昨日(23日)、群馬県にある草津白根山が噴火したという。草津白根は有名な観光地であり、とくに新しくできた噴火口の火口湖は真っ青な水をたたえ、中学校のバス旅行でも言った記憶があるし、中学校の卒業記念の登山で10人ほどの同級生と登ったことがあった。そして高校時代には山岳部の一員としてインターハイの予備チームとして登り、50代になって連れ合いをともなって、残雪期に本白根の方に登っている。最近は、火口湖周辺での活動がやや活発になっていたようだが、本白根での噴火が起こるとは思わなかった。この噴火で心ある人たちの手で再生されたコマクサの群落はどうなるのか心配される。今回の噴火で死者1名が出たというし負傷者も10人をこえている。御岳山の噴火で火山の危険性が指摘されてきたが、一見活動していないように見える山にも危険が潜んでいることを知らねばならないだろう。日本列島は地震と火山の島である。この島に原子力発電所がたくさんあることは危険を自ら背負っているようなものだ。改めて、原発は再稼働せず廃止に向かうことを求めたい。写真は中学校卒業記念の登山の時のもの。後列左から3番目が山クジラ♂。