4０年ぶりの同窓会

　初めて同窓会に出席しました。
引っ越しの多かった私は、高校の母校ホームページで
昨年同窓会の企画を知りました。

　還暦を迎えた今、みんなのことをなつかしく思い出して
楽しみにしていました。
　私のクラスのみんなは話始めたら、顔もその時の彼女たちを
思い出し、それぞれの人生をきちんと生きてそこに立っている
彼女たちでした。
　男性たちは、本当に様変わりしていて、一目でわかる人は、
少なかったです。

　それぞれの人生が、山あり谷ありを生きてきたことを熟知して
それだけは、共通の共感のようにも思えました。
ですから、みんなとてもやさしく、感受しているように見えました。

　振り返れば、この歳になる時の流れは、あっという間でした。
しかし、卒業アルバムの自分の顔をみて、そのあとの人生に、色々な
ことがあったと、走馬灯のように巡りました。

　悲しみも憎しみも、怒りもそして楽しみもすべてが、経験でしたね。
悩みながら解決する努力だけは、一生懸命やってきたと思いました。

　先生方の多くが他界され、またクラスメ―トで他界された方も
いました。
先生方には、お礼の言葉も伝えてない自分が、情けなく思えました。

　ニュースでブータン国王の「龍の話」を聞き、それぞれの心に住む
経験を食べて大きく成長する龍は、確かにいると、実感しています。
素敵なお話を、日本人にプレゼントしてくれましたね。
有り難うございます！！