さっき(2015年7月18日 18時ころ)
横に、寝転びながら、
ネット将棋ができるか、試しにやってみた。
これは脳の働きを調べる実験だ。
おお、できるじゃないか!
人間の脳って、すごいんだね。
逆立ちしても、ご飯を食べられるのと似ている。
(ちょっと違うか?(笑))
それにしても、何歳になっても、
好奇心旺盛・・・というか興味津々な大地一人だね(笑)。
さっき(2015年7月18日 18時ころ)
横に、寝転びながら、
ネット将棋ができるか、試しにやってみた。
これは脳の働きを調べる実験だ。
おお、できるじゃないか!
人間の脳って、すごいんだね。
逆立ちしても、ご飯を食べられるのと似ている。
(ちょっと違うか?(笑))
それにしても、何歳になっても、
好奇心旺盛・・・というか興味津々な大地一人だね(笑)。
2015年7月16日、
テレビ朝日系「報道ステーション」で古舘伊知郎は、
又吉直樹の芥川賞受賞をめぐり、
自分の感想を述べた。
以下のようなものだ・・・
「芥川賞と本屋大賞の区分けがなくなった」
「(又吉の受賞は、)僕なんかの年代はあれ?って気もちょっとするんですけどね」
・・・というもので、
本当に、60歳の古舘からすると、
「???」というのが、正直な感想だろう。
これは、日本全国の60歳前後の小説を愛する人たちは、
古舘とほぼ同様の感想を持っていると思う。
つまり代表意見だ。
(同じことは、歌謡曲についても言えて、
60歳以上の人々からすると、
最近のヒット曲は、歌と呼べないものがほとんどだと思う)
つまり、古舘は、
「昔の芥川賞を知っている人たちが、
ほぼたいていはもっている感想を正直に述べたもの」
であり、少しも間違っていないのだ!
大地一人も、1995年ころまでは、
芥川賞は第一回から全部読んでいたが、
それ以降は、その多くは、
「ガキのたわごと」のような気がして、
いっさい、読んでいない。
共感も得られないし、
かと言って、文章自体も、
小学生の作文に毛が生えたようなものが多く、
読むのがつらくなる。
また創作する作者の心理のウラもわかるので、
その精神レベルを考えると、
どんなに頑張っても、
せいぜい出だしの10行くらいしか読めないものが多い。
そして何よりも、現在の小説の多くは、
「人生を学ぶことができない」。
本当は、最後が一番大切なのに。
菊池寛は、言った。
「小説は25歳以下が書いてはいけない。
なぜなら小説とは、実際の人生を体験した者が書くのであって、
文章自体は、下手でもかまわない。
読者は、そこに書かれた人生を読むのだから」
・・・という主旨のことを述べている。
大地一人もまったく同感で、
100人いれば、100人の人生観があるのだから、
それを自分の心に素直に小説にすれば、
多少下手でも、「別の人生」を学べる・・・ってわけだ。
スジなどは、第二、第三のことなのだ。
ところが、音楽賞もそうだが、
最近の文学賞は、
「金儲け主義」が第一で、
「奇抜で注目を集めそうな小説」が、大賞を受賞している。
(注:ポプラ社小説大賞の水嶋ヒロがその典型だろう)
(ちなみに、音楽賞に関して、
大地一人は、かつて歌謡大賞の近藤真彦の歌を聞いて、
本当に、2度も吐き気を催したのである!
聞く前は、すごく健康だった!
もう吐き気を催すのはイヤなので、近藤の歌は聞かない!
スーパーなどでかかっていたら、逃げるしかない。だろ?)
「本屋大賞は、本屋が選ぶので、それでいい。
しかし、芥川賞は、それはまずいだろ」
・・・というのが、古館の言いたいことで、
まったくもって、まとも意見なんだ。
いわば、「お経」や「聖書」と、
「ポルノ小説」や「エヴァンゲリオン」や「ちびまる子ちゃん」を
同列に扱っているようなものであり、
また別なたとえを言えば、
能やオペラやクラシックと、
演歌やAKBを同列に扱っているようなものであり、
また別なたとえを言えば、
寿司や精進料理と、ハンバーがーやケーキやコーラを、
同じ食卓で食べるようなものであり、
60歳代の気持ちからすると、
「ちょっと待てよ」と言いたくなるのは当然なのだ。
古館も、又吉の小説は、読む気も起こらないのだろう。
大地一人も、同感だ。
本当は、読んでから発言するのがいいのだが、
それさえも、起きないという絶望感は、
何なんだろう?
そうだ。
話はちょっと変わるが、
タレントの坂上忍が、一日5回洗濯する・・と聞いて、
「こいつとは、別世界の人間だな。相手にしないでおこう」
と思うのと似ている。
又吉には申し訳ないし、
又吉の小説はいいかもしれないが、
あまりに現在の小説に絶望しているので、
読む気さえも起きないのだ。
でも、若者の感性は否定しない。
若者は、「現在の小説」を読むのだろう。
それはそれでいい。
俺たちだって、ビートルズやプレスリーを、
50代以上の人から、「あんな歌」と非難されながらも、
聞いていた。
また今回、又吉で金もうけを、考える人たちから見れば、
「古館、余計なことを言うな」
と非難したくなる気持ちもわかる。
ただ、繰り返すが、古館の発言は、
非常に、まっとうだし、
これを非難するのだけは、すっごくおかしい。
このブログの文章に、文句のある人は、
第一回からの芥川賞を、ずっと読んでからにしてくれ。
それが面倒なら、
せめて井上靖や宮本輝の受賞作だけでも読んでほしい。
また音楽なら、
モーツァルトのピアノ協奏曲21番と23番、
フルート協奏曲2番などを聞いた後に、
近藤真彦の歌謡大賞曲を聴いてから、
文句を言ってくれ。
今回も言うが、又吉には、今後、
いい小説を書いてほしいということだ。
人間愛だけは忘れたくない。
古館も同じ気持ちだろう。