スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(東京都知事選)

2024-05-17 11:30:42 | 日記
5月17日(金)
 石丸市長が出ると言った。おそらく維新から出るであろう。北村晴男は日本保守党から出ると思う。小池百合子は、出馬しないと思う。政治家を引退した方が身に掛かる火の粉(学歴詐称)を払えると、観念するであろう。そうすると自民党は有権者から全く馬鹿者扱いされることになる。立憲共産党は蓮舫を出したいだろうが、本人にその意思があるかどうか。私は蓮舫は安定した参議院議員の身分の方を、選ぶのではないかと思う。そうすると立憲共産党は恐らく共産党寄りの、美人候補を出してくるのではないか。その他10人くらい出そうな気がする。
 維新は確かに自民党系の利権を攻撃する事で、名を挙げた。石丸市長も同じである。しかし維新は自民党系の利権は拒否したが、代わりに中国系の利権を漁るようになった(と私は思う)。また吉村は子供に選挙権を与えよと、空想的提案をしている。これは親の投票権を二票或いは三票にせよという事で、その意図が何処にあるか判然としない。多分吉村は頭の中で、(彼にしか分からない)奇天烈な世界観を、作ったのだろう。つまり既存の体制(自民党)を拒否する事は、現実の日本を拒否する事に繋がり、果ては空想の世界を作って閉じ籠る事になる、大きな落とし穴があるのだ。現実に依拠しつつ自民党的体質を改革してゆくことは、相当に難しい作業なのだ。どうしても中国に靡くか、クルド人を美化する空想世界に閉じ籠る事に、なりがちである。石丸市長がこの先どう変身するかは分からないが、維新を頼れば、同じ穴の狢になる可能性は極めて高い。と言っても東京都民のほとんどは何も考えていない、AKBの人気投票的気分で選ぶ馬鹿連中だから、北村晴男が当選することも難しい。
 ただ自民党は勢いを落とし、小池神話も通用しなくなり、蓮舫人気もうさん臭くなり、代わりに識見が高く現実に穴を開ける的な雰囲気の人が、求められてきたような感じがする。飯山あかりさんの健闘でそういう方向に馬鹿も目をやるようになったと、いう事のように私は捉えている。愚かにも予言すると、石丸・北村の対決になって、僅かに石丸の勝利になろう。