アイリス あいりす 

社会問題 日々雑感 家庭料理 健康管理

ブラックなアルバイト先の買わせ<NO779>

2014-12-23 22:52:50 | 社会問題 日々雑感
yahooニュースより転載しました、

以前から、アルバイトやパートに
買わせて、売上を伸ばそうとする上司はいました。
そのようなことは、おかしいのですから、
やめさせないといけないのです。
若い人は自分だけで悩まないで、相談を
してみるのがいいと思います。


http://bylines.news.yahoo.co.jp/konnoharuki/20141223-00041744/
~
【今野晴貴
NPO法人POSSE代表。雇用・労働政策研究者。】

クリスマスが近づいている。こんな季節に続発する労働問題がある。「クリスマスケーキ」や「おせち料理」の買い取り強制問題だ。

「ウチの職場では、18000円以上のおせちをバイトが買うか売ってくるかのノルマがあります。月10数万円の給料なのに、高いもんを買わされそうで、本当に困っています」。

これは、私のツイッターに寄せられた労働相談だが、典型的な内容だ。

最近では、大手コンビニからクリスマスケーキ自腹購入の相談も続々と来ている。ある相談によれば、ケーキやお歳暮は数千円だから「まだ乗り切れる」。心配なのは、おせち料理(約2万円)の自腹だそうだ。

こうした実情を踏まえ、改めて、アルバイトの「ノルマ」や「買い取り」を法的・社会的に考ええたい。

法的にはどうなるのか?
法的には、アルバイトの商品の買い取りそのものが、即座に違法になるわけではない。買い取りを求められたとしても、アルバイトが買うかどうかは本来「自由」だからだ。問題は、それが「命令」として強制されている場合である。つまり、どの「程度」強制的なのか、どんな「方法」で買わせているのか、という二つが論点となる。

任意の勧誘→○
例えば、「買ってほしいと思っている」とか「買う人もいるよ」という「勧誘」の程度であれば、違法だとはいえないだろう。「任意」に買い取りを行う場合には、一般の消費者と同じである。

しつこい勧誘→△
一方、何度も「買ってほしい」「買う人が多い」「バイトは買うものだ」などと繰り返していれば、たとえ強制ではなくとも、組織的な力関係(店長や上司への気遣い)から買わざるを得ない場合もある。かといって、強要や強迫ともいえない。法的な評価が難しい、一番微妙なケースである。

強要→×
明白に違法になるのは、店長や上司がアルバイトに買い取りを「強要」している場合である。「買え」と命令されたり、「買わなければクビだ」などと言われている場合がこれに当たるだろう。この場合には命令を録音しつつ(隠し撮りは法的に合法)、はっきりと拒否するのが正解だ。後から首などにされた場合も、損害賠償を請求できる。

給与から天引き→×
次に、「方法」が悪質な場合も違法性が高まる。商品の代金を「給与から天引きされる」という場合には、労働基準法違反になるので、刑事犯罪となる。司法警察員である労働基準監督署も取締りができる。当然、天引き分の給与はすべて請求可能だ。

罰金→×
さらに、ノルマを達成できない場合には「罰金」を支払わせるという場合もあるだろう。だが、「罰金」もほとんどの場合が労基法違反である。「罰金」を合法に科すためには、就業規則に定めがあり、しかもそれが「合理的」な内容である必要がある。アルバイトにノルマを課して罰金までとるのは「合理的」とは言えないので、確実に違法になるだろう。


対応方法
さて、このように多くが違法になる商品の「買い取り」であるが、対応方法をいくつか挙げておこう。

本部への通報
チェーン店の本部は違法な買い取り強制を認めていない。コンビニチェーンなどであれば、本部に通報し、店長を指導してもらう方法が有効だ。自分で電話をする勇気がなければ、私のような労働側のNPOに相談し、連絡してもらうのもよいだろう。

労基署への通報
労基法違反の場合には、労基署に相談することが有効だ。ただ、労基署は証拠がはっきりしていないと動いてくれない。また、人員に限りがあるので、対応が遅くなってしまう可能性も高い。

弁護士に相談
法律上は違法でも、「弁護士に相談するほどでもない」と考えている人が多いのではないだろうか。確かに、金額が少額であれば、弁護士に頼むほどではないかもしれない。だが、あまりにも高額な商品を買わされたり、継続的に強制されている場合には、弁護士への相談も選択肢になる。文末に無料労働相談を受け付けている弁護士団体の連絡先を紹介しておいた。

労組に相談
職場全体の改善を目指すなら、労働組合に相談することが有効だ。ただし、本社の労組は小さい店舗のノルマや買い取りの問題までは扱ってくれない。社外の労組であっても、労組は個人加盟で交渉をすることができるので、そこに相談すれば、店長と交渉し、ノルマをなくすように話し合いで解決することが期待できる。


社会的な問題として
最後に、最近話題となっている「ブラックバイト」とも関連して、「社会」の視点からも考察してみたい。

日本のサービスは本当に「便利」で「安い」。だが、そのサービスを支えているのは圧倒的多数のパート・アルバイトなどの非正規雇用である。コンビニでは宅配便や公共料金の支払いまでできるが、最低賃金近い時給のアルバイトが支えている。支払いのミスが生じると、大きなトラブルになってしまうこともあるという。

日本の非正規雇用は低賃金の割に、本当にまじめに働いている。「便利」「安い」の背後には、「安く」「一生懸命」にサービスを提供する人たちがいるのだ。宅配便の管理も、公共料金の支払いも、本当はプロが行うべき作業かもしれない。お隣、韓国では非正規雇用が増えすぎたために、交通機関での事故が絶えないとも言われている。きちんとした待遇が保障されなければ、日本のサービスもいつか質が確保できなくなっていくかもしれない。

また、最近多いのは、高校生のアルバイトからの労働相談だ。消費者としては、「安く」、「便利」なサービスに利益を受けているのだが、その提供者が高校生や大学生だという実情も見過ごせない。暴力的なクレームの対応を19歳の女子大生が行っている職場もある。

さらに、学生が責任の重いアルバイトばかりしていては、学業に支障をきたすことも考えられる。将来、日本の新しい産業を支えていくために、学生時代は基礎的な語学力や技術、国際情勢などに精通する時間ともなる。

アルバイトは学生の家計にとっても、企業や社会にとっても必要不可欠なものだ。だが、その「あり方」は、もっと真剣に考えていく必要があるのではないだろうか。

相談窓口

NPO法人POSSE
TEL:03-6699-9359 
E-MAIL:soudan@npoposse.jp

ブラック企業被害対策弁護団

日本労働弁護団

ブラックバイトユニオン

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【曲】Bill Evans - Waltz For Debby<NO778>

2014-12-23 21:28:03 | 音楽
Bill Evans - Waltz For Debby


ビルエバンスのピアノでワルツです。
いっしょに、夢の世界へ。

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 スペイン王女横領で起訴<NO777>

2014-12-23 21:21:48 | 社会問題 日々雑感
東京新聞より転載しました。


 【パリ=共同】スペインのパルマデマジョルカの裁判所の予審判事は22日、前国王フアン・カルロス一世の次女クリスティーナ王女を公金横領の罪で起訴したと発表した。同国王室のメンバーが裁判で裁かれるのは初めて。フランス公共ラジオなどが報じた。
 スペイン王室は「司法の独立を尊重する」との声明を発表。司法当局には介入しない姿勢をあらためて強調した。
 王女は夫のウルダンガリン氏ら16人と共に起訴された。同氏が運営していたNPOが集めた公金約900まユーロ(約13億円)を横領したとされる。予審判事は先月、王女に関して公金横領より罪が重いマネーロンダリング(資金洗浄)については容疑を取り下げた。
 疑惑は2010年に発覚。ウルダンガリン氏は11年に、王女は13年4月に正式捜査の対象となった。

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世界の王室の疑惑のひとつに過ぎませんが、
これがきっかけになるのかもしれないですね。
むろん、私はそう願っています。


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UFO DISCLOSURE PROJECT-1-日本語翻訳.mp4<NO776>

2014-12-23 12:54:41 | 宇宙
UFO DISCLOSURE PROJECT-1-日本語翻訳.mp4


この動画は実に10年以上も前の録画だそうです。
地球に宇宙人は存在していて、アメリカ政府と
一緒に兵器を作っていること、目撃しても、口封じを
いい渡されるなど、かなりな秘密事項なんですね。

私たちは何も知らされることもなく、見えない写真を
見せられていただけのようです。

嘘やごまかしは、ここにもありました。
続きがたくさんありますので、
YOUTUBEでごらんください。


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一難去ってまた一難 核燃料<NO775>

2014-12-23 11:39:39 | 社会問題 日々雑感
朝日新聞より転載しました。(2014 12 20)

http://www.asahi.com/articles/ASGDK733ZGDKULBJ020.html
東京電力福島第一原発4号機に残っていた核燃料の最後の4体が20日、燃料プールから取り出された。4号機は事故時は停止中だったものの建屋が爆発し、プールの燃料が溶けて放射性物質が大量放出するおそれが指摘された。これで4号機については大きなリスクはなくなった形になる。

 20日、搬出作業を東電が報道陣に公開した。この日は最後に残った未使用燃料4体を入れた容器をプールから引き上げた。外側を除染したうえで近日中に6号機に運ぶ。これで4号機からの燃料運び出しは予定通り全て年内に完了する。4号機のプールには使用済み1331体、未使用204体の計1535体の燃料があった。新たに屋根やクレーンを設け昨年11月に取り出しを本格的に開始。リスクの大きい使用済み燃料は今年11月に終えた。

 小野明・福島第一原発所長は「3年間という短い時間でここまで進められた意義は大きい」と振り返った。当面4号機の作業はなく、1~3号機の作業や汚染水対策に力が注がれる。(小坪遊、熊井洋美)
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爆破されたと噂されている4号機から、
核燃料棒がすべて取り出されたそうですが、
この燃料棒は6号機に移されました。
その後どうなるのでしょうか?

解決とは言えない、何か別の恐ろしいことが
起きないか、やはり気になりますよね。

原発はいらないですが、処分も人類には
どうしようもないのです。
誰も責任を取らないシステムになっている、
あるいは、アメリカとの約束でやめられないとも
言われています。

それでも、いりません。
私たちは声をあげます。原発はいりません!!

東日本大震災で亡くなった多くの魂を忘れることなど
どうしてできましょう。





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