燃えるフィジカルアセスメント

総合診療医Dr徳田安春の最新医学情報集

COPDの重要フィジカル所見

2023-05-19 | 闘魂症例検討会

みなさん、こんにちは。

 

くちすぼめ呼吸

 

COPDで呼気時に肺胞が虚脱しないように患者自身が行う呼吸法。

 

呼吸生理学てきにはautoPEEPとなり、運動耐用能が改善するなどの効果がみられる。

 

無意識に行っている患者もいるので、路上でこれを認めてCOPDを診断できることもある。

 

 

気管短縮

 

COPDで肺が過膨張することにより縦隔が下方に牽引されて生じるもので見かけ上の短縮である。

 

胸骨上縁から輪状軟骨までの距離が2横指以下のときに気管短縮という。

 

 

心臓最強拍動点の剣状突起下への移動

 

これもCOPDで肺が過膨張することにより縦隔が下方に牽引されて生じる。

 

鎖骨中線上を触診しても心臓の拍動を触診できないが、剣状突起下に検者の手掌を当てると触診できる。

 

 

写真:お気に入りから、南城市の海岸です。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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こんなとき フィジカル1と2」立ち読みできます。どうぞ。

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