大地一人、67歳だが、
「切れる老人の気持ちはわかる」。
その理由は、「昭和の基準で生きているから」だ。
昭和の基準とは・・・
- 年功序列が厳しかった
- 皆、コマ鼠のように働いた
- 金はすぐに稼げた
- 預貯金の利率は、最低でも年5%だった
- 何ごとも、明るい未来が見えた
- 金髪や化粧する男はいなかった(笑)
- 女性はやさしかった(笑)
- 海外旅行に行く人は少なかった
- 家電の操作は簡単だった
- 浮気しても世間は許してくれた
- 学生運動や労働運動は過激だった
…そういう昭和老人から見れば、
今の社会は、「生きにくい」と考えている人は多かろう。
つまり「俺は70歳になったら、
こうなるだろう」と思って生きてきたのに、
それが叶えられていないのである。
これじゃ、腹の立つのも理解できる。
ただ俺は切れない。
マイナスの変化も多いが、
プラスの変化も多かったと思うからだ。
それにもともと、日本社会に期待してへんし。
インドに行ったら、列車が3時間遅れても、
「ああ、そう」で終わる。
そういうことを海外で学んだのも大きい。
昭和の老人に申し上げたい。
視野を広く持ったらどお?
切れるのを許してほしい・・・って?
昭和、問屋が卸さない!