)×身長(m)』で求められ、その標準値は22,0です。 これは統計的にみて一番病気にかかりにくい体型で、標準から離れるほど生活習慣病などの有病率は高くなります。
最近発表された研究結果によると、アメリカ人における肥満者の急激な増加により、アメリカの平均寿命は近い将来低下に転ずる可能性が示唆されました。
動物の寿命研究におけるこれまでの動物実験で、実際に寿命を延ばすことができたのは唯一の介入操作として「カロリー制限」があります。 ほかの栄養素を不足させないように工夫した場合、カロリー制限はおそらく人間でも寿命延長作用があるものと考えられています。
琉球大学名誉教授の鈴木信氏によると、沖縄県の百歳以上の長寿者の平均カロリー摂取量は、男性1407カロリー、女性1096カロリーと低カロリーでした。
今回はこの辺で、次回は睡眠について考えてみましょう。