スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(ハマス イスラエル)

2023-10-14 13:27:52 | 日記
10月14日(土)
 日本人は心情的にパレスチナ贔屓であろう。確かに突然イスラエル人がやってきて、国連が承認したからここにイスラエル人の国家を作ると言われても、現地に住むパレスチナ人が納得できる筈はない。しかも国連のパレスチナ分割案は、かなりイスラエルに有利なものであったようだ。
 しかしイスラエル建国から70年くらい経っているが、その間パレスチナがどうであったかを考えると、パレスチナに同情する気持ちは失せる。パレスチナは国を作ることが出来ず、指導者は腐敗して、国際社会からの援助金を食い物にし、己の私腹を肥やすことに励んできたのではないか。私にはアフリカ諸国が援助金を受けながら、それを国の発展に使わず、独裁者の懐に流れ込むだけになっているのと、同じに見える。金も貰い時間も70年あったのだから、パレスチナはまともな国になることが出来たと思う。そうすれば今のようにイスラエルに侵食されることはなかった筈だ。しかしハマスは欧米が援助して敷設した水道管を掘り起こして、ロケット弾の材料にしている。しかもそれを自ら宣伝ビデオに作って、恥じないという破廉恥ぶりである。パレスチナの貧困はパレスチナ人の責任だと、思う。その挙句のテロ行為だと考えれば、ハマス贔屓にはとてもなれない。
 大きく言えばパレスチナ人だってその昔、イスラエル人を追い出して、パレスチナで暮らしてきたと言えるであろう。20世紀のイスラエル人来襲は迷惑な事であろうが、70年もたてば、その昔自分たちが追い出したのと同じ歴史の事実と化すと、知るべきである。