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ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

J-SOXの内部統制等に使う業務流れ図とサービス指向、ユーザー中心指向の関係

2009-01-30 15:17:08 | Weblog

 テストファーストとか、XPとか言うのであれば、ユーザーが理解できる業務の流れ図から、Javaのwebアプリやサーブレットができることを証明(手順を示す)しないと、いけないよね。

 サービス指向、ユーザー中心指向とか、出てきてるけど、それも同じ。

 でも、誰も書いてない気がするんだけど・・・

 しかたない。ここで、書いてあげよう。

 流れ図は、
 EAポータルにある業務流れ図(WFA)の

http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/ea/gainen/product/wfa/1.html

を使う。




■業務流れ図→サービス(サービス指向)

サービス指向であれば、サービスを出してくればいい。

サービスは
(1)コンピューター処理がサービスになる。
    ・受講者リスト作成
    ・アンケート分析
    ・(テスト結果)登録

(2)画面中、(1)の処理を経ないのに、DB,帳票に書き出しているもの
    ・民間企業参加申し込み*
    ・省内参加申し込み*
    ・研修担当受講者募集
    ・受講確認登録
   (テスト結果登録画面は、上に登録がある)
 *レーンが違う(対象者が違う)場合は、分けておいたほうが無難

(3)帳票中、(1)、(2)の処理を経ていないのに、DB書き出し、帳票出力してるもの
    ・アンケート記入?(アンケート分析とは違う処理)
    ・テスト結果出力
   (受講者リストは、(1)の受講者リスト作成)

これを、サーバー側のサーブレット(ないしはstrutsのaction)とする。
したがって、以下のサーブレットクラス(ないしは、actionクラス)が出来る。

・zyukoListSakusei
・questionToroku
・TestResultToroku
・MinkanSanka
・ShonaiSanka
・TantoZyukoBoshu
・ZyukoKakunin
・questionKinyu
・TestResultShuturyoku

英語ローマ字まじりですみません。




■業務流れ図→画面(サービス指向・ユーザー中心)

そのクラスが呼び出す画面は、

(1)コンピューター画面
 ・民間企業参加申し込み
 ・省内参加申し込み
 ・研修担当者受講者募集
 ・受講確認登録
 ・テスト結果登録

(2)帳票から入力になっている
 ・アンケート記入

これらの画面には、ボタンがついて、そのボタンから、対応するサービスを呼び出す。
ということは、そのサービスで必要な情報が入力画面になる。

 なお、そうすると、「帳票が出力になっている」ものには、画面がないことになる。
 これは、プログラムを起動すればよいだけなので、それらのボタンをどこかにつける(他の画面につけるか、1画面にまとめるか)。そして、ボタンが押されたら、対応するサービスを呼び出す。

 これを、HTMLなり、JSPなりで書く。
 Strutsの場合は、ActionFormクラスを用意する(中の項目はあとで決める。クラスだけ用意)

 これが、クライアント側で操作する画面になる。




■業務流れ図→帳票(サービス指向・ユーザー中心)

 これは、図の帳票をまとめればよい
 ・受講者リスト
 ・アンケート
 ・テスト結果

 場合によっては、画面で代用可能なときがある(アンケート?、テスト結果?)その場合には、書かない。

 帳票はcocoonで出すなら、xmlとか、そーいうのが必要になってくる。
 実装によって違う。

 ただ、クラスから呼び出すことは確かなので、上記で作成したクラスのところに入れておく。




■業務流れ図→DB
 図に描いてあるファイル
  ・研修募集ファイル
  ・受講者ファイル
  ・人事記録
 これを、まず、テーブル作成して、Hibernateを使うなり、アクセスモジュールを作成するなりして、図中、入出力しているサービスがあれば、上記クラスから読み書きする。



■業務流れ図→サービス出力データ

 サービスとしては、入力項目は、SOAPかRESTかで変わる。
 出力項目は、XML出力にしたほうが無難ではある。
 がStrutsだと画面になっちゃうのかな。
 具体的な項目については、後述の「データの決め方」で決まる。



■業務流れ図→ユーザーごとに画面、帳票をまとめる(ユーザー中心)

 あとは、図のレーンごとに画面、帳票をまとめ、ユーザーが使いやすいように、あーだコーダしてくれ。




■データの決め方

1.まず、帳票出力、画面出力項目をきめる。
2.そうすると、DB保存しなければいけない項目が決まり・・・
3.そうすると、入力しないといけない項目が決まるので、画面に追加

なので、帳票・画面出力→サービスクラス出力→DB→サービスクラス入力→画面入力

という順に派生してなおしていく。




こんなかんじで、業務「流れ図」から、サービス指向のサービスと、ユーザー中心指向で検討される画面等との関係が説明できる。


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