yamadyの徒然日記

3年余のロンドン生活を終えて帰国したyamadyが,カウンターカルチャーショックにめげずがんばっている様子を書いてます。

スウェーデン人 in 灼熱日本

2010-08-25 21:16:50 | 日々の生活

今週は月曜日からスウェーデンからお客さんが来ていて対応に追われています。
今日一通り打ち合わせも終わり、ほっと一息ついているところ。

スウェーデン人たちは灼熱の日本にちょいとグロッキー気味でした。そりゃそうだ。あちらはすでに20℃くらいだってんだから。
日曜日に到着したその足で京都に遊びに行ったものの、暑さのあまり大して見回ることもできずに帰ってきたらしい。

 

仕事でうちの会社に来ても、いまいちエアコンの効きが悪い応接間で一日中缶詰だし。(エアコン屋のくせして…)

彼らとの交渉ごとはむしろこれくらいの環境でやった方がいいかも。日本人も体は辛いけど、北欧人はもっと堪えているはず。
頭がぼーっとしているなかでどさくさ紛れに「Yes」なんて言わしめたらめっけもんじゃないか。。。などと不遜なことを考えたyamadyでした。

仕事のことはさておき、夜は一緒に晩ご飯を食べに行ったりするわけですが(自分もあちらに行ったときにはお世話になってるし)、酒を飲みつつ話をしていると、富士山、サムライ、天皇といったキーワードから、日本の歴史についての話題になり、第二次世界大戦の話になりました。

宗教と歴史の話はこじれるとややこしいので話題を逸らすべきなのかちょびっと悩んだのですが、スウェーデン人からの質問『なんで日本はあんな無謀な戦争を始めたの?』の問いに、右巻きのyamadyの脳内ストッパーは完全に吹っ飛びました。

「そりゃねぇあんた、日本が仕掛けたんじゃなくて元々はアメリカがそうなるように仕向けたからなんだよ。日本は自己防衛のためにそうせざるを得なかったの!etc,etc...」

などとひとしきり説明すると特に議論が始まるでもなく、スウェーデン人たちは見る角度が違うと考え方も違うもんなんだなぁ、などと興味深く聞き入っている様子でした。

あとで調べてわかったけど、スウェーデンってWW2では中立だったのね…納得。

外国人と話すときは思わぬ角度から質問が飛んで来るので、日本人として歴史と文化は学んどかんといかんなぁ、と改めて思わされた今回の来客でした。

それにしても自分の英語力の落ちっぷりと言ったら…まるで放物線を描いているかのようです(泣)。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿