♪大地一人のスカイツリー暮色♪

有料版/運命鑑定
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寝転びながら、将棋はできるか?

2015-07-18 18:28:17 | 日記

 

さっき(2015年7月18日 18時ころ)

横に、寝転びながら、

ネット将棋ができるか、試しにやってみた。

 

これは脳の働きを調べる実験だ。

 

おお、できるじゃないか!

 

人間の脳って、すごいんだね。

 

逆立ちしても、ご飯を食べられるのと似ている。

(ちょっと違うか?(笑))

 

それにしても、何歳になっても、

好奇心旺盛・・・というか興味津々な大地一人だね(笑)。

 

 

 

 


古舘伊知郎(60)の発言は、今回は、すこしも間違っていない!

2015-07-18 06:45:27 | 日記

 

2015年7月16日、

テレビ朝日系「報道ステーション」で古舘伊知郎は、

又吉直樹の芥川賞受賞をめぐり、

自分の感想を述べた。

 

以下のようなものだ・・・

 

「芥川賞と本屋大賞の区分けがなくなった」

「(又吉の受賞は、)僕なんかの年代はあれ?って気もちょっとするんですけどね」

 

・・・というもので、

本当に、60歳の古舘からすると、

「???」というのが、正直な感想だろう。

 

これは、日本全国の60歳前後の小説を愛する人たちは、

古舘とほぼ同様の感想を持っていると思う。

 

つまり代表意見だ。

 

(同じことは、歌謡曲についても言えて、

60歳以上の人々からすると、

最近のヒット曲は、歌と呼べないものがほとんどだと思う)

 

つまり、古舘は、

「昔の芥川賞を知っている人たちが、

ほぼたいていはもっている感想を正直に述べたもの」

であり、少しも間違っていないのだ!

 

大地一人も、1995年ころまでは、

芥川賞は第一回から全部読んでいたが、

それ以降は、その多くは、

「ガキのたわごと」のような気がして、

いっさい、読んでいない。

 

共感も得られないし、

かと言って、文章自体も、

小学生の作文に毛が生えたようなものが多く、

読むのがつらくなる。

 

また創作する作者の心理のウラもわかるので、

その精神レベルを考えると、

どんなに頑張っても、

せいぜい出だしの10行くらいしか読めないものが多い。

 

そして何よりも、現在の小説の多くは、

「人生を学ぶことができない」。

 

本当は、最後が一番大切なのに。

 

菊池寛は、言った。

「小説は25歳以下が書いてはいけない。

なぜなら小説とは、実際の人生を体験した者が書くのであって、

文章自体は、下手でもかまわない。

読者は、そこに書かれた人生を読むのだから」

・・・という主旨のことを述べている。

 

大地一人もまったく同感で、

100人いれば、100人の人生観があるのだから、

それを自分の心に素直に小説にすれば、

多少下手でも、「別の人生」を学べる・・・ってわけだ。

 

スジなどは、第二、第三のことなのだ。

 

ところが、音楽賞もそうだが、

最近の文学賞は、

「金儲け主義」が第一で、

「奇抜で注目を集めそうな小説」が、大賞を受賞している。

(注:ポプラ社小説大賞の水嶋ヒロがその典型だろう)

 

(ちなみに、音楽賞に関して、

大地一人は、かつて歌謡大賞の近藤真彦の歌を聞いて、

本当に、2度も吐き気を催したのである!

聞く前は、すごく健康だった!

もう吐き気を催すのはイヤなので、近藤の歌は聞かない!

スーパーなどでかかっていたら、逃げるしかない。だろ?)

 

「本屋大賞は、本屋が選ぶので、それでいい。

しかし、芥川賞は、それはまずいだろ」

・・・というのが、古館の言いたいことで、

まったくもって、まとも意見なんだ。

 

いわば、「お経」や「聖書」と、

「ポルノ小説」や「エヴァンゲリオン」や「ちびまる子ちゃん」を

同列に扱っているようなものであり、

 

また別なたとえを言えば、

能やオペラやクラシックと、

演歌やAKBを同列に扱っているようなものであり、

 

また別なたとえを言えば、

寿司や精進料理と、ハンバーがーやケーキやコーラを、

同じ食卓で食べるようなものであり、

 

 

60歳代の気持ちからすると、

「ちょっと待てよ」と言いたくなるのは当然なのだ。

 

古館も、又吉の小説は、読む気も起こらないのだろう。

 

大地一人も、同感だ。

 

本当は、読んでから発言するのがいいのだが、

それさえも、起きないという絶望感は、

何なんだろう?

 

そうだ。

 

話はちょっと変わるが、

タレントの坂上忍が、一日5回洗濯する・・と聞いて、

「こいつとは、別世界の人間だな。相手にしないでおこう」

と思うのと似ている。

 

又吉には申し訳ないし、

又吉の小説はいいかもしれないが、

あまりに現在の小説に絶望しているので、

読む気さえも起きないのだ。

 

でも、若者の感性は否定しない。

 

若者は、「現在の小説」を読むのだろう。

 

それはそれでいい。

 

俺たちだって、ビートルズやプレスリーを、

50代以上の人から、「あんな歌」と非難されながらも、

聞いていた。

 

また今回、又吉で金もうけを、考える人たちから見れば、

「古館、余計なことを言うな」

と非難したくなる気持ちもわかる。

 

ただ、繰り返すが、古館の発言は、

非常に、まっとうだし、

これを非難するのだけは、すっごくおかしい。

 

このブログの文章に、文句のある人は、

第一回からの芥川賞を、ずっと読んでからにしてくれ。

 

それが面倒なら、

せめて井上靖や宮本輝の受賞作だけでも読んでほしい。

 

また音楽なら、

モーツァルトのピアノ協奏曲21番と23番、

フルート協奏曲2番などを聞いた後に、

近藤真彦の歌謡大賞曲を聴いてから、

文句を言ってくれ。

 

今回も言うが、又吉には、今後、

いい小説を書いてほしいということだ。

 

人間愛だけは忘れたくない。

 

古館も同じ気持ちだろう。