社長の日記

岐阜市で家づくりをしている、株式会社ヤマカ木材社長の日常やメッセージをお届けします。

8年前の悲しい思い出

2009-06-25 19:39:52 | 人として
明日はオーナー様の土地の所有権移転があります。

今回の所有権移転にはある特別な思いがあります。

偶然なのですがこの土地の売主様は私の中学時代の同級生の
ご親族の方です。

しかし遠方に居るので岐阜に居る私の同級生のお父様が代理
で動いています。

最初は気付かなかったのですが話しが進んでいく中で同級生
の家だという事が分かりました。

彼は8年前に亡くなっております。

中学校時代のサッカー部の仲間でした。

非常に頭が良く、スポーツも万能であり、性格も良い。

また、非常に頑張り屋で高校3年間野球部でレギュラーで活躍し
現役で東京大学に合格しました。

そして亡くなった当時、東京大学の大学院でスポーツ医学の研究
をしていました。

恐らく、彼が生きていていたのなら私なんかよりもずっと日本の
発展に貢献できる人物でした。

そして私が彼の一番好きだったのはその気さくな性格です。

本当に良い奴で彼の悪口を聞いた事も無いし、彼が悪口を言って
いる事も聞いた事がありませんでした。

今思い出すだけでも本当に惜しい奴でした。

今日は彼の仏壇に手を合わし、お母様としばし思い出話をしてき
ました。

彼の死から8年経ちましたがまだ部屋は当時のままで時間が止ま
っているとお母様は言っておりました。

やりたくてもやれない。

してあげたくてもしてあげられない。

普段出来る当たり前の事に感謝して生きていかねばと改めて感じた
次第です。