大地一人、昔から、世界史が好きで、
高校時代も、世界史を選択しました。
若いころから、国の領土および国境について考えたのですが・・・
そもそも国の領土は、
地形に大きくかかわっていて、
海、半島、山脈、砂漠、大きな河川などによって、
国境が決まっていることが多いです。
また民族の分布によって決まることも多いです。
それから凝集性や統一性ですね。
凝集性や統一性とは、どういうことかと言うと、
もしも江戸時代、日本が本気になっていれば、
カムチャッカ半島は、日本の領土になっていたでしょう。
また明治時代にはハワイは日本の領土になっていたでしょう。
しかし当時の政府は、「凝集性や統一性から考え、必要ない」と判断したわけです。
ただ武力によって決められたものも相当多いですね。
帝国主義時代のアフリカのように、
イギリスやフランスなどが、勝手に、
定規で線を引いたような境界もあります。
これは主として、武力によって決められたものです。
ヨーロッパの国境は、
そもそも、地形の他に、武力が大きくかかわっていて、
アジアも、近世は、武力が大きな意味を持っています。
しかし、武力一辺倒ではなく、
特に、第二次世界大戦および冷戦構造終了以降は、
1. もともと、どんな民族が住んでいたか?
2. もともと、どの国に帰属していたか?
3. 平和的な解決
・・・などを考えるケースがとても多くなっています。
北方領土返還も、今のプーチンさんはタカ派なので、
まず無理ですが、
ロシアも、別な大統領になれば、
平和的解決も可能です。
まして、2島返還論は、
何度も、議題にあがっていて、
かつてのソ連もロシアもOKと言っています。
またロシアは北国なので、
将来、大規模な冷害などが、3年くらい続く可能性もあります。
その場合、ロシア政府が、食べるものがなくなって、
日本政府に対して、
「パジャールスタ(お願い)!北方領返すから、経済援助してちょ~」
と言い出す可能性も十分あります。
その他、巨大隕石などがモスクワなどの大都市部に堕ち、
ロシア人政府が、
「北方領土問題?そんなもん、どうでもええで。欲しかったら、もってけもってけ」
と投げ売りされる可能性もあります。
(世の中、何が起こるかわかりません!)
また、もう一度繰り返しますが、
「天使のように平和的なロシア大統領」が誕生する可能性もあります。
ゴルバチョフ大統領が誕生したとき、
日本人は、「ええ、マジ?こんなやさしいロシア人いたの?」って、
皆、驚いたじゃないですか!
「天使のように平和的なロシア大統領」は言うでしょう。
「プラスチーチェ、パジャールスタ(ごめんなさいね)!
北方領土は、もともと日本の領土でした!ロシア人を代表して、僕謝ります!」
と言う可能性だってあります。
またロシア語ペラペラの面白い日本の首相が誕生し、
ロシア人が「あんな、おもろい奴やったら、返してもええか」
と思うかもしません。
タカ派のプーチンさんのことばかり考えず、
100年先、200年先のことを考えましょう!
世の中、何が起こるかわかりませんぜ、ダンナ。
日本人が、あきらめず、真に希求すれば、
平和的返還は十分に可能と思います。
至誠、天に通ず!
そのためには、日露が友好関係を保つこと第一です!!
戦争なんて、と、と、と、とんでもございません!!!