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日本が半導体に遅れているのではなく、味の素に牛耳られている半導体自体がもう時代遅れ!(今は光電融合)

2024-03-21 07:18:01 | Weblog
ちょっと、野口先生、自分で「記事の中ですら」矛盾していることを書いていると気づかなかったのだろうか・・・

日本の半導体産業「世界から後れる」歴史的事情、日本の半導体産業はなぜ、世界から取り残されたのか(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/b86f6de3422a196c74b9b631e88167aca71d5e7d

いや、たぶん、気づいていたけど、一般庶民がこのぐらいバカで、この程度の話を書いたほうが受けるんだよね!と思って書いているんですよね。

 上記の記事にあるように、半導体メーカーと言えば、昔はインテルだった。  

 今、NVIDIAが株価冒頭の旗手みたいになっているけど、インテルはどうした?(この記事の最後のほうに出てくる)

 アメリカの半導体がすごいなら、インテルもNVIDIA同様に取り上げられてもいいはず・・・でも、インテルは取り上げられない。

 ね、矛盾してるでしょ。



■半導体産業は、イノベーションのジレンマが起こる典型的市場。
 そのため、日本の産業は、半導体産業から、長期投資可能な
 半導体製造装置産業、半導体素材産業に移った

株やっている人なら、知っている格言

 「花火は一番最後が大きい」

NVIDIAの上昇はまさにこれ、
これがGPGPU最後の花火で、時代はGPGPUから(光電融合に)移っていくから、今後NVIDIAはインテルみたいなふうに落ち着いていく。



■半導体産業は、しょせん「味の素」に牛耳られている

日本における半導体素材産業で最大の成功者は味の素だろう。
味の素なくして、今やどこのメーカーも半導体は作れない。

半導体はAIとかグラフィックとか計算量が進むにつれ、多層構造を
とるようになり、半導体端子間は微細加工(今3nm,2nmの時代)
を行うようになった。

ところが、プリント基盤はそんなに小さくなったら作れない。
そこで、半導体メーカーは、その端子間を確実に絶縁し、
プリント基板と確実につなぐ素材が必要になった。
これが、味の素が開発した「味の素ビルドアップフィルム®(ABF)」
世界の半導体メーカーのほとんどがABFを使っているため、
ABFの供給が厳しくなれば、すぐさま半導体供給不足になる。

そのぐらい半導体産業は危うい産業だし、
逆に言えば味の素は絶対的権力を持っている
半導体産業は、しょせん「味の素」に牛耳られている



■なぜ、味の素はガンガン投資しないか
  →半導体はオワコンだから

じゃあ、AIやスマホがすすみ、NVIDIAだけでなく、半導体メーカー
がじゃんじゃん半導体作るなら、味の素は全面的にABFを宣伝して
ガンガン強気投資すればいい・・・

って考えると、「イノベーションのジレンマがわかってない」
といわれてしまう。

半導体に投資する時代じゃないのだ!

もう、半導体はオワコンで、この先がないということは、
株やってる人は「うすうす」わかってる
ビジネスやアカデミックの人は「はっきり」わかってる。

AIやIoTにより、さらなる半導体の集積を求めても、
これ以上、半導体は集積できないのだ。

理由は、現在半導体の端子の間隔は2nmになろうとしているが、
これ以上縮めると、量子力学の世界と同じ現象が起こる。
つまり、電子がーから+(電流が+からー)に一方向に流れるのではなく、
電子が確率的に存在する(シュレーディンガーの猫)みたいな
状態になってしまう

さらに、発熱量も問題で、この発熱を逃す方法が問題。
発熱が逃せられないと、そんな半導体をスマホに入れたら
スマホが熱くなって持てなくなってしまう

そして、電気供給は、計算するときに動く電子の供給だけでなく、
この無駄な発熱のエネルギーも合わせて必要になる。
莫大なエネルギーが必要なのだ。

そんな半導体をスマホに使ったら、スマホが熱くなったうえに、
すぐにバッテリーなくなっちゃう。

使い物にならないのだ。



■ビジネス・アカデミックは半導体から、光回路技術へ

この問題を克服するため、ビジネスおよびアカデミックは、光回路技術にトレンドが流れている。光で送られてくる電気信号を光のまま計算する。こうすれば光処理なので、(電子が関与しないため)発熱しない。


野口先生の↑の記事で出て来たソニーや、(あんまり出てこなかったけど、イノベーションのジレンマで半導体負け組となった)インテルは、半導体がオワコンになった次の世界の、光による通信からコンピューター処理までを一貫して行うIOWN構想に参画している
2030年を目指しているから、もうすぐってこと。

実際、日本の防衛には、IOWN利用が考えられていることは、
このブログでたびたび取り上げている冥式ひのまりでも言っている↓

2024年春にも防衛省は、民間技術活用計画に、NTTの次世代通信基盤【IOWN】を想定。ミサイル攻撃情報の早期共有や電磁波を使った新作戦などに活用。
 



■国策に売りなし

さらに、情報処理学会のソフトウェア工学研究会に属している人は、
IPSJ-SIGSEの広報から、

文科省・JST 令和6年度戦略的創造研究推進事業の戦略目標の決定について 

っていう表題のメールが流れて来たと思うけど、ここにも、この光でコンピューティングする話が出てきている。

メールの一部・・・を引用すると、よくわかんなくなっちゃうから、大部分を引用すると(^^;)(以下太字が引用部分)

標記の件につきまして,SIGSE 会員の皆様にとっても重要な情報かと思われますので,お届けいたします.

 --------------------------------------------------------

  文部科学省より、令和6年度の戦略的創造研究推進事業の戦略目標に関してお知らせいたします。 本事業は、我が国が直面する重要課題の克服に向けて、新たな科学知識に基づく創造的・革新的技術の シーズの創出を目的としています。文科省は毎年、国内外の研究動向を踏まえた戦略目標を定めており、 JSTはこの戦略目標の下でCREST・さきがけ・ERATO・ACT-X等の各プログラムを運営します。

  このたび、令和6年度戦略目標の一つとして、 「持続可能な社会を支える光と情報・材料等の融合技術フロンティア開拓」が設定されました。 本戦略目標では、電子技術に依存した情報システムの限界を超えるため、光科学と情報科学、 材料科学などの英知を結集し、将来のグリーン情報システムの実現につながる革新的な知識・技術の 創出を目指します。詳細については下記ホームページをご覧ください。

 --------------------------------------------------------

つまり、光回路技術、IOWNは、
半導体によって引き起こした「電子技術に依存した情報システムの限界」に変わる
「将来のグリーン情報システムの実現につながる革新的な」国策技術なのだ。

株やってる人なら知ってる格言

「国策に売りなし」

もはや、半導体はオワコン、光回路技術(分野的には光電融合っていう)なのだ

※株は自己責任です。何を買うかは自分の責任なので、↑の話を信じないでね!
ってか、上記の物語は、エンターテインメントとして、ファンタジーとしてお楽しみください(ただし、言ってることは全部事実だけどね!)


※おまけ:ファンタジーの続き
味の素は、半導体生産を強化するのではなく、光電融合を強化しているみたい。


P.S 3月23日

NVIDIAがバブルという話を↓の人もしてたので、載せときます

【AIバブル崩壊の必然】マグニフィセント7の終わり/バブル崩壊のきっかけ/S&P500のダブルパンチ/米経済好調の源は巨大財政出動/ハイパーインフレの恐怖【エミン・ユルマズ(3月13日収録)】

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