日本のメディアとジャーナリストは・・・≪NO.３６≫

今回の地震による多くの犠牲者の、ご冥福をお祈りします。
そして、東日本の多くの国民が今なお、辛い状況にあること
を、同じ国民として、心が晴れることはありません。

この１週間毎日テレビをみていて、思うことは、メディアが
国民の知りたいことを、東電に質問しなかったり
また、専門家も詳しい説明はするけれども、
私たちの気持ちを、まったく理解していないと思いました。
詳しい説明の前に、今の状況を国民に対して的確に知らせ
ることが、まったくないのです。
それは、どの局でも同じでした。
日本の状況を知ることは、世界中からも注目されていますが、
いまだに日本のこの、起承転結式の話にはうんざりです。
結がまだ出ないのですから、聞いている方は、イライラして
きます。

「国民の知る権利」と、ジャーナリストはいいますが。
まったく、日本にはジャーナリストはいるのか？と思います。

メディアの人は、海外赴任者も多くまた、海外で学んだ人も
多いはずです。しかし、どの局も全く同じ勧めかたで、
国民の心配を考慮して、その答えを引き出す努力が、皆無
なのです。
解決してから、答えを出すのでは遅いのです。
その時その時で、国民のもっとも知りたいことを流すのが
ジャーナリストの指名ではありませんか？

日本のことを知るのに、なぜ海外のメディアから、的確な情
報を知るしかないのか。
にがにがしく思うのは、私だけではないと思います。