東南アジア・ヴァーチャル・トラヴェル

空想旅行、つまり、旅行記や探検記、フィールド・ワーカーの本、歴史本、その他いろいろの感想・紹介・書評です。

押川典昭 訳,プラムディヤ選集4・5,『すべての民族の子』,上下,めこん,1988

2007-12-27 23:01:58 | フィクション・ファンタジー

『足跡』の項で、全4部作の第2部で中断と書いたが、この第2部『すべての民族の子』も無事読了。
これで全4部を通読した。
みなさまがたは、ちゃんと、1部2部3部4部と順序よく読むように。
というか、それがあたりまえですね。

オランダ東インド政庁というのは、日本の江戸時代のような身分制社会だったと納得。
それを崩すには、フランス革命思想や自由民権、共和制という西洋伝来の魔法を導入しなければならなかった、というのも納得。

蒸気機関車や自転車というような、まがまがしく、人々を幻惑する魔法も同時に伝わる。



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