プログラミングをネットで調べて行っていくということは、
よくやることだと思う。
だけど、コレについて、大学の先生は
「ネットで調べてプログラムを書くのはよくありません。
ちゃんとした本で勉強するなり、授業を受けて体系的にべんきょうしなさい」
みたいなことをいう。
でも、なぜ、「ネットで調べてプログラムを書く」のがいけないのか?
にちゃんと答えてくれないことが多い気がする。
なので、思いつく理由を書いてみる。
■その前に確認したいこと
まず、ネットで見たか、本で見たか、書き上げたプログラム
から判断できるわけではないということだ。
つまり、ネットで見て作ると品質が悪いというわけではない。
(いや、悪いという人へ。では、出てきたプログラムがあったとき、
これは本をみた、これはネットをみた、これは何も見てないと
判断できるだろうか?)
つまり、アウトプットの問題ではなく、学習上の問題といえそう。
■ネットと先生から教わる差
じゃあ、ネットと先生から教わるのに、どこに差があるのか?
・ネットには間違った情報がある
→間違って書こうとしているのではなく、
書いた当時は正しかったが、年月が経ち、環境が変わって、
正しくなくなったというケースも多くある(いや、こっちが多いのでは?)
先生も間違ったことをいう可能性は、非常にあるが、
それを先生自体は気がつかないので、ここでは、先生の立場としては、
先生は間違わないと思っていると仮定する。
・検索のとき、自分が分からないものは見ない。
だいたい、検索のとき見るのは、自分が理解できるサイト。
先生も理解できないことをいう可能性は、非常にあるが、
それを先生自体は気がつかない(学生・部下は理解すると思っている)ので、
ここでは、先生の立場としては、俺は教え方がうまくて、学生・部下に
難しい概念もkんたんに理解させられると思っていると仮定する。
で、この2点に問題がありそうだ・・・
■調べるとき
調べものには、
・言葉の意味が分からない
・やり方(プログラムの場合、書き方)がわからない
の2通りが有る。
「言葉の意味が分からない」場合は、ネットで調べると、「間違った情報に
行き当たって、正しく理解できないかもしれない」という問題がある。
でもこれは、実はそんなに深刻な問題では「今は」ないんじゃないか?と思う。
ネットで調べるときは、検索エンジンを使う。
検索エンジン上位にくるのは(広告を除くと)たいてい、その言葉の意味
として、妥当なものが来ることが、(最近は)多い気がするのだけど、
どうだろう・・・意外とまちがってない。先生に教えてもらうよりか、
正確かもしれない。
問題は、「やり方(プログラムの場合、書き方)がわからない」とき
■「やり方がわからない」ときネットを見ると・・・
やり方がわからないからといってネットを見ても、
結局分からなかったりする可能性がある。
というのは、やり方を書いている人は、自分のレベルで書いている。
だから、その人が優れていると、その境地に至っていない人は、
何かいているか分からない・・・となり、そこで検索する。
今度別の人を検索すると、別の人は別の人の考えで書いているので、
はじめの人と違い、これまた分からず・・・
これを繰り返していると、なにがなんだかわからなくなる。
先生に教われば、コレはない(ことが大いに期待される)。
分からない顔をすれば、何処が分からないのか、確認して
分からない箇所を説明してくれるから。
■想定外の方法のときは、ネットをみても意味不明
表題のとおりなのだが、やり方が実は想定外の方法のときは、
そう書かれていても意味不明となることがある。結局は自分の
理解の範囲でしか、理解できないので、それ以上のことは、
ネットに正解が書いてあっても意味不明。
間違いが書いてあっても、間違っているか判別不能。
ってことになる。
■問題なのは、その場合じゃない
ただ、これら(上記2つ)はあまり問題にはならない。
なぜなら、結局、その状況のときは出来ないからだ。
出来ない自分を認識するだけなので、出来るまで検索を続ければ
よいことになる。
問題は、できてしまったとき。
■表面的な解釈でとまってしまう
ネットで調べて、たまたまそのやり方が載っていて、それで
出来ちゃった場合、自分は一生懸命調べたので、仕事をやった
気になり、そして出来たので、これで問題解決と、それ以上考えない。
しかし、実際にはネットに書いたやり方をやっただけで、
自分は何も理解したわけではない。
なので、これを繰り返すと、表面的な解釈でとまってしまう。
体系的ではないので、応用は利かない。
■問題の根は深いのだ。
問題は、これが複合的に起こることだ。
1.はじめのうちは、ネットで調べていると、やり方は載っているので、
そのやりかたをやる。そうすると、自分は表面的な理解しかしていない
けど、理解したと思い、なんでもネットで調べればOKと思う。
2.ある日、自分の理解を超えたものがきてしまう。
ネットで調べればOKと思って調べても、自分の理解力の限界を超えた
ことが書いてあるので意味不明
3.そこで、もっとやさしく書いてあるサイトを調べても・・・
途中までしか書いていないので、いくつかのサイトを
見ているうち、わけわかんなくなる・・・
4.結局、対応できないけど、どうしたらよいかわからない。
ってことでしょうかねえ・・・
よくやることだと思う。
だけど、コレについて、大学の先生は
「ネットで調べてプログラムを書くのはよくありません。
ちゃんとした本で勉強するなり、授業を受けて体系的にべんきょうしなさい」
みたいなことをいう。
でも、なぜ、「ネットで調べてプログラムを書く」のがいけないのか?
にちゃんと答えてくれないことが多い気がする。
なので、思いつく理由を書いてみる。
■その前に確認したいこと
まず、ネットで見たか、本で見たか、書き上げたプログラム
から判断できるわけではないということだ。
つまり、ネットで見て作ると品質が悪いというわけではない。
(いや、悪いという人へ。では、出てきたプログラムがあったとき、
これは本をみた、これはネットをみた、これは何も見てないと
判断できるだろうか?)
つまり、アウトプットの問題ではなく、学習上の問題といえそう。
■ネットと先生から教わる差
じゃあ、ネットと先生から教わるのに、どこに差があるのか?
・ネットには間違った情報がある
→間違って書こうとしているのではなく、
書いた当時は正しかったが、年月が経ち、環境が変わって、
正しくなくなったというケースも多くある(いや、こっちが多いのでは?)
先生も間違ったことをいう可能性は、非常にあるが、
それを先生自体は気がつかないので、ここでは、先生の立場としては、
先生は間違わないと思っていると仮定する。
・検索のとき、自分が分からないものは見ない。
だいたい、検索のとき見るのは、自分が理解できるサイト。
先生も理解できないことをいう可能性は、非常にあるが、
それを先生自体は気がつかない(学生・部下は理解すると思っている)ので、
ここでは、先生の立場としては、俺は教え方がうまくて、学生・部下に
難しい概念もkんたんに理解させられると思っていると仮定する。
で、この2点に問題がありそうだ・・・
■調べるとき
調べものには、
・言葉の意味が分からない
・やり方(プログラムの場合、書き方)がわからない
の2通りが有る。
「言葉の意味が分からない」場合は、ネットで調べると、「間違った情報に
行き当たって、正しく理解できないかもしれない」という問題がある。
でもこれは、実はそんなに深刻な問題では「今は」ないんじゃないか?と思う。
ネットで調べるときは、検索エンジンを使う。
検索エンジン上位にくるのは(広告を除くと)たいてい、その言葉の意味
として、妥当なものが来ることが、(最近は)多い気がするのだけど、
どうだろう・・・意外とまちがってない。先生に教えてもらうよりか、
正確かもしれない。
問題は、「やり方(プログラムの場合、書き方)がわからない」とき
■「やり方がわからない」ときネットを見ると・・・
やり方がわからないからといってネットを見ても、
結局分からなかったりする可能性がある。
というのは、やり方を書いている人は、自分のレベルで書いている。
だから、その人が優れていると、その境地に至っていない人は、
何かいているか分からない・・・となり、そこで検索する。
今度別の人を検索すると、別の人は別の人の考えで書いているので、
はじめの人と違い、これまた分からず・・・
これを繰り返していると、なにがなんだかわからなくなる。
先生に教われば、コレはない(ことが大いに期待される)。
分からない顔をすれば、何処が分からないのか、確認して
分からない箇所を説明してくれるから。
■想定外の方法のときは、ネットをみても意味不明
表題のとおりなのだが、やり方が実は想定外の方法のときは、
そう書かれていても意味不明となることがある。結局は自分の
理解の範囲でしか、理解できないので、それ以上のことは、
ネットに正解が書いてあっても意味不明。
間違いが書いてあっても、間違っているか判別不能。
ってことになる。
■問題なのは、その場合じゃない
ただ、これら(上記2つ)はあまり問題にはならない。
なぜなら、結局、その状況のときは出来ないからだ。
出来ない自分を認識するだけなので、出来るまで検索を続ければ
よいことになる。
問題は、できてしまったとき。
■表面的な解釈でとまってしまう
ネットで調べて、たまたまそのやり方が載っていて、それで
出来ちゃった場合、自分は一生懸命調べたので、仕事をやった
気になり、そして出来たので、これで問題解決と、それ以上考えない。
しかし、実際にはネットに書いたやり方をやっただけで、
自分は何も理解したわけではない。
なので、これを繰り返すと、表面的な解釈でとまってしまう。
体系的ではないので、応用は利かない。
■問題の根は深いのだ。
問題は、これが複合的に起こることだ。
1.はじめのうちは、ネットで調べていると、やり方は載っているので、
そのやりかたをやる。そうすると、自分は表面的な理解しかしていない
けど、理解したと思い、なんでもネットで調べればOKと思う。
2.ある日、自分の理解を超えたものがきてしまう。
ネットで調べればOKと思って調べても、自分の理解力の限界を超えた
ことが書いてあるので意味不明
3.そこで、もっとやさしく書いてあるサイトを調べても・・・
途中までしか書いていないので、いくつかのサイトを
見ているうち、わけわかんなくなる・・・
4.結局、対応できないけど、どうしたらよいかわからない。
ってことでしょうかねえ・・・