岩手県の中二のイジメ自殺事件・・・
いろいろ調べてみると、
予想外に、被害者生徒の悲痛な声が聞こえてくる。
たとえば・・・
2014年10月29日の生活記録ノートを見てみよう。
(これは担任教師との交換記録である)
A. 自殺した生徒・村松亮の記述
先生、僕の心の中が今、真っ黒い雲でおおわれています。
もう地中深くのどん底に落ちたような感じです。
先生ぇ!どうか!どうか助けてください・・・!
B. Aに対する女性担任のコメント
どうしたのでしょう。
最近イライラしているようですが、
自分でストレスをうまく解消できるといいね
大地一人、ちょっとゾッとした。
何という無関心。
そして思ったことは、
こういう経験、大地一人自身、
女性から、何度も受けていることだ。
たとえば、俺がイタリアで、アラブ人に、殺されそうになった話をしても、
男性たちは、ぶるぶる震えて聞いているのに、
女性たちは、「ああ、そう」という感じで、ある種、無感動に聞いていた。
女性というのは、
自分の子供が血を流していると、
あわてふためくが、
知らない男性が路上でひどい目に遭っても、
「なるべく関り合いにならないようにしよう」
というのが、一般的態度だ。
大地一人、こういう体験は何度もしていて、
一度道端に、行き倒れの中年男性が、苦しそうに寝そべっていても、
女性たちは、何もしないで、放っておいた。
俺は、すぐに救急車を呼んだ。
看護師は別として、
一般女性にとっては、
見知らぬ男性が困っていることは、
「ああ、そう。それがどうした?」
で済ますべきことなのかもしれない。
もちろん、学校の担任は、
生徒は教え子なので、他人ではない。
しかし、そもそも女性教師にとっては、
思春期の男子の気持ちなんか、
わかるのだろうか?
・・・とは、思うんだ。
しかも40人も、生徒がいれば、
「生活記録」を読むだけで疲れるし、
「適当にコメントを書いておけ」てな気持ちも、
あることは否定できないだろう。
ペンギンの母親は、自分の子供以外の子供が近づくと、
脅して、近づかないようにする。
人間だって、「継子イジメ」は有名な話だ。
女性にとって、「勃起をする男子生徒」
を扱うのは大変だし、
男子生徒から見ても、
「俺たちの気持ちをわかってもらえない女性担任」
を「あまり期待しないでおこう」と思ってもおかしくない。
この岩手の男子生徒は、
1年生のときも2年生のときも、
担任は女性だった。
本当は、男子生徒たちは、女性担任を軽視していたんだと思う。
その担任への不満を、村松亮という、
かわいらしい顔の子供に、代償として、向けたのかもしれない。
大地一人のころは、
担任は、皆、男だった。
一部の女の先生は、バカにされていた。
むろん今は時代が違う。
中学校の40%は、女性教師だ。
しかし、女性が、思春期の男子の気持ちを理解できているか?
・・・という点になると、やっぱり依然として、疑問だ。
女子生徒は、男性教師に対して、
恋心や信頼感を持つころは出来るが、
男子生徒は、30過ぎた女性教師に対して、
恋心はあまり持てないし、
男性教師に対するのと同じような信頼感や尊敬の気持ちを
抱くことが出来るんだろうか?
そこに、根本的な問題があるような気もする。
ただし女性教師には、いいところも、たくさんあるので、
女性教師を否定するつもりはまったくない。
大地一人も、女性教師たちには、いい思い出は持っている。
ただ、悩み事を相談できる相手とは思わなかった。
「最近、勃起して困るんです」とか
「夢精が始まりました」とか
「やっと念願の陰毛が生えました」
・・なんて、相談できないもんな。
・・・というわけで、
中学の女性教師は、思春期男子の心理を、
うんと勉強すべきだ。