DeNAの中畑、
「来期も監督」
と発表されてから、
どうも調子がおかしい。
首位だったのに、
アッという間に5位に転落だ(2015年7月29日現在)。
DeNAは交流戦前、ダントツの首位だった。
しかし交流戦で、1割台の勝率という大珍事。
中畑には、昔から、
突然、「地獄へまっさかさま」
という出来事が、よくあった。
巨人の打撃コーチのときも、
前年はいい打撃成績だったのに、
中畑が就任してから、
打率は、12球団最下位になった。
ルーキーのときも、
新人王か?・・・と言われたが、
骨折して、パーになった。
原が入団したときも、
最初は3塁を守ったが、
急にケガをして、
3塁を原に奪われている。
駒大のときも、
首位打者を最後になって、逃している。
1985年には、巨人の選手でありながら、
王監督のことを、
よりによって、「ワン公」と呼んで、
大きな非難を浴びた。
その後(1989年)も、大事なときに、
ケガになって、定位置を奪われている。
現役時代は、ケガが多く、1248試合に出場したが、
フル出場したのは、1984年の1年だけだった。
巨人の打撃コーチ時代は、
中心選手の駒田徳広と、仲が悪く、
結局、中畑は、悪評判の中、退団している。
アテネ五輪のときは、
金メダルを期待されたが、
3位に終わった。
参院選に立候補したとき(2010年)も、
「たちあがれ日本」の2位になって、当選できなかった。
・・・中畑の人生を見てみると、
肝心なときに、ありえないマイナス作用が働いて、
まっさかさまに、地獄に落ちる・・・・そんなことが多い。
どこか、大切なところが1本、抜けている気がする。
今年の交流戦の1割勝率がその典型だ。
ただし、中畑は、
明るく、ムードメーカーであり、
労働組合・日本プロ野球選手会の初代会長を勤めるなど、
人望もあった。
また声もいい(笑)。
でも、な~んか、怖い男だよな。
肝心なときに、
信じがたい悪事が起きる・・・
これが、彼の人生に、いつも、つきまとっているからだ。
ただ過去は過去。
悪いジンクスを乗り切ってほしいが・・・
とにかく、がんばってほしい。