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ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

OpenStackでロードバランス&セッションパーシステンスする場合・・

2016-03-10 18:19:11 | ネットワーク
■お題

いまやクラウドはあたりまえ。
ということで、OpenStackで、モバイルアプリを組むということは、あたりまえですね!
(そうなのか?)

そして、モバイルアプリは大人気なので、
複数サーバー立ち上げて、ロードバランシングがあたりまえですね!
(そうなのか?)

そして、アプリはすべてRESTfulというわけにはいかないので、
セッションを使うのがあるのも、あたりまえですね!
(これは、そんな気がする・・・)

ということで、

OpenStackでロードバランサーをいれ、
そこで、セッションが継続するようにしたい
(セッションパーシステンス)という要望があります。

※DBにセッション内容を入れれば?(=セッション in DB)という
 考え方がありますが、それはDBのところでSPOFがおこること、
 かならずDBとの通信が起こるので、通信の問題から却下とします
 SPOFが起きないように、Cassandraを複数台おき、そこにセッション
 内容を入れるということも考えられますが、そこまではしないということで
 今回は、セッションパーシステンスを使うということを考えます。




■普通に考えると・・・

OpenStackのロードバランサは、neutron LBaaS
そのインストール方法は、

OpenStackでNeutronのLBaaSを有効にする
https://www.uramiraikan.net/Works/entry-2020.html



OpenStack Neutronを使ってWebシステムを構築する実践的な方法 (3/3)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1501/13/news035_3.html

で、それをセッションパーシステンスにするには、
ここ
SOURCE_IP,
HTTP_COOKIE,
APP_COOKIE
などを設定すればよいと書いてある(APIによる設定方法は3章)




■気になるのは・・・

このneutronをMidoNetに変えたい場合。
MidoNetのロードバランサは、ここ

第9章 レイヤ4のロードバランシング
https://docs.midonet.org/docs/v2015.06/ja/operations-guide/content/l4lb.html


の説明だと思うんだけど、ここに(以下太字は上記サイトより引用)

MidoNetロードバランサーの制約

MidoNetはロードバランサーを設定するために、Neutron APIを使います
(https://wiki.openstack.org/wiki/Neutron/LBaaS/API_1.0でドキュメント化されています)
しかし、すべてのNeutron LBaasフィーチャーがMidoNetでサポートされているわけではありません。


と書いてあって、そのあと


ソースIPセッションがパーシステンスです(もしくはクッキーかURL)


ってなっているんだけど、これは、cookie persistenceが出来るといっているのだろうか?
(=「もしくは」以下のクッキーが相当)
それとも、session persistenceはソースIPだけですという意味なのだろうか?
上のほうにしか読めない。しかし、そのあと、スティッキーソースIPの説明しかない
(cookie persistenceの説明が無い)

ソースIPだけだと、モバイルからアクセスした場合、ケータイキャリアからアクセス
されることになるけど、その場合、同一IPで他の人から来ることもあるので、
問題が起こる(Cookieを食べさせて判断したほうが安全)

・・いや、やればわかるんだけど、そんな設備が無い
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