自然の慣性に身をまかせて

自然から得られた重力と遠心力をスキーでいかに推進力に変換できるか楽しんでいる山猿510の記録です。

現時点で私が思ふ山スキー用ビンディングについて

2015-01-23 23:06:46 | 実使用インプレッション
現時点で私が思ふ山スキー用ビンディングについて、を書く前に私の山スキー道具の大まかな歴史をまず記載


最初に山に滑りに行った時は、アルペンビンにスノーシューというスタイル。

最低限の出費ということで最初はスノーシューにした。

そして山スキーを本格的にしている人とスノーシュースタイルでご一緒に山に行くと、山スキーの人のスピードについていけない。
その当時はそれなりに体力には自信があっただけに、正直凹んだ。

また登るのに体力を使いすぎ、滑る体力が無くなっていた。
これじゃー意味がない。

でもその時にいった初めての山でのパウダーは本当に楽しかった。
この遊びは確実に自分はハマると確信。

みんなのスキースタイルを見ると、シール+山用ビンディング
この道具による山での行動の自由度のすばらしさを体感

そのシーズン デモ用のスキーを新調したばかりで金欠の状況
もしかしたらハマらないかもしれないから、購入は慎重に考えたらという山スキーの先輩の助言も頂いたが、、、、


速攻で購入。これが私の初めての山スキー道具。

ビンディングはディアミール

この道具でかなり本当に素敵な山スキーでの思い出をつくることが出来た。
本当に素敵な時間をこの道具で過ごせた

そして大好きな山スキーでの滑走性をより高いものにしたいとの思いで

私の山スキービン第二世代としてコルドバ+マーカーのバロンを導入


この道具で行ったいい思い出
山でも板が走る感覚を感じた。

しかし気持ちいいのは高速域のみで、低、中速域ではコントロールがしにくく、
里山フィールドが多い自分としては、扱いづかいと感じ、しばらく使用しなくなる。

そしてTLTブームが来て、ご多忙にもれず、私も導入

私の山スキービン第三世代のゴーダマ+TLT radical spped

ゴーダマのフルロッカーも手伝って、パウダーでの登りはしやすかった。

バロンやディアミールのようにブーツの下にビンが付随していないので、登りの際にはビンの重さ以上に軽く感じる
また板の滑走性も問題ない。というか、今までの使用した山スキーの中で一番板が走りやすくも感じた。

ということで、気をよくして、コルドバ、EHP、バンテッドB4もすべてTLTに移植

私のビン使用歴としては
ディアミール  :11シーズン
バロン      : 4シーズン(途中で使用しない時期あり)
TLT       : 4シーズン

このような短い期間でしか使用していないこともあり、情報の精度が低いと思われるが、今ビンについて思うことを記載したいと思う。
というのも、道具の評価は、その時の滑降スタイル、嗜好性、道具の進化により変わることは自分でも感じており、
だからこそ、3種類のビンを使用した歴史もあったということで
その変化も含めて、このブログに記載して、自分の道具についての認識を経過観測してみたいと思うようになったから

まず山スキーのビンとして一番使いやすいものは?と問われれば、私はディアミールを選ぶ
その理由としては、
 1.アルペンのようなブーツ脱着のしやすさ
 2.ウォークモードと滑降モードの切り替えのしやすさ
 3.滑降においても、ほぼアルペンビンと同じ操作性が得られる
が挙げられる。3については、一般的には滑走性が劣るなんて内容が雑誌、ネットに記載があるが、私の滑走ではそこまで違いを感じることはできなかった。なにより私が始めた山スキーの前半は、ほとんどの人がディアミールだったことが、このビンディングが良かったという証明である。

ではなぜディアミールからバロンに変更したのかというと、重くて、登りを犠牲にしても板の走りを求めていたから
おかげでバロンを搭載したコルドバにて山でも板の走りを体感できた。

でも試乗したコルドバと自分のコルドバでは、滑走性の感覚がすこし違う感じがしてたまらなかった。
私の板は試乗した板に比べて、反応が一テンポ遅れるというか、反応が鈍い感じがした。

これを解消できるのは、セパレートのビンではないか?という推察の元、試験的にTLTの導入を決意
ゴーダマ+TLTでのパウダーは本当に滑走性、板の走りはすごく良かった。

ゴーダマ+TLTにすっかり慣れた体で、EHP + バロンを最近のると????

以前はEHPも操作性がいいと感じていたのが、操作性がよくないと感じた。

実は以前試乗会でゴーダマとEHP両方とも滑降したことがあったのだが、その時パウでの滑走性は
両方の板とも同じ感覚であった。このことがあっただけに???

そして最近EHPにTLTを移植して滑降すると、ゴーダマのような感覚に近づいた感触を受けた。

TLTの移行した板の履歴は
 バンテッドB4 :ディアミール → TLT
 コルドバ    :バロン → TLT
 EHP     :バロン → TLT

同じ板でビンを移植しているので、ビンの違いを感じることができた。
私の感覚では
  ディアミール → TLT :あまり違いを感じない。すこし板が柔らかくなった感じ?
  バロン    → TLT :より自然なフレックスが出てきた。板も走りやすくなった。

この私の感触は、構造を考えると???と感じるかもしれない
でもこれが自分の感じた素直な気持ち

私個人としては、板の反応、安定性はビンよりブーツの影響の方が大きいと感じた。
ビンについては、やはりセパレートで直づけのビンがいいなというのが私の現時点での感想

TLTの履きやすさについては、私は最近ほとんど山でしか使用しないので、時間をかけても問題なく履ければよく、
はっきり言って問題ではない、それより、長時間登ることを考えると、軽さを求めたい。

そう思うと、新たなテックビンが出てきても、軽さに分がある板の操作性のいいTLT radical speedが今は一番かな
この軽さを武器に、ある程度重さを犠牲にしても滑走性のいい板で滑りたい。

ただ安全に解放する機能については、やっぱり今でもTLTは不安だというのが正直なところ。
そういう意味で安全に解放でき、軽いテックビンというのを今後私は探していこうと思う。

またTLTとアルペンビンを比べるとどうなの?という点では、
やはりアルペンビンの方が滑走性がいいのは、私のような技量でも感じた。

でも、でも、でも、でも

その点についは、TLTをもっともっと慣れて、その道具の良さを引き出せる滑りをしていきたいと思うし、
そのためにはどんな状況でもその道具で滑って、体に染み込ませるように練習していきたいと思う。

今回はかなり生意気な意見もあったと思いますが、現時点の自分の思いを
他人の意見に左右されることなく、正直に書きたいと思い記載しました。

私がなんとなく感じていたビンのことを、最近スキーショップの人とビンについて語って、
やっと自分でも自分のビンの思いがクリアになったというのも、この記事を書いた理由でもある。
その方には、感謝、感謝。

また新たなビン、自分の滑りの嗜好性の変更で、この意見と異なる思いがでてくるのか、少し楽しみ。

私の記事で、気分を害される方もいるかもしれません。予めお詫びいたします。
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14 コメント

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勉強になります・・・ (katsu)
2015-01-24 10:43:30
ビンディングの正直なインプレッション、興味深く読ませてもらいました。
それと、常に読み手への配慮、学ばないと行けないと思います。

僕は、体力も技術も無い中で、行き着いたのがTLTですが、アルペンビンディングのフィーリングが1番と思っていた自分には、TLTは登坂力、軽量というだけでなく、スキーの本質的な魅力を教えてもらった感じです。
今はハイクだけでなく、滑る事が一層楽しくてしょうがない感じです。
ビンディングなんてどれも同じと思っていましたが、TLTはスキーの違う魅力を引き出しますね。
情報の弊害 (山猿)
2015-01-24 20:32:34
>Katsuさん

勉強になる とのコメント恐縮です。

TLTでの滑り楽しいですよね。Katsuさんにそう言っていただき、すごく嬉しいです。

TLTは点でしか押さえていないので、×××とかの情報もありますが、しょせん私は素人なので、自分が良ければそれでいいかなと思うようになりました。

私はlight with safetyが私の次のキーワードですが、その観点で来季モデルとしては

https://www.wildsnow.com/15380/dynafit-boots-ski-2015-2016/
Superlight 2.0   ブレーキなし176g

http://mtn.salomon.com/products/adventure/mtn-pin-binding.htm
MTN PIN  297.5g

の詳細が気になっています。
山猿さん、こんばんは (大地)
2015-01-26 04:27:14
こうやって道具を一通り見ると、もう浦島太郎ですね、全く見たことがないです。

私がガンガン滑っていたのはマジで40年以上前ですから。
でも山スキーには手を出しませんでしたね。
今となったら笑い話でしょう、僕の最初のスキー板はクナイスルで、
長さ2m10、それにカンダハーのビンでしたから。
当たり前に滑れるようになったら新雪、深雪にはまり、それから
バレースキーにはまりましたね。
後ろ向きでウェーデルンを出来るようにまでなりましたから。

自分の自慢話は横に置いておいて、あなたのブログの海賊版が現れています。
http://unexperimentally20.rssing.com/chan-11276041/latest.php
これがそうですのでクリックしてみてください。
退治方法は
http://blog.goo.ne.jp/ji-ji1213/e/b7f4d7c1accbdc40919074725b036e8c
こちらに詳しく書いてあります。
この海賊版をどうするかを決めるのはあなたですが、
このような人たちにモラルはありません。
あなたのオリジナルにない記事、写真を割り込ませる事もできるのです。
どうか賢明な判断をお願いします。
失礼なことを書いて申し訳ございませんでした。
大地さん、おはようございます。 (山猿)
2015-01-26 07:15:34
メーターの板、懐かしいですね。
私もスキーはじめはメーターの板でした。

今は太い板、カービングが主体ですが、スキーの基本動作は昔の板の方が、学べたと思います。

細い板での小回りのパウダーも楽しですよね。

後ろ向きでのウェーデルンなんてすごいです。

海賊版のご連絡ありがとうございます。
不特定多数が見れるインターネットならではですね。

このことからもわかるように情報の精度って??と私は違うところで、ネットの使用方法についていつも考えさせられます。

海賊版も含めて、このようなことが起こることを踏まえた上でブログをするという行為をしていくことも重要ですね。

参考になります。
山猿さん、再び済みません (大地)
2015-01-26 08:15:12
海賊版の大元 rssing.com は多くの海賊版を出していました。
しかし今調べたところ、そのサイトに繋がらないのです。
版権侵害で訴えられて、サイトを閉めなければならなくなったのか、
まだわかりませんが、時間を置いて試したいと思っています。
進展があったら連絡させていただきます。
多くの方が被害にあっているので、再びあの会社が現れないといいのですが。
やはり!! (katsu)
2015-01-26 10:30:54
このスーパーライト気になりますよね!

昨日、ゲレンデスキーでしたが・・・久々にアルペンビンディング+プレートで滑りましたが・・・・・・(苦笑)

TLTビンディングって、ツーリング専用で滑走性、操作性が悪いような先入観がありますが、むしろ個人的には、スキーがあらためて楽しくなるビンディングです。
今年、ホントその良さを噛み締めてます!
大地さん、ご連絡ありがとうございます。 (山猿)
2015-01-26 18:05:38
海賊版の大元 rssing.com が無くなるといいですね。

よくネットショップには海賊店(詐欺まがい店)がでますよね。どんなにがんばっても、いたちごっこみたいに次から、次からでてきますよね。

今後は、このような個人のブログにも同じような事象が起こると容易に推察されるのでそれを把握した上で、ブログの内容を作るっていうのを認識していきたいとも思います。
山猿さん、こんにちは (大地)
2015-01-26 20:50:30
たびたび申し訳ございません。
海賊版の大元、rssing.com はどうやらメンテをしていたようです。
このrssing.com というのは大掛かりな組織のようで、多くのブログ、一般サイトの
海賊版を作っています。
あなたのサイトの海賊版が出ているということは、オリジナルには載っていない
記事や写真を途中に差し込むことが可能だ、という事ですので、
これは個人的な意見ですが、早く退治する方がよろしいかと思います。
そうでしたか!! (山猿)
2015-01-27 06:23:11
>Katsuさん

勉強熱心で頭が下がります。
スキーが楽しくなるビン!! すごく素敵なフレーズです。 私も同感です。スキーを操作する楽しさが、あのビンにはあるように私は感じます。

今後記載しようかと少し思っていたこととして、道具の相互関係もあるかとも思います。

スキー道具は、道具単品(板、ビン、ブーツ)はすべてがあって初めて機能し、すべてが関連して機能するのは周知の事実ですが、その道具のバランスの重要性がより強く思うようになりました。

車でいうところの、ボディ(エンジン)+サスペンション+タイヤ的なもの

そしてその道具が個々の技量(エンジン+ギア比)、嗜好性(活動フィールド)に合致しないと意味のないものでもある。

私としてはTLTはかなり直接的に力の伝達がしやすい部品という認識ですので、より反応を忠実に変換できるブーツと板がより相性のよく、自分のフィールドに合致するかなと思うようになりました。板はオーバーより弱アンダーステアーのような、、、
(ニカワ仕込みの情報、知識で記載していますので、???なことを書いているかも)

そういう意味ではTLTとアベンチューラ(ノーマル)はすごく相性いいのでは?と個人的には思います。

そうそう。車では、一番弱い、もしくは負荷のかかる部分から部品は壊れるとも、、、今後自分のスキー部品に負荷がかかるとしたら、ビンのヒール部分 → マーカーのキングピン導入??など ワクワク?!は尽きません。

機能が引き出せる道具の考察って面白い。ですね
大地さん、おはようございます。 (山猿)
2015-01-27 06:23:58
>大地さん

ご連絡ありがとうございました。

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