怠るな!

残しておきたいことと残しておいてはいけないこと

梅雨間近般若心経意味不明

2024年06月09日 19時27分36秒 | たわごと
的をしぼらないと行けないのは
俳句に限ったことではないことを再認識

般若心経にしぼって書くつもりが変な方に筆がそれた
再度チャレンジ

般若心経というお経がある
このお経と言う言葉からして胡散臭い
またまた話がそれるが
お経って何か?
広辞苑によると
①仏の説いた教えを記したもの。
とあるが、この仏って?
多分ほとんどの人がお釈迦さんのことと思うのでしょうね、

つまりお釈迦さんが説いた教えの一つが般若心経なんだなと。

だが、まずその前提が間違いなのですよ
どうやら紀元前後に仏教信者の集団の中でお釈迦さんが説いた言葉を解釈し直して
こう言う意味だよね、こう考えると理解できるね
とか、いやそれは違うとか、色々あって
生まれた一つを知った人が伝え、伝え聞いた中国人が中国語に訳したのが般若心経
ただどうやって翻訳するかが難しいことで
「panna」という言葉をどう訳したらいいか
わからなくなって音だけを伝えた
日本語なら外国人の名前をカタカナで書くように「パンナー」とするところ
心経はもともとの言葉ではhradaya sutra
harayaが心または心臓 sutraが経糸を表すよって心経と訳した
だからパンナー心経でも良かったのかな
まあこんなふうに音訳というか我々に分かりやすく言えばカタカナ交じりの訳だった

それがそのままの形で日本に入ってきて
我らのご先祖様は色々工夫を重ねて書き下し文のようにして読んだ
音訳と意訳が混じった漢文を書き下し文で読むのだから大変な作業だろう
果たして意味が取れたのか?
意訳の心経がなんとなくわかったとして音訳の般若の意味がわかるはずがないのだが
 
般若と言えば
般若湯なんて言葉もあるが
こうなると理解を超えてしまう

横道ついでに

『不許葷酒入山門』という言葉をご存知でしょう
寺の山門の脇などの石柱に書いてあるあれです
ふつうによめば(葷酒、山門に入るを許さず)なのだが

これを
「許さざれども、葷酒、山門に入る」
とよむことも出来ると

こんなことを書いたのも
漢文を読み下すことの曖昧さ、難しさ
本当に万人に意味が伝わるのかということなのです
いやこれまで伝わってきたのか
写経と称して写しておられるが
意味がわからずとも構わないのだろうか
何やら
意味がわからないほうがいいような気もしてくる

それがねらいか?
はて?