アイリス あいりす 

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庭木の虫退治を、スズメに委託≪NO.35≫

2011-02-26 22:33:03 | 日記
もうすぐ春ですね。
桜の木も待ち遠しそうです。

我が家には、小さな小さな庭が有ります。
金木犀と夏つばきの木があるのですが、年に2回は毛虫が沢山
ついて、私は棒の先にロウソクをつけて、毛虫を退治するのが
毎年の仕事でした。
毛虫はうっかりして刺されると痛みがひどく、大変なのです。
何回か薬を撒いたりしましたが、風がふくと自分の顔に掛ってしまったり
して、嫌な気分になるので、やめました。

ある日新聞を読んで、小鳥に毛虫を食べてもらうという話を読みました。

そうういえば、スズメ達はどこにいるのか、我が家にはあまり来ませんでした。
そこで、御釜を洗うときに捨てていた米粒を水ごと庭に蒔くことにしました。
10粒もないくらいです。
それから、毎朝スズメがやってきて、お米をたべ、金木犀と夏つばきの枝に
止まるようになりました。

そうしたら、我が家の庭木の毛虫もいなくなり、
私の気分も軽くなりました。
とにかく、有り難いスズメには来てもらわなければ、と
冬になり寒い日も続くので、ついつい、お米を増やして、庭に巻いてしまった
ら、ある朝、隣の家の屋根に一列になって、大量のスズメが止まって、蒔かれる
お米を待っていました。

そして、それから、2・3日で、我が家の2階のベランダにスズメの
落し物が沢山ありました。とほほ・・・

スズメとのお付き合いは、やはりホンの少しに限ると、
知りました。

それからは、お釜にへばりついている、お米だけにしましたが、
ずっとスズメ達は、裏切らないで、毛虫退治をしてくれます。












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子育て、男の見方、女の見方 ≪NO.34≫

2011-02-07 12:57:06 | 日記
私がまだ、20代のころボーイスカウトの隊の、カブスカウトでお手伝いをしま
した。ある夏の日、二つの隊で合同でキャンプに行き、
小学生の子供たちと楽しく、食事をしたり、川遊びをしたり、本を読んだりして、
楽しく過ごしました。

二つの隊にはそれぞれ、隊長副隊長がいて、私たち女性はそれを補助する役目で
した。女性は全部で5名いました。

私自身は三姉妹でしたので、隊長から将来の男の子の子育てに絶対に役に立つか
ら。と言われて、誘われるままに講習をうけて、参加することになったのです。

若い女性同士も仲良く、和気あいあいとして本当に楽しいキャンプでした。

そして、明日は帰るときとなり、自分の荷物をリュックにしまうことを
子供たちに話したときです。
一人の女性が、「困ったことになってる」と言ってきました。
ある男の子のリュックの中が、どう言うことか、ご飯粒だらけになっていたので
す。まだ、カブスカウトに入りたての小さな子です。

隊長達にその話をしたところ、その子の隊長がすぐ行き話しを聞いてきました。
そして、戻ってきて、女性たちに笑いながら、こう言ったのです「大丈夫だから
どうやら、持ってきた初日のおにぎりが残って処分するのに
困って、リュックに入れていたようだ。」
ところが、女性たちは、このことは「おかあさんにきちんと話した方が
いいと思うけど」という意見でした。

すると、隊長2人の意見は「お母さんには言うな、お母さんを責めることに
なるだろう。お母さんはあのリュックをみて、子供と話しをして、理由も
わかるだろうから、余分なことは言うな。」
と言うのでした。

若い女性たちはその後も「それでいいのか、やはりお母さんには言った方がいい
と思うけど。」
という話しが続いていましたが、結局は隊長達の指示に従いました。

その後結婚して母親となり、男の子を二人育てたとき、このときの事を
思い出しました。
母親は子供のことでは、本当に自分を責めてしまいがちで、それでまた、
子供にキツクあたることもあることを、隊長達は知っていたのです。

そして、あの隊長達の、なんて男らしい配慮のある行動だったのかと
つくづく思ったのでした。

子育てには、やはり男性と、女性とが関わった方がいいのだと思わせた
思い出です。



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