DXにいくらかけるのが妥当か、つまり、DXのシステム代金として、いくらが妥当なのかって、誰も説明していないよね・・・
ってか、大学とかで習う、価格戦略って、霊感商法みたいな、
1万円のツボを100万円で売る価格戦略、セールス手法について説明してないんだよね…
ってか、大学とかで習う、価格戦略って、霊感商法みたいな、
1万円のツボを100万円で売る価格戦略、セールス手法について説明してないんだよね…
大学で習う価格戦略っていうのは、
価格の設定方法は大きく2つある。
(1)コストアップ法
その商品を作るのにかかる費用(=コスト)をすべて足し合わせ、
それに利益をプラスした値段を価格とする
(2)名前は不明:相場価格
市場で値段が形成されている場合、その値段に従う
これは、競合がいろいろ打っている場合、相場価格って決まるし、
「積算資料」みたいに、業界標準価格がどこかに書いてあったり、
法律で規制で決まっていたりする場合など、いろいろある。
とくに(1)の場合、費用は、変動費と固定費に分かれる。
この固定費(開発費や設備投資費など)を早く回収したい場合、
値段を高くする。これを上澄み吸収価格といい
逆に大量に売りたい場合、価格を安くする。これを市場浸透価格という
って習う、だけど、霊感商法の1万円のツボが100万円になるのは
(1)コストアップ法
原価1万円+加持祈祷料99万円?ってことはないだろうし、
原価1万円+加持祈祷料99万円?ってことはないだろうし、
(2)相場価格
いや、ツボそんなに高くないから・・・
で、どっちも当てはまらない。
いや、ツボそんなに高くないから・・・
で、どっちも当てはまらない。
こういうものは、別の価格設定があって、ツボに限らず、
高額商品、高額セミナー等に応用できる。
これらは実は、ある一定パターンの営業手法を使っていて、
DXも、その手法にのっとっている。
なので、DXは霊感商法と同じ価格戦略が使える。
(上記の(1)、(2)の価格戦略も使える)
で、その営業手法と価格戦略を書いてみる
以下、
(一般)というのが、一般的手法
(霊感)というのは、霊感商法(ツボ)で使う方法
(DX)というのは、DXで使う営業方法
としてしめします。
■営業手法
1.(一般)このままいくと大変!という事象を出してくる
(霊感)あなたの家は前世での因縁があり、このままでは早死にします
(DX)DXを取り入れにと、競争に負け、会社はつぶれます
2.(一般)で、この商品を買うと、その大変な問題が避けられます。
(霊感)そこで、このツボを買うと、その因縁が取り除けます
(DX)DXを導入すると、競争に打ち勝ち、会社を存続できます
3.(一般)商品を手に入れると、どんなメリットがあるかを強調する
→中身については詳しく説明しない。メリットを享受した事例を出してくる
(中身を説明すると、値段をコストアップ法や相場価格で想像されてしまうため)
(霊感)ツボを買って因縁がなくなった人の紹介や、宗教の場合、信仰告白など
→ツボに対して行う加持祈祷の内容は説明しない
(DX)DXを導入するとこんなにメリットが!というのを事例で説明
→開発の中身を説明すると情シスで作られたりするので、あまり説明しない
4.(一般)比較対象を出し、これに比べたら、この費用で長前うのはお買い得!という
価格を提示する
→ちょっと痛みはあるが、その人が払える金額を提示する←価格戦略
(霊感)車よりおばあちゃんのほうが大切ですよね。
車に100万円出すのであれば、おばあちゃんのために、このツボ100万で買うのは
安くないですか?
→100万はちょっと痛みはあるが、その人が払える金額
(DX)DXを導入しないと、会社潰れちゃいますよね。
●●億円はらえば、DXを導入できて、会社が存続できるんだから、そっち
のほうはお安くないですか?
→●●億円は意思決定者が決済できる最高に近い金額にする
■DXの他の価格戦略
DXは理屈上、ほかの方法でも価格が算定できる
(1)コストアップ法
開発内容が規定できるならば、その開発にどれくらいの工数がかかるか見積もって金額を出すことができる。
…が、営業段階では、開発するものが決まってないので、それに対する工数は見積れない。なので、この手法は使えない
(2)相場価格
DXを導入することによって上がる売上高X売り上げに対する平均的なシステム予算比率をDXの経費とするもの。
例えば1億円売り上げをアップするシステムで5年で償却するとなると、
システム導入による償却までの累積売り上げアップ高は1億X5年=5億
システム予算は、売り上げの2%程度かな?2%とすると、
5億X2%=1000万かけるのが妥当
・・・なんだけど、この金額は低いので、上記のような営業をかけて、高いお金をぶんどるという形なんでしょうか?