吉田マリア幼稚園のトピックス

写真付きで子どもたちの様子をお知らせします

お米の脱穀と精米

2012年10月24日 | 日記
ぽかぽかの小春日和もあれば、冷たい時雨の降る日もあって…行ったり来たりを繰り返しながら冬に向かうこの季節は、日々成長している子どもたちの足取りにも似ているような気がします。

今日は“避難訓練”を予定していましたが、昨日の雨で園庭のコンディションがあまり良くなかったので、延期をすることにしました。11月1日の予定です。

さて、先日“稲刈り”をして“はぜかけ”をしてあった「稲」が乾燥したので、昨日から「脱穀」と「精米」の活動を行っています。

<脱穀は・・・>
指を使って、稲の茎から実ったお米をはずしていきます。人差し指と親指で茎を挟んで引っ張るとお米がとれます。今年のお米はもみ殻の中に実の入っていないものもあって、子どもたちは“中だけ鳥さんがたべたのかなぁ…”と不思議そうでした。

  
お米があちこちに飛んでもいいように、新聞紙を広げた上で脱穀をしていきます。

  
脱穀をしたお米は、一粒一粒丁寧に“ヨーグルトの空き容器”に入れていきます。
お米をとったあとのわらは、肥料として畑にまいたり、クリスマスの時に作る馬小屋に使ったりします。(捨てるものは何一つありません)

<精米は・・・>
 こんなセットをたくさん作って、みんなで少しずつ精米します。

昔の人は“一升瓶”にもみのついたお米を入れて、棒でついて精米したそうですが、さすがに子どもたちには無理なので、子どもたちの手におさまるヨーグルトの容器を使って行います。
この“もみがら”と“お米”に分ける作業がなかなか大変で、時間がかかるのですが、子どもたちは根気よく、楽しみながら毎日続けているところです。
さてさて、何日くらいかけたら全部のお米を精米することができるでしょうか。

  
次はびくの番だよ!     まだもみがらがとれないなぁ…      集中力もすごい!


全部のお米が精米できたら、みんなでおにぎりにして食べる予定です。今からとても楽しみにしている子どもたちです。みんながんばって精米してね!