のんびり夫婦の山遊び

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笠ケ岳・小至仏山

2014-07-26 20:20:39 | 群馬県の山
  尾瀬の笠ケ岳・小至仏山で花と眺望を楽しんできました。天気は予報通り、歩き始めは曇り、小笠辺りから雲が取れて快晴となり、稜線では気持ち良い風が頬をなでるものの、風がなくなるとジリジリとした夏の陽射しが照りつけましたが、ずっと眺望が得られ、気持ち良く歩くことができました。
  笠ケ岳は初めてでしたが、小笠、笠ケ岳と花の種類が多く、また、頂上からは360度の眺望が得られ、素晴らしい山遊びとなりました。花も、ホソバヒナウスユキソウ、オゼソウ、キンロバイ、ミヤマムラサキ及びタケシマランは初めてでしたので、感激しました。

【日  程】7月25日(金)

【メンバー】3名(相棒、相棒友人と)

【アクセス】
  戸倉~鳩待峠間は自家用車乗り入れ禁止でしたので、行きはバス、帰り乗合タクシー利用。
  ・往路;2:00自宅→R294・408→北関東道真岡IC→日光宇都宮道路清滝IC→R120・401→6:00戸倉第一駐車場
  ・復路;16:20戸倉第一駐車場→R401・120→日光宇都宮道路清滝IC→同宇都宮IC→R119・4・50・294→21:00自宅

【行  程】
  7:00鳩待峠⇒8:40笠ヶ岳分岐⇒10:50笠ケ岳(休憩~11:10)⇒12:45笠ケ岳分岐(昼食~13:10)⇒13:40小至仏山⇒15:30鳩待峠

【鳩待峠~分岐~笠ケ岳】
  分岐を過ぎると極めてハイカーが少なく、ゆっくりと花を楽しめました。最初、花が少ないねと歩いて行くとタテヤマリンドウの群生が現れ、小笠の花畑では凄いねと言いながら先を急ぎ、笠ケ岳に取り付くとずっと花、花、花...花の多さには驚きでした。登山道は尾根は快適でしたが、樹間では泥濘が多くブーツは泥パックとなりました。

      ・花が少ないねと歩き出すと、間もなく登山道脇にはタケシマランが咲いていました。
               

      ・未だオヤマ沢田代はガスのなかでした。 
               

      ・オヤマ沢田代のワタスゲの中に咲くのはホソバキソチドリ???
               

      ・笠ケ岳分岐を過ぎるとガスが上がり出しました。
               

      ・樹間からの笠ケ岳
               

      ・木漏れ日を浴び生き生きとしたゴゼンタチバナの鉢植え
               
       
      ・咲き終えたチングルマ
               

      ・ヨツバシオガマ
               

      ・淡いブルーが何とも綺麗なタテヤマリンドウ。ずっと群生が続いていました。手前のピンクはトキソウの蕾。
               

      ・笠ケ岳への登り。頂上は直登ではなく、左に巻いてからでした。
               

      ・終盤のイワイチョウ
                

      ・ダイモンジソウ
                 

      ・ハクサンフウロウ
                 

      ・タカネナデシコ
               

      ・イワシモツケ
               

      ・キンロバイ
               

      ・詰めの登り。蛇紋岩の間にも沢山の花が咲いていました。
               

      ・ホソバツメクサ
               

      ・ミヤマムラサキ
               

      ・ホソバコゴメグサ
               

      ・ニッコウキスゲ。その先はコメツツジ。
               

      ・ウサギギク
               

      ・ミネウスユキソウ
                

      ・笠ケ岳頂上での記念写真 
               

      ・頂上からの眺望、至仏山と燧ケ岳、左には会津駒ヶ岳
               

      ・上州武尊山
               

      ・ならまた湖の先には越後の山々 
               

【笠ケ岳~小至仏山~鳩待峠】 
  当初は至仏山まで歩くつもりでしたが、帰りが遅くなるので小至仏山までと計画変更としました。頂上からの眺望を楽しんで下山し始めると嬉しい出会い、少ないハイカーのなかに何とリンゴさんでした。情報を頂き、笠ケ岳分岐まで戻り、昼食を食べていると早いリンゴさんはもう下りてこられ、再バッタリでした。
  
      ・振り返ると聳え立つ笠ケ岳が。
               

      ・小至仏山・至仏山
               

      ・小至仏山へ向かって間もなく、黄色鮮やかなシナノキンバイが現れました。
               

      ・オゼソウも。
               

      ・ここら辺りではチングルマも未だ咲いていました。
               

      ・シナノキンバイ・ハクサンイチゲの群生
               

      ・小至仏山頂上のホソバヒナウスユキソウ。花の盛りは過ぎたようです。
               
     
      ・下山です。歩いてきた笠ケ岳方面。
               

      ・オヤマ沢田代のワタスゲ
               

      ・カラマツソウ越しにオヤマ沢田代の木道を振り返る。          
                        
               

日光白根山

2014-07-13 10:47:42 | 群馬県の山
  初めて湯元温泉から前白根山経由で日光白根山(5回目)を歩いてきました。天気は台風一過の晴天、ここのところ恵まれなかった眺望を十分に取り戻すことができました。特に、天狗平から少し先の稜線に出てからの眺望は素晴らしく、先ず奥白根山が目前に現れ、そして日光連山等の山々や中禅寺湖、五色沼が望め、また、前白根山・奥白根山頂上からは360度ぐるり~と望むことができました。花は少なく、コマクサも前白根山ではちらほら、奥白根山では見つけることができませんでした。
  湯元温泉からのハイカーは少なかったものの、奥白根山頂上ではごった返す程賑わっており、さすが百名山でした。

【日  程】7月12日(土)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】
  ・往路:2:00自宅→R294・125・4・119→日光宇都宮道路→R122→5:35湯元温泉駐車場
  ・復路:16:10湯元温泉駐車場→R122→日光宇都宮道路→R119・4・50・294→20:15自宅

【行  程】
  5:45湯元温泉駐車場⇒8:10天狗平⇒8:40前白根山⇒9:25避難小屋⇒10:55奥白根山(昼食~11:40)⇒12:30避難小屋⇒13:20前白根山⇒13:50天狗平⇒16:00湯元温泉駐車場

【駐車場~前白根山~奥白根山】
  ところどころ倒木もあるガレたきつい急坂、アスレチックを楽しみながら上っていくと外山鞍部に着き、ここからは気持ちの良い樹林帯を汗を拭きながら上っていくと急に視界が開け、素晴らしい眺望が待っていました。前白根山を経ての稜線歩き、避難小屋先の樹林帯を抜けた後の奥白根山の上りは、眺望を得ながら気持ち良く歩けました。

     ・スキー場上部辺りからの日光連山。天気良し~です。
              

     ・空と緑
              

     ・お待たせしましたという感じ、天狗平から一上りすると展望が開け、今日のメインディッシュ、奥白根山が聳えていました。
              

     ・前白根山頂上からの日光連山
              

     ・聳え立つ奥白根山
              

     ・中禅寺湖、社山他
              

     ・避難小屋を過ぎ、樹林帯を抜けるとチングルマが群生していました。
              

     ・ミネザクラの枝越しに五色沼。沼の水の色はエメラルドグリーン、綺麗でした。
              

     ・雲一つ無いコバルトブルーの空
              

     ・気持ち良い上り。でもキツイ、でも気持ち良い~。
              

     ・大勢のハイカーで賑わっている奥白根山の頂上が直ぐ近くに見えてきました。
              

     ・凄い人です。
              

     ・頂上直下に咲き残っていたコイワカガミ
              

     ・順番を待っての記念写真でした。
              

【奥白根山~前白根山~駐車場】
  頂上での昼食、そして眺望を楽しんだ後は、前白根山でコマクサを鑑賞し、頂上からの眺めを目に焼き付け下山しました。奥白根山の下りは五色沼経由のハイカーが多く、「銀座通り」でした。

     ・食後のデザートは眺望、日光連山です。
               
     
     ・時計回りに皇海山方面
              

     ・錫ケ岳方面
              

     ・神社後ろには武尊山
              

     ・越後の山々
              

     ・いよいよ下山開始。ニューのウエア(上)で嬉しそうな相棒。
              

     ・中禅寺湖方面。戦場ヶ原の一部も見えていました。
              

     ・五色沼
              

     ・「銀座通り」化した下山路
              

     ・赤い屋根は避難小屋
              

     ・シカもランチタイム。今日のメニューはミネザクラの葉でした。
              

     ・避難小屋先を上った稜線からの前白根山
              

     ・コマクサ
              

     ・前白根山山頂の自然の造形
              

     ・もう一度奥白根山を眺めて樹林帯の下山、アスレチックに突入です。
              
               
                      
 

筑波山(2)

2014-07-07 08:43:58 | 茨城県の山(筑波山)
  午後に所用があったことから、トレーニングにと筑波山の表登山道を歩いてきました。天気は曇りで眺望は得られず、花も端境期で目立ったものは咲いていませんでしたが、気持ち良い汗を掻くことができました。梅雨の登山道は、泥濘が酷く滑り易く、女体山下の下りの岩場は黒々と光って不気味で、弁茶屋跡下では水が流れているところがありました。

【日  程】7月6日(日)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】
  往路:4:15自宅→筑波学園都市→5:35駐車場
  復路:11:20駐車場→往路の引き返し→13:00自宅

【行  程】
  5:50駐車場⇒7:45男体山⇒8:25女体山⇒9:15弁茶屋跡(休憩~9:40)⇒11:00駐車場

【駐車場~男体山~女体山】
  早朝の厳粛な筑波山神社に安全を祈願してスタート、途中、早くも日の出鑑賞のハイカーが下山してきましたので、眺望を期待しましたが、ガスは上がってくれませんでした。

      ・早朝の筑波山神社
               

      ・所々に咲いている白い花はガクウツギでした。
               

      ・気持ち良く登っていく相棒
               

      ・男体山山頂
               

      ・男体山山頂からはガスの切れ間からつくば方面が見えていました。晴れるのを期待しましたが...
               

      ・ホシザキユキノシタ。期待してましたが、終盤でした。
               

      ・気持ち良い山頂連絡路、右側はカタクリ群生地。
               

      ・女体山山頂。ガスで眺望はありませんでした。
               

【女体山~弁慶茶屋跡~駐車場】
  眺望も花もイマイチ、それならばと奇岩を散策しながらの下山となりました。すると、途中で徹也さんとバッタリ、南アルプス山行に向けトレーニングとのこと、目的は同じでした。朝の時間帯なので、弁慶茶跡からの白雲橋コースでは何回も道を譲る程の沢山のハイカーが上ってきました。このコースでこんなに沢山のハイカーに会ったのは初めてでした。

      ・大仏岩。高さは15m。
               

      ・屏風岩。奥には素戔鳴尊が祭られていました。
               

      ・北斗岩。天空に輝く北斗星のように、決して動かないことを意味しているとのこと。
               

      ・ブナの小道
               

      ・裏面大黒。大黒様が大きな袋を背負っている姿を後から見ているように見えるとのこと。
               

      ・出船入船。船の守護神の船玉神を祀っているとのこと。
               

      ・陰陽石。陰と陽の巨岩、広角でも大きくて横では入りませんでした。
               

      ・母の胎内くぐり
               

      ・弁慶七戻り。無学でしたので、ただ単に字の通りかと思っていましたが、聖と俗を分ける門だともいわれているとのこと。
               

      ・弁慶茶屋跡、女体山はガスの中でした。
               

      ・オオバジャノヒゲ、樹林の中でしたので、ピンボケです。
               

ニッコウキスゲ

2014-07-04 20:54:38 | 日記
 7月4日(金)、読売新聞朝刊に「花盛り 尾瀬に劣らず」と題し、車で30~40分程度の船橋市金杉地区の休耕田に「金杉谷津田の会」が育てているニッコウキスゲが見頃を迎えていると掲載されていましたので、見てきました。700株と小規模ですが、霧降高原や尾瀬ヶ原などの高原よりも温暖なため、約1ヶ月早く開花するとのこと、生憎の小雨降るなかオレンジ色に近いやや大振りな花が咲いていました。
 周りは緑地公園として整備されており、小規模ながらアジサイなども咲いていました。

     ・金杉の休耕田のニッコウキスゲ
               

     ・花つきが良いニッコウキスゲ
               

     ・アップ。花は大振りで色はオレンジとやや濃い。
               

     ・写真ではそれなりの規模に見えます。
               

     ・傍らに咲いていたミソハギ
               

     ・休耕田沿いの金杉緑地のアジサイ。未だ綺麗でした。
               

     ・アジサイの一角にはボタンクサギも。
               

     ・背丈2mもあるインパクトのある一株でしたが、調べても名前はわかりませんでした。。