自然の慣性に身をまかせて

自然から得られた重力と遠心力をスキーでいかに推進力に変換できるか楽しんでいる山猿510の記録です。

テックビンについて

2017-10-08 11:56:16 | 実使用インプレッション

ひと時のBCブームもひと段落して、山スキー道具情報も少なくなった今日この頃です。

Dynafitのテックを導入してからというものテックビンにはまってしまい、昨今のNEWテックビンが気になって
思わず2個のビンを先シーズンは導入してしまいました。

選んだメイン理由は
 Vipec :やっぱりディアミールからのテックですから、
 Kingpin:かっこいいから、
     
すでに所有しているDynafitのビンと比べていいところ
 Vipec :ブレーキ取り外し可能、フレックスに追従して後方に動く、ヒールが回転せず強度が強そう
 Kingpin:ヒールがアルペンと同じ構造、(ブレーキ取り外し可能)
いずれもヒールの強度とフレックス追従が私には魅力的でした。ちなみに現行のDynafit radicalも、その点は改良されていますね。

今回選んだ2品は現行のDyafit以上にヒールの強度、安全に解放しそうなのが、選んだ基準でもあります。なにより今までと違うなら試さないとね!で

すでに所有しているDynafitのビンと比べて劣っているところ
 いずれも重い、歴史がない

こんな情報がある中で、実際導入してみて1シーズン使った感想は、、、

どれも問題なく使える

が正直な感想。使用感は重量以外はほぼ変わらない。
ということでやっぱり山スキーで重要になるのが重量ですね。

ちなみにですが、新規の2つの使い分けとしては
 Vipec :パウダー用、すこしでも軽さ重視
 Kingpin:春のザラメ、難しい雪質用、高速滑降対応、スキーコントロール重視

私はシーズン中ほぼ山スキーであり、フルハイクアップなので登りの軽さが重要ですが、登りが数時間の方であれば、この重さの差ぐらいは気にらならいかと思うので、どのビンでもいいかと思いました。

ご参考までに
 履きしやすさ Kingpin > Dyafit > Vipec
          (注:どのビンも問題なく履けます。私はあまり気にならない範囲です。Vipecは履きにくい?履けない?ブーツがあるとか、、、)
 重量     Dynafit radica;Speed >> Dynafit radical ST > Vipec >>Kingpin
 滑りやすさ  差を感じることができなかった。
 誤開放    いずれもなし(そもそもDynafitもロックして滑ってもちゃんと開放します。10mキッカー入っても問題なく使用できまたし)
 強度     まだ違い感じることはない 
          (Kingpin,Vipecはまだ一年しか使用していませんが問題なし、Dynafitはヒールが壊れる事例はあるけど、件数はかなり少ない)

ちなみにKingpinはDynafitのアイゼンも取り付けできるのが◎ですね(ブーツの長さが短いと取り付けできないかもしれませんので、要確認ですが)

で個人的に所有しているビンでの不安点はヒールの強度だったけど、その強度UPが期待でき、より軽くなったこのビンが気になっています。

このビンはブレーキの取り付け可能なのがいいですね。

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