のんびり夫婦の山遊び

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浅間山(前掛山)

2014-10-26 09:39:18 | 長野県の山
  天狗温泉浅間山荘から往復で浅間山(前掛山)を歩いてきました。天気は雲一つない快晴でしたので、年に一度か二度しかない素晴らしい眺望と落葉松の綺麗な黄葉を楽しんできました。落葉松の黄葉は、さすがに火山館から上は終盤を迎えていましたが、二ノ鳥居から火山館までの間が真っ盛りでそれはそれは素晴らしいものでした。
  今回は、浅間山は世界有数の活火山ということもあり、火山レベルの最新情報が把握できる天狗温泉からの往復としましたが、落葉松の黄葉の具合、滝も見られる変化のあるなかなか良いコースでした。

【日  程】10月25日(土)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】
  ・往路:3:00自宅→R294・50→北関東道太田桐生IC→関越道→上信越道→中部縦貫道佐久北IC→天狗温泉浅間山荘駐車場(料金:500円)
  ・復路:15:00天狗温泉浅間山荘→(リンゴ園)→(復路の折返し)→20:10自宅

【行  程】
  7:20駐車場⇒9:10火山館(休憩~9:25)⇒11:10浅間山(前掛山)(休憩~11:25)⇒12:35火山館(昼食~13:05)⇒13:50不動滝⇒14:35駐車場

【駐車場~浅間山(前掛山)】
  登山口で火山レベルをチェック、登山届をポストに投入してスタート、歩きだしは剣ケ峰の稜線で影になり寒いくらいでしたが、ニノ鳥居を過ぎた辺りから陽が射して暖かくなるとともに、落葉松の黄葉も出現し、気持ち良く火山館到着です。ここでも、火山レベルをチェックし、再スタート。
  Jバンド分岐を過ぎ、浅間山(前掛山)への登山道に入ると絶景が待っており、暫くすると黒斑山の上には北アルプスが顔お出し、頂上からは360度の絶景が拡がっていました。

     ・火山レベルチェック・登山届投入、出発進行!
               

     ・しばらく樹林帯を歩くと牙山が目に入ってきました。
               

     ・黒斑山手前の岩稜
               

     ・落葉松の黄葉の間に顔を出した牙山
               

     ・素晴らしいから舞うの黄葉
               

     ・いや~素晴らしい
               

     ・振り返ると雲海に浮かぶ蓼科山が見えていました。
               

     ・やっと浅間山が視界に入ってきました。
               

     ・硫黄臭が漂う火山館に到着です。ここで休憩、そして登山レベルをチェック。
               

     ・湯の平、草すべり分岐付近の落葉松の黄葉は終わっていました。
               

     ・Jバンド分岐を過ぎると森林限界となり視界が開けます。
               

     ・黒斑山の絶景
               

     ・シェルター手前からの前掛山
               

     ・振り向くと北アルプスがクッキリと見えていました。
               

     ・前掛山山頂手前で絶景を楽しむハイカー
               

     ・前掛山頂上。皆さん絶景を堪能しています。
               

     ・記念写真
               

     ・頂上から剣ヶ峰・牙山
               

     ・再度、黒斑山。
               

     ・ぐる~と超絶景を、まず富士山。
               

     ・八ヶ岳、その後ろには南アルプス
               

     ・中央アルプス
               

     ・未だ噴煙が立ち上っている御嶽山     
               
                 ≪犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。≫

     ・北アルプス。今年7月に歩いた白馬岳もハッキリと見えていました。
               
         
【浅間山(前掛山)~不動滝~天狗温泉】
   頂上は冷たい風もあり、ガスが立ち上っている噴火口も近いので、絶景を楽しんだら直ぐに下山です。火山館前のベンチで暖かい陽射しのなかで昼食後、落葉松の黄葉を楽しみながら、ニノ鳥居下の不動滝を経て下山しました。
   下山後の天狗温泉は、途中リンゴ園に寄り帰宅が遅くなるので、次回の楽しみとなりました。

     ・下山開始
               

     ・快調に下る相棒
               

     ・まだ御嶽山、乗鞍岳も見えています。
               

     ・火山館手前からは蓼科山、その右には中央アルプスが。
               

     ・聳え立つ牙山
               

     ・岩稜と落葉松の黄葉
               

     ・落葉松のなかの登山道
               

     ・黄金色に輝く落葉松の黄葉
               

     ・落葉松街道
               

     ・ニノ鳥居直ぐ下の不動滝
               

     ・沢沿いの岩が苔むす登山道
               

     ・下山口近くの陽が射して輝きを増した黄葉
               

ムラサキセンブリ

2014-10-21 13:29:58 | 日記
  




  秋の花、ムラサキセンブリを見てきました。背丈は小さいですが、とても綺麗な紫の花を沢山咲かせていました。

       ・ムラサキセンブリ
               

       ・アップ
               

       ・花盛り
               

       ・ひっそりと
               

       ・草むらではないところにも咲いていました。
               

杓子山・鹿留山

2014-10-19 08:29:51 | 山梨県の山
  富士山麓、道志山塊の杓子山・鹿留山を鳥居地峠からの往復で歩いてきました。これまでの2回は雪山でしたが、今回は秋山、冠雪した富士山の眺望、花そして紅葉と欲張りな山遊びとなりました。天気は晴れのち曇り、朝のうちは富士山も顔を見せてくれていたものの雲に隠れてしまいましたが、花はリンドウ、ヤマラッキョウ、トリカブト等々が沢山咲いており、紅葉もそこそこ見られました。
  富士山展望の山、思いのほかハイカーが多く、車も鳥居地峠の駐車スペース(5~6台)には止められず、路駐でした。

【日  程】10月18日(土)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】
  出発が遅かったため、中央道は府中から相模湖辺りまで渋滞し、早出が肝心です。
 ・往路:5:30自宅→東関道千葉北IC→京葉道→首都高→中央道河口湖IC→8:30鳥居地峠
 ・復路:15:40鳥居地峠→道志道→中央道相模湖IC→首都高→京葉道武石IC→19:30自宅

【行  程】
  8:45鳥居地峠⇒10:00高座山⇒11:35杓子山(昼食~12:05)⇒12:50鹿留山⇒13:30杓子山⇒14:40高座山⇒15:25鳥居地峠

【鳥居地峠~高座山~杓子山】
  リンドウなどの花を愛でながら滑り易い急登を上ると高座山、既に富士山は雲の中でした。終盤のトリカブトなどを見ながら杓子山へ着くと多くのハイカーが休憩中でした。頂上は周りの木々が伐採されて見晴らしが良くなっていましたが、南アルプスなど遠望はききませんでした。ちょうど地元の方々が新調のベンチのペンキ塗りなどの整備をされており、360度の眺望とリニア線が見られると解説されていました。

      ・早速、リュウノウギクが出迎えてくれました。
               

      ・タチフウロ
               

      ・オヤマボクチ越しに冠雪した富士山
               

      ・ヤマラッキョウ、沢山咲いていました。
               

      ・綺麗なリンドウも沢山咲いており、楽しませてくれました。
               

      ・リンドウ
               

      ・高座山の滑り易い急登。下山時はロープの助けを借りました。
               

      ・高座山・オオザス峠間の木漏れ日の登山道
               

      ・足下にはサラシマショウマ、待っていてくれました。
               

      ・ハングライダー基地、気持ち良さそうに飛んで行きました。
               

      ・色つき始めた木々
               

      ・終盤でしたが、トリカブトも沢山咲いていました。
               

      ・見晴が良くなった杓子山山頂。石割山・山中湖方面。
               

      ・富士山は雲の中。欲張ってはいけません。
               

      ・十二ケ岳、河口湖方面
               

      ・三ツ峠山方面
               

      ・山頂に黄色の花がさいていました。ハナニガナか?ヤクシソウのようです。
               
         

【杓子山~鹿留山】
  腹を満たした後、ブナの大木が多く、気持ちの良い尾根を歩いて鹿留山へ向かいました。青葉のブナもあり、紅葉はそこそこでした。 

      ・そこそこの紅葉
               

      ・未だ青葉のブナの大木群。下から枝が四方に伸びて樹形が綺麗です。
                
         
      ・紅葉
               

      ・岩の上から振り返ると杓子山が。
                

      ・下を見ると紅葉も。
               

      ・この尾根にもリンドウが咲いていました。
               

      ・茶色気味のブナの黄葉
               

      ・鹿留山は樹林に囲まれて展望はありませんが、紅葉が綺麗でした。
               

      ・杓子山に戻り、鹿留山を望む。円錐形の山の左の山が鹿留山でした。
               
           
  

会津駒ヶ岳(10月11日)

2014-10-12 10:45:24 | 東北の山
  天気は快晴でしたので、駒ノ大池からは雲海の上に登る御来光が望め、感動的な景色を堪能しました。大津岐峠までの富士見林道の稜線は、ずっと素晴らしい眺望が続き、尾瀬の山々などの周囲の山々をながめながら、気持ち良く歩けました。
  大津岐峠からキリンテまでの下りは、途中から素晴らしいブナの黄葉のトンネルが続いていました。

【行  程】
  6:45駒の小屋⇒8:00大津岐峠(休憩~8:10)⇒10:10キリンテ登山口

【駒の小屋~大津岐峠】
  軽い朝食を済ませ出発、のっけから素晴らしい眺望に恵まれ、池塘と草紅葉が点々と続くなか、尾瀬の山々は勿論の事、未踏の越後の山々や日光連山が望めました。

      ・駒ノ大池のさざ波の先には、雲海の上に登る御来光
               

      ・稜線の先には燧ヶ岳が望めました。
               

      ・雲一つない気持ち良い青空
               

      ・尾瀬の山々。右端の小さな円錐形をしているのが笠ケ岳景鶴山とのこと。
               

      ・日光連山、それぞれの山がはっきりと望めました。
               

      ・振り返ると、未だ雲海も望めました。
               

      ・燧ヶ岳を目指して伸びる稜線。先行のご夫婦の姿が見えていました。
               

      ・クッキリと望めた越後の山々。何時かは...
               

      ・振り返って会津駒ヶ岳を望みました。名残惜しいですが、間もなく大津岐峠。
               

      ・大津岐峠から間近に見える燧ヶ岳
               

      ・日光連山も。
               

【大津岐峠~キリンテ登山口】
  途中からブナの黄葉が盛りで、陽に映えて黄金色に輝いていました。このようなブナの黄葉は初めて、それはそれは感動ものでした。

      ・○○ツツジの紅葉越しの燧ヶ岳
               

      ・またもや樹間に燧ヶ岳
               

      ・黄葉トンネルを快調に下る相棒
               

      ・黄葉した樹間からは御池への大杉林道が見えていました。
               

      ・うっとりする錦秋
               

      ・黄葉したブナを見上げると青空とマッチして最高に綺麗でした。
               

      ・陽に映え、黄金色に輝くブナ
               

      ・ブナの巨木群
               

      ・朽ちた大木に宿る苔
               

      ・下山地点のキリンテ登山口近くのキリンテ沢に架かる橋から上を眺めるとこの周辺のカラマツやモミジは青々としており、未だ夏山のようでした。
               

  バス停は下山口から滝沢方面へ少し歩いた食堂前にありました。バス停に時刻表がないので食堂の中の時刻表を見ると11時17分。
  1時間以上もあるので、駒の小屋で同宿の先行されたご夫婦と一緒に今日から始めたという新そばいただきました。なかなか美味しく、「花の百名山」の著者田中澄江さんも食され、店の壁には達筆な色紙が掲げられていました。

会津駒ヶ岳(10月10日)

2014-10-12 07:44:39 | 東北の山
  晩秋の南会津の盟主・会津駒ヶ岳を駒の小屋泊でのんびり・たっぷりと楽しんできました。これまでの2回は滝沢と中門岳の往復でしたが、今回は滝沢~会津駒ヶ岳・中門岳~大津岐峠~キリンテ、バスで滝沢へ戻るルートとしました。天気は初日が晴れ後曇りでしたが、二日目が快晴でしたので眺望と紅葉をたっぷりと楽しむことができました。中門岳から大津岐峠間の池塘と草原で形成された稜線歩きは、終盤の草紅と眺望を楽しみながらの最高の山遊びでした。
  紅葉は中間部分が盛り、特にブナの黄葉は素晴らしく、陽に映えて黄金色に輝いていましたが、下山口近くは未だ青々としていました。

【日  程】10月10日(金)、11日(土)

【メンバー】2名(相棒と)

【アクセス】
 ・10日(金)・往路
   2:00自宅→R294・50・4→東北道宇都宮IC→同西那須野塩原→R400・121・352→6:50滝沢グランド駐車場
 ・11日:復路(下道)
   11:50滝沢グランド駐車場→R352・121・119・4・50・294→18:25自宅

【行  程】11日(金)
  7:05滝沢グランド駐車場⇒7:45登山口⇒9:20水場⇒10:55駒ノ大池(昼食~11:45)⇒12:10会津駒ヶ岳⇒12:45中門岳⇒12:55神々の遊ぶ庭⇒14:10駒の小屋(泊)

【登山口~駒ノ大池】
  天気は晴れ後曇り、食糧で重いザックを背負い汗を掻きながら水場に到着。休憩中のハイカーの方に山頂の様子を聞いたところ、ガスで何も見えず、風も強かったので下山してきたとのことでしたが、お話しのとおり駒ノ大池に着くとガス・強風でした。水場前後のブナの黄葉は盛りで、陽に映えて綺麗でした。

     ・道路を歩き、トイレを済ませて階段の登山口へ到着、ここまでで汗を大分掻いてしまいました。
              

              
     ・紅葉のトンネンルを急ぐ相棒、今日のザックは食糧満杯。
              

     ・色鮮やかな紅葉
              

     ・終盤の○○ツツジの紅葉
              

     ・やっと色着いた稜線が見えてきました。
              

     ・ベンチのある休憩地点からは駒ヶ岳も望めましたが、やはり曇ってきてしまいました。振り返ると草紅葉が綺麗でした。
              

     ・駒ノ大池への上りにかかると、駒ヶ岳頂上にもガスがかかり始めました。
              

     ・駒ノ大池、駒ヶ岳はガスの中でした。風が強くてく、フリース・レインウエア上着を着込み、震えながらの昼食でした。
      駒の小屋の自炊場をお借りすれば良かったのに...
              

【駒ノ大池~駒ヶ岳~中門岳~神々が遊ぶ庭~中門岳~駒の小屋】
  昼食時は風が強く寒くてどうなるかと思いましたが、ザックを小屋にデポして中門岳を目指したところ、山頂からは穏やか、時折ガスが取れて青空も見えたときの陽に映えた終盤の草紅葉が綺麗でした。

     ・駒ノ大池脇の登山道にはチングルマの紅葉が残っていました。
              

     ・下のほうは晴れているようで、裾野の紅葉が綺麗に見えていました。
              

     ・駒ヶ岳山頂。展望できる山々の案内板が設置されていましたが、残念ながらガスで何も望めませんでした。
              

     ・中門岳へと続く稜線
              

     ・中門岳の標柱が見えてきました。思いのほか風も遮られ、終盤の草紅葉を楽しみながら快適に歩けました。
              

     ・神々の遊ぶ庭まで足を伸ばしましたが、生憎の天気で申し子さえもいなく、静かでした。
              

     ・一回りして戻り始めると夫婦が来られました。木道でグル~と廻れますよとお話ししました。
              

     ・定番、中門岳での記念撮影。先ほどの夫婦の方に撮っていただきました。
              

     ・時折ガスが取れ、何とも言えない素晴らしい風景が現れます。
              

     ・今夜のお宿の駒の小屋へ戻ってきました。            
               

  宿泊手続きをすると、今夜は満員で炊事場の使用は前後に分散、早着組の私達は5持30分までに済まして下さいとのお話しがあり、部屋に案内していただきました。満室と言っても一人一人の布団が有り、窮屈ではありませんでした。
  早速、炊事場でビールを片手に皆さんとお話ししながら一時を過ごし、続いて他の方の手の込んだ料理をご馳走に味気ない夕食を済ませ、6時には布団の中に収まってしまいました。一眠りすると部屋のランプが灯り、8時の消灯前に外のトイレに行くと空は曇りがちで未だ風がありました。